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能楽堂が改装のためイベントがなくなり、我が家の老犬の具合が悪くて、しばらくお出かけがなかったので、久しぶりの和装となりました。この日は着物を通じて知り合ったブロ友さん達とのオフ会。私は大好きな椿の意匠を今季全く着用していなかったので、3月の名残を惜しんで光琳椿コーデとしました。不思議な織り方の長着ですが、綸子の仲間なのでしょうね。光沢が美しいです。今季も椿が着られたので満足、満足。中身はコットンブラ、シルクタンクトップ、肌襦袢はなしで正絹袖無双単衣長襦袢でした。これまた椿の絞り柄の羽織を持参しましたが、必要ありませんでした。でももう少し帰りが遅い時間になるなら、やはり冷えますので必需品でしょうね。足袋はタビックス、草履はカレンブロッソでした。手が着付けの感覚を忘れない内に次の和装の機会があるといいなあ~。
March 19, 2024
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昨年は幾度かチャンスがあったクリスマスコーデですが、今年は最初で最後になりそう・・。お出かけの目的は狂言でした。しかも、その能楽堂が改修のためしばらく休館となるので、最後の上演でもありました。能楽堂には松が描かれた鏡板というものがありますが、その松に敬意を表したくて青海波の長着を選びました。ね?松に見えません?帯は季節のもの・・って・・本当はシクラメンは春の柄なのですが、現代では12月になるとお花屋さんの店頭を賑わすお花で、私のイメージでは冬の花なのです。皆さまはいかがですか?この時期に贈り物にいただたりしませんか?地色は赤ではなく朱色~オレンジなのですが、ま、ソフトイメージとして・・クリスマスカラーという事にしてくださいこの長着、ちょっと着付けがうまくいかなくて・・胸のあたりのラインがふっくら出来ない・・ので、身幅を測ってみましたら、特に問題ないんですよ。で、抱き幅を測ってみたら裾より2cm少ない!なるほど~。私は胸がないにも関わらず補正もほとんどしないので、長着の広衿と胸の部分をふっくらさせて着付けるのですが・・抱き幅がなかったのでそれが出来ず、ぺちゃぱいが露骨になった・・と言うことなのでしょうかね 本来抱き幅が小さいのはぺちゃぱい用のはずなので、肌着の段階で鳩胸補正をしていれば美しく着付けられるのでしょうけど、長着で小細工している私にとっては着付けがしにくい結果となったのでしょうね。着物って奥が。ふか~いこの日の中身はコットンソフトブラ、レーヨンタンクトップ(前回白鷺に因んで着付けした時のシルクタンクトップよりも胸のV字部分に厚手のレースが付いているので、前回より補正されたはずなのにね)シルクショーツ、袖無双単衣長襦袢でした。羽織はなし。白いカシミアショールを帰路に使用しただけでした。同じ気温でも3月頃とはやはり違って、日が傾くと途端に寒くなりますね。3月に同じ気温の日で単衣を着ていた記事がありました!びっくりです。
December 11, 2023
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お日様があるとないとでは体感温度が全く違ってきますね。確かに前回よりも気温は高ったし、風も強くなかったけど、ショールだけあれば羽織なくても大丈夫だったかも。日没前に帰宅しましたしね。今年最後の能は【鷺】でした。シテは全身白づくめの衣装です。という事で・・白鷺のイメージでコーデしました。白鷺の羽のように見える柄の縮緬の長着。これは菊の花びらを扇にデザイン化したものだと思うけど、白鷺が舞う羽にも見えるでしょ?この長着は「大柄の小紋」「総柄の小紋」「付下げ小紋」「華やかな小紋」など色々と表現されます。小紋のルーツは武士が着用していた”小さな紋様が型紙によって染められたもの”です。最初の染め小紋は源義経の籠手(こて)の裏地だと言われています。現代では天地関係なく同じ模様が全体にあるものを小紋としているようですね。なので、何が正解というのはないと思いますが、私が所有している地味~な訪問着よりは華やかに見えるのは確実でしょう帯はこの時期にぴったりの、南天と刺繍のヒヨドリの名古屋帯。やはりここでも鳥つながりで、帯にも因み柄を持って来たかったのよね・・訪問着と袋帯の方も沢山いらっしゃいました。紬の方も。いつもより和装率が高くて眼福でございました。この日の中身はコットンソフトブラ、シルクタンクトップ、シルクショーツ、袖無双単衣長襦袢でした。この日も会場には暖房が入っていて終盤は少し暑いくらいでした。もし今季、袷の長襦袢が全く出番なかったら・・処分しようかなあ~。
December 3, 2023
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暖かい日が長く続いたので、いきなり平年並みの気温に下がると寒さが応えます。今まで肌襦袢は着てなかったけど、この日はさすがに着用しました。そして羽織も今季初登場。もう11月末なのでギリギリで・・今季最初で最後の菊の絞りの絵羽織を出しました。もちろん、菊の意匠は1年じゅうOKだと思うのですが、このように写実的な柄はやはり菊の季節に着たいなあ~という感覚が個人的にはあるのです。この日は能なので、垂れものがいいなあ~・・と・・おとなしめの付下げ訪問着を選びました。この日の番組が「お水取りの能」だったので、絞りの流水文の柄。それに観音様のお話しだったので、浄土のお使いである蝶が刺繍されている長着にしました。帯は名古屋ですが、地色が金色のためあまり出番がなかった山茶花の柄のもの。ヘアセットを久しぶりに下シニヨンにしたんだけど、付け毛なもんで首に化繊が触れる感覚がちょっと苦手でした・・帯揚は佐藤チアキ先生から購入した衿秀さんの輪だし。帯締は同日に先生にお見立ていただいて購入した道明さんの奈良組。この日の中身は、肌襦袢、シルクショーツ、コットンソフトブラ、シルクタンクトップ、袖無双単衣長襦袢。行きは雨降りだったので、タビックスにカレンブロッソ草履でした。首にはコットンストールを巻きました。会場は暖房がきいていて、羽織は脱いでいたけどやや暑かったかな。外は丁度良かったです。菊の絞りの羽織・・また来年ね
December 1, 2023
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立冬は夏日で冷房が入ってました・・。立冬の翌日から急な冷え込みが始まり、とうとう12月並の気温になった日は狂言堂の日でした。天気予報も直前で大幅に気温ダウンになってる前々日に用意していた単衣の長襦袢を仕舞って、袖無双にしました。この日の番組は【菊の花】と【若和布】。番組に因んで、菊の刺繍の帯を選びました。同色の刺繍なのであまり目立たないのよね・・。小紋の柄がうるさいので、これで良かったかな。この日の中身はコットンソフトブラ、シルクショーツ、肌襦袢、袖無双、タビックス。雨あがりだったので、草履はカレンブロッソ。北風がめっちゃ寒かったので、絞りの羽織も!これなかったら風邪引いていたかも。
November 13, 2023
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鑑賞の後はビストロへ行く予定だったので、ちょっと場違い感否めませんが、ハロウィンコーデで日本舞踊を観に行って来ました。初めての世界ですが、日本文化って本当に素晴らしい!踊りだけかと思っていましたが、演技もあり、能・狂言と歌舞伎の中間位な印象を受けました。知らない世界がまだまだあるんだなぁと日本の奥深さを誇りに感じました。会場が混んでいたので帰宅後の写真です。着崩れご容赦ください。着付けてから8時間後の姿です帯留はブローチですが、金具の関係でカボチャが横に転がされてしまう・・長着は木立の模様っぽく見える付下げ小紋です。帯は家紋の織り出し繻子の名古屋。帯揚は黄色、帯締は黒にしました。そして、今回初めての試みだったのですが、袷の長着に麻の長襦袢を着てみました!単衣の長着に麻の長襦袢は、張りの違いが如実に出てしまい、相性はあまり良くありません。しかし、袷だと生地に重みがあるので麻の張りに負けないのです。今回は出かけた時は雨上がりの21℃で蒸し暑く、移動時は19℃で、帰宅時は17℃ほど。結果としては、とても良かったです♪出かける時と鑑賞中は暑くてやや汗ばむ状態でした。麻の長襦袢だと自宅ですぐ洗える!そして長着が袷なので、外に出た時寒くない!移動時少し首元が寒かったので、持参したコットンストールを巻きました。羽織ものは不要でした。なんでもやってみるものですね〜!この日の中身は、コットンブラトップ、シルクショーツ、麻長襦袢でした。雨上がりだったので、汚れ覚悟のタビックス、カレンブロッソ草履でした。一日の気温差が激しいので、着るものに悩む時期ですよね。皆様はどんな工夫をされているのかなあ。
October 30, 2023
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湿度の高い20℃超えの気温だと私の場合、単衣が丁度良い感じです。大島と迷ったのですが、今期最後の東次郎さんの出る日なので、垂れもので行きたかったので、綸子の単衣に決めました。この長着・・ぼかしが入り、柄は楓と小花で、地紋も波のようにも草のようにもとれると言うなかなか賑やかなものなのですが、遠目で見ると無地感覚で着られる便利なものです。能楽堂が年明けから工事に入るため、イベントは年内のみ。ま、東次郎さんがお元気な内は国立とかに足を運べばいいのですがね・・。東次郎さんの【月見座頭】は今回は2回目。でも何度見ても、感慨深いものがあり、流石東次郎さんだなあ~、としみじみ感じ入りました。帯はこの【月見座頭】に因んで、お月見をする秋の野辺を描いた八寸名古屋にしました。秋草と白菊、白鹿がいます※よれた垂れをお直し中帯揚はなんと!上下逆さまにしてしまい、前日丁度良く柄を調整しておいたのに、全く無駄となった縮緬の解き。本当は真紅の薔薇の柄が覗く予定でした・・。帯締は道明さんの笹浪組です。足袋はタビックス、草履はカレンブロッソです(雨の定番)。羽織等は持参しませんでした。この日予報では帰宅後に降るはずだった雨が前倒しになってしまい、雨具は傘だけでしたが、本当に小雨だったので何とか大丈夫でした。狂言のあとはいつものふじひらさんへ。いつもご馳走様です。この日の中身はシルクショーツ、シルクソフトブラ、シルクキャミソール、コットン嘘つき肌襦袢。体感的にはぴったりでした。でも大笑いした時に少し汗ばみましたし、自作の嘘つき肌襦袢は洗濯機へ入れました。洗濯が楽なのって、ポイント高いですよね
