型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2022.03.29
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カテゴリ: 今だから
人生経験はどんな人であれ、長いほうが何かに長けています。
特定の仕事に対する年功序列はひとつの尺度としては古いのかもしれませんが、
若い人が目上の人とまったく同等というわけではないと思います。
ジェンダーについても同じで基本は平等ですが、筋肉量など差はあります。

平等という意味は、「平等に扱われる権利を有している」と認識していますが、
それとは別に人は基本的に好き嫌いで選び、動くのは明白で、
基本的には親族以外、他人では若いほど人気があるのでしょうし、
仕事でのスキルも若い人のほうがあり、特に単純な作業ではよくできると思います。

ところが、これが接客業になると一概にそうでもないと思っています。
育ち方や家庭環境にもよりますが、社会への貢献や人の喜びのためよりも自分の業績、
年齢に関係なく競争心が旺盛で負けず嫌い、それが若者〜中年の傾向です。
優秀ではあっても実績ばかり考え、年上の上司は部下を扱いにくいかもしれません。

若者の社会人に想定以上にたくさん売りつけられようとすることはないでしょうか。
ローン、投資、定期預金、保険、契約、通院などサービス業に代表され、
本人は実績を考えている割に責任感は少なく、クレーム発生時は上司が咎められる、
出世や環境の変化で自覚を促され大人になる、そんな世の中です。

最近の若者の結婚披露宴の特徴は、主賓や恩師はいますがあとは友人、親族で、
先輩や近い上司がいないことが多いようです。昔はもっと近い目上が多かったはずです。
社会的な建前上の繋がりよりも実質的な繋がりのある人を呼ぶ傾向があります。
冠婚葬祭全体でオフィシャルと言うよりはプライヴェートな意味合いが増しています。


今の地に住んで20年が経ちましたが、街のことがよくわかるようになりました。
都会では何を買うにもいくつかの選択肢があるのは便利でしがらみがありません。
例えば歯医者さんはたくさんありすぎて、近くでも知らない医院がたくさんあります。
レッスンと同じで歯医者さんがいいかどうかは行ってみないとわかりません。

家の周りの歯医者さんは店構えから内装、いる人や先生の雰囲気がかなり違います。
綺麗でお洒落な雰囲気で清潔感が全面に感じられるところが多いです。
そしていろいろ行ってみましたが、自分の中では、
治療と措置の判断、計画、何よりも技術(腕前)、という結果になりました。

設備や機器が時代に遅れているのでは困りますが、
一回の治療で行えるたくさんのことを的確かつ迅速に行う、措置が永久的であること、
これが自分には好ましいと考えられ、治療目的が毎回実感できることが何より重要です。
一般に歯医者さんが好きでずっと通いたい患者は少なく、それぞれ相反しています。

これは音楽レッスンと似ていて、地道に行う鍛練と達成感は常に一体の必要があります。
少しずつでも両者が毎回必要になり、話や楽しさだけで紛らわせるのは今やNGです。
生徒や患者がどの程度の充実感や内容を求めるかによっても異なりますが、
自分の場合は先生に求めるものがかなり厳しいほうではあると思います。





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最終更新日  2022.03.29 04:38:25
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