型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2022.10.09
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カテゴリ: クラシック音楽
クラシックコンサートのチラシが他ジャンルに比べてダサいという話が、
SNSで話題になっていますが、クラシックコンサートに何を求めるか、
チラシに必要な内容は何なのか、なぜそんな話が出てくるのか、
音楽的な内容よりも演奏者の見た目?写真やデザインの良し悪し?

カメラマンやデザイナーがたくさん便乗してきて話がますますそちらに。
昔ながらのクラシックファンは知りたい情報がはっきりしています。
聴くために知りたい情報のいちばんは曲目と出演者ですが、
それすらきちんと明示していないチラシを多く見ます。

行ってみても知っているオリジナルとは程遠く期待はずれなことも。
また演奏者を目当てに行ったとしても容貌がいいからではありません。
年配の出演者がよく昔の写真をチラシに使って、行ってみると違うなど、
プロフィール写真があまりに良過ぎて実物と違うのは逆にガッカリです。

また、チラシがかっこいいから演奏がいいとは限りません。
写真だけに凝るのは身の程知らずで却って恥ずかしい気がします。
逆にプログラムのイメージを伝えるデザインはいいと思います。
かっこいいかどうかは関係なく、コンサート情報の伝達手段です。

コンサートには出演者以外に音楽的なテーマとプログラムが必要です。
それが魅力的かどうかがクラシックファンには重要です。
ポップス的なファン作りが目的のコンサートにはうんざりします。
写真で勝負しようするのは実力では呼びにくいからだと推測します。

因みに出演者数が多いオーケストラや吹奏楽では個々の写真を載せられず、
指揮者・ソリストと全員の写真になると思いますが、
それはイメージとしてであって楽団の写真を見ても他と区別できません。
楽団は毎回エキストラ出演者が異なりまず写真と同じ出演者になりません。


ヨーロッパでは日本のような写真付きチラシはありません(今は知りません)。
ただ情報が文字で載っているだけで、日本の古典芸能に似ています。
デザインは日本で考えられないようなものもありますが、
チラシに新しい可能性があるとすればオリジナリティだと思います。

優秀なデザイナーにデザインを依頼すれば自ずとクオリティは上がります。
そうできる資金や必要性があればそこまでのチラシは簡単にできます。
チラシがダサいなどと言う人はいろいろな意味で見識が足りないのです。
音楽の中身で勝負して勝てないとしてもチラシのせいではありません。





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最終更新日  2022.10.09 21:05:08
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