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t-nik0618さんのブログで紹介のあった、展示を見に行ってきた。「PROJECTS 25 SPACES」、「PROJECTS 25 OBJECTS」が、それ。どう表現すればいいのだろうか、・・・・建物内部(空間)のデザインと、物体(小物)のデザイン、と言えばいいのだろうか。画像は「blown-fabric」と題した、 不燃布を「吹きガラス」のように成形した提灯。場所は六本木。展示内容はもとより、展示方法に感心しきりだった。若い人の都会的センスに触れることができ、都会の刺激に遊ばせてもらった。新鮮な時間だった!
2011.12.16
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先日のサマージャス、会場の一部でペンライトが振られていた。ザッと見、3ヶ所。中には、工事現場で交通整理をしているよな大きなものもある(←ちとオーバー)すぐ傍ではなかったので、さほど気にならなかったが、その周囲の人、特に、後ろの人は気になったに違いない。何回か、若者の過激なコンサートに行ったことがあるので、ペンライトの使用はコンサート参加の一手段と思っていたが、大人のジャズの会場でペンライトを振られたのでは、折角のコンサートが台無しだ。いい歳をして、後方に迷惑をかけることがわからないのだろうか。自分ひとりでコンサートを聴いているつもりなのか、私の数列前・・・・いや、10列前でも・・・私なら止めさせただろう。「携帯電話の電源を切れ、録音するな、デジカメするな」と言う前に、主催者は、ペンライト禁止のアナウンスをすべきだ。
2011.07.29
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サマージャズなるものを聴いた。ブルースカイオーケストラを中心に、雪村いづみ(一太郎は「雪村」を変換しない!)、ジャミン・セブなどが共演するステージだ。俳句風に解釈すると、「サマージャズ」と言うからには、ジャズは夏以外の季節のものという感じがするが、ジャズに季節はあるのだろうか・・・いやいや、そんな話ではなく、ブルースカイオーケストラのことだ。ブルースカイオーケストラは15人編成のフルバンド。ビッグバンドとかスイングバンドと言われるバンドのひとつだが、最近はこのような大きなバンドを耳にしなくなった。ご多分にもれず、ブルースカイオーケストラでも、メンバーの高齢化が問題のようである。ここの最高齢者は80歳を超すといい、髪の毛の薄くなった人も数人いる。で、メンバーは、単なるオーケストラのメンバーではないようだ。メンバーを雇い入れて、毎月給料を払い続けられるような仕事はないので、必要な時だけブルースカイオーケストラとしてメンバーが集まるだけで、普段は他のバンドに行っていたり、ソロをしたり、畑仕事をしているようだ。スマイリー小原、原信夫、見砂直照・・・・どうしているのだろう?
2011.07.27
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国会議事堂があるのは、千代田区永田町。すると、国会の所在地は、永田町1-1-1に違いない、と思った。が、調べてみるもので、永田町1-1-1は国会議事堂でなく、憲政記念館と出てきた。憲政記念館とは何ものだ?ということで、足を運んだ案内書によると、「国会の組織や運営などを資料や映像によってわかりやすく紹介するとともに、憲政の歴史や憲政功労者に関係のある資料を収集して常時展示するほか特別展などを開催しています」とある。憲政とは、憲法に従って政治を行うこと。すなわち、現代民主主義のこと。黒船来襲、廃藩置県、大政奉還、参政権の拡大、政党の変遷、などが紹介されている。私の年代、というのだろうか・・・日本全体の傾向というのだろうか、この時期の歴史をしっかりと学んでいないので、すごい新鮮な感じで観覧でき、目からウロコの連続状態だった。震災から4ヶ月が過ぎたというのに、国会はいまも足の引っ張り合い。アホな国会議員に憲政記念館を見学して欲しいものである。
2011.07.19
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「噺家ひとすじ六十年」と題した落語会を聴きに行った。出演者は、ひとすじ六十年の桂歌丸のほか、三遊亭小遊三、三遊亭円楽、林家たい平など。たしか、歌丸さんは、14歳の時から落語をしていると言っていたから、現在75歳。日本TVの笑点に初回から出演しているのは彼だけだと言うが、私が学生だった頃もおじいさんだったような記憶がある。笑点ではいい加減なキャラクターを見せるメンバーだが、さすがに、落語会となれば素晴らしい落語を語る。 (落語は、「語る」でいいんだっけ?)で、画像は「お土産」。お土産と言っても、誰かが好意で用意してくれたのではない。お土産付の座席(切符)を買うと、お土産が付いてくるのだ。相撲の枡席のお土産に似ているかもしれない。座席の値段から逆算すると、お土産は2千円弱と思われる。中身は、扇子、手ぬぐい、湯呑み、饅頭、の4点。以前ならいずれも必要のない品だが、この時期、扇子は使ってみようという気になった。
