眠れるって幸せだね・・・・
今朝は8時間も寝ちゃって、気が付いたら7時過ぎてました。
「結婚しない鉄道員」(仮題75)
「でも・・・あの女性・・・・俺、どこかであったことあるな?」
桃太郎がポツンと言った。
「え?どこどこ?・・・今、会ったことないっていったばかりなのに・・・」
金太郎の言葉に・・・桃太郎は少し考えていた。
「あの女性って・・・私と一緒に蠣崎に行った女性のことですよね?」
竹夫は桃太郎の返事を、息をころして待った。
「ああ・・・でもどこだったかな?・・・思い出せねえや。」
すぐに桃太郎はあきらめてしまったが・・・・竹夫には一つの考えを持っていた。
「鬼が島に鬼退治に行ったときじゃないですか?」
「鬼が島って・・・だいぶ昔のことだよ。・・・あの女がいるわけがないじゃないか。」
「でも、あなた方は時空を超えることのできるおとぎ話の主人公・・・もしかしたら鬼だってそうでしょうから・・・・その鬼の中にいたってことはありませんか?」
「あの女性・・・鬼だったのか?」
「いや、鬼じゃありませんけど・・・・」
介護施設の地下訓練所では、「鬼教官」と呼ばれていることはあったが、間違いなく人間である・・・・はずだ。
「あの鬼が島にいたかな?」
「似ている女性じゃなかったですか?」
竹夫は・・・・もしかしたら鬼に誘拐されたというKの姉ではないかと推測していた。
Kの姉妹なら、似ていてもおかしくない。
「鬼が島に・・・・あの女性と似た人が?・・・そうかもしれないな?」
桃太郎は否定も肯定もしなかった。
明日は・・・恐山に行って、神様に尋ねてみよう。
心に決めた竹夫だった。
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