日本語で話そう

December 1, 2013
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カテゴリ: シンガポール



タクシーは途中オーチャードの繁華街を通過するが混雑を少し避けて曲がった。地下鉄は渋滞が無いが、モグラのように地下を通る。初めてその街を訪れる時、バスやタクシーから見える街の様子は、人々の様子が見られて、私は好きだ。乗っている間に地理も頭に入れられる。
幸いシンガポールはタクシーが安い。

到着したのはリトルインディアの入り口、市場やホーカー(屋台兼フードコート)などが有る複合施設テッカセンター。

タクシーを降りるといきなりウェットマーケット。魚売り場。その名の通り足元は水浸しだ。
まずいことに、イスラム寺院に行く場合を考えて、なるべく露出が無いようにその日はパンツスタイル。おまけにそのパンツ裾が少し解れていたのを忘れていた。

ズボンのすそを濡れないように、抓みながら滑らないように歩く。

しかし目はらんらん。
ウサギは外国の市場が大好きなのである。
買いもの天国。
だけどブランドを買いあさるのは好きじゃない。もともとブランド品は似合わないから。
そこに住む人の生活が溢れているマーケットは大好きで、街の人に交じってちょこっとしたものを買うのは大好きだ。
お店の人とのやり取りも大好きだ。



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蟹が溢れている魚売り場を通り過ぎて、見たこともないような果物や食用バナナの花などがぶら下がっている果物売り場を通り抜けると、屋根が無くなった場所にホーカーが現れ、たくさんの人々がそれぞれの屋台から好きなものを買って食べていた。

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それぞれの屋台には、シンガポールお墨付きのランクが張り出されている。そのあたりは「B」が多い。うーんだけど・・・。だいじょうぶかなあ。たぶんトモちゃんがいなければここでは食べないだろうなあ。←想像にお任せ。


マレー料理やインドネシア料理の店には「ハラール」の印が有る。
何にしようかな。
私たちはインド料理の屋台で、カレーとタンドリーチキンを頼んだ。ナンはその場で甕の中で焼いてくれる。頼むのは会計係のトモちゃん。
シンガポール空港到着時、お金を両替えした後、2人でお金を出し合って、2人のものは共同会計にしたのだ。会計がトモちゃんなので、ウサギは楽ちん。
「あれが食べたい」と言うだけでいいのだ。
ジュースだってお金をもらって買ってくる。親にお金をもらう子供の心境。

その代り、道を聞く時はウサギが訪ねる係り。
おばちゃんは何の恥じらいもなく道を聞けるのであった。

インド、インドネシアなどはヒンズーでもイスラムでも、右手でご飯をおかずと混ぜて食べる。だからか、ホーカーには手洗い場が有るのはありがたい。

食事をしていると、屋台は、お祈りの時間だろうか、その日の売り上げ目標に達したからだろうか、訳は分からないが、まだお客がいるのに、次々シャッターを降ろして閉店して行った。



センターの2階は色とりどりのインドの服やサリーの生地を売っているお店の集合体。
ところどころに、ミシンで注文の服を縫っている小さな縫製屋さんが何軒か入っている。
私の解れかけたズボンの裾、縫ってもらおうかな、と思ったが、それには脱がなければいけない。考えていると、そういう場所柄、針やボタンを売っている店が有ったので針と糸、安全ピンを買った。

店のおじさん、全部まとめて新聞紙にくるくると包んでくれた。

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テッカセンターを出るとリトルインディアの街の探検。
次はテッカセンターより高級なサリーの生地を売ってる店や、パシュミナのショールや手作りのものを売っているインディアアーケードへ向かった。





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Last updated  December 3, 2013 08:11:29 PM
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