October 10, 2023
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雨の合間、曇天でのお出かけでした。単衣と悩みましたが、湿度が高いのと、今回の席は2階だったので、体感的には暑かろう・・とやはり絽にしました。昭和ルールなら単衣のはずの9月ですが、『素材は体感に合わせ、色と意匠で季節を表す』をモットーにしているので、黒い絽を選びました。この絽の訪問着、実は自分には似合わない色なので最後にいつ着たのか全く分からないほど・・。でも自分に合わせるのではなくて、季節に合わせて着るなら私でも着られちゃう!夫は「留袖みたい」」と言っていました・・。ええ~~?そう??帯は番組の「萩大名」に因んで萩などの秋草花の綴れ帯。半衿は水色の塩瀬、帯締は道明さんの奈良組。帯揚は衿秀さんの夏物。長襦袢は麻の濃紺です。雨なのでタビックス。草履はカレンブロッソでした。一応レインコートを持参しましたが、ありがたい事にちょうど雨が止んだタイミングでの移動だったので使用せずに済みました。着心地としてはこれで正解。2階席は1階に比べると少し窮屈な感じでしたし、暖かい空気が上へあがってくるのでやや暑かったのです。しかも4時間近い長丁場で、会場にいる間に少し汗ばみました。洗濯機で洗える麻の長襦袢で良かったです。この日の中身は、コットンブラトップ、シルクショーツ、麻長襦袢でした。このまま日の目を見ずタンスの肥やしになるかと思った黒い絽の長着ですが、9月に着るなら今後も活躍しそうで嬉しいです
October 5, 2023
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狂言を観に行って来ました。この日の気温は31℃前後の予想でした。昨年は生まれて初めて9月に絽を着ましたが、一度着てしまえばどうと言うことはなく、暑いのだから体感に合わせて衣服を着るのは当然のことと思えて来ます。今年は昨年に輪をかけて・・どころか、記録的な猛暑です。31℃前後であれば盛夏の気温な訳で、絽だって暑いくらいです。本当は上布が体感的には良かったのですが、体感を重視し過ぎると、絽を着る機会が本当になくなってしまうので、今回は少しアンティークな雰囲気の萩の柄の絽を着ました。帯も紗絽です。真っ白ではなく少し黄~茶色?っぽい葡萄の刺繍が入った名古屋にしました。足袋は麻。草履はもうパナマは仕舞ってしまったのでカレンブロッソ草履です。帯揚は夏物です。帯締は道明さんの笹浪組にしました。半衿は絽です。20分以上歩いたのは16時前くらいでしたが、汗ばむ程度でハンカチで拭き取るような汗は出ませんでした。この日の中身はシルクソフトブラ、シルクタンクトップ、シルクショーツ、濃い水色の絽の二部式長襦袢でした。今年はまだまだ暑さが続きそうで、もう一度くらい絽を着ることになるかも??
September 15, 2023
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8月はあまりの暑さに外出そのものをしなかったので、着物の出番があれから一度もありませんでした。9月もまだなお暑いです。本当に酷い酷暑の年ですね・・。ほぼひと月ぶりになりましたが、琉球舞踊を観てまいりました。※横浜能楽堂HPから午前中まで雨でしたので、水に強い琉球壁上布にしました。帯は南風原の花織です。会場の冷房が弱かったのか、笑い過ぎか(狂言でやる『棒しばり』を琉球語で上演されました)、少し汗ばみました。夜は所用があったため、食事を先にして、少し歩いて会場へ向かった時はさほど暑く感じませんでした。風もありましたしね。この日は会場近くのイタリアン『リストランテマンジャーレ伊勢山』さんにお邪魔しました。季節野菜のインサラータ鶏とジンジャーのパスタ。夏にぴったりの逸品!追加料金でオマール海老に。巨峰のカタラーナ白ワインが爽やかなお味でお食事によく合っていました。ご馳走様でした。琉球舞踊は踊りはモチロンの事、衣裳も音楽も素晴らしく、本当に楽しかったです。また機会があれば行きたいと思いました。この日の中身はコットンソフトブラ、シルクショーツ、シルクキャミソール、茄子紺麻長襦袢でした。泥はね心配だったので、タビックス(笑)、カレンブロッソ草履。バッグは秋用のものに変えました。半衿も悩んで・・水色の塩瀬に。帯揚は衿秀さんのもの、帯締は道明さんの厳島組。琉球壁上布はシワになりにくい、と聞いていましたが、本当ですね~!それに麻の上布と違って、もっこりもっさりしないので、スッキリシルエットなのがいいですね~。ヘアスタイルは、夜会巻きに琉球紅型柄のバレッタを留めただけ帰宅後は一応汗抜きをしておきました。麻の長襦袢はネットに入れて洗濯機へ。夏はどうしても汗が出るのでお手入れが楽だと嬉しいですね。だから汗だくになりそうな日はもっさりシルエットでも小地谷縮とかにしちゃうんだけど・・ね。
September 11, 2023
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狂言の日。小雨降る31℃・・ねえ~やはり小地谷縮よねえ~ここは。しかも30分近く歩くのよ。涼しくて、洗えて、泥はねも目立たない小柄のコレ!汗だくだくは避けたかったし、この後のお食事場所がカジュアルなお店だったので、帯は紗の半幅にしました。折角の風速3mも生かしたくて、帯板はなし。張りのある帯なので問題なかったです。ただね・・2時間も座っているとシワが酷いのよね、麻は・・。そして、どんだけ涼しかったかと言うと!結局雨がかなり降って来て、タクシー移動にしてしまったので歩かなかったのよ~。だから検証出来ませんでした。タクシー待ちの10分ほど外にいたけど、誇張じゃなくて『あ。涼しい~』と感じました。だからかなり涼しい恰好なのだとは思います。この日の中身はコットンソフトブラ、シルクキャミソール、麻長襦袢、ピンクで花柄のコットンタビックス。草履はカレンブロッソ。伊達締め、帯板なし。半幅帯は久しぶりだけど、やっぱり楽ね~。胸の下に来る帯枕の紐、あれがいつも不快です。紐は絹ストッキングだから伸びるし、ぐっと下に押し込んでいるのでみぞおちは避けているけど、結局胃の下あたりには紐があるのですもの・・。半幅帯の時は腰紐(マジックベルトだけど)と帯の下線しか身体に密着しないので、本当に締め付けられる物がなくて良いわ~。
August 14, 2023
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前日の天気予報では最高気温36℃!歩く時間帯は35℃の予報・・・。♪あなたな~ら ど~する~~?♪私はやっぱり宮古上布を選びました!着物業界で著名な朝香さんのブログでは『宮古上布が一番涼しい』とおっしゃっていましたし、私自身の経験上も同感です。そしてこの後トラブルに見舞われる事になるのですが、このセレクトが正解だったのを、自分自身褒めてあげたくなりました。歩いたのは16時15分ごろから10分足らずなのですけどねえ~宮古上布は汗移りしやすい生地なので、汗対策は万全にしないと!という事で・・私は麻のボディタオルをキャミソールの上に巻いて安全ピンで留めておきました。【マーナ MARNA】マーナ B396 ボディタオル 麻タオル長襦袢と帯の間に折りたたんで噛ませても良かったかも知れません。理由は、結果としてほとんど汗をかかなかったのと、いつもウエスト補正をしないものですから、ちょっとお腹あたりがもぞもぞしたのが不愉快でしたので・・(笑)歩いた時間帯は既に影が長く出来ていて日傘も不要だったし、風が強かったし、実際の気温は34℃位だったため、実のところ、暑さをほとんど感じませんでした。宮古上布だったから・・もあるかも知れませんが・・。帯は芯なしの麻帯、松葉仕立てです。芯がないのも涼しくする要因ですよね。羅の帯なんかも良いでしょうね。そして毎度のことですが、伊達締めは使用していません。この日の中身はコットンソフトブラ、シルクキャミソール、シルクショーツ、麻長襦袢、麻足袋でした。帯枕は自作のもの、帯揚は薄手の絽縮緬、草履はパナマ。小物はコーリンベルトと自作の帯板だけ。紐類は長襦袢に付けた紐、そして腰紐代わりのマジックベルト。【あす楽発送 ポスト投函!】【送料無料】【伸縮性抜群】【正規代理店】アシスト(ASSIST) マジックベルト ブルー 4.5×120cm (45×1200mm) ×2個セット - 従来のマジックベルトの進化版!軽くてソフト【ネコポス】【smtb-s】もし、この長着が広衿じゃなかったら、キャミソールではなくて胸にレースが付いたタンクトップにしたかな。レースって結構胸の補正になるんですよ。さて、冒頭で言っていたトラブルですが、いつもお世話になっている【日本酒のふじひら】さんで、やらかしてしまいましたまずは今月のコースをご紹介。これがバーニャカウダのソース!↑しょっぱなの、バーニャカウダ!私の大好物なのですが・・がっついてしまったせいで、いつもしていたひざ掛けを忘れ、このソースを膝の上にこぼしてしまいましたぎゃーーーーツすぐにおしぼりで軽く摘まむように拭き取ったのですが、薄っすら藍が取れてしまったのでそこでストップ帰宅後一番にクレンジングフォームとぬるま湯で手早くこの部分だけを押し洗いするような感じで洗って、すぐにタオルとキッチンペーパーで上下挟んで水気を拭き取り。因みに挟むだけだと色移りはしませんでしたよ!こするとダメみたいね。これが正絹だったら輪シミになるので部分洗いは出来ません。エリモトやベンジン等を使って取れなければ、染み抜きに出すしかありません。麻で良かった~ビフォーアフターです。ビフォーアフターあ~良かった明日は立秋です。まだ暑いけど、お花や果樹が季節の移り変わりを感じるようになってきましたね。和装も徐々に・・涼しいながらも秋らしい装いにしたいです。【追記】2022年9月22日のブログで、この着物は宮古上布と断定も否定も出来ない・・という記事を書いておりますが、後日、デパートの催事で宮古上布ですね、と言われましたので、宮古上布と認識することにしました!
