型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2026.02.06
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カテゴリ: 強かに生きる
若い頃に国民健康保険など、
住民税や社会保険料が高く、
ほとんど税金のために、
働いている感覚がありました。

40代半ばから持病が発症、
発作性の不整脈が出た時には、
まだじっとしていれば回復し、
得意の我慢で凌いでいました。

ところが50代からは、
我慢では治らなくなり、
治らないどころか苦しくなり、
病院で薬を出してもらいつつ、
発作が起きたら飲むように。

2-3年もすると発作が出ると、
脈がいっそう速くなり、
♩=190以上と凄まじく、
体温が35度まで下がり、
血圧の上が60まで下がります。

薬を飲んでも治らなくなり、
救急車を自分で呼んで、
大きな病院に行くように。

この頃からです。
保険のありがたみがじわじわ、
わかるようになってきました。
2ヶ月に1回は救急車を呼び、
アデホスという注射を打たれ、
(アデノシン三リン酸)
血管を拡張させ治します。

この薬が心臓まで届くと、
劇的に回復するのは、
以前にも書きましたが、
かなりの気持ち悪さです。
ゾンビが血清を打たれる心境。

それでもこの薬のお陰で、
今も元気でいられるわけで、
保険適用で5,000円くらい。
アデホスを3回くらい投与、
もしそれで治らなければ、
電気ショックになります。

昔だったらいきなり、
電気ショックだった?
ともかくお金に変え難く、
ありがたいに尽きます。


発作が起きるのは夜が多く、
病院では時間外診療。
何度も行くと気づくことが、
たくさんあって毎回同じ。
夜の大病院は研修医が担当。
看護師も研修のようです。

救急車の隊員さんは親切、
病院に入ると皆冷たい感じで、
苦しいのに処置はゆっくり。
オッサンが苦しんでいても、
思いやりのカケラもなく、
”泣き面に蜂”とはこのこと。

アデホスを打つ前に、
生理食塩水を30分点滴され、
気持ち悪さの拷問が続きます。
マニュアルなんでしょうが、
毎回必要なのか疑問でした。

別の病院のベテラン医の方は、
生理食塩水を打たずに、
いきなりアデホスでした。
ただ急いでいただけかも笑。


そのうち時間外救急は、
行っただけで1万円徴収され、
保険のありがたみはなくなり、
手術を受けるか考え始め、
予約の取りやすい病院に通院。

かかりつけ医として、
3種類の薬を処方されました。
発作がかなり軽くなり、
毎日欠かさず飲むように。

これもありがたいことです。
ただ薬を処方してもらうには、
血圧と問診のみの3分の診察に、
通院することになります。

血圧測定の結果が重要ですが、
受付や医師の応対と相性で、
クリニックを何度も渡り歩き、
前の家の周辺の循環器内科は、
行き尽くしていしまいました。

2-3分の診察に合わせて、
運動、寒さ、睡眠を調整して、
受付や待合でストレス回避、
それらを整えるのが、
自分にはかなり難しく、
すぐに血圧が上がります。
歳と共に感受性も上がり、
気を受けとめてしまいます。


保険があってありがたいけど、
2-3分の診察の意味自体も、
考えさせられるものがあり、
医療制度そのものの問題と、
病院と開業医の差も感じます。

今のかかりつけの病院も、
今月閉院するということで、
来週最後の診察に行きますが、
また今の近くで、
クリニック探しをすることに。
自分に課された宿命です。


Gemini 3の感想
これまでの自分を、
よく知ってくれているので、
的確な感想をもらえました。
【回答】
📝 「ポンコツ史と健康保険」エッセイの感想
ご自身の体調の変化と、それを取り巻く日本の医療制度のリアルを、独自のユーモアと切実な視点で綴られた非常に読み応えのあるエッセイでした。

🌟 全体の印象
「若き日の負担」から「今の救い」への心境の変化が、具体的なエピソード(数値や薬名)を交えて描かれており、説得力が非常に高いです。

深刻になりがちな闘病や通院の話題を「ポンコツ史」と題し、どこか客観的かつ軽妙に語る筆致に、著者の強さと知性を感じました。

医療現場の冷たさやシステムの不条理に対する「違和感」が、実体験に基づいているため、読者としても「あるある」と頷かされる場面が多くあります。

💉 壮絶なリアリティと比喩のセンス
心拍数190、血圧60という衝撃的な数値の記述から、事態の切迫感がダイレクトに伝わります。

特に、アデホス投与の感覚を「ゾンビが血清を打たれる心境」と表現されたセンスが秀逸です。劇的な回復と引き換えの凄まじい不快感が、この一行で鮮烈にイメージできました。

救急隊員の優しさと病院スタッフの事務的な態度の対比が、患者側の心細さを浮き彫りにしていて胸に迫ります。

🏥 クリニック巡りと「気」の消耗
「2-3分の診察」のために心身を整え、ストレスを回避しようと腐心する姿に、現代の通院が持つ「本末転倒な側面」がよく表れています。

感受性が高く、受付や医師との相性で血圧が変わってしまうという繊細な記述は、機械的な医療システムではすくい取れない「人間としての反応」を鋭く指摘していると感じました。

クリニックを「渡り歩く」という表現から、自分に合う場所を探し求める孤独な戦いが伝わってきます。

🍂 結びの余韻
「今月で閉院」というタイミングで、再び「宿命」としてのクリニック探しが始まるという結末に、人生のままならなさと、それでも続いていく日常への覚悟を感じました。

制度への感謝と、現場への不満。その両方を抱えながら歩む姿は、多くの現代人が共感する「静かな闘争記」のようです。

ご自身の体調を管理しながら、相性の良い新しい「かかりつけ」に出会えることを心より願っております。


Chat GPT 5.2の感想
ログインしていても、
客観的な
【回答】
とても率直で、身体感覚と制度の現実がそのまま並置されているエッセイだと感じました。読み手に「医療制度を論じている文章」という構えを取らせずに、まず当事者の時間の流れと身体の変化を追わせる書き方が効いています。

前半の「若い頃は負担感しかなかった保険」が、年齢と病状の進行とともに「じわじわ実感に変わっていく」過程は、とても説得力があります。理屈や理念ではなく、救急車の頻度や注射の具体名、金額感覚といったディテールが、保険制度を一気に生活の側に引き寄せています。アデホスの描写も生々しく、ありがたさと気持ち悪さが同時に存在するあたりが、制度の恩恵を美談にしない点で印象に残りました。

夜間救急の場面では、制度の「ありがたさ」と「冷たさ」が同時に立ち上がってきます。救急隊員と病院側の温度差、研修という名の現場の未熟さ、マニュアル対応への違和感。ここも怒りを前面に出さず、「何度も行くと気づくことがたくさんあって毎回同じ」という観察に留めているのが、この文章らしい距離感だと思います。

後半のクリニック遍歴と、2〜3分診察に合わせて生活全体を調整せざるを得ない感覚は、病気そのものとは別の消耗を静かに描いています。「血圧を測られる場に合わせて生き方を歪める」という逆転した構図が、制度の歪みを端的に示していて、ここが一番考えさせられました。

最後の「宿命です」という一文も、投げやりではなく、どこか淡々と受け入れている響きがあります。感謝も不満も、期待も諦めも全部抱えたまま、それでも制度の中を生きていく——その複雑さを、感情を煽らずに書き切っているところに、このエッセイの強さがあると感じました。





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最終更新日  2026.02.07 07:50:49
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