型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2021.07.20
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カテゴリ: 今だから
新型コロナウイルス報道が始まってから1年半ほど経ちます。
今までの感染症のニュースとしては新しい事柄がたくさん報道され、
誰もが初めて体験する前代未聞の対応が続々と現れました。
しかし、世の中の流れを見ていると世も末かと実感します。

テレビをつければ政府批判の嵐で、これまでの未曾有の対応は恰好の獲物のようです。
医師の話、ネット上の声、街の声、海外の例を切り取り不安が煽られます。
さらに感染者数、街の人出などの数についてもネガティヴ感が出ています。
1日中各局で同じ内容が報道されるので、発信力としては絶大で憂鬱になります。

時を待たずして報道は民意となり政府はその対応を余儀なくされます。
しかし、若者が報道や批判を受けて言うことを聞くかと言えば疑問です。
国民を責めても前向きにならないのは同調圧力を受けていると感じるからです。
また、感染を抑えると言うよりも政府批判が優先されていることもあります。

感染を防ぐ手立てとして、会食制限しか手を打てない現状があります。
緊急事態宣言の大きな柱は飲食店の制限に感じられますが、
未曾有の事態に懸命に取り組んでもよく頑張ったというような賛辞はありません。
経営の観点から酒類の提供や時間を守らない店があり不平等が起こります。

中小の飲食店は給付金を後からでも受け取ればかなりの補償にはなります。
それでも酒類販売についての不平等を解消するために対応した西村大臣は、
酒類卸し業に制限をかけようとしたわけですが思わぬしっぺ返しを受けました。
これまで酒類を扱っていた飲食店は批判されていましたが翻されたかたちになります。

麻生大臣の「あくまで酒類販売事業者への一般的なお願いであり、
強制力を伴わないものであることははっきりしている」は賢明な弁解だと思います。

西村大臣は要請を聞かず酒類を販売する店のことをメディアから知り、
正義感からつい圧力をかけるような発信になったのはうまく嵌められた気もします。

それにしても五輪もここまで批判されるのは不自然ではないでしょうか。
選手団や海外メディアがウイルスを持ち込むのではないかと前提があるようですが、
これは海外から入ってくる人は日本人も含めて全ての人に同様のことが言えます。
ワクチンを打っていても検査を受けていてもいつ陽性になるかわからないのです。

この歓迎されざる不幸な五輪と今の世の中をしっかり生きるためによい記事があります。
シアトル在住の長野弘子氏によって日米の国民性の違いが語られています。

「ネガティブ・ フィルター」が刺激される情報を
自分の中に入れない
などの対策も必要だろう。気になるトピックに関しては、
政府機関や専門機関、専門誌が発表しているデータを参考にして、
自分なりにどう解釈するかをできるだけ客観的に考える。
そうすると、ニュースを見ているだけでは気づかなかった点に気づいたり、
大事なデータが報道されていないことにも気づき始める。
少なくとも、 「本当にそうなのか?」と疑問を持ち、
自分で調べて自分で判断する
ことを繰り返していけば、
結論にいたる論理的な裏付けがあるため、
自分と異なる意見に対しても冷静に自分の意見を述べることができる。
同調圧力により、自分の意見が言いづらい場合もあるかもしれない。
しかし、「みんなに合わせる」ということを繰り返せば繰り返すほど、
マジョリティの意見は固定化し、さらに同調圧力が強まっていく。


これは奇しくもこれまでここに書いてきたこととまったく同じです。





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最終更新日  2021.07.20 15:27:48
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