型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2020.01.12
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2020年になりました。
この1年半ほど音楽に纏わるさまざまな状況を確認していました。
コンサートに足を運ぶことや自分の身の周りにある音楽と、
メディアやSNSから入る一般の情報など、
さまざまな人の考えから現代の動向や未来が見える気がします。

SNSはその人を注視した場合、会って話すよりも本心が窺えます。
何を求めているか、そのスタンス、発信する頻度、フォロワーの種類や数。
他の人の発信を見ているだけと言う人もたくさんいる中で、
どんどん発信すると言うことは相当の個人的な情報を出していることにもなります。

日本は元来、奥ゆかしいとか謙虚、大和撫子など、象徴する言葉がありましたが、
現代はそれらを美徳としている人は珍しいと言えるかもしれません。
SNSに於いて本心を言えるようになり、
良くも悪くも「そこまで言うか」くらいまで言っているのを目にします。
このことはあまり発信しない人からは多くの共感が得られると思っています。

それは音楽にも現れているかもしれません。
仮に音楽の発展が衰退したとしても音楽産業は発展し続けています。
では、どこに真の名曲が生まれているのか、真の名演が立証されているのか?
本来はそこに文化を意識するのですが、それが極めて減っていると感じます。

もちろんあるのです。音楽はあるのですが文化として盛り上がっていないのです。
言い方を変えます!
個人的な趣向として各々が盛り上がっていても、文化としてどうなのでしょう?
多くのアマチュアイズムが自己承認欲求を満たすべく同様の告知やリプライをし、
プロはアマチュアを生業として自己承認欲求をアピールする、
酷い言い方かもしれませんがこのプロセスに音楽文化の生産性を感じ得ません。

昔と異なることは何か?しばしばそのことが頭を過るのですが、
基本的に現実の世の中はさほど変わっておらず、
SNSという広いようで閉じた世界のバーチャルが夢を追わせ、皆が子供の心でいるのです。
さらにそれをメディアが煽っているとも感じます。

ただ、良いこともあるかもしれません。いや、いいこともたくさんあります。
SNSをうまく利用して良い方向に導くこともまた絶大な効果があると思うのです。





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最終更新日  2020.01.23 22:55:00
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