2011.07.08
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先週末、ブラームスの「レクイエム」を聴いた。私は、レクイエムって何? という門外漢なのだが、あの子やこの子とともに聞きに行った。例によって、ここでも、大震災被災者支援とある。私としては、もういいよ・・・という感じだったが、レクイム演奏前に「全員黙祷」があった。「レクイエムは鎮魂歌。未曾有の災害に遭われた方への鎮魂歌として演奏する」とのこと。このプロンプターによる邦訳では、歌詞の内容は主をたたえる内容だが、「人々には今を変えていく力がある」という意味が込められているようだ。で、コンサートの最後に、合唱団と会場の全員で、「ふるさと」の合唱があった。 うさぎ追いし かの山 小鮒釣りし かの川 ・・・という、歌い出し。過日、被災地の避難所に本を届ける時に見た瓦礫の山を思い出し、涙が止まらなくなった。日本人のレクイエムは、「ふるさと」かもしれない。
2011.06.28
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四谷交差点(新宿区)に面した所に、消防博物館がある。「入場無料」に引かれて、入ってみた。以前は消防署だった所なのかもしれない。10フロアのうち8フロアが展示関係となっている。指示に従って、エレベーターで5階へ上がり、そこから下りながら観覧した。5階は「江戸の火消し」。火消しが用いた纒(まとい)などが展示されているが、小学生にこれを見せていかなる効果があるのだろうか、と思う。ま、それが博物館の使命であることは分かるが、江戸中の纒を全部揃えてみせることはないように思えた。また、古い形の消防車も展示されているが、単なるクラシックカーの展示場のようで どの程度の能力があったのか、 最新の消防車とどこが違うのか、 購入費用はいくらだったのか、など、知りたいことが掲示されていないのが残念である。
2011.06.18
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国会議事堂の近くに、「日本水準原点」というのがある。日本水準原点とは、日本の土地の標高を決めるための基準点。1891年(明治24年)に設置されたという。この建物の中に、基準点を示した水晶板があるという。基準点の標高は、24.4140メートル。1873年(明治6年)から東京湾の潮位を観測し続けて、平均海面を出し、この地点の標高を出したという。ここを基に日本全国の標高を出していったとのことだが、120年も前に基準点を設けようとした人達の考えに頭が下がる。この頃の日本はがんばっていたんだと思う。それにつけても、近くの国会では・・・おっとぉ~ 愚痴はよそう。
2011.06.07
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参議院のHPから再び、国会見学のことから。国会議事堂の中央広間の四隅には、板垣退助、大隈重信、伊藤博文の銅像がある。全身の像なので、胴像でなく、銅像である。いずれも、議会政治の基礎を作るために功労のあった政治家である。板垣退助は明治の初めに国会の開設を求め自由民権運動を起こし、日本で最初の政党である自由党の党首をつとめた人物。大隈重信は日本で最初の政党内閣の総理大臣で、立憲改進党の党首として議会政治確立のため活動した人物。伊藤博文は日本で最初の内閣総理大臣であり、初代の貴族院議長。大日本帝国憲法の起草の中心的役割を果たした人物。これらの銅像は、昭和13年(1938年)に大日本帝国憲法発布50年を記念して作られたもので、広間の4隅に一体ずつある。4隅に一体ずつ、ということは、銅像がない隅があるということでり、そこには、銅像が乗っていない台座がある。昭和13年の総理大臣は近衛文麿。近衛が4番目の銅像になろうとしたのかは分からないが、案内者は「政治に完成はないから、未完の象徴という意味もある」と言っていた。国会は烏合の衆が騒いでいるところかと思ったが、その歴史には奥深いところがあることを知った。
2011.05.31
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国会見学をした。国会見学が「博物・展示・音楽会」のカテゴリーでいいのか、という疑問がないではないが、ま、そんな感じの見学だった。この歳になって、初めての国会見学だった(と思う)。小学生の時、都内の学校だったので、都内見学があって、国会見学をしたような、しなかったような記憶だが、確かではない。今回は、某議員の紹介。見学者は3人だけ。議員会館の議員室1枚、という連絡票を貸与され、各所をフリーパスで見学させていただいた。上は、普段目にしない角度からの国会議事堂。中は、衆議院本会議場天上のステンドグラス。下は、議員会館食堂の、焼きサバ寿司(800円)。現国会は足踏み状態。こんなことでいいのか、面会した議員も言っていた。誰が国会を動かしているのだろう?
