型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2023.06.16
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カテゴリ: 強かに生きる
高齢の母は自分の持ち物や身の回りのことは、
自分のやりたいと思うことに拘り通すタイプの人ですが、
インターネットに疎いため調べることができないので、
新しい提案をする時はたくさんの資料を準備します。

いくつかの選択肢を資料にして印刷して郵送しますが、
資料の説明などを付けるにも手書きでなければ、
候補の会社が記していることか後から付け加えた説明か、
母が判断できないためパソコン上での編集はしません。

そして、この資料の束を郵便局から送る際は、
お仕着せぬように即日配達されるレターパックは選ばず、
普通郵便 ​か​ ゆうパケット ​を選択していました。
いずれかにするのは重さと料金の関わりで決まります。

以前にも書きましたが、郵便局は窓口担当者によって、
対応が異なるので行きつけの郵便局を選ぶことは重要です。
最近郵便の窓口担当者が変わった郵便局に行きました。
封筒の重さを測ってもらいどう送れば良いか尋ねました。

こちらから聞いたのは普通郵便かゆうパケットですが、
局員さんはさらに安い​ ゆうメール ​を奨めてきました。
手書きの文書が入っていてもゆうメールで送れるのか、
尋ねたところ”説明文”であれば大丈夫とのことでした。

信書は入れていないので従ってゆうメールで送りました。
2日後に再度同様の郵便を集配局で送ろうとしました。
封をせずにゆうメールで送りたい旨話すと中身を確認され、
今度は”ゆうメールでは送れない”と言われました。

一応信書ではない旨言いましたが覆りませんでした。
当初からゆうメールでは送れないと考えていたので、
それ以上のことは言わずに普通郵便で送ることにしました。
しかし、同じことをしたのに否定された感は拭えません。

人によってルールですら変わってしまうことがあり、
その人が置かれている立場によっても異なります。
親切や思いやりで利用者に接したとしても、
少しでも適正さが欠けると後々否定されることがあります。

往々にして”前の人は優しかったのに否定した人は冷たい”
”教えられたとおりに実践したのに否定されたことに不満”
”世間の大人の言うことはいい加減で信用ならない”など、
感情的に捉えることが多いのではないでしょうか。


今回の場合、正しいのは後に否定した局員さんですが、
否定されたことが少ない愛情を受けた子供や若者は、
納得できず些細なことでも予想外のショックを受け、
その後の言動に影響したりキレることも考えられます。

そのため、多少のミスは見逃し指摘しない風潮があります。
しかし、寸分の誤差も許さないコンピューターにかかれば、
お年寄りに優しく接した際に起こる少しの曖昧さや勘違いが、
ヒューマンエラーと騒がれ関係ない人が謝ることになります。

デジタル社会ではコンピューターと同様の適正さが要求され、
人の関わりや思いやり、温かさとは無縁の理屈の世界です。
日本の”おもてなし”はお金で買うサービスとは一線を画し、
”気持ちであってルールではない”そんな和風とは反対です。

日本はそもそもルール一辺倒ではなく融通や忖度の文化、
キャッシュレスなどのデジタル化が遅れたのもその影響で、
ルールを絶対的なものとした時のルールそのものに、
問題性や異議を感じることが必須の時代になりました。





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最終更新日  2023.06.18 12:59:15
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