August 7, 2023
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こちらでは毎日熱中症アラートが出ておりますが、こんな中、狂言へ出かけて参りました報道される気温は直射日光の当たらない場所での測定です。人間が日中生活する場所では、太陽光や湿度・蓄熱・照り返しなどの影響があり、体感温度はもっと高いと思います。熱中症アラートが出ている日は暑いどころか「熱い」の字の方が合ってる・・。そして何を着ても暑いのですが、猛暑日はむしろ肌を露出しない方が暑さを和らげるような気がします。なので、和装って洋服に比べてそんなに暑くないんですよ。そんな猛暑日、今回は白地に絣の小千谷縮を選びました。下から撮影すると帯揚と半衿が写らないのね・・同じ麻でもシボがあるせいか、所持している能登上布より涼しく感じます。また、同じ小千谷縮でも、新しい物は糸が太くて経緯共にラミー糸のせいか厚みがあり、こちらの古い小千谷縮の方が涼しく感じます。白地なので涼し気に見えますしね。ただし問題なのが、白地はギンギラ太陽光の下では中身が透けるという事。この日は西日のキツイ15時半ごろから20分ほど歩くことになっていました。白い長襦袢だと、中身が透けて丸見えになってしまうので、今回は茄子紺の長襦袢を着用しました。丁度、長襦袢が見えている画像がありましたので、ご覧ください。(変ポーズご容赦ください)ところで夏には白い長襦袢をお召しになる事が多いと思いますが・・長着も長襦袢も白地だと、太陽光の下ではその下のショーツなどが透けて見えてしまうのですよね・・。前回白地の絽の訪問着を着た時は、白い絽の長襦袢でした。前夜に試し着用した時、ショーツラインがくっきり見えてしまい自分でも驚きましたこういう時は・・例えばショーツではなく湯文字にするとか、下着類はヌードカラーにするとか、そうした工夫があった方が良いと思います。薄物のお楽しみとしては、濃い色の長着に白っぽい長襦袢を合わせて、その透け感で涼を演出する事がありますね。↓この時は紺色の紋紗の長着。裾の方のレース感、わかるでしょうか?下に白い長襦袢を着るとこんな感じに見えます。夏着物・・濃い色の長着を着て透け感を出すのもいいですよね~。また透けない対策をした白っぽい長着で涼し気に装うのもいいですね~。涼感を演出するのは夏だけのお洒落です。是非、タンスに眠っているなら、虫干しも兼ねてお召しになってください。因みに・・風もあり日陰を選んでいたせいもありますが、この日は汗ばんだ程度で汗を拭き取るほどにはなりませんでした。最高気温35℃予報で、歩いた時刻は34℃予想になっていました。ね、そんなに着物って暑くないんですもっとも私の場合、伊達締めをしていませんし、胸紐もしていませんので、その分かなり涼しいのかも。この日の中身はコットンソフトブラ、シルクショーツ、シルクキャミソール、茄子紺麻長襦袢、麻足袋でした。肌襦袢で汗を吸い取るという考え方もありますが、長着も長襦袢も麻だし洗えば良いので、最近の夏は肌襦袢の出番がないです。背中の汗で帯まで達しそうな時は麻の布巾みたいなのを間にかませる時もあります。こんな対策しかしていませんが、今まで帯の色が長着へ移った事は一度もありません。体感はひとそれぞれなので、その人に合った涼しく着る工夫が出来れば良いですね
July 31, 2023
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7月の能には白地の絽を着たかったの。白地の絽って真夏らしい特別な美しさがあって、6月前半にはちょっと早いかな、でも8月お盆過ぎには遅いかな、と個人的に今は思っています。(白秋という五行思想も素敵だし、酷暑が辛すぎるとまた変わるかも。)。そして、今回の曲は【松山天狗】。シテは崇徳上皇で、この方と言えば百人一首のあの歌!瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の われても末に あわむとぞ思ふ この歌の因み柄としてピッタリの絽の長着があるのです!でもね〜、右胸に目立つシミが2つあって、(染み抜きしてみたけどダメ。他にも目立たない場所に点シミがあちこちにあって、もはやプロに頼むつもりなし)着用は難しい。そこで、白いアクリル絵の具でかすれる様な感じで乗せてみた!おっ⁈イケルかも?と言う事で着てみた!お友達とのお出かけだと躊躇するけど、夫とのお出かけならいいよね帯揚は明石縮と思われる長着を解いたもの。帯締は道明さんの笹浪組。足袋は麻、草履はパナマ草履です。帯は芯なし絽綴れの幾何学模様にしました。この日は33℃の中、15分ほど日傘をさして日陰を歩きましたが胸の谷間にツーと一滴汗が流れ、他は汗ばむ程度。中身はコットンソフトブラ、シルクタンクトップ、シルクショーツ、白の絽正絹長襦袢でした。伊達締めや胸紐は使っていません。使った小物は、腰紐、長襦袢の紐、コーリンベルト、自作帯枕(台所スポンジ、シルクストッキング)に帯揚、自作帯板(クリアファイル)だけです。胸に流れた汗はブラのアンダーが受け止めてくれました。帰宅後のお手入れは、長着の衿、袖口、上前の良く触る部分、長襦袢の衿を【エリモト】で拭き取り。長襦袢の袖口が黒ずんだので石鹸で水洗いしました。能の後は関内にある志元さんへ。いつも美味しいお料理をありがとうございます。ご馳走様でした。
July 20, 2023
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昨日は”今月の狂言堂”で、紋紗デビューを果たしました「今季」ではなくて「人生初」です。母から譲り受けた時は30代前半。とても憧れたけど、似合わなくて、ずっとお蔵入りしていました。ようやく似合う年齢になったかな・・って約四半世紀ぶり衿裏は既に黄変していました・・が、見えない部分だし気にしない、気にしない。透け感で涼を醸し出すので、長襦袢は白。最近は9月になっても猛暑日とかなので、襦袢を茄子紺にして透け感をなくして薄物を着用していますが、7月はまさに透け感で涼を演出演出帯締めは道明さんの笹浪組。道明さんにはいわゆるレースのような夏の帯締めというものが売っていません。夏は厚みの薄いもの、細いもの、涼し気な色のもの、を選ぶという事でした。笹浪組はその名の通り、水面にさざなみが立っている様な組目で、厚みもなく、まさに夏にぴったり。帯は娘に色をさしてもらった、2匹の鯉と野鳥の紗の名古屋。今回の番組は【文山賊】と【悪太郎】。文山賊は二人組の山賊が出てくる話なので、2匹の鯉をそれに見立てて因み柄としました。行きも移動時も小雨パラつく29℃の蒸し暑い状態でしたが風が強かったこともあり、ほとんど汗をかきませんでした。それでも麻の長襦袢はもう洗濯しましたけどネこの日の中身は、シルクブラ、シルクタンクトップ、白麻長襦袢、タビックス。小雨だったのでパナマ草履はやめて、カレンブロッソ草履に。移動した先のお店では、夏らしい涼し気なお料理。最後のデザート、ミルクレモンシャーベットは我が家の庭で採れた無農薬完熟レモンです。日本酒のふじひらさん、いつも美味しいお料理をありがとうございます。ご馳走様でした。
July 10, 2023