2011.05.25
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おもちゃの博物館だが、正式には「東京おもちゃ美術館」。新宿区四谷にある。廃校となった小学校を展示室に改修したもの。入場券をいただいたのだが、おもちゃの博物館に爺さんが(孫を連れずに)一人で行くのはいかがなものかと迷った。が、入場料は700円とあるので、700円の価値があるなら爺さん一人でもいいかもしれないと思い直して、出かけた。おもちゃ美術館のメインは子供を遊ばせること。子連れのヤンママがたくさん来ていた。子連れ孫連れでない者には、各国のおもちゃの展示がたのしい。おもちゃイコール、プレステという現代っ子には何が楽しいのか分からないであろうと思われるアナログのおもちゃが展示されていて、その一部は手に触れて遊ぶことができる。これは、中国製の積木風おもちゃ。あれやこれやといじっていると、このようにまとまった形になる。童心に帰って・・・と言うか・・・周囲の目を気にしながら遊んできた。童心に帰れない爺さんが行くには700円は高い。
2011.05.22
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「サッカー・デビューした」と、あの子にMAILしたら、「試合に出るの?」と思われてしまった。この歳になって、試合デビューはない。試合観戦デビューだ。Jリーグができて何年になるのか分からないが、この目で試合を見たのは初めてだった。試合はヴィッセル神戸と川崎フロンターレ。場所はホームズスタジアム神戸。聞き慣れない名前が並んで何が何だか分からなくなりそうなのが、私のサーカー知識。試合中ジャンプして応援歌を歌い、腱鞘炎になるほどイケイケの腕を振るサポーター。サッカーファンの熱狂的な応援を含めて楽しむことができた。試合を見たというよりも、一大イベントを見た、という感じだ。で、私なりの分析を・・・・ サッカーファンの男性は、メタボ系が多い サッカーファンの女性は、ロン毛でかわいい系が多いかな・・・・
2011.05.08
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少し前のこと、オペラ「フィガロの結婚」を鑑賞した。案内パンフレットには、「原語/字幕 スーパー上演」とある。字幕スーパーって何?映画なら分かるけど、舞台のオペラなのに・・・と思いながら出かけた。その答はこれ↑舞台の両袖に縦型のモニターがあって、そこに和訳が出る。 (画像は開演前で緞帳が下りている状態)原語では何が何だか分からないし、第一、何語なのかも分からない者にとっては、とてもありがたいモニターだった。で、フィガロの結婚というオペラの内容、フィガロの結婚を祝う歌劇かと思っていたのだが、三角、四角の複雑な男と女の関係のことだった。字幕がなかったら、知らずに聴いて終わっていたことだろう。
2011.04.23
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あの子に誘われて、テーブルウエア・フェスティバルに行ってきた。場所は東京ドーム。フェスティバルと言っても、お祭りではない。テーブル装飾と食器のコンテストと、食器類の販売、といった感じ。テーブルの装飾というのは、テーブルクロスの上に食器やら、灰皿、花瓶、などをお上品に並べたもの。強がりを言わせてもらうなら、金さえあれば私にもできる、という感じ。自分で土をこねて器を焼き、ガラスを吹いてグラスを作り、それで食卓を作るのなら、色々な難しさがあろうが、既製品あるいは特注品を並べるだけでは、資金力の勝負ではないかと思えてくる。創作の陶磁器やガラス器は、単品で展示されている。気に入ったものがあれば、作りますよ、という感じだ。テーブル装飾に出品する人もいれば、これを審査する人もいる。そして、これらをとりまとめて、フェスティバルに仕立てる人もいる。世の中には色々な商売があるものだ、ということを知った。
2011.02.27
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友人が蝶の写真を見せてくれた。夏の頃の写真かと思ったら、最近写したもので、いつ行っても蝶が見られるところがある、しかも国内だと言う。というワケで、足立区生物園に行ってきた。東武伊勢崎線、竹の塚駅から1300mくらい。バスやタクシーの距離ではないので、歩いた。そこは小動物や昆虫を主とした生物園。蝶の他、ホタル、いもり、ヘビ、カブトガニがいる。昆虫は寿命が短いので、飼育園でもある。蝶を飼育するには餌になる植物、ホタルを飼育するには餌になるタニシ、などが必要だから、これらも飼育している。小さな子は蝶を見て感激していたが、アラ還の爺さんは、飼育している担当さんのひたむきな姿勢に感心し、 agehaSwellaさん のブログで学んだことが役に立ったと感謝した。で、チョウの温室で何枚かデジカメしたのだが、寒い外から湿度の高い温室に持ち込んだカメラは、レンズが曇りまくって、なかなかいい写真が写せなかった。カメラが落ち着くまで、小動物を見て回り、それからチョウの温室に入るのがいい。
