型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2022.09.14
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カテゴリ: 強かに生きる
「苦労は買ってでもしろ」という諺があります。
類似の諺は海外にもあるということですが、最近は「中年の戯言」とか、
「苦労も度が過ぎると心が折れる」としなくてもいいと考える人もいます。
これは、​ まさしく”苦労が自分の糧になった人の言葉”です。

確かに苦労を敢えてする必要はないと思います。
ただ苦労をすることによって、できなかったことを克服したり、
将来は苦労を回避できる流れができたり、知恵が身に付きます。
最もよいのは「苦労と思わないでできる苦労をする」です。

今思えば50年前子供ながらに苦労ばかりしていました。
例えば、緊張し過ぎるのか30分に1回くらいの頻尿になりました。
すると45分くらいの授業でも我慢するのにひと苦労で、
「トイレに行きたい」と申告するのは恥ずかしいし嗜められたりしました。

”生理現象だから仕方がない”という考え方はまだなく、
休憩時間に予めトイレに行っていないと決めつけられ、
行くことを許されなかったこともありました。
理由はわかりませんでしたが、小学校から中学の後半まで続きました。

今思えばとんでもないストレスを抱えていたに違いありません。
遠足や修学旅行も行った記憶がないのは休んだか気が気でなかったからです。
苦労は他にもありましたが、大きな苦労があると小さな苦労は吹っ飛びます。
苦労と感じるのは個人差があり、苦労と感じる境界線が異なります。

今は軽症であってもさまざまな症状で病院を受診することができます。
しかもちょっとしたことでも病気だと言えば周りから気遣われます。
反して、昭和を生きた人は我慢や苦労を強いられたレベルが違います。
世の中がどんどん便利になりそれが当然になる前の時代です。

便利になるとは2-3時間歩いて通ったことがバスで30分に変わるようなことで、
バスが開通する前は歩くことが当たり前なので苦労とは思っていません。
その時は苦労と感じずに普通に受け入れていたかもしれませんが、
その過去を知っているからこそ、我慢ができなくなるリスクもわかります。


HSP(Highly Sensitive Person)という特有の気質があるそうです。
生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質を持った人」のことだそうです。

病気ではありませんが、この人は生きづらくなる可能性があると言います。
しかも統計的には人口の15-20%で5人に1人が該当するそうです。

①深く情報を処理する ②過剰な刺激を受けやすい ③共感しやすい
④心の境界線が薄い・もろい ⑤疲れやすい ⑥自己否定が強い
大きな特徴については自分にぴったりな部分が多いと感じました。
さらに細かい症状例では、それは重症例であまり当てはまりませんでした。

SNSではHSPの人が大きい音が苦手だと主張していました。
「大きな声で子供叱る声」「遠くの人を呼ぶ声を間近で聞く」
「店内でグラスが割れる音」「ドアがバタンッと閉まる」
「食器がガチャンと重なる」「運動会のピストル音」
「急に吹かすバイク音」「電話の着信音」「地声がでかい人」
こよなく静寂を好む穏やかで優しい人が多いそうです。

少し考えてみれば音楽に従事している人の一般的な気質です。
これらの気質を持っている人は身近にいると思いますが、
だからと言ってネガティヴな性格とは限りません。
過敏とも言える感性をポジティヴに受け止めれば武器にもなります。

どうしようもない我慢、苦労はNGですが、HSPはそれほどのことなのか?
海外で国民気質が変わると賑やかな生活環境にもなるがそれは無理?
他の8割の人がHSPを配慮してあげるほどのことか?など???です。
その意味では「苦労は買ってでもしろ」と言いたくなる気持ちもわかります。





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最終更新日  2022.09.17 01:48:01
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