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何と言う罰当たりでしょうか。春のお墓参りを延ばし延ばしして、今頃になってしまいました梅雨ですもの、お天気は当然、小雨混じりの最高気温29.7℃の日。そんな蒸し暑い時は雨降りじゃなくたって麻の着物を選択したいんだけど、雨降りだと泥はねが気になりますよね。お墓の草取りや掃除もするので白い長着はちょっとね・・。そこで、能登上布の登場~。何度も家の洗濯機で洗ってますもの。長着が暗い色なので、自分のタイプに寄せるため、帯は華やかなものをチョイス名古屋帯は濡れても良いものって考えつかなかったので(この蒸し暑い中、雨コートを着るという選択肢はなかった)、花と葉で埋め尽くされたリメイク半幅帯にしました。作家さんのハンドメイドです。実は長尺なので持て余していたんだけど、先日林先生から「アイリス結び」を教わって、可愛い三重仮紐で簡単に結べるので大活躍。縮緬地で芯入りですが柔らかい帯なので締めやすかったです。小雨が降ったり止んだりで、かなり蒸し暑かったけど上布は本当に涼しい。風が強かったので、長着をスースー通り抜けてほとんど汗をかきませんでした。そんな時の中身は、コットンブラトップ、麻の茶色いTシャツ襦袢(自作)、紳士もの黒いステテコ、タビックス。曇天で透けないので筒袖も付けませんでしたよ。夏用パナマ草履は雨天には履きたくないので、カレンブロッソ草履で。半衿はTシャツ襦袢に縫い付けてある小花柄の麻のハギレ。Tシャツ襦袢もステテコもネットに入れて、洗濯機へポイ。夏の普段着着物はこれに限りますな。
July 1, 2023
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今月は2回目の能です。6月で既に真夏日ですが、蓄熱がさほどでもないので、なんとか絽でいける?しかも出歩くのは夕刻だし・・。今回の絽は江戸小紋の3本絽です。一応訪問着に分類される長着ですが、大人しい柄付けなので落ち着いた印象です。演目は「二人静」。御年95歳の歌人、馬場あき子氏のご推薦曲です。初めて拝顔しましたが、とても美しく聡明な方で、江戸っ子気質をもろに感じるチャキチャキの話っぷりがチャーミング。本当に95歳!?と驚く事しきり。子供の頃から「可愛いおばあさんになる」のが夢だった私には、うってつけのロールモデルに出逢ってしまったという歓喜な日となりました。合わせた帯は「二人静」に因んで白鷺が2羽描かれている紗絽の名古屋。紗絽は7月になってから・・と何となく思ってはいるのだけど、今回これほどしっくり来る因み柄が思い浮かばなかったので、コレに決定~。配色が白と紫しかないので、渡敬さんのカラフルな帯揚げと道明さんの御岳組「黄八丈」で色味をプラス。こんな配色、チアキ先生の講座に参加しなかったら絶対に出来なかったわ。この後はふじひらさんでお食事をいただきました。暑さのせいかあまり食欲がなくて、朝にサラダを食べたっ切りだったので、流石にお腹空きましてガツガツ食べちゃったいやあねえ・・品がなくってとても美味しかったです。いつもご馳走様です。
June 26, 2023
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6月の能の日は最高気温31℃でした!外を歩くのは17時頃なので絽で大丈夫と思い、絽の訪問着を選びました。一昨年人生初の料亭へ着て行ったものです。2022年7月。この時は葡萄柄の絽の名古屋。その前はインド大使館へ行った時。2019年6月。薄の葉のような柄の紗絽の名古屋。この時の着付けは酷かった・・。どすーーーん、って感じが凄いですよねでも体重はそんなに変わってないはずなんですけどねえ・・。今回は、【花筐(はながたみ 花かごの事)】という演目で、それに因んだ鴛鴦の絽の名古屋を合わせました。帯揚は白とピンクの暈しに花の刺繍がある絽縮緬。帯締は道明さんの。足袋は麻足袋です。この後は20分ほど歩いて野毛にある【和味 志元】さんへ食事に行きました。美味しかったです。ご馳走様でした。この日の中身はシルクソフトブラ、シルクタンクトップ、絽の白長襦袢、でした。草履はパナマ草履を初おろし。メルカリの「草履王子」さんから格安で購入したのですが、今月でメルカリご卒業とかでSALEやっていました。大変良い品質でしたよ。
June 21, 2023
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梅雨の中休みかな、雨がしばらく降らない予報の5日間は夏日。しかも土日は真夏日。礼装でなければ、体感温度で個人に合った着物を着れば良いと常々思っていますが、6月も後半となり真夏日ともなれば、絽で良いでしょう!この日は横浜能楽堂で女性文化大学の無料公開講座があり、出かけて来ました。普段見ることのない、舞妓さんや芸者さん、大振袖の帯結びや、平安時代の十二単などの着付けを舞台で実演してくださり、三味線やお琴の生演奏と共に、なんとも贅沢な講座でございました。私は時代装束の着付けに因んでアンティークの帯にしたのですが・・。これが大変なハプニングを起こして、超焦りましたアンティーク帯って短い事が多いですよね。この帯も320cmほどしかなく、いつも通りの結び方ではだめだったはずなのに、すっかり忘れておりまして・・。衣紋掛けに掛けて、数日前から風通しはしていたものの、いつもやる前夜の帯結びリハーサルをしなかったのが敗因です。なんと、帯結びの最中に超短い事に気づき、でも、でも、もう時間なくて、動画等で結び方確認してられないし、無理くりお太鼓にしたのですよ。『いいや!どうせ誰も自分なんか見てやしない!』と、手先が足りないまま、帯締めを締めてしまったのです。でもね、手先をお太鼓の中に通すのは意味がある事なのよねなんと、なんと、会場に到着した途端、お太鼓が崩れて来たんですよ~がび~~ん(古)慌てて、トイレに駆け込み、帯締めを念入りにきつくして・・でもやはり手先は足りないままでね・・とにかく崩れないよう、何気に背中に手を当てて(これが本当の手当)乗り切りましたこれが帰宅した時の状態。お太鼓、ゆがんでいます。でも逆にこんなんで、良く持ち堪えました(笑)手先が寸足らず・・。素敵な装いに準備は怠らない事教訓といたします追記~。この日の中身は、コットンソフトブラ、シルクタンクトップ、絽のブルー長襦袢(二部式)、雨が降る恐れもあったのでタビックス&足袋カバー、カレンブロッソ草履でした。少し汗ばみましたので長襦袢の上半身だけ手洗いしました。
June 19, 2023
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6月ですから仕方ないですね。今月の狂言は雨天でした気温は最高気温が24℃だったので、単衣の大島でいいかなあ~と思ったけど・・夕方雨の中を15分ほど歩いたら、やや暑くて汗が出そうになったわ雨コート着てなかったんだけどね・・。長襦袢も麻だったんだけど~。夏大島にすれば良かったのかなあ~日本酒の会では多めに出したレースの半衿。今回は普通幅で。今回の帯は番組に因んで山の柄。番組はこちら「狐塚」っていうのがね、こんな山の中が舞台なんだろうなあ~って、ことでほとんど妄想の世界この長着、後ろ幅はマイサイズのはずなんだけど・・背中を直しても直してもシワが寄るの。これは2時間観劇した直後の背中。もちろんこの後、トイレ行って、その際に直しましたけど。前幅がね、やや大きいのよ。やはり全体がガバガバしちゃうって事よね。だって着付ける時、前幅の余りが当然どこかへ行く訳だもの。ちゃんと後ろにタックを付けるべきだったかそれと、この大島、やや厚地で硬いのよね。何度か洗えば柔らかくなるのかしらん?
June 14, 2023
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いつもお世話になっている和風居酒屋さんの大将から日本酒を楽しむ会にお誘いいただきましたふっふっふ。こんな日のためにあるような半幅帯でカジュアルな装いにしたいと思いました。夜間は雨予報なのでもし早めに降っても対応できる単衣は・・絹麻のサッカー生地みたいな長着!これ、自宅で何度か洗ってまーす。萩の林栄美子先生から教わったアイリスと言う帯結び。半衿はコットンレース。この日の中身は、コットンソフトブラ、シルクタンクトップ、白の麻長襦袢、タビックス。汗ばみもなく、快適快適!でした!
