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2020.12.30
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カテゴリ: 家電

家で多数使用しているダイソーのL型プラグ「横」L665のうち一つが、コンセントから引き抜くときバラバラに分解しました。
プラグの刃が付いている側はコンセントに刺さったまま残り、通電している金属端子が露出して感電しそうになりました。
とても危険な壊れ方であり、壊れる時にもできるだけ安全性を保つフェイルセーフな設計になっていません。


元の形に戻しても、すぐに分解してしまうことから、おそらく接着剤が劣化して分解したのだと思います。
部品同士まったく引っかかりもなく、カパカパと開きます。
プラグ刃の根元を覆っているトラッキング防止用の黒い絶縁カバーも一部剥がれていました。


前後のパーツが分離するだけで、すべての構成パーツが分離する構造になっています。
本来ネジでパーツを固定すべきところを接着剤に切り替えたのかもしれません。
材質は本体がABS樹脂とユリア樹脂、プラグ部が銅でした。
MADE IN CHINAです。


L型プラグ本体の機構デザイン自体も危険なことに気付きました。
指をかける部分がプラグ刃の中心から外れており、さらに前後のパーツを分離する方向に力がかかります。


ダイソーのL型プラグとPanasonicのローリングタップ WH2129と比較するとよくわかります。


指をかける部分を丸印、力がかかる方向を矢印で示すと、上図の通りです。
WH2129はプラグ刃に近い部品が凹んでおり、そこに指をかけて引き抜くので、前後のパーツを分離する力がかかりません。
ダイソーはプラグから遠い方の部品を引っぱるので、接着剤が劣化したら簡単に分離してしまいます。


さらに、WH2129では前後のパーツをビスで固定していると思われ、接着剤に頼っていないようです。
なお、ダイソーだけでなく、YAZAWAのL型プラグも全く同じ危険なデザインでした。
どちらも同じ中国の工場で製造されているのかもしれません。

この件は一応、株式会社大創産業さんにも連絡しました。
ただ、昔からありますし、現在もリコールされていない状況を考えると、おそらく個別不良扱いで終わりでしょう。
対策品もなさそうなので、今後も売られ続けるのかもしれません。
ひとまず、危険なダイソーのL型プラグは別のL型プラグに順次置き換えて、廃棄していこうと思います。

安物買いの銭失い、チャイナリスクでした。

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Last updated  2020.12.31 09:26:06
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