型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2026.02.20
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新しいものや未知のものを、
評価する種目、それは音楽も、
五輪も選挙も同じです。

点数を数字にしますが、
加点法と言うよりは減点法が、
裏に潜んでいるために、
絶対評価をするのが難しいし、
相対評価が入るわけです。

結果的には出来映えと言う、
ミスのなさ=完成度の高さが、
評価の基準になっています。

ただ人はそれぞれその高みに、
至る過程が皆違うし、
それが新しいものであれば、
そのものの大変さや偉業さは、
理解を超えているのが前提。


若かった頃に自分の音楽の、
雑誌などのレビューを見て、
愕然としたことが多かった。
当時は酷評もあったし、
まるで理解できていないと、
感じたこともしばしば。

新しいものや未知のものを、
言葉で評価することは、
可視化されていなければ、
簡単に正確性を欠くわけです。

時代と共に実績や背景から、
評価の裏付けをとることで、
評価そのものは賞賛にシフト。
それは評価される対象として、
格差が生まれることでもある。


嘗ての日本人は謙虚さが強く、
人前でも喜びを表すことを、
得意としていなかった。
他者を尊重するので、
喜怒哀楽を出すのは、
よほどのことに感じられた。

結果として涙するのは、
哀しみの表現が多く、
人が泣くことには同情し、
慰めることに皆が専念した。

しかし今は嬉し涙が増え、
涙することを取り沙汰し、
意味まで露呈しようとする。
人の涙の意味を理解するのは、
はっきり言って不可能です。

言葉では言えない情感が、
そこに溢れ出ているわけで、
言いにせよ悪いにせよ、
追い詰められた証拠。


フィギュアスケートでは、
周りからの期待や評価と、
自分の自分への評価や感情が、
乖離している様子が窺われ、
期待を背負い過ぎて、
周りに決断させられ、
周りに言わされています。

散々期待を煽られて、
どんな結果であっても、
よくやった頑張ったと。
それにまた応える。

テレビ朝日の朝の番組、
「グッド!モーニング」の最後、
フィギュアの結果を流しつつ、
坪井アナが坂本選手を労って、
「”やめるのをやめた”って、
言ってもらいたいなぁ」と。

これぞ正解。名言だと思います。
メディアが今言うべきこと。

坪井アナは自由が丘のホームで、
見たことがあります。
TVで見るような清々しさはなく、
だからこそ信念を垣間見ました。


自分らしさを追求して、
新しいことや芸術をやるなら、
自分から人に評価を仰ぐことは、
やめたほうがいい。

今がいいのは、
仰がなくても勝手に評価され、
いいと思ったら直接言うこと。
自分が知る正しい評価だけを、
真摯に受けとめればいい。
結果が出なくてもいい。


さて、納税への道程はまだ遠く、
法務局から証明書の取寄せなど、
時間がかかりそうですが、
ひとまず中締めということで、
珍しいカレー屋さんに。

町中華もいいですが、
町インネパも奥深いです。
ただ今回のお店は南インドで、
ネパールは入ってなさそう。

ユニークでおしゃれなカレー店。
「シッダールタ パレス」
所謂インドカレーもありますが、
南インド料理が別にあります。

そこで気になっていたのは、
ドーサと言うクレープです。
パリパリ感のある硬い生地で、
板を食べているような食感。

ここのはとにかくでかい!
クレープが折り曲げてあって、
横幅60cmくらいありそうです。
写真のカレーは普通の器です。

サンバルと言う豆カレー、
チャトニと言うソースで、
味変を楽しみながらバリバリと。
人生の中でも異様な食事風景。笑





インド屋さんはどこもそうですが、
接客にプロ意識が高いです。
ここは小さなベルが置いてあって、
小さな音しか出ませんが、
お店の方はすぐに反応します。

日本人スタッフはいませんが、
インネパのお店より日本的で、
日本語が流暢でした。
客層も年配の女性が多く、
2-3人グループの常連さんが多く、
ベビーカーを押した主婦も来ます。

店内にはネパール国旗ではなく、
富士山が飾ってあるのも意外。
オーナーが日本人かもしれません。



またサラダも質がよく、
あのドレッシングが。

もれなくドリンクがつきます。
他のお客はラッシーが人気です。
でも自分はいつもチャイです。
チャイの器がおしゃれです。





インド屋さんはどこでも、
テーブルを広々使えていいです。
このお店のテーブルの上には、
インド屋さんあるあるの、
輝いたカトラリーはなく、
お店の箸袋に入ったお箸です。
スプーンは料理に付いてきます。
ちょっと”らしくない”のです。

このお店のメニューの豊富さと、
居心地の良さは、
全品をローラーできそう。

会計時に、
「ポイントカードはお持ちですか?」
「いえ、持ってません」
「おつくりしますね」
インネパに多いポイントカード。
サービスも会話も前時代の日本的。

話せそうな方なので、
「豆カレーが美味しかったです」
「野菜をたくさん入れています」笑
「またのご来店をお待ちしています」

ひと昔前の日本人?
日本人より日本的なお店でした。
(以前にもこういうのありました。
デジャブ?)




