建てたぞ！二世帯住宅

幕板って？

　先日の打ち合わせで、軒天・破風・鼻隠し・幕板の色決めがありました。　こういう家の細かい部所に関してはまったく知識がないため、「へえ～、そういうところも一つひとつ色合わせするんだ～」と最初は関心して聞いていましたが、よく考えてみると色を決めるってことは塗るってこと？　朝読んだpukuさんの日記を思い出しました。 ･･･塗装する＝メンテナンスが必要･･･。 ･･･せっかくメンテナンスが要らないように、外壁を目地なしのタイルと、マイクロガードつきの１６ｍｍサイディングにしたのに、軒天・破風と幕板のためだけに足場を組んで塗装するなんてモッタイナイ！（塗装って足場代が高いんですよ！）　「現地塗装品だとメンテナンスが必要なので、メンテナンスがいらないようなものに変えることはできますか？」　「今日なら間に合いますよ」　よかった～！　結局、鼻隠し・破風は寄棟でほとんどが雨樋で隠れるし、軒天も屋根が出ていてそんなに傷まないだろうということで契約見積書通り、現地塗装。　雨や日光に直接さらされる幕板を、外壁サイディングと同じマイクロガードの塗装品にしてもらいました。これは中まで同じ色なので、もし損傷しても、目立たないそうです。　幕板というのは、外壁タイルとサイディング部分の境目によくある、「帯」みたいなもの。塗装して一番傷みやすいのは、日焼けする南側と西側だそうです。　タイルより少し濃い目で、びしっと締まる色にしました。ニチハアウティＧＬシリーズの幕板で、色はラフティＭＧマローネという黒に近いこげ茶色です。　価格は無塗装品より少し高いけど、その分、塗装代は要らないので、変更なしでおさまりました～！（塗装品は色の種類が限られるから、設計士さんはほんとうは無塗装品にタイルに合った色のツルツルした塗装をしたかったみたいだけど～。この塗装品は表面がざらざらしています）。　私の職場の人は、１Ｆと２Ｆを違う色のサイディングで貼り分けたけど、幕板はつけなかったそうです。「やっぱり幕板がないと締まらないわ～」と言っていました。　　軒天・破風は、１Ｆ部分は赤めのタイルとタイルの間なので、茶色に近いグレー、２Ｆ部分は白いサイディングの上なので、白っぽい色に塗ってもらいます。