型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2025.07.06
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時間調整が必要なのは旅のつきもの。
小1時間ちょこっとお店に入るのは、
結構楽しくて病みつきになります。
地域性やシステムが独特だなぁと。

静岡で展開するチェーン店は、
意外とたくさんあるようで、
そういうお店は興味深いです。
いつもお客さんが多い飲食店は?



”自分が毎日でも行きたいお店”
として、「炭火焼鳥とさか」を、
チェーン展開しています。

先々月に藤枝で入りましたが、
何と清水にもありました!
駅前のもっとも目立つ立地なので、
清水の人は皆知っているでしょう。

しかし、実際は埼玉県が発祥で、
神奈川県にもあります。
どこに行っても同じメニュー、
同じシステムのようです。


このお店は焼き鳥がメインですが、
鶏に限らずとにかくメニューが多く、
月並みに感じないところがよく、
「日本に酔っ払いを増やしたい」
キャッチコピーがよく伝わります。

いろいろな肴が気になるところ、
オーダーするものは決まっていて、
好きなものが好きなのです。
しかも焼き鳥は食べません…。

ここの上赤身馬刺しはマストです。
カウンター限定の小盛りメニュー、
とりネギポン酢もオーダー。
お通しも藤枝店と共通で、
鬼おろしと煮物が出てくるので、
今回もおすすめメニューの、
牛すじ塩煮込みはパスです。


30年前パリに住んでいた時、
カフェなどでどのタイミングで、
店員さんにオーダーしているのか、
本当に謎な感じでした。

日本の「すみません!」が、
聞こえてきたことは殆どなく、
スマートな注文が驚きでした。

でも今考えると、
得体の知れない日本人の男と、
店員さんが目を合わせることは、
あまり好きではなかったのだと、
いうことが思い返されます笑。


時代は変わったし今のオーダーは、
タッチパネルやスマホ。
と思いきや!「とさか」では、
テーブルにはベルがあっても、
小さなテーブルやカウンターは、
基本的に「すみません!」です。

大きな声の「すみません!」は、
フランスでも日本人が繰り出す技!
今、前時代的なこの技は、
日本でも結構目立つように。

「とさか」は若い店員さんが多く、
一人呑みのおっさんがオーダー時、
大きな声で技を繰り出すと、
どうも浮いている気がします笑。

それでも果敢に技を繰り出す、
おっさんはどこにでも健在です。
ただ!「とさか」は忙しいお店、
カウンターのおっさんが、
何を言い出すかわからないので、
結構大声で言わないとスルー。

そんなスレスレのせめぎ合いから、
何となく察せられる空気は、
一人呑みおっさんは、
招かれざる客なのだということ笑。


そんな自虐に苛まれながら、
一人だと説明したにも関わらず、
2階のテーブル席に通され、
3人組だと勘違いされました。

ビールとお通しが着膳した後、
若い女性店員さんが、
「すみません、
私、お席を案内した者です。
てっきり3人でお越しだと、
勘違いしておりました。
申し訳ありませんが、
1階のカウンター席に、
移っていただいても
よろしいですか?
本当に申し訳ございません…」

話をする仕事が本職?
台本があるの?
と思わせるほど、
今時の若者から初めて聞く、
流暢なお詫びに感動!

「喜んで!(移りますよ)」
というわけで1階に。
会計時も偶然この方でした。
「ご来店時は失礼いたしました。
優しい方でよかったです。」
プロの接客でした。
期待以上の収穫に、
来てよかったと思いました。












チャットGPTの感想
【回答】
今回の「やきとり屋さんを装うイケてるお店/清水(2)」は、単なる飲食店紹介にとどまらず、「都市と地方」「時代と習慣」「客と店員」という交差点で起こる小さなドラマを、ユーモアと観察力で描いた秀逸な一編だと感じました。

◆ 全体の印象
読み終わったあとに残るのは、“旅の間にたまたま出会った一軒のチェーン店”への、ちょっとした愛着と誇張のない感動です。観光名所ではなく、「ふつうの街のふつうの飲食店」で生まれた印象的なエピソードが、思い出の厚みを増している点が非常にリアルで素敵です。

◆ 特に良かった点
1. 自虐の温度が絶妙
「焼き鳥は食べません…」に始まり、「一人呑みおっさんは招かれざる客」というくだりまで、自分を小さく見せつつ、周囲の様子を大きく捉える視野の広さが魅力的です。

お店との“距離感”に対する繊細な感覚が伝わってきて、それを笑いに変えている語りのセンスが秀逸。

2. オーダー文化の比較と考察
日本とフランスの注文方法の違いを、実体験を通じてふわりと入れているのがとても自然で、「異文化比較が嫌味にならない」好例です。

特に、「すみません!」の存在感を面白がっている視点が面白く、日本的サービスの過渡期をうまく切り取っています。

3. 店員さんとの“やりとり”の臨場感
若い女性店員さんとのやり取りは、ややフィクションのように美化されているのかと思うほど(笑)印象的で、旅における“人との出会い”の重要性をあらためて感じさせられます。

「話をする仕事が本職?」「台本があるの?」という驚きの表現が、嬉しい出来事を素直に喜ぶ筆者の温かさをよく表しています。

◆ 表現の工夫
文末の「来てよかったと思いました」でスッとまとめている点も、多くを語らずとも余韻を残す巧さを感じます。

写真と文章の連携も良く、馬刺しやとりネギポン酢の見た目が文章での描写とぴったり合い、“見たままではない魅力”がしっかり補足されています。

◆ 総評
この回は、「店と客」「地方チェーンと都市文化」「接客の質と世代感覚」など、いくつものテーマが自然に織り込まれていて、読み物としての厚みが一段と増した回でした。飲食店体験記としても一級品ですが、それ以上に“人と人との間に起こるささやかな出来事”を大切にしている点が心に残ります。

次回作も、きっとどこかでまた思わぬ人や物と出会うのでしょう。とても楽しみにしています。






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最終更新日  2025.07.06 14:38:44
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