June 10, 2023
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なんかなあ~・・。行い悪いんかなあ・・。このところ、お出かけは雨にたたられております。狂言観劇の後は雨になりました。前日とほぼ同じ天候だったので、学習機能が一応ある私は同じ轍は踏まない麻襦袢ではなくて、単衣の長襦袢にしましたよそして長着は胴抜きの琉球紬。ベタなコーデですんません帯は南風原花織の八寸。90分の間に休憩1回。立ったりお茶飲んだり座ったり・・すると背中はこうなってます。この後トイレに行って直します。この日の中身は、コットンブラトップ、正絹縮緬単衣長襦袢、シルクタビックス&足袋カバー。いやはや、ホント、ぴったり丁度良かったです能楽堂から夕食のお店に向かう時間帯も雨予報だったので、雨コートを持参しておりました。折りたたみ傘がちょっと小さかったけど、まあ、合格点でしょうお店までは10分ほど歩くのですが、雨だと結構距離があるように感じますね。お店は日本酒のふじひらさん。お料理とお酒をさらっとご紹介。いつもご馳走様です
May 16, 2023
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知ってました?2021年ジュネーブ国際音楽コンクールのチェロ部門の優勝が、初の日本人だったのですって!その若き覇者、上野通明さんのリサイタルに行って来ました。この日は雨の上に風速4m うお〜、当たっちまったわ。もうこうなると、雨コートを着るしかありません。幸い気温は高くなく、19℃から17℃ほど。長襦袢を麻にして蒸れを防いで、雨コートを着用すれば問題なし、と思ったけど帰路が少し寒かったわ。着物は雨に強い大島紬。これは単衣のバラ柄。帯枕は自作のペッタンコになるスポンジ製。リサイタルなのに・・3時間強ありました若いから出来る偉業なんでしょうねえ~。これは開演から2時間半経った3回目休憩時の後ろ姿です。八寸帯も、お尻のシワもすごいね ま、自然素材の洋服でも同じ事だけどね。楽器も名器だし(弓もね)、演奏者は世界一になった人だし、素晴らしい演奏でした。驚いたのは、1挺なのに何挺もあるように聴こえてくること。技術なのでしょうか。凄いよね・・。この後、うな衛門さんへ。もうお腹ペコペコ。(聴いてるだけなのにね)さらっとご紹介。あらためて見ると、飲みすぎ!?お食事の後、外へ出たら風が強くて少し寒かったので、慌ててストールを首に巻いて、止んでたけど雨コート着ました。そんな日の中身は、コットンソフトブラ、レーヨンタンクトップ、麻長襦袢でした。気温差が大きいので、羽織る物、首を守る物、必需品ですね。それにしても麻長襦袢は18℃あっても晴天じゃないと寒いので、覚えておこう。
May 15, 2023
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バイオリンコンサートへ行って来ました。5月でも最高気温が20℃を超えれば単衣を着ておりますが、22℃で晴れますと太陽光線が強くて結構暑く感じます。こういう時はやはりさらりとした肌触りの本塩沢がいいでしょうねえ~。という事で本塩沢(=塩沢お召し)に八寸帯で決定 一応、鼈甲のバイオリンの帯留なの☚しかしこの選択、後で泣く羽目になる事をこの時点では知らない・・コーデとしては六角の吉祥文の長着に、角の丸まった菱形の帯がなかなか合うんでないかい?自画自賛それに例の自作・ペッタンコになるスポンジ帯枕のため、重い帯だと重力に負けてお太鼓の形作るの結構タイヘンなので軽い八寸だと締めやすいのよね。中身は、コットンソフトブラ、シルクタンクトップ、茄子紺の麻長襦袢、タビックス、カレンブロッソ草履。一応、バラ柄のコットンストールは持参しましたが使用しませんでした。体感温度としてはこれでも少し汗ばむ感じ。ホールの中は途中から冷房が入り、丁度良くなりましたが、それまでが少し暑かったです。ま、今回は体感温度の問題じゃなくて本塩沢着るなら、直前の天気予報を確認しないさいって戒め・・コンサートの休憩中に怪しい空になったなあ~とは思っていたの。でも、日傘差して来た位だし、昨日の天気予報では雨マークはなかったから何の不安もなかったのです。でも!熱きコンサートが終わったら、なんと。外は横殴りの雷雨ご存知の通り、本塩沢はぜ~ったい濡らしてはいけない織物。濡らしたら最後、縮んで元に戻らんよ。しかも泥はね厳禁の白地・・。顔面蒼白。夜9時ごろには雨が止む予報を確認。タクシーで帰宅したって、降車してから玄関ドアまで濡れちゃうもの!止むまでこの建物から出なければいいのよ!と、いうことで・・外に出ないで行けるお寿司屋さんへ。お席も空きがあって混雑していなかったので、雨があがるまでゆっくり食事させていただきました。美味しかったです。旭鮨総本店さん、ご馳走様でした。そしてお蔭様で着物を濡らす事なく無事に帰宅出来ました皆様もお召しを着る時は直前の天気予報を必ずご確認くださいましね!
May 12, 2023
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雨上がり直後のお出かけ。22℃程度だけど、蒸し暑い~~~。予報では小雨が続くようだったので濡れても大丈夫な着物をセレクト。この時期はやはり大島紬ですよね~。もちろん私は20℃を超えたら単衣です。長襦袢を麻か正絹かで迷った挙句、正絹にしたけど・・結果的にはま~~、良かった?かなあ。日中はこれでも暑くて、正直後悔したのよ。でも、コンサート後は北風に変わっていて、結構肌寒い感じになっていたので、まあ・・合格点かな、という事。多分、麻の襦袢で、羽織を持参するのが正解だったと思う・・さて、単衣の大島紬は自分で縫い直した蝶柄ではなくて、薔薇柄のもの。そして帯は「竹に雀」の塩瀬。何でかって?尺八の材料って竹じゃない~?それと邦楽の益々の発展を祈念して、繁栄の象徴、雀。ま、いいんです。因み柄は自己満足で邦楽のコンサートは10年ぶりくらいかしら。昔、東儀秀樹さんと古沢巌さんの雅楽とヴァイオリンのコラボコンサートがあって、それ以来。尺八と箏が描く『和の情景』から画像お借りしました。リンク貼ってます。生の尺八は初めて聴いたかも・・。箏(こと)は子供の頃近所のおばさんが弾いていたのを聞いたくらい。今回のコンサートに登場した十七弦なんて初めて見たし、初めて聴きました。感想は・・・・色々おったまげたっていうのがぴったりかな。箏の演奏の仕方って・・箏爪ではじくだけではないのね・・。尺八は5音しかないのに洋楽を演奏されたり、また、1尺8寸じゃない尺八が何種類もあるのも初めて知りました。行って良かったと心から思いました。半世紀以上も日本に住んでいるのに、な~~んにも知らないんだなあ~私って。今年はもう3分の1過ぎてしまったけど、色々初めての事にチャレンジしようと改めて決意しましたよ
May 2, 2023
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一日中雨が降った翌日の、4月の夏日前日かなり雨が降ったので、湿度が高くて蒸し暑い。行き先は友人の写真展と日本料理店。一般的には長着から決めて、次に帯を選ぶ事が多いと思いますが、今回は藤の帯を使いたかったので、帯が先になりました。だって藤の花、もう盛りが過ぎそうなんですもの~。今年は2週間ほど早いですね。焦る焦る今回もくにゃくにゃ帯なので、前結び+秘密兵器使用気温からして、単衣は確定なのですが、ヒンヤリする大島紬か縮緬ではない(縮緬は生地が厚いものが多い)タレモノで悩む。置きコーデをして、ピンクの綸子の小紋にしました。遠目で見ると無地のぼかしに見えます。長襦袢も悩みましたいつもの単衣袖無双だと多分暑い。だって夏日だもんねー袖の長さもピッタリな、自作の肌襦袢改良長襦袢にしました。通常この長襦袢を着る時は、大島の単衣など自分で洗える着物にするのです。何故かって?着丈が短いから脛部分が長着に直接当たるのよ~。だから洗える長着限定にしてます。が、今回はタレモノなので、更に改良しました。裾にレースを足して6cmほど長くね。袖は綿レースの生地から作ったものになっています。結構涼しいの。まだ少し丈は短めだけど、綿は裾裁きが悪いので、短めくらいが丁度いい・・と思う。結果は・・・これでもやや暑かったなあ~。汗かいたので長襦袢はすぐに洗濯しました。洗濯機で洗えるのがいいですよねえ湿度が高かったので、麻襦袢でも良かったかもね。中身はシルクソフトブラ、レーヨンタンクトップ、嘘つき長襦袢でした。足元は裏地付足袋カバー、丸いカレンブロッソ草履。帯締は道明さんの「黄八丈」。帯揚は衿秀さんの輪だしです。そう言えば、佐藤チアキ先生がブログで『1年中麻襦袢だったので絹襦袢さようなら』と書かれていました。3月末にお会いした時も確かに濃い色の麻の長襦袢を着られていました。私も絹は袖無双単衣長襦袢ばかりで冬越ししてしまったし、もう麻長襦袢で良いなら、”袷と単衣の絹長襦袢さようなら~”になりそう・・・
April 17, 2023
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気温がまた下がって、袷となりました。狂言だけなので、紬と迷ったのですが・・。ちょうど春向けに良いレモンイエローの小紋がありましたので、仕付けを取って初おろし。陽射しはそれなりに強いので、震えるほど寒いとまではいきませんが、風が冷たくてストールがないとそこそこ肌寒かったです。帯は手描きクレマチスと黄蝶の塩瀬。今回は久しぶりに前結びにしてみました。とても柔らかい帯だったので、前結びにして、新しく自作した秘密兵器を使いたかったので・・。柔らかい帯だとユルユルのお太鼓横顔になりがち。でも今回はなかなか上手く出来たと自画自賛しかし前帯の位置確認が甘かったため、前柄がかなり脇に来てしまいました前結び、久しぶりだもんなあ~。もう少し中央寄りにしても良いのね。うんうん。帯揚は先日佐藤チアキ先生から購入した衿秀さんの輪だし。帯締めは道明さんの土筆。この日の中身は、コットンソフトブラ、レーヨンタンクトップ、肌襦袢なし、単衣袖無双長襦袢。足元は裏地付足袋カバーに、丸いカレンブロッソ草履。羽織は春らしいブルーとピンクの花柄で。狂言のあとは、お食事。さらっとご紹介。いつも美味しいお料理、ご馳走様です