2011.02.09
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AI official Home Page から借用友人の友人はアルカイダ、と言ったアホ大臣がいたが、同じような言い方をすると・・・友人の友人がプロモーターをしている関係で、きのう、AIのコンサートに行ってきた。AIって誰? と、面と向かっては聞けなかった。少なくとも演歌歌手ではないことは分かるが、それ以外のことは何も知らない。場所は日本武道館。武道館は初めてではない記憶。 ビートルズではない・・・のは確か 戦没者慰霊祭ではない・・・のも確か 書き初め大会ではない・・・とは思う はるな愛ちゃんではない・・・が・・・「アイちゃ~~~ん」「AI~~」の黄色い声(←古いな~)の嵐!会場は若い人が大半! 女の子が大半!白髪まじりでメタボのおっさんはいない!題して「伝説 NIGHT」オープニングからアリーナは総立ち!胃袋が震えるほどの音と、AIちゃんコール!安物のビデオカメラは振動で使いものにならない・・・と聞いたことはあるが、それが納得できる大音響!! (もち、撮影は禁止)きのうの歩数計は、9727歩。大音響のせいか、それとも・・・・・
2010.11.30
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図書館でCDを借りるだけでは申し訳ない、と常々思っていた。図書館やレンタル屋がCDや本を貸し出すから、CDや本が売れないのだ。それでは歌手や著者に申し訳ないではないか。ということで、罪滅ぼしに、八代亜紀のコンサートに行ってきた。なぜ八代亜紀なのかというと、図書館で借りてHDコンポに取り込んだ枚数が一番多いのが八代亜紀だからだ。 (・・・借りはきちんと返すという姿勢・・・と、偉そうに・・・)で、八代亜紀はデビュー40周年だそうだ。確か今年が還暦。息の長い歌手である。で、そのコンサート、追っかけがいたのにはビックリした。しかも、70歳代あるいは80歳をこすと思われるおじさん達だ。最前列の席で、お菓子や果物などのプレゼントを手渡し、八代亜紀の方も顔見知りという対応だった。暇と金があれば、こんな追っかけもいいのかもしれない。とはいえ、今更・・誰を追っかけるのか・・・・・??
2010.07.05
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きのう、歌舞伎を見た。歌舞伎座が取り壊されることになって、最終公演をしたすぐ後に、自らすすんでチケットを買った・・・のではない。某会社の、某お姉さんから、「どうですか」と誘われたのだ。歌舞伎は・・・確か・・・40年ほど前に見たっきり。確か、あの時は、職務上、外国の人を案内した時だった。「私も初めてなので、何も聞かないで」と言った記憶がある。で、40年後のきのう・・・・日本語の難しさを感じた。真剣に聞いても、聞き取れない部分が少なからずあった。だが、「仇ゆめ」は狂言。素人にはなじみやすい演目だった。ところで・・・歌舞伎という集団は、どのようにして、財政をなしているのだろうか?今回の企画(胴元)は? 歌舞伎座という施設は誰が所有しているのか・・・考える必要のないことを、考えてしまった。
2010.05.08
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某音楽会のプログラムを見た。ん? ミスプリントか?リムスキー・コルサコフの名前の間が、「・」でなく「=」になっている。「これって、間違いなんじゃない?」と関係者に聞くと、「リムスキー=コルサコフはこう書くことになっている」、と言う。「なぜ?」「なぜだか、そうなっている」「誰かが誤記したのが、そのまま続いているんじゃないの?」「よく分からない」ということだったので、ネットを検索してみた。確かに、ほとんどのところが、リムスキー=コルサコフと表記している。だが、その理由は書いていない。ならば、ショスタ・コーヴィチはどうなんだろうと思い、検索してみた。彼もロシアの作曲家だ。リムスキー=コルサコフ は Римский-Корсаковショスタ・コーヴィチ は Шостаковичリムスキー=コルサコフには、間に「-」があるが、ショスタコービッチの間には何もない。つまりは、いずれも、名と苗字でなく、苗字なので、リムスキー・コルサコフ と「・」を入れると、名と苗字と誤解されるので、「-」を「=」にしたのではないか、と見当を付けてみた。ショスタコーヴィチを「ショスタ」と「コービッチ」に分けるのは誤りだ。ちなみに、ニコライ・アンドレイェヴィチ・リムスキー=コルサコフドミートリイ・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチが、フルネーム。
