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「魔法の木」も、あと少しで終わりますよね・・・

少しさびしい気もしますが、いつかは終わらなくちゃ。

次の「クリスマスとかさ地蔵」を書いたら、しばらくの間・・・「小説もどき」はお休みにします。

だって以前・・・なんでも書いてみようと思って「官能小説もどき」を書いてみたら・・・読者の子供たちが一斉に消えちゃったんですもの。

そして・・・子供たちが消えたのもショックでしたが、それよりも「官能小説もどき」を書くだけの素養も経験もないんですから・・・ああいうのってやっぱり多少の経験がないと書けないもんなんですね。

とちゅう挫折しちゃいました。

年末だし・・・忙しいから日記だけを書こうと思ってます。



「魔法の木」その74

今日も宴会毎日宴会・・・これでええんかい!


昨日ね・・・このお話の中で「ノブ」を「豚の妖怪」にしたんですけどね・・・ほんとはここで一言いいたかったんですよ。


昔オリンピックの水泳で金メダルを取った「田口信孝」っていう選手がいたでしょ?


あの「優勝」したときの電光掲示板・・・


「TAGUCHI NOBUTA」ってあったんですよ。


「KA」が抜けてたんですけど・・・・「田口の豚」って読めちゃったりして・・・・・


水泳選手のわりに、どこかポチャッとした選手でしたけどね・・・



「ザウラブダグ」が「地獄の妖怪」たちを倒し、ハッと気付いて「お姫様の塔」に向かったとき、「お姫様」の部屋では「お姫様」と「ジッリマンノ」のお見合いが始まるところでした。


「ピンク」から「ジッリマンノ」のことをどう思うか質問された「お姫様の人形」でしたが・・・・なんとなく考えている様子に思えました。


そして出た答え・・・・・「この人・・・他に好きな人がいるわ・・・・」


「ピンク」はその答えを聞いて一瞬、言葉に詰まりました。


「どうした?・・お姫様はなんと言ったのじゃ?」


「太陽の魔法使い」は、焦って聞きました。


「ジッリマンノ様には・・・他に・・・好きな方がいらっしゃると。。。」


「ピンク」は呆然として答えました。


その言葉を聞くと、「太陽の魔法使い」は言葉を失い・・・「ジッリマンノ」自身もガクッと膝を落として座り込み・・・・独白し始めたのです。


「確かにわたしには好きな女性がいます・・・・でも、今どうしているのか・・・・結婚の約束をしたこともなければ、好きだということも伝えていません・・・私の叔父に結婚を迫られていましたから、もしかしたら結婚してしまったかもしれないし・・・でも、・・・わたしには忘れられないんです。」