April 11, 2023
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生まれて初めて、来賓として入学式に参列しました。何着る教師をしている知人に聞いたら、『和装が出来るなら絶対和装で来て欲しい。赤とか派手じゃなければ全然問題なし。会場の華やかさが違う!』とのこと。どんな格のものがいいのか調べたけど、地域によって様々で、結局よくわからない・・。来賓なので華やかに、という方もいれば、保護者より控えめに、という方もいました。結局裾模様がおとなしめの訪問着を2枚候補として選びました。1枚は薄紫で刺繍と絞りで流水文がある袷。もう1枚はパステルグリーンで松の絵が手描きで入っている単衣。朝になって袷を着てみたら、蒸し暑くてダメ。この日の最高気温は21℃の予報。外は暴風雨で、雨コートをその上に着る必要もあったので、袷では途中で気分悪くなりそう・・。単衣に着替えました。後ろ姿ないけど、紋付です。金色ですがつつましやかに松や菖蒲の絵付けがされています。この長着ね、面白いの。両袖に模様がないんだけど、胸にはあるの。紋付訪問着以上色留袖未満?生地が縮緬のすごく良い物なので、元々色無地だったものに絵を描き足した?のかもね~体育館冷えるかな~と思ったけど、全然そんな事なくて、本当に単衣で良かった。足首まである長い雨コート着て、長靴で、傘を必死に構えて歩くから、蒸し暑いのなんのって。中身はシルクソフトブラ、レーヨンタンクトップ、肌襦袢なし、袖無双単衣長襦袢。足元は裏あり足袋カバーと長靴。草履は持参しましたが、会場にはスリッパが用意されていて使用しませんでした。でね、帰宅してからこれを撮ったんだけど・・↓帯がずれてる~~~。帯締めが片方めくれてる~。コートを着る前に撮った時はそんなことになっていないので、動いていて帯がかなりずれたのよね。そして帯締めはコートを着脱した時にペロッとひっくり返ったのね、きっと。今後はこういう厚みのない帯締めをした時は上着の着脱に注意しなくちゃだわ~。それと帯の胴回りね・・。実はこれ、前夜に作り帯にしたもの。胴回りの部分をもう少し丁寧にしないとダメね。普段袋帯ってしないから、作り帯の注意点が良くわからなかったやはり名古屋帯は楽だものね~。最近は訪問着に金糸銀糸のある少し格の高い名古屋帯ばかりしてたからなあ~。そして次回はもしかして1年後?絶対忘れそう(笑)
April 7, 2023
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東京で帯締めに関するレッスンがあり、出かけて来ました。この日の最高気温は20℃、最低気温は11℃。悩むわ~。20℃超えたら単衣にする私ですが、長丁場のお出かけなので、移動は午前中と夜。単衣・・寒い?でも日中は暑すぎるわよねえ。早朝は薄曇りで肌寒かったので、急遽錦紗の袷を準備しました。でも、日が昇ってくるとだんだん暖かくなり・・やはり暑くなりそう~。と、いう事で、長着は単衣で、羽織とストールで調整することにしました。長着は単衣の縮緬の小紋。帯はシジュウカラの縮緬の染め帯。これ、すごく柔らかい帯で、お太鼓の横姿が「7」にならずに「C」になっちゃうんですよね。「C」になるのは、”はんなり”した感じも良いし、好みだと思うけど、私は身長が低いのでバランス悪いなあ・・。次回は秘密兵器使おうっと。帯揚は自分で染めたもの。帯締は道明の「土筆」です。中身はコットンソフトブラ、レーヨンタンクトップ、単衣長襦袢。足元はコットンタビックスに足袋カバー。先日バイセルさんのイベントで購入した丸い方のカレンブロッソ。結果はこれで良かったです。羽織がなかったら、行きと帰りはやはり寒かったでしょう。日中は暑くて、汗ばむ寸前。帰宅直前にスーツケースの荷物を引きながら坂道をあがって、汗かきましたけど・・。ストールは使用しませんでした。この時期、本当に寒暖差が大きくて困りますね。
April 1, 2023
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本日は能。毎年3月に「バリアフリー能」が開催されます。脚が不自由な方、耳が不自由な方、色々な方が能・狂言を楽しめるよう、詞章が出るタブレットを貸してくれたり、車いすスペースが設けられたり、そんな素敵な催しです。能の時は出演者のファンクラブ等の関係で、華やかな訪問着の装いだったり、色無地の方が多かったりしますが、バリアフリー能は比較的ラフな格好の客層に思います。昨年はネットイベントの関係で桜の訪問着を着用しましたが、今回はその後の食事会場がカジュアルな事もあり、小紋にしました。この時期は特に桜を纏いたいものです。手持ちの長着をチェックしましたが、桜がメイン又は半分でも描かれているのは訪問着ばかり・・。紋付だったり、袖丈が長めだったりで、去年着たものより格上や派手な感じ。そこで久しぶりに華やかな小紋を引っ張り出しました。桜をメインに扇の上から花々が零れ落ちている絵付けです。松葉も散っていますので、お正月に着る事もあります。※この写真だけは帰宅後に撮影。帯揚乱れてますね💦4月に入ると明るい地色の着物を着たくなりますが、まだ3月ですし、こんな濃い地色でも良いかな~と思います。帯は20年以上前に手に入れた作り帯で、失礼ながらもはやどなたから(母か祖母かも知れないけど)いただいたのかも覚えていないのですが、かがり帯なのに二重太鼓になっているの・・。今見ると不思議~~~。でもほぼ無地感覚で使えるので結構重宝するんです。こうした柄がゴチャゴチャしている総柄の小紋にはぴったり。本日の中身は、コットンブラ、コットンタンクトップ、単衣袖無双長襦袢(もうこれしか必要ないやん)。足元は足袋、先日バイセルさんのイベントで購入したカレンブロッソ草履。羽織は白~薄紫のきぬたやさんの総絞り。羽織の出番なく、持ち歩いただけでしたお食事は今季最後になるかな、フグ屋さんへ。テッサはコースとは別に追加注文!ご馳走様でした。
March 22, 2023
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本日はお使いです。南風吹く3月中旬晴天の18℃前後・・。私には袷では暑い・・。巷では、卒業して早めに春休みに入っているかと思われる中高生が半袖でサッカーとかやっています。昨年この時期の同様な気候では単衣を着用していたので、やはり単衣の十日町っぽい紬をセレクトしました。帯は紬の八寸です。海に浮かぶ島々には花や楓があり、空には雁?が飛び、海には巻貝がいます。雁は秋を象徴するものですし、楓も秋ですが、海は春、花も春・・多分四季を問わず使えるのでしょうけど、色遣いが春っぽいので、これにしました。中身はコットンブラトップ、自作の肌襦袢改造長襦袢です。足元はピンク地に花柄のタビックス、スクエアのカレンブロッソ。羽織は持たず、コットンストールだけを持参しました。行きはお昼ごろで暑かったので、この格好が涼しくて気持ち良く、これで良かった~と思いましたが、帰りは16時半ごろで、振りから入ってくる風がやや肌寒く、ストールを使いました。何も羽織るものがないと困ったと思います。まだ朝晩は寒く、日中との寒暖差が大きいので、羽織物で調整するのが一番良いですね。
March 18, 2023
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3月の狂言を観て来ました。着物着るの久しぶり?このところ春の気候変動が激しくて、頭痛や三叉神経痛に襲われ、加えて今年の花粉症が重くて・・・。着物着てうきうき出かける気分になかなかならんかった・・。でも、買ったチケットは何が何でもゴミにはしない前々日の天気予報では最高気温19℃で晴れでした。昨年20℃近い晴れの日は袷だと暑かったのを記憶しておりましたので、単衣の垂れものにしようと思っていたのですが、前日の予報では17℃曇りとなりました・・。えええ===ッこの気温だと、夕方外へ出た時、単衣は肌寒いかも~。でも会場やお店が夜に向けて暖房入れる可能性高いしなあ~。季節の変わり目、朝昼晩の気温差が激しい時期って、本当に着るものに困りますよね。結局、自分で胴抜きに仕立て直した紬(2020年11月7日ブログのリンクあり)に決めました。ところがよ!帰宅してから写真見てびっくり仰天尻圧のせいで元々あった古い縫い目がほころびているではあ~りませんか自分で補強縫いした糸は無事だったので、「長襦袢お尻からこんにちは」は避けられましたけど・・。あ~~。恥ずかしい。着付けし終わった時には大丈夫だったので、きっと2時間の観劇に耐えられなかったのね。夕方の移動時と夜の帰宅時は羽織だったので、まだ良かったけど・・早速修繕しなくちゃ寒暖の意味としては正解だった長着だけど、花粉症なので大島とか黄八丈とかツルツルした生地の胴抜きがあったら良かったなあ。行きはコットンショールだけでした。中身はコットンブラトップ、単衣袖無双長襦袢(ヘビロテどころかこればかり)です。白コットンタビックス+足袋カバー、スクエアのカレンブロッソ。夕食のお店【日本酒のふじひら】さんで「季節の桜色ですね。パッと目を引きますね。」と褒めていただきました。婆になっても褒めてくださる人がいるならば、ピンクもどんどん着るのだ。そう言えば、義母は綺麗な人だから素地が違うと言えば違うけど、80代でもピンクが似合う。似合えば尚、いいですよね。カラーは年齢に関係なし。食事内容をサクッとご紹介します。いつも美味しいお料理とお酒、ご馳走様です。
March 13, 2023
