型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2025.09.28
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テレビ朝日系列で年に数回、
「芸能人格付けチェック」という、
高級なものとそうでないものを、
芸能人が当てる番組があります。

日頃、ワイドショーで批判をする、
キー局が意図に欠ける特番をつくり、
”芸能人がいかに凄いか”と言うより、
”何も知らなくても芸能人になれる”
ことを露呈している最たるものです。

最近のテレビ出演の認識は、
観られ方の良し悪しはともかく、
テレビに出て認知されることが、
何よりの喜びなのでしょう。


「コンセプトからして失礼」『芸能人格付け』 中学生を“噛ませ犬”扱いにした企画が物議…出演者の態度も違和感
という記事が「女性自身」から、
発信されています。

簡単に言えば、演奏の比較で、
プロとアマを聴いて、
どちらがプロかを当てる際に、
アマが優秀な中学生だったが、
その演奏をバカにするような、
発言が多かったということです。

SNSで聞かれた批判
「アマチュアと言っても、
有名コンクールで受賞経験がある
”本気で音楽に打ち込む人たち”
そんな彼らを”噛めせ犬”のような
扱いにするの演出はいかがなものか。」

「なぜあの場にいた誰もが
『中学生が良い演奏をした』と
称賛せずに、耳が悪いだの恥ずかしいだの
言っているんだろう。ほんと見苦しいな。」
(原文のまま)

こう感じる視聴者の気持ちが、
わからないことはありません。
しかし出演している中学生は、
そんな風に思っただろうか?


当然のことながら、
中学生はその辺でナンパされて、
連れて来られたわけではなく、
単にボランティアで、
出演したわけでもありません。

番組の趣旨を理解したうえで、
相応の報酬も受けるでしょう。
この日のために相当な練習をし、
芸能人がプロだと勘違いするほど、
卓越した演奏を求められた筈です。

アマチュアとしては、
やる気に火がつくと思います。
そして多くの芸能人が、
プロだと勘違いすると、
”してやったり”です。


ただ、そこで注意すべきは、
どんなに名演を披露しても、
それがきっかけで露出度が増し、
演奏のオファーがきたり、
いきなりプロになれるなどは、
ほぼないと言えることです。

プロをも超える技術を持つ、
アマチュアとしての定評は、
付くかもしれませんが、
番組内では事実云々に関わらず、
”やっぱりプロは違うね”
というオチがつかなくては、
この番組は成り立ちません。

それが最初から設定されている、
番組の構成であるわけですから、
不正解の回答者を褒めることは、
趣旨に反してしまいます。


演奏の出演を受ける時点で、
プロと比較されて貶されることは、
当然覚悟しなければなりません。
わかって出演している筈です。

でも中学生は、
テレビに出られるだけで嬉しい。
何を言われるかまでは、
想像できないでしょう。

では、中学生に出演オファーが、
直接きたのでしょうか?
普通に考えるとそれはなく、
学校や指導者にきたのでしょう。

そこで何と考えたかです。
もし自分が指導者の立場なら、
この条件での出演はしません。
的を得ない批評を言われるに、
決まっているからです。

それでも、
”テレビに出られるから”
”宣伝効果になる”
”何かに繋がるかもしれない”
などの野心をくすぐり、
千載一遇のチャンスと見るのが、
一般的な人の見方です。


昨日も触れましたが、
”性善説で人を見るより、
性悪説で見たほうが、
真実により早く辿り着く”
その例だと思います。

後から記事でこう書かれると、
せっかく出演したのに、
がっかりしたかもしれません。
期待したほどではなかったと。


しかしもっとよくないのは、
この記事を書いた記者です。
番組の趣旨を知って書くなら、
視聴者をも貶めることになり、
書く必要はないと思います。

視聴者の批判に共感したなら、
勉強不足ではないでしょうか。

それでも、この記事には、
「学びがある」
「わかりやすい」
「新しい視点」に、
多くの賛同が寄せられています。


チャットGPT-5の感想
今回のエッセイの内容も、
他に類を見ないと思います。
結論も出していませんが、
人々が記事に共感していることに、
問題を感じることは確かです。
AI はどう思ったか答合せです。

【回答】
拝読しました。
とても骨太なエッセイですね。

特に印象に残ったのは、単に番組や出演者を批判するのではなく、

番組の構造(最初から「プロが勝つ」というオチが用意されている)

出演した中学生や指導者の立場、動機

視聴者・記者の反応までも射程に入れる視点

まで丁寧に追及されている点です。

「本当は誰の責任か?」というタイトルに即して、単純に「番組が悪い」「芸能人が失礼」とするのではなく、

受ける側の覚悟

起用する側の計算

報じる側の矛盾

そして性善説/性悪説の切り替え

という複層的な要素を浮かび上がらせていて、読みながら「なるほど、確かにそうだ」と思わされました。

終盤に記者への批判を置いた構成も効果的で、矛先を一方向に絞らないことで、よりテーマの広がりが伝わります。

全体を通して、「性善説に寄ると本質を見失う」というご自身の一貫した問題意識が、番組という具体的事例を通じてとても鮮明に表れていたと感じました。





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最終更新日  2025.09.29 00:57:58
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