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母の友

(5)

テーマ：子育てにじわ～っと効く本たち(24)

カテゴリ：本のおはなし

知る人ぞ知る、福〇館書店の誇るロングセラー月刊誌で
今年の４月から購読申し込みをしました。
なんでも今年で創刊５０年とか？！

実は次女が出来てから、長女のやんちゃがなかなかに手ごわいので
ちょっぴり子育てに自信がなくなって落ち込む日が続いてたいたのです。

そんな折、長女の通ってる保育園のお知らせプリントのなかに
図書の申し込みも兼ねた広告がはいっており
ぱっと目に飛び込んできました。

「幼い子を持つおかあさん、おとうさんに。
子どもにかかわるすべての人に。」

というのがこの本の推薦文として添えられてて
なんだかとっても頼もしく思え妙に惹かれたのでした。

読んでみてビックリ！！
実際、ワタシのイラチーでささくれた心にどくどく水が染み込んでいくかのような効果がありました。
本だとまとまった時間で一気に読みたいのが人情ってやつですが、
子育て、とりわけベイビーがいるとなるとそれもなかなかムズカシイ；
この手の雑誌だとあちこちどこでもぱらりと部分部分に読み始めることが出来るというのが
今のワタシのライフスタイルに合っておりよかったみたいです。

肝心の中身ですが、毎回特集やカルチャーページにタイムリーな内容が網羅されており、
読み応えがあって素晴らしいんですよ、これが。

なかでも楽しみなのが【Essay　新・女のせりふ。】
たったの１ページしかない短いエッセイなのですが、
３号しか読んでないけど毎回ピキーーーンと心に刺さるものがあるんです.

５月号の特集、「子どものウソをどう受けとめる？」
（子育てされてる方なら、このテーマで少なからず悩まれたことあるのでは？？）
が最高によかったのでご紹介しておきますと

神世の昔話、アダムのりんごや天照大神から2003年のイラク戦争の大量破壊兵器まで、
古今東西ウソがまかり通る人間の歴史をひも解くところから始まって
各界知識人４人が座談会方式で自分の経験を交えつつ
ウソをいくつもの切り口で読ませてくれるあたり
ぱーっと鱗が眼から落ちるようでした.

最終的にはウソ十か条なる提言まであったりして。
本当に面白かった！！

なかでも
「ウソとは本当のことを見えにくくする煙幕をはるウソと、ひっくり返してしまって本当のことを見えやすくするウソがある。」
これって名文だと思いましたですよ！

「うそは泥棒のはじまりです。」
「うそはついちゃいけません。」
昔から言い継がれてきたフレーズですが
現実を見渡してみればウソが横行する世の中。
このような一言で一刀両断で片付けられない現実があるわけで。

故に、
ウソの倫理を身に付ける＝横行する権力者のウソを見破るために
ウソは学校で、また家庭においても教えねばならない。
（↑：十か条より抜粋。全部紹介したいけどとりあえず一つだけ）
ナルホドー。
と独り感慨にふけってしまったのでした。

そうそう、もう一つこの手の雑誌のいいところがあったわ。
読者の投稿欄、これが異年齢層で多方面に渡るから視野も広がるし
なんだか励まされたりするんですよ。

ワタシにとっては本当に
子育てにじわ～っとくる 雑誌との出会い！だったので
まるで福〇館の宣伝みたいだけどご紹介しました～。

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Last updated Jun 10, 2004 04:43:28 PM
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■コメント

Re:母の友(06/10)

トーベのミーさん

元気ですか？

ほ～んにそんな本があるのだね～。いろんな生活のシチュエーションにあった本は確かにありがたく、時にイイ友人にもなってくれると思います。

最近、映画の雑誌も多いけど仕事の関係で「東洋経済」読まされた、、、おもしろいとこもあったけど。。うう。 (Jun 10, 2004 11:26:38 PM)

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Re[1]:母の友(06/10)

chihaya-M さん

トーベのミーさん
＞元気ですか？
ちょっとしばらくめりこんだりもしましたが
今はかなり上昇してきました。
せまくちっこい考えに勝手に囚われていた感もありましたが；(　~　_　~　;　)

職業婦人から遠ざかり縮こまってるのがいけないのだわ、きっと。

＞最近、映画の雑誌も多いけど仕事の関係で「東洋経済」読まされた、、、おもしろいとこもあったけど。。うう。
-----
なんだかむずかしそーーー
経済のしくみが未だにピンとこない社会人不適合者なので先頃企業年金の新体系移行で届いた書類一つとっても
確定拠出年金の投資型商品とか何回よんでもグラフとか見ても
仕組みがぜんずぇーーーーん頭に入ってこなくて、
結局言葉のなじみ具合を元に感で組み合わせて申し込みました；
むー。
こんなんでいいのか＞ワタシ (Jun 11, 2004 04:16:13 PM)

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Re:母の友(06/10)

catfrog さん

○音○って、絵本業界ではかなり高レベルを保っている、と評判ですよね。子供向けの良質な本を作っているという。

業界的に薄給が多い中、全体的に待遇もいいらしく、作家のフォローアップ体制も万全らしいです。
その余裕が良質な作品を作るのかもしれませんね。
私も宣伝みたいですが、、。 (Jun 15, 2004 01:00:19 PM)

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Re[2]:母の友(06/10)

トーベのミーさん

chihaya-Mさん

忙しいときはダメダメですよ、男も女も～。社会がどーなってんのか全然わかんなくなりますもん。

時間があってもママならないこと多いし。

良い生活のバイオリズムって奴を考えます。
正解なんかないんだろうけどな～。

うう、おもしろいマンガ読みて～。

(Jun 16, 2004 02:40:44 AM)

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Re[1]:母の友(06/10)

chihaya-M さん

catfrogどの
おひさしぶりですー！！！
リアクションが遅くてすみませぬ、、、

＞業界的に薄給が多い中、全体的に待遇もいいらしく、作家のフォローアップ体制も万全らしいです。
＞その余裕が良質な作品を作るのかもしれませんね。
＞私も宣伝みたいですが、、。
-----
おおーそうなのですかー
さすが業界通ですね！

つけくわえると、この雑誌、結構映画の話とかからめてることが多くて、
７月号の「ニモの真実」っていうエッセイもおもしろかったんですよー
（ぁ、これ面白かったから今日の日記に続をかこうっと。）
ではまた遊びに参りますね～
(Jun 21, 2004 02:23:05 PM)

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