もう今年は書けないと言いながら・・・書いてますね。
今日で我が社は御用納め・・・・(商社部門は明日までですけど・・・)
一月も全く暇がありません。
「結婚しない鉄道員」(仮題68)
コロボックルの長老が話ししているのを、ほぼ黙って聞いていた竹夫だったが、ボソッと尋ねた。
「この土地がコロボックルのものだっていうのは分かりましたが、なぜ発展しようとするものを邪魔するんですか?」
それが竹夫たちの調査目的だった。
「じゃから言っておるではないか・・・・ここは聖地・・・これ以上の人間が入ってきてはならぬ。」
長老は、体に似合わぬほどの大きな声で怒鳴り返した。
「聖域には誰も入ってはならぬのじゃ。」
今度は少し声を落とした。
「それじゃ、なんでコロボックルはいいんですか?」
「コロボックルの任務は、この聖域を守ることじゃからな。」
しばしにらみ合いが続いた。
「おかしくないですか?・・・・聖地といっても維持費はかかるでしょうに。・・・その維持費はどこからねん出するのですか?」
「維持する必要はない・・・・自然のままにしておけばいいのじゃ。」
「この前の事件も、そのためなんですか?」
事件・・・それは縄文遺跡の世界遺産登録の話しだが・・・・なぜか北海道と青森県の多き場年だけの登録の予定で・・・・重要であると思われるこの半島の「二枚橋遺跡」は外れている。
つまり北海道からこの半島を通り越してほかの町へ・・・遺産登録を目指しているのだが、これもどうやらコロボックルが関与しているように思える。
「二枚橋遺跡」は縄文遺跡と弥生遺跡が連続して存在していて・・・・それこそこんな遺跡はなかなかないと思われる。
「もちろんじゃ・・・・縄文人と弥生人がどうつながっているかなど・・・・問題ではない。」
つまり・・・「町おこし」したい現代人と、コロボックルとは・・・・・そもそも考えかたが違うのだ。
「とにかく・・・・この半島には、観光客などいらぬのじゃ。」
そういうと・・・コロボックルたちの姿が消えてしまった。
竹夫は、神様のところに早急に行かねばと考えていた。
Calendar
Comments