型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2021.12.10
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カテゴリ: 今だから
18歳以下給付金、何のために行うのかと問えば、
多くの人は子育て支援でのためと答えるでしょう。
意義のある給付だと考えられますが、その意味はひとつではないと思います。
子育て支援でもありますが、街の経済支援でもあってその意見は聞かれません。

クーポンを作れば経費が多額にかかりますが、
それは子育て支援としてではなく他への支援になり単に無駄なわけではありません。
クーポン券のために間に入った企業や街の小売店の支援だと考えれば、
現金給付でなくても救われる人は増えます。

デジタル化のお陰で紙を使った​ 印刷物が減ったのは確かだと思われます。
給付金を受けても貯蓄にまわす高収入世帯にはクーポンを使ってもらいたいものです。
コロナ禍で人生設計や目指した夢が狂ってしまった人は少なくありません。
感染したわけではなく規制や自粛のせいで苦しくなっている人への支援も必要です。

コロナに感染して亡くなった全ての人数は1年間の自殺者より少ない状況 ​です。
今年も自殺者は2万人に達すると思われ、例年より増えた昨年と同様です。
勿論子育て世帯の数はもっと多いですが、現金給付でなくてはならない理由はなく、
本当に困っている人にとってはクーポンでもとてもありがたいはずです。

全額現金給付のほうが手続きが簡単で速いという意見が取り沙汰されますが、
多勢の子育て世代に気遣うことによって好感度を上げたいだけのように見えます。
これは、今の社会問題とも思えるのですが、あたかも人のことを考えているフリの発信で、
自分に付される「いいね」に酔っている人が目につき過ぎるのです。

「いいね」をもらいたいがために心にもなく温かい言葉を装い投げかけるのは、
年齢に関係なく増えていて、人に注目してもらうための常套手段になっています。
これに対して思っていなくてもあえて「いいね」をしたり同調する慣習もあり、
投げかけた側と受けた側のコミュケーションを促しながら相互関係を表しています。

「いいね」は書かれている内容に賛同しているのではなく付けた人のアピールです。
書いている人への存在アピール、他の人へ相互関係をアピールしていると言えます。
フォローは誰でもしますが、「いいね」は相互関係がなくなればしないのが基本です。
ただ著名人に対しては視聴者が一方的にファンになるなどの関係ができます。

著名人の意見に対しては、言っている内容よりもその人に「いいね」をし、
近い関係にいる人や熱狂的なファンは、何を言っても「いいね」をするでしょう。
その意味で「いいね」の価値は相互関係のない人から付いた時にこそ高いと言えます。
結局、著名人が発信することには表面上同意する人がとても多いと考えられます。

今では、このことは音楽を始め他のことにも当てはまります。
「話をしている=演奏している」内容ではなく、演奏している人との関係性が主で、
近い関係にいる人や熱狂的なファンは演奏に拘らず何が起きても熱い拍手を送り、
関係性がはっきりしない人ほど良いも悪いも表わしません。

昔とは一線を画していることは、義理人情ということはなく今の関係性であることで、
たとえ師弟関係であっても関係性がなくなると縁遠くなります。
どんな著名人であっても、人気は未来永劫続くものではありませんから、
SNSで「いいね」を増やして関係を繋ぎ止めても、それは今だけのことになります。





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最終更新日  2021.12.11 06:42:31
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