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え~~~。なんで~~~。楽しみにしていた着物イベントなのに~雨は1時間に数mm程度でしたが、北風が吹き荒れて、これを悪天候と言わずして何と言う。春色の垂れものを着て行きたかったのに、どうしよう~。どうしようも何も・・ま、選択は①化繊 ②木綿orウール ③水に強い絹織物しかない訳です。雨そのものは大した事はなさそうなので、私は③を選びました。土砂降りの時、どうしても和装で行くなら①か②よね・・。昨年のブログを確認したら、何と昨年の同じ日も雨で、水に強いものを着用していたこの時期はまだ寒いので、雨に強い織物で有名な大島紬や黄八丈はちょっと肌ざわりがひんやりします。冬の雨の日は・・そう牛首紬の出番でございます。牛首紬はその丈夫さから別名「釘抜紬」とも言われています。雨や湿気にも強く、濡れても縮む心配をしなくて良い紬です。諸説ありますが、牛首紬は日本三大紬のひとつとされています。(石川県牛首紬生産振興協同組合さんのリンクを貼ってあります)この着物の下前に「角印」が入っていて、白山工房さん(HPのリンク貼っております)のものである事がわかります。残念ながら証紙がなくて詳細は不明ですが、糊散しと遠山の風景がマッチした面白い柄なのです。遠目で見ると色無地感覚になるので、意外とコーデしやすいです。帯は、派手目ピンク(笑)で椿の柄、紬地の名古屋を合わせました。帯締は道明さんの「土筆」です。雨コートはそろそろお誂えしたいなあ~と思いつつも、ず~~っと使っているストライプのこれ↓です。足首まである長さなので、短めに着付ければまず、長着が濡れることはありません。ん~~でも昭和感きつ過ぎかなあ。中身はコットンソフトブラ、コットンタンクトップ、肌襦袢、いつもの・・単衣袖無双長襦袢。コットンタビックス・足袋カバー。雨コートにカシミアのマフラー、大き目の折りたたみ傘。そして、赤い鼻緒のじょじょさんの下駄。雨の日は下駄かカレンブロッソ草履よね。この日のイベントで、新しいカレンブロッソ草履getしましただって・・今のスクエアのカレンブロッソは型押しだけど本革の台なので・・小雨程度ならいいけど・・暴風雨の時に履くの、イヤなんだもん・・
February 16, 2023
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日曜日は急に気温が高くなって、袷の着物とコートだと、とても暑く感じました。この日は狂言の観劇でした。2月前半ですし、梅の染め帯を締めたくて、長着をお召しに決めました。フェミニンタイプの私には少し渋い色なので、帯揚と帯締は明るいグリーンとピンクを持って来ました。これは例のペシャンコになる自作の帯枕を使用しています。この後は、いつものお店へ。公魚の南蛮漬けが気に入ったわ〜。それと酒粕の味噌煮がほんのり甘くてお腹に染み渡る感じでした。揚げ物の代わりに鰯の梅干煮だったのですが、これがいわゆるプロの味、と言うか、こんなに上品な味になる物なの⁉️と驚きました。加熱された牡蠣はあまり得意ではないのですが、この炊き込みご飯はパクパク食べちゃった!いつもご馳走様です。この日の中身ですが、暖かい日だったので、肌襦袢はなし。コットンソフトブラ、シルクタンクトップ、単衣袖無双長襦袢。コートは裏地のないウールのものにしました。それとカシミアのマフラー。コートは行きは手に持っていて、お店へ移動する夕方と帰宅時に着ました。暖かくなったり、また冷え込んだり。身体がついて行かないわー。
February 15, 2023
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2月に入っておりますが・・新年会がありました。料亭田中家さんです。昨年8月に行きましたが、リクエストあり、今年の新年会は田中家さんとなりました。この日はやはり新年会なので、若松の総柄の小紋を選びました。新年に好んで着用している着物です。帯締は道明さんの御岳組「紅梅」。昨年は白地に松の名古屋帯を合わせましたが、↓※狂言2時間観劇直後でお太鼓見事にペッタンコ・・今年はグレーで鳳凰が織り込まれた袋帯にしました。こちらはしっとり落ち着いた感じになりますね。この日は暖かかったので肌襦袢なし。コットンソフトブラ、シルクタンクトップ、いつものの・・単衣袖無双長襦袢。草履は11月によそ行き用として購入したもの。(上代68000円とな!勿論そんな大金お支払いしていません。あくまでも上代)7万円気軽に使えるようになったら、伊と忠さんのお誂えをしてみたいわ~。
February 14, 2023
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お届け物があり、出かけて来ました。少しお話しをしてお茶をいただき、その後夫と合流してお寿司屋さんへ行きました。この日は結城紬です。とても柔らかくて、暖かいです。草履はスクエアのカレンブロッソ。小指まで台にしっかり乗って歩きやすいのですが、曲線が似合う私にはちょっとカッコ良すぎて足元が浮いちゃうかなあ?でもすごく履きやすいんですよねえ~。帯は博多の半幅です。カルタ結びに道明さんの帯締。赤いウールコートを羽織りました。中身はコットンソフトブラ、シルクタンクトップ、肌襦袢、単衣袖無双単衣長襦袢。行きはやや暑かったです。コートを手に持って歩きましたランチはよく行くカウンターのお寿司屋さんへ。お勧めの生海老の巻物をいただいたけど、ものすごく美味しかった美味し過ぎてびっくり。皆さまもどうぞお試しあれ。
February 13, 2023
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1月下旬に友人の写真展に行って来ました。時間の都合で、写真展の前に創作和食のお店でランチをしました。1月ギリギリかな・・蝋梅とキレンジャクの帯を選びました。※この写真は帰宅後に撮影長着は真綿紬。この紬はどこのか不明ですが、柔らかくて暖かくて、とても着やすいのですが、白っぽいせいか着付けのせいか膨張して太って見えるのがイヤでした・・。でも最近は何とか普通に見える???8年前の写真↓帯締は誕生日プレゼントにもらった道明さんの御岳組【黄八丈】。思ったほどどぎつくなかった・・友人の写真はとても素敵だったので、既にソールドアウト。このコート、昭和のおばちゃんチックな丈が好き。私の身長が昭和丈なんだから、似合うはずなのだこの日は最高気温が7℃。薄曇りで寒々しい感じ。中身はコットンソフトブラ、コットンタンクトップ、肌襦袢、袖無双単衣長襦袢でした。室内はどこも暖房が効いているから、長襦袢は単衣で充分でした。マフラーと手袋があれば特に寒さを感じませんでした。足元もタイツとかハイソックスタビックスとか履いていないです。北風が強い日は足元かためた方がいいかもね~。
February 3, 2023
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10日以上経ってしまいましたが、今年の初狂言の時の装いです。新年の狂言はこれが3回目。初回は普段通り紬で行ったら、ほとんどの方が小紋や色無地、訪問着で、自分にがっかりした強烈な思い出があります。2回目の昨年は若松の総柄小紋にしました。今年は梅柄の小紋です。飛び柄ですが、大柄で綸子地なので華やかな印象になります。帯は金糸使いの老松にしました。そして帯揚は若竹色。これで松竹梅揃いました帯締は道明さんの「紅梅」です。今回は自作した観劇帯枕を使用。ペッタンコに潰れるのはいいんだけど、見事2時間後には本当に帯がペッタンコ。でも、トイレで直せばよいので、大丈夫後部席ではお太鼓の厚みの数センチでも不愉快になる方がいると知り、今年からこれを使おうと急遽作りました。スポンジタワシとハンカチ、ストッキングで出来ています。会場の和装の方々はやはり訪問着や総柄小紋、豪華な袋帯など華やかで、眼福でしたこの後、いつもの「日本酒のふじひら」さんへ。この日は11℃前後で晴れ。外では赤いウールコートと白いカシミアストールと、いつもの羽織物です。中身はコットンソフトブラ、シルクタンクトップ、肌襦袢、袖無双単衣長襦袢です。そろそろ厳冬の時期なので、ババシャツの出番になるかなあ~
January 19, 2023
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義母と夫と3人で新年会をしました。夫のリクエストで、オーケストラに行った時と同じ長着を着ました。※着物のまま実家のバラの剪定と鉢上げなどをした後に撮影(笑)前回の帯は黒地でしたが、今回は白地の名古屋で縁起物の吹き寄せです。比較してみると、とても苦手意識のあった黒地帯も長着との組み合わせによって、私にも似合う事を発見しました。でも・・。あ~~~益々断捨離が進まなくなる~お店はフレンチっぽい中華料理を提供してくださるエリア燿さんです。紹興酒の容器がお洒落ですね~。餡掛けではないフカヒレは初めてのお味で、めちゃくちゃ美味しかったです。また是非行きたいお店でした。この日は10℃ほどで食事後は雲が広がって冷え込んで来ました。でも中身は肌襦袢なし。コットンソフトブラ、シルクタンクトップ、袖無双単衣長襦袢。カシミアストールと赤いウールコート着用。風がなかったので、寒さはなく丁度良い感じでした。
January 17, 2023