2010.04.29
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リスーピア があるのは、「パナソニックセンター東京」というパナソニックの展示場の中。つまりは、リスーピアは、パナソニックが開設している施設ということ。パナソニックセンターは、パナソニック(旧松下電器)の新製品やエコ製品をアピールするところで、カメラ、ビデオ、TVなどが、綺麗なお姉さんと一緒に並んでいる。展示の目玉は、最近話題の3DTV。奥行きのある画面を見せてくれるが、普段TVを見ない者にとっては、単なる展示物の一つでしかなかった。そのような中、傾斜ドラムの洗濯機には、なるほど、と感心した。我が家は、今でも2槽式。ドラム式の不便さがいやで買い換えられないでいるのだが、傾斜ドラム式は水の使用量が少ない、と、展示物で示されると、なるほどこれがエコなんだと、妙に感心をしてしまった。とはいえ、洗濯機も安くはない。エコのために買い換えて、何年で元が取れるのか、疑問が生じる。エコの便器もそうだ。工事費を含めて30万円もの支出をして、世の中のエコに参加できても、財布がコエ(←エコの反対)になっては、人生のお先が心配だ。
2010.04.23
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リスーピアの展示に、「素数」のコーナーがあった。素数と言えば、「素数ゼミ」だが、その素数ゼミが生き残った理屈を大画面の動画で説明していた。 素数ゼミを見に行った者 としては嬉しかったのだが、 吉村仁教授 の説とは異なるのが残念だった。はたして子供たちには、素数のことが印象に残ったのか、13年とか17年に一度大発生するセミのことが印象に残ったのか、素数の説明にしても、素数ゼミの説明にしても、中途半端な感じがした。もうひとつ、円の面積を計算する基本を示す展示があった。 円をくさび形に割っていくと・・・・こうなる 円の外周をむいて重ねていくと・・・こうなるというものだ。これは分かりやすい展示で小学生にも理解できただろう。そうすると、出てくるのが、円周率。「円周率はおよそ3」という世代には驚きの数字を、ズラーと並べて見せている。だが、なぜ円の面積に円周率が関係してくるのかの説明が不足している。チョー賢い先生方が考えた展示なので、「そこんとこ」が足りないようだ。で、好きな数列を入力すると、円周率の何桁目にその数字が出てくるのかを検索してくれるという、優れものというか、単なるお遊びというか、記念というか・・・展示があったので、携帯番号の下4桁3587を入れてみた。答は、22511桁目から、3587が並んでいるという。だから何なの、という数字なのだが、リスーピア見学の記念とした。
2010.04.17
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有明(都内・お台場)にある「RiSuPia」(リスーピア)を見学してきた。リスーピアとは、理科と数学の「理数」から付けたもので、理科と数学の魅力を体験できるミュージアム。パラボラアンテナの曲線の意味を、落下させたボールで見せるなど、原理を分かりやすく説明しているところがユニークだ。パンフレットなどから判断すると、小学校の低学年を主たる対象としているようだが、小学生には理解が難しいものが多いように思えた。展示物の製作者が知恵を絞って作った自慢と満足の展示館、という感じがする。例えば、立方体の枡で、その体積の2分の1や6分の1を測る方法を、見学者に実体験させずに、アナログの全自動で見せるのだ。『どうだ、素晴らしい展示だろう』という製作者の声が聞こえてきそうだった。そのような中、私の新発見は、サイクロイド曲線の応用例。サイクロイド曲線が最速落下曲線であることを、見学者がボールを落として確認できるようになっていて、「お寺の屋根はサイクロイド曲線になっていて、雨を素早く落とす工夫がされている」との解説があった。全部のお寺の屋根がそうではないし、宮大工がサイクロイド曲線を知っていて、これを応用して、屋根を作ったとは信じがたいのだが・・・
2010.04.14