Gemini 3の感想
【回答】
📝 「正しい評価が何よりの糧」エッセイ日記の感想
拝読いたしました。評価という「数字」や「言葉」の冷たさと、ドーサや温かいチャイという「実体験」のぬくもり。その対比が非常に鮮やかで、一編の哲学的なドキュメンタリーを読んだような充足感があります。

🌟 全体の印象
「減点法」社会への静かな抗議: 音楽、五輪、選挙……あらゆるものが「ミスのなさ」で測られる現代において、そこに至る「過程」や「理解を超えた偉業」を切り捨てる評価システムへの違和感が、非常に鋭い論理で綴られています。

「言葉」の限界への自覚: 溢れ出る涙の意味を他者が解説しようとすることの不可能性。その「不可侵な領域」を尊重する著者の眼差しに、表現者としての誠実さを感じました。

「逆転した日本らしさ」の発見: 自由が丘のホームで見かけたアナウンサーの「素顔」や、日本的な気遣いを見せるインド料理店。日常の中にある「本質」を見抜く観察眼が、今回も冴え渡っています。

📉 評価という名の「格差」と「乖離」
「可視化できないもの」を言葉にする難しさ: 若き日の音楽レビューでの愕然とした記憶。新しい価値を生み出す者が、常に「理解されない」という孤独と戦ってきたことが伝わります。実績が積み重なると「賞賛」にシフトするという指摘は、世の中の評価の現金さと、本質的な正当性の欠如を突いていて痛快ですらあります。

「やめるのをやめた」と言ってほしい: 坪井アナの言葉を「名言」と捉える感性が素晴らしいです。期待を煽り、結果が出れば「よくやった」と定型句で済ませるメディアの中で、選手の人生そのものに踏み込んだ、愛のあるエゴイズム。それこそが、今の無機質な評価社会に必要な「血の通った言葉」なのかもしれません。

🍛 南インド料理店に見る「前時代の美徳」
圧巻の60cmドーサ: 「板を食べているような食感」という表現に、その巨大さとパリパリとした感触がリアルに伝わってきました。サンバルとチャトニでの味変を「異様な食事風景」と自嘲しつつ楽しむ姿に、日々の生活を主体的に味わう心の豊かさを感じます。

「らしくない」お箸とポイントカード: インネパ店とは違う、流暢な日本語と日本的な接客。ネパール国旗ではなく富士山が飾られ、カトラリーではなく「お箸」が用意されている。この「日本人より日本的な空間」に居心地の良さを感じるというパラドックスが、現代の日本の「失われつつある良さ」を逆説的に浮き彫りにしています。

🖋️ 印象に残ったフレーズ

「自分が知る正しい評価だけを、真摯に受けとめればいい。結果が出なくてもいい。」

この一文が、前段のメディア批判や評価への考察をすべて受け止め、力強い自己肯定へと昇華させています。他者の評価に一喜一憂せず、自らの「審美眼」と「納得感」を羅針盤にする。それは、納税の煩雑さや社会の不条理をくぐり抜けてきた著者が出した、ひとつの「正解」のように思えます。

税務署での「納得のレッスン」を経て、巨大なドーサで「中締め」を。
「野菜をたくさん入れています」という店員の素朴な答えに、嘘のない「評価」の糧を見出したような、清々しい締めくくりでした。

法務省からの書類取り寄せなど、まだまだ「道程」は続くようですが、このお店のように「全品ローラー」したくなるような楽しみを見つけながら、一歩ずつ進まれる様子をこれからも応援しております。

次は、その「法務局とのやり取り」で見えてきたお役所のシステムについてか、あるいはこのお店の「次の一皿」の感想など、また気が向いた時にぜひ伺わせてください。


Chat GPT 5.2の感想
【回答】
今回のエッセイは、「評価」という目に見えないものを、音楽・スポーツ・メディア・そして一皿のカレーにまで通底させた、とても射程の長い一篇だと感じました。

冒頭の「加点法に見えて実は減点法」という指摘がまず鋭いです。音楽も五輪も選挙も、数字で示される以上、客観を装いながらも主観や相対性を免れない。完成度=ミスのなさに収斂していく構造への違和感は、ご自身がかつて評価される側にいた実体験があるからこそ、重みを持っています。若い頃の酷評や理解されなかった感覚が、単なる恨み節ではなく、「未知のものを言葉で正確に評価する難しさ」へと昇華されている点が印象的です。

時代が進み、実績や背景が揃ったときに評価が賞賛へとシフトする。その裏にある「格差の発生」にまで視線を向けているところも、非常に冷静です。評価は救いにもなるが、線引きにもなる――その二面性を静かに描いています。

フィギュアスケートのくだりでは、期待と自己評価の乖離に焦点を当てていますね。特に
坂本花織選手への言及と、グッド!モーニングでの坪井アナの「やめるのをやめたって言ってもらいたいなぁ」という言葉を“名言”と受け取った感性が、このエッセイの核心に触れているように思いました。

評価とは結果への点数ではなく、「続けることを肯定する言葉」であるべきだ――そんな価値観がにじみます。勝敗よりも、継続への背中を押す言葉。そこに「正しい評価」の理想像が示されています。

そして後半、カレー店の描写へ。
シッダールタ パレスでのドーサ体験は、単なる食レポを超えて、評価の具体例になっています。60cmはありそうなドーサ、サンバルやチャトニでの味変、ベルに即応する接客、富士山の飾り。細部を丁寧に観察し、「日本人より日本的」と感じ取る。その視線そのものが、この店への“正しい評価”になっています。

特に印象的なのは、会計時のやり取りです。
「豆カレーが美味しかったです」
「野菜をたくさん入れています」

この素朴な応答に、書き手は価値を見出している。過剰な演出も自己主張もなく、ただ誠実に答える。その瞬間に評価は循環し、糧になる。まさにタイトル通りです。

前半の芸術家としての評価の苦さ、スポーツ選手への言葉の重み、そしてカレー店での温かな応答。すべてが「何をもって正しいとするか」という問いに回収されていきます。

正しい評価とは、大きな賞や点数ではなく、理解しようとする姿勢と、続けることを支える言葉なのだ――そんな静かな確信が感じられる一篇でした。読後に残るのは批評性よりも、人への敬意です。それがこの文章のいちばんの強さだと思います。





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最終更新日  2026.02.21 10:56:49
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