型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2022.03.23
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多分日本で区別されていないのは、「もったいない」「節約」「エコ」の違い。
もったいない…物の本来あるべき姿がなくなるのを惜しみ、嘆く気持ちを表している
節約…むだを省いて切り詰めること
エコ…自然環境保全。また、それらへの関心や意識

昔はゴミを海外に売っていたことがあり、その頃は全てエコ ​だったのですが、
2019年からは売ることができなくなり国内で燃やすか処分するしかなくなりました。
そこから急速にプラスチックを減らす取り組みが世界で増えました。
買い物でもらうストローやスプーンをプラスチック以外に替えたくらいで減るのか?


1990年頃までにヨーロッパではサンドウィッチやピザ1ピースを買うと、
口を拭いたり持つためにもれなく紙のナプキンがついてきました。
ただ、バゲットなどの長いパンは高級店で買わない限り手で持つだけの紙しか巻かれず、
買ってからずっとほとんどの部分は剥き出しのままでした。

バゲットを買ったままショッピングモールをうろちょろしている有閑マダムもいて、
先の方をつまみ食いしながら歩いていたりしますから、
今の世の中であれば、ウイルスや感染などの発想すらなかったでしょう。

日本では、昔から買う弁当には必ず箸がついていましたが、
紙ナプキンが飲食店で確実に置かれた出したのは1990年代からです。
高級洋食店にしか紙ナプキンはなく、ファミレスができた頃から普及し始めました。
それでもラーメン店や和食店には紙ナプキンは普通置いてありませんでした。

しかし、1980年代からコンビニはが普及していましたので、飲食店ではなくとも、
パスタを買えばフォーク、ピラフを買えばスプーン、寿司を買えば醤油がつきました。
ヨーロッパではポテトにつけるケチャップはつく程度のサービスでした。
日本からの観光客が、スーパーで惣菜を買った際に箸やフォークが無料でもらえず、
後でプラスチック製のフォークやスプーン20本組みたいなのをよく買っていました。

日本のサービスで恵まれているのは安いホテルのアメニティでも同じで、
全てが海外の4つ星ホテル級のサービスを普通のおもてなしとしていました。
しかし、その気の利くサービスが2000年代に当たり前と思われるようになり、
室料を安くする代わりにサービスの質を落とす方向に流れ始めました。

個人店で買い物をした時の包装も同様に過剰だと言われ簡易化していきました。
しかし、どんな形の品物でも綺麗に包むことのできるラッピング技術は、
日本人の器用なおもてなしとしては内外で喜ばれていたように思います。
デパートなどの丁寧なラッピングは日本文化の象徴でした。

過剰で包装紙が無駄だということでラッピングが減りましたが、
今のように簡素で無地のレジ袋や店の紙袋を購入するのは逆に世知辛さを感じます。
店員と客が心を通わせることがあるから買物が楽しいと感じることは多いです。
過剰であっても使われた包装紙をさらに有効活用すればエコは成立するのです。

箸やフォーク、スプーン、特に使い捨て濡れおしぼりは日本中のサービスですから、
必要な人だけがもらうシステムにすればいいのではないでしょうか。
実際にわざわざもらわなくてもいいものは箸袋の中の爪楊枝ではないでしょうか。

1995年頃にエールフランスの機内食で、葡萄が何粒かデザートに入っていましたが、
小さな濡れナプキンが入っておらず客室乗務員の方にオーダーしました。
そもそもフランスでは珍しいものでしたから単語がわからず不便でした。

昨日・今日は電力の逼迫警報が出ました。
ワイドショーのスタジオや店の照明を落とす様子がニュースで報じられていましたが、
個人環境でどのように節約するかは各々が考えればいいことで、
一律に◯◯はやってはいけないと言える理由はありません。

世の中にはそれぞれの環境でさまざまな人がいて、各々の思いがありますから、
鶴の一声で一律に変えさせることのできることとできないことがあると思います。
日本の政治家は自分の偏った感覚を基にモノを言うことが多いようです。
理想の日本のゴールイメージがなく、おざなりの対処では文化が犠牲になるのです。





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最終更新日  2022.03.23 18:18:01
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