このブログの中で一番読まれた記事・・・気になって調べてみたら・・・この日記を読んだ人が2000人いた。
そこで、急遽載せることにしたのだが、なぜいちばん読まれたのかわからない。
平安時代から話を始めよう。
皆さんは「左大臣」「右大臣」…どちらの位が上かご存知だろうか?
面倒なので直ぐ答えよう。
「左大臣」が上位である。
歌舞伎等の「舞台」で「上手」と言われれのはどちらだろうか?
客席から見ると、「右」ということになるが…「上手・下手」という言葉を必要としているのは、舞台に乗っている俳優…
彼らから見ると、「左」が「上手」なのである。
だから、落語を見るとよくわかるのだが、噺家は目上の者に話しかけるしぐさの時は「左」を向き、目下の者へは「右」を向く。
これは余談であるが、この「上手・下手」は「表彰式」と「感謝状贈呈式」の違いで立ち位置が変わってくる。
「表彰式」は「あなたを誉めるんだ」っていう立場から贈呈者が「上手」となるが、「感謝状」の場合、「あなたのおかげでうまくいった。ありがとう」っていう立場で贈呈するのだから、贈呈者は「下手」にいるべきである。
これら「左」が上という考え方は道教・儒教の教えだから、日本のみならず中国・韓国…アジア全域に広がっている。
「おいおい、それじゃインドはどうなんだい?…インドもアジアだけど、左手は不浄の手っていうじゃないか!」
これはインドの人の人種が「アーリア人種」
つまり彼らは、ヨーロッパの白人と同じ人種なのである。
色は黒く見えるが、あの目鼻立ちは明らかに白人なのである。
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