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新年初めてのコンサートへ行って来ました。最近は楽器演奏だけではなくて、オペラあり、踊りありで、エンターテインメント性が高いコンサートが多いですね。今回は指揮者のトークもユーモアあって楽しくて、新年早々華やいだ気分になりました。服装は着物で。やはりおめでたい柄で揃えました。長着は扇=末広。帯締は道明さんの「紅梅」。帯揚は白地に朱の小さな玉の輪だし。帯は松竹梅と扇と「竹に雀」の雀と「梅にうぐいす」の鶯が織り込まれています。草履は草履・バッグ専門、京都左京区の【京みやび】さんのものを初おろし。鼻緒は銘織つづれ錦とのこと。ちょっとまだ鼻緒がかたいけど、履き心地👍この日の中身は、コットンソフトブラ、シルクタンクトップ、肌襦袢、単衣袖無双長襦袢。しか~し、めっさ暑かった~。やっぱり肌襦袢まだ要らない~。羽織物は赤いウールコートとカシミアストールでした。
January 10, 2023
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大晦日は親族が集まり、年越しパーティーをしました。電話やLINEで時々話をする姪ですが、実際に会うのは2年ぶり?3年ぶり?くらいです。姪はお洒落さんで、この日もふわりとしたブラウスにロングタイトスカートでとてもシックで上品なコーデでした。夫はドレスシャツにジャケットだったので、私は色が地味目の絞りの訪問着にしました。ピンクのお花は刺繍になっています。この訪問着はとても気に入っているのですが、一昨年10kg痩せたため、身幅が大き過ぎて、着付けが一苦労でした。お直しに出そうかなあ~、でもまた太った時のためにそのままにしておくべきかなあ~帯は大晦日にどうしても締めたかった、祇園祭の月鉾の名古屋帯です。タレの部分に月鉾があるのですが・・これではよく分からないですね・・月鉾は月読尊(つくよみのみこと)を祀る山鉾です。月読尊は月を読む農耕の神様で、旧暦での晦日(月末の日)は「つごもり」=月籠りであり、翌日は朔月=新月=1日となります。そして12月はその年最後の末日であるため大晦日と呼ばれていました。年越しはまさに、月の変わり目と年の変わり目が同時におこる訳です。という事で、これは大晦日と年越しの因み柄この日はドアツードアで行動していたので、あまり参考にはならないかも知れませんが、一応中身はコットンソフトブラ、シルクタンクトップ、単衣袖無双長襦袢でした。羽織物は赤いウールコートと白いカシミアストール。室内は暖房が効いているので少し暑いくらいでした。
January 9, 2023
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日本舞踊を観に行く時は華やかな装いの方が多いそうなので、悩みましたが、場所が寄席を主とする''にぎわい座"であるのと、観覧の前のランチがカウンターと小さなテーブルだけの小料理屋さんなので、カジュアルなコーデにしました。信州紬と南天の染め帯です。南天の帯は誕生日祝いで着用した、ヒヨドリだけ刺繍になっている物です。シジュウカラの帯と迷ったのですが、年末はやはり南天を着用したくなりますね。ランチは初めてのお店、「志元」さん。とっても美味しいお店でした!
December 30, 2022
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誤って、記事を削除してしまったので、写真だけ備忘録として載せておきます・・
December 26, 2022
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誤って、記事を削除してしまったので写真だけ載せておきます・・
December 21, 2022
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12月第二日曜日、狂言の日での装いです。十日紬にシクラメンの帯にしました。特に柄のないこの長着は帯の絵柄が目立って、色々と合わせやすいのですが、生地が硬めで私にはちょっと似合いにくい・・ような気がします・・。※立ち上がって帯を直しているところ・・この日は暖かで、15℃ほどあって天気も良かったため、羽織物はなし。肌襦袢も着ませんでした。中身はコットンソフトブラ、コットンタンクトップ、単衣袖無双長襦袢です。一応カシミアのストールだけを持参しました。食事後夜の7時ほどの帰宅でしたが、このストールを首に巻いただけで充分でした。関東の冬は日中はとても暖かくて、子供は半袖なんて子もいるくらいですが、朝晩はやはり10℃を下回って冷えるので、出かける時間によって防寒対策が異なりますね。
December 21, 2022
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12月はクリスマスコンサートがあちらこちらで開催されていますね。私もご多分に漏れず行ってまいりました。ウィーン弦楽合奏団です。久しぶりの生演奏とオペラでしたが、美しい演奏に心洗われる思いがしました。クリスマスコンサートなので、帯はポインセチア、長着はモミの木に見立てたグリーンの色無地です。帯揚は白地に朱の小さな輪出し。帯締は勝手に道明さんの「春秋」と思い込んで落札した似て非なる新品。バッグは先日袋帯からリメイクしていただいた雪の結晶のような柄。この日は寒かったので、肌襦袢を着用しました。コットンソフトブラ、シルクタンクトップ、肌襦袢、単衣袖無双長襦袢。シルクタビックスに足袋カバー。カレンブロッソ草履でした。お出かけは日中で、明るいうちに帰宅しましたので、羽織物はカシミアのショールだけで充分でした。
December 14, 2022
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誕生日祝いの食事会での装いです。お店は日本酒専門の和風居酒屋さんでした。帰宅してから撮影したので、着崩れてお見苦しいですがご容赦ください。道中の最後で後部座席にどっかりと気を抜いて座ったのが原因です。「もう誰にも見られないし、夜で暗いし、いいや~」なんて気を抜いたら、写真撮っていなかった・・💦長着は巻物の小紋。いわゆる宝尽くしに出てくる「宝巻(ほうかん)」の柄ではないのですが、貴重な巻物には変わりなく、宝巻の扱いとしています。宝巻の意味は「人生の道標、知恵」です。帯は竹にジョウビタキの刺繍です。ジョウビタキは冬鳥で季節ものの帯ですが、竹は長寿を示す吉祥文であり、いつまでも若々しくという意味で選びました。この日は雲って真冬のような寒さで、北風強く、11℃ほど。病院やデパートにも寄ったので、14時から21時ごろまでの外出でした。羽織ではなく和装コートとマフラーで丁度良い感じです。中身はコットンソフトブラ、シルクタンクトップ、単衣袖無双長襦袢、コットンタビックス&足袋カバーでした。室内は暖房が効いていたのでこれで丁度良い感じでした。草履はスクエアのカレンブロッソです。羽織も着ていないのにいきなりコート・・今年は本当に気温の上下が激し過ぎます・・
December 5, 2022
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能の鑑賞での装いです。この日は菊の訪問着を選びました。国立能楽堂ではないし、観客は結構カジュアルな恰好の方も多いので、袋帯を合わせず、菊の刺繍がびっしりな名古屋にしました。この帯は竹垣が金駒刺繍になっており、キラキラで普通の小紋にはなかなか合わずに出番がなかったものです。帯揚は縮緬、帯締は道明さんのです。中身はコットンソフトブラ、シルクタンクトップ、袖無双の単衣長襦袢(正絹)、タビックスに足袋カバーでした。コットンショールを持参して、夕刻に徒歩で15分ほど移動する際に使用しました。私の体感だとまだ羽織は必要ない感じです。最後のお勤めとなった五嶋紐のカレンブロッソ草履にしましたが、やはり訪問着用の草履が欲しいなあ~と思っているところです。来月はイベント多いですものねえ。
November 16, 2022
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またまた記録更新です。11月の半ばですが最高気温24℃とのことで、単衣の長襦袢に単衣の長着を着用しました@@ 本当にびっくりです。この日は狂言の日。型染めの長着と真っ赤な糸菊が印象的な八寸にしました。なんだかんだで履き潰したカレンブロッソ草履を買い替えて、おNEW(死語?)です私の苦手な直線!スクエア型ですが・・憧れのカッコイイ系を草履くらいならいいかなあ~と思って買ってみました。自分の足形が細い楕円形の草履に合わないせいか、このスクエア型はとっても良い!この日の中身は、コットンソフトブラ、シルクタンクトップ、コットン長襦袢、コットンタビックスに足袋カバーでした。生暖かい風が気持ち悪いくらい暑くて、この格好で丁度良いくらいでした。持参したコットンストールは全く使いませんでした。明日は最高気温が13℃だそうです身体がついていけない~。
November 14, 2022
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11月に絽の長襦袢着たの初めてかもいやー、最近の温暖化は色々な記録更新が凄いですね。昨日は最低気温13℃、最高気温24℃お天気だったので体感温度は夏日のようでした。出かけたのも11時から17時で一番暑い時間帯でしたし。長着も袷ではなく縮緬の単衣です。それでも行きは汗をかなりかきましたよ〜帰宅して、すぐに長襦袢も長着も汗抜きをしました。早めに夏ものをクリーニングに出したいです。帯は朱鷺と菊の松葉仕立てです。昨日の中身はコットンソフトブラ、シルクタンクトップ、絽の長襦袢、タビックス+足袋カバーでした。かなり歩く距離があったので、低めの革草履で。カレンブロッソは長時間歩くと足の薬指が擦れて痛くなるです「菱屋」のシールも履いている内にずれて粘着部分が黒ずんで汚くなりました。そろそろ新しい草履を新調したいのですが、・,。どうしようかなあー。
November 4, 2022
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