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草乃しずか展を、日本橋の高島屋で見てきた。草乃しずかは、日本刺繍の中心的指導者。デザインの発想の独自性と色彩の繊細さが素晴らしい。会場は、アラカン以上のおばちゃまばかり。気がつくと、男性は私一人だった。着物の刺繍もいいが、屏風に仕立てた刺繍もいい。外国の人もいて、屏風を興味深く見ていた。屏風に刺繍だから、さらに、外国の人の興味を引くのだろう。で、作品には一つひとつ名前が付けられているのだが、その外国の人に、「どんな意味なのか?」と聞かれてしまった。え~~~~「早春」くらいなら説明ができるが、「鳳凰桜」などは説明できない。日本語は読めても、その中身が分かっていないのだから、説明のしようがない。「説明が難しい。私にはできない」と、途中で放棄した。・・・もしかして、会場の係員と間違えられたのかもしれない・・・後からそう思った。
2010.02.14
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(ZEDのパンフレットから)昨日のブログの続き・・・なぜ、ネズミーランドとニアミスしたのかというと、ZED(ゼッド)を見に行ったからだった。音楽とショーとサーカスを混合した催し物が“ZED”イクスピアリを抜けると、会場のシルク・ドゥ・ソレイユシアターがあると聞いたのだが、場所が、どうもよく分からない。結局はミッキーの結婚式場にいたお姉さんに聞いて、たどり着いた。なぜか、この周辺の案内板は自己中なのが多い。全体を示す案内板がない。それがネズミーランドの方針なのだろうか?で、なんで、わたし如きにZEDの招待状を・・・と思ったのだが・・・会場に入って、すぐに分かった。2400はあると思われる席の、3割ほどしか埋まっていないのだ。不景気だからか、長期公演で飽きられたからなのか・・・人ごとながら、心配をしてしまった。
2010.02.07
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子供のころ、フーコーの振り子を見た記憶がある。いつだったのか、どこで見たのか、記憶がない。私に残っているフーコーの振り子の記憶は・・・地球の自転により振り子が止まらない・・・ことを示したもの、という、うっすらとしたものだ。その後大人になって、何回か、フーコーの振り子に出会っている。 長崎観音 を詣でた時にも見た。お寺さんなので、フーコーの振り子の詳しい説明はなかったが、これはどこかで見たことがある振り子だ、と記憶を再確認した。アメリカで博物館を訪ねた時にも見た。 ベンジャミン・フランクリン記念館 でも、どこかで見たことがある振り子だと、思った。そんな、フーコーの振り子なのだが・・・・先日、上野の科学博物館で再会した。階段の吹き抜けの空間に垂らした振り子だ。これだ!子供のころに見たのは、この振り子だ。記憶が一気に甦った。50数年振りの、科学博物館だった。地球が自転していることを示すための装置・・・改めて解説文を読んできた。フーコーの振り子は止まる・・・記憶をリセットした。
2010.01.24
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神田明神に初詣をした帰り道、 湯島聖堂 を訪ねた。湯島聖堂を何と表せばいいのか・・・かつては、学校であり、図書館であり、博物館であったところ。現在は、廟でもあり、文化施設でもあるところ。宗教法人ではない。国の史跡であり、国の所有のようであるが、管理は、財団法人が行っている。正月3日、湯島聖堂に並ぶ人がいた。なんで並んでいるのか・・・と思ったら、賽銭箱があった。孔子などを祀っているので、その賽銭箱のようだ。ただし、線香の煙はない。学問の発祥中心ということで、合格祈願に訪れる人が多いという。
2010.01.18
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チベット展を見てきた。会場の「上野の森美術館」の入口付近には、なんやら怪しげな人達がいた。昔の学生運動を思わせる“立て看”を並べ(小さいが)、無言で何かを訴えている。チベットは中国の一部だ、という中国の人達なのかと思ったが、違う。“立て看”を横目で見ると、チベットに自由を、などとある。チベット展を見に来たのなら、チベットの現状を知って欲しい、という訴えだ。で、最終日一日前の休日だったので、入場制限がされるほど混んでいた。いつものことながら、これらの展示を見ると、自分の知識の貧弱さをいやというほど知らされる。チベットという“国”の形さえ知らないのだ。帰ったらチベットについて調べてみよう・・・その時は、そう思うのだが・・・・いつものように、その場限りで終わってしまう。
2010.01.12
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