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Oct 27, 2009

ふることのふみ１のつづき

国之常立（くにとこたち）の神、そして豊雲野（とよくもの）の神のお生まれになられたお話に続きます～。

この後から、はじめて性別のある神がお生まれになられてきます。

まず、宇比地邇（ういじに）と妻の須比智邇（すいちに）のご夫婦が現れて、砂や泥を御生みになられ、その砂や泥を宇宙の星雲に投げ、星ぼしの種を作りました。

角ぐい（つのぐい）と妻の活ぐい（いくぐい）のご夫婦が現れて、杭を生んで柵を造りました。

意富斗野地（おほとのじ）と、妻の大斗乃弁（おほとのべ）のご夫婦が現れて、門や戸を作りました。

於母陀流（おもだる）と妻の阿夜訶古泥（あやかしこね）のご夫婦が現れて、男根と女陰をつかさどり、生産と豊穣の管理をしました。

それから、伊耶那岐（いざなぎ）、妻の伊耶那美（いざなみ）のご夫婦が現れました。

ここまでの七柱の神々のことを、神世七代（かみよななよ）と言いまして、高天原（たかあまはら）の誕生にとても重要な役目を果たされた神々でした。

＊　・　＊　・＊　・＊　・　＊　・　＊

伊耶那岐（いざなぎ）、妻の伊耶那美（いざなみ）の神々は

日本の神話の物語の一番古く描かれてきていますね。

この後は、このお二柱の神々の物語がしばらくつづきます。

天照大御神のご登場はこの後です～。

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