そう言って涙をぽろぽろとこぼしたのです。


「何でそのことを早く言わないんじゃ!」


「太陽の魔法使い」は地団太ふんで悔しがりました。


だって、せっかくここまで来たのです。・・・今失敗すればこの次にうまくいくという保障はありません。


「どうすればいいんじゃ・・・・」


「太陽の魔法使い」は頭を抱え込みましたが、いまさらどうしようもありません。


そのとき「サキ」から連絡が入りました。


「お見合いはうまくいったのですか?・・・もしうまくいったんならようやくバリアの弱い部分を見つけたのです・・・破壊していいですか?」


ここで、バリアを破壊すれば、太陽の光が入り込み、「ザウラブダグ城」は溶けてなくなるのです。


「もうちょっと待ってくれ!・・・」


「ノブ」はあわてて、「サキ」に連絡します。


「どうすればいいですか?・・・一時撤退しますか?!」


「ノブ」は「太陽の魔法使い」に相談を持ちかけました。


そのとき、外ではようやくここへ到着した「ザウラブダグ」が声を荒げていました。


「衛兵はどうした?・・・誰もおらんのか!!」


そうなんです・・・妖怪兵士たちは、「地獄の妖怪」たちが「ザウラブダグ」を滅ぼし、ここへ戻ってきて、自分たちが食べられると思い、逃げ出してしまったのです。


「ザウラブダグ」に、今ついてきたのも、30匹の「動物妖怪」と「地獄妖怪」の生き残り、「コアクンガ」だけでした。


もちろん、「ゴリラの妖怪」に化けた「モルトス」も中にいました。


「オイゴリラ・・・・先ほどの活躍は見事だった。・・・お前を俺の副官にする・・・姫の部屋の様子を確認して来い」


そう命じられた「モルトス」は、階段を上ってきたのでした。


「おいどうしよう」


「太陽の魔法使い」は「ノブ」に相談します。


「どうするったって・・・」


そのときドアが開き、「モルトス」が「ノブ」たちを確認すると・・・「モルトス」はすぐにドアを閉め、「ザウラブダグ」の方向を向いて・・・・


「誰も姫の部屋にはおりません」と言ったのです。


だけれども、「地獄の妖怪」・・「コアクンガ」の鼻はごまかしきれませんでした。


「待て!・・・・中から人間の匂いがするぞ」


先ほどは風も強かったので人間の匂いは消されていたのですが、今はごまかしきれないようです。


「さっきもおかしいなと思ってたんだ・・・・ザウラブダグの手下にお前のような強いやつはいないはずだ」


そう言うと「コアクンガ」は階段を駆け上ってきたのでした。


「ノブ・・・俺はそんなに長い時間持ちこたえられんぞ!」


そう叫ぶと「モルトス」は玄関のドアにぴたっと張り付き、何人たりとも近づけないという強い信念で身構えました。


「コアクンガ」と刺し違えるつもりのようです。


部屋の中ではみんな困っていました。


「わたしがモルトスと一緒にガードしよう・・・何とかジッリマンノに結婚の約束をさせキスさせるのじゃ!」


「太陽の魔法使い」は覚悟を決めて外へ出て行きました。


そのとき、「ピンク」が・・・・「ちょっと待って・・・姫が何か言ってる?」


そう言ったのです。


「ノブ・・・このお姫様・・・・ジッリマンノのように他の女性が好きだという人とは結婚しないそうよ・・・それよりもノブ・・・あなたと結婚したいって」


「え?・・・姫がそんなことを?」


「ノブ」は驚いたように話しましたが・・・・すぐに・・・・


「実は僕も、お姫様が好きなようなんだ」


ノブは人間だったころのお姫様はもちろん見たことはありません。


でも、人形の「お姫様」を最初見たときに・・・なぜか自分が一番このお姫様にはふさわしいんじゃないか・・・と思ったようでした。


「僕、お姫様と結婚するよ!」


今度は「ピンク」があわてました。


「でも、あなたは魔法使いなのよ・・・お姫様と結婚なんかできないわ!」


「僕は魔法使いをやめるんだ・・・そしてお姫様と結婚するよ」


ノブはそう言うと、思いっきり「お姫様の人形」を抱きしめてキスをしました。


「はじめてのキス」・・・上手とはいえませんが、とてもとても情熱的な「キス」でした。


するとどうでしょう・・・・


「ノブ」と「お姫様の人形」が突然、まばゆいばかりに輝き始めたのです。


そして・・・・・・


その輝きがおさまると・・・・そこには抱き合っている「ノブ」と「人間に戻ったお姫様」がいたのです。


「ワアーッ!!!!」


ちょうど同じとき、外では「緑」の昆虫軍と、「冬の魔法使い」、「西の魔法使い」が連れてきた「スノーホワイトの兵士が、「ザウラブダグの妖怪兵士」と戦闘を開始しました。


天頂からは「サキ」が、「ザウラブダグ」目指して一直線で飛び込んできます。


「モルトス」はというと、「コアクンガ」と熾烈な戦いを繰り広げています。


「ノブ・・・あなたはもう魔法使いじゃないんだから、急いで逃げるのよ・・・ここにいては危険だわ!」


「ピンク」は、「ノブとお姫様」・・・そして「ジッリマンノ」を逃がすための努力をしていました。


「サキ」がバリアの一番弱いところを破壊したのでしょう・・・「ザウラブダグ城」が徐々に溶け始めています。


そして・・・同じく太陽の光に弱い「コアクンガ」が弱り始めていました。



つづく






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Last updated  2016.11.20 21:02:31
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