型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2020.02.11
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テーマ: 今の報道(2)
カテゴリ: 報道
子供の頃、プロ野球をテレビでよく見ていました。
応援している選手がここぞというところでヒットやホームランを打つと、
自分は大喜びなのですが、その選手は表情ひとつ変えずにベースを駆け抜けました。
子供ながらに嬉しくないのか、なぜ態度に出さないのかと思っていましたが、
それが大相撲に結びつく武士道のようなプロ意識かと考えていました。

今は、試合や競技ではガッツポーズなど喜怒哀楽を出すほうが普通、
何かミスをした時にも悔しがったり憮然としたり態度に出すことがあります。
その表情や勝利者インタビューで本音を言うことは自然な姿ではあるでしょう。
また、観衆はそのような姿を望むようになりました。

しかし、音楽でもスポーツでも公では少なくとも相手の健闘を称えること、
まず自分の喜びよりも闘いそのものに敬意を表するほうが好ましいと思うのです。
世の中にはゲームを含めて競うことが多いわけですが、
負けると悔しいのが普通ですから少しでも労われれば気持ちも晴れます。
昔、選手宣誓などで「スポーツマンシップに則り」と言うのがそれなのですが、
言葉もろとも意識が薄くなった気がします。
大相撲、剣道、柔道など日本古来の競技にのみまだ生きているのかもしれません。
さまざまなことが西欧化される中、日本の美徳が失われつつあると思います。

話は変わりますが、新型コロナウイルスについて日々報道されています。
日々感染者や死亡者の数が発表され重要な問題であることが知らされています。
ただ、いつもと違わず事実を報道する一方でリスクやネガティヴな予測も流されます。
ネガティブな動画も多く不安を増大化させるコメントで風評が生まれるのです。
伝染病は自然災害と同じく誰かの責任による事柄ではなく、
低い確率で不幸にも感染した人を皆で応援する立場、
救うにはどうするかと皆で考えるスタンスで報道されるべきことです。

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」のことが報道されだしてからは、
厚生労働省が悪いかのように言われていますが、
隔離についてこれほど詳細な報道がされたのも初めてで、
いきなり国籍の異なる人々3800人の食事や検査、
また処方箋がなければ受け取れない持病の薬を手配するかどうかなど含めて、
急に起きたことへの対処としてはさまざまな障害があることはよくわかります。
また、このようなことがあちこちで複数起きた場合はどうするのか、
今後も効果的なワクチンがない伝染病が出るた度に対応することを考えると、
このことで誰かを非難したり責任を問うことではなく、
しばらくは起きたことのみを報道しあとは静観するスタンスが必要なのだと感じます。

どんなにリスクを報道されても庶民のできることはマスクと手洗い、除菌しかありません。
しかし、身近な所では皆がマスクをしていることはなく感染する危機感がないのは否めません。
マスクやアルコールが品切れになり、本当に必要な所で足りなくなったり、
このことが原因でいじめが起きたりするのは、
不安を煽り不必要に過敏になることから国としてワンチームになれていないのです。

自然災害も伝染病も不測の事態です。
起きてしまったらうろたえることではなく、
自分のリスクを冷静に自分で考えればいいことで、
他の場所で起きていることは静観して応援するべきだと思います。

以前にも書きましたが、スポーツはファンを獲得する興行として、
人気の高い選手をメディアは報道し、
インタビューなどで「次は優勝を目指す」など言わせたいことを誘導します。
ある報道番組ではキャスター(MC)が、
コメンテーターにやはり言わせたいことを誘導する質問を投げかけます。
そこで被害者を擁護する意味で責任追及するターゲットがつくられます。
これらがあたかも正義感からくるように見えたり、好感度に繋がったりするのですが、
それは視聴率を稼ぐ上っ面であると感じています。





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最終更新日  2020.02.11 10:02:25
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