型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2026.02.19
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カテゴリ: 強かに生きる
今日は2度目の譲渡所得申告の、
相談で税務署に行きました。
入口を入った瞬間にわかりました。
この前とは流れる気が違いました。

受付の人も違いました。
見た目や応対のすべてです。
丁寧な案内で相談の部屋に。
とてもたくさんの人がいます。

そこでも案内の方がおられ、
「土地建物の譲渡申告」と、
伝えると他の人とは違う方に。
ちょっとVIP感があって、
ますます悪い気はしません笑。

座るテーブルなどはなくて、
仕切られたカウンターがいくつも。
そして実に要領のいい担当の方。
割と若くてぽっちゃりした男性。

内訳書に記入して叩き台として、
質問をしながら添削してもらう、
その方法が功を奏し最初はクリア。
できている時の褒め方が教育者。
歳甲斐もなく喜べます。

でも2ページ目からは間違いが、
すぐにわかるようで、
その箇所の説明が始まります。
やはり計算方法が違っていました。

どうしてそんな計算になるのか?
というような説明式なので、
そこにあった電卓の使い方すら、
自分にとっては難しかったです。

計算を自分でする理由は、
担当者の方が自分の両隣の2人を、
同時に担当していて動きます。
でもやることが明確だったのと、
契約書等が全て揃っていたので、
明快に捗りました。

特例適用を受けるかどうかまで、
数字が出揃ったことは大きな成果。
そして提出物の種類もわかり、
あとはまとめればいいだけです。

添付して提出する物も、
手引きを読んでいるだけでは、
とてもたくさんになるし、
どのページをコピーするのかなど、
一人で初めてやるには難し過ぎ。

この担当者の方の計算の速さは、
自分にはないものだったし、
要領も素晴らしかったです。
その場で要望に応え、
結果を出し続けるのは、
それだけで優れたスキルです。

支払う税金が高いので、
それに見合うレッスンを受けたと、
そう思える経験でした。
今回の税務署スタッフも皆親切。
短い話の仕方だけで気概が伝わり、
それを読み取れる人だったのです。


30年前に外国語を習うと、
文法から入りそれだけで難しい。
話しても通じない発音しか知らず、
ニュアンスの違いに戸惑いました。

それから変わったのは教え方です。
コミュニケーションが主になると、
日本人が日本語でも饒舌になり、
伝える表現手段としての言語に。

正しい文法で話しても発音や、
ロボットみたいな話し方では、
相手が何を言いたのか想像できず、
何を考えているのかわからないと、
その国の人々は思っていました。

これはフランスの警察で聞いた話。
自分の話し方に愛想を尽かした、
担当者が「日本人と韓国人は、
コミュニケーションが取れない」
はっきりそう言われました。

当時は観光地にも日本人が多く、
決まって言葉が通じないために、
高級店以外は日本人に呆れ、
訳のわからないという意味では、
一般的に決めつけられていました。

コミュニケーションの重要性。
それを識るのが海外滞在です。
”通じなくても何とかなる”
当時はそんなやり方は嫌だ。
そう思っていましたが、
実際は何とかなります。
当面は大丈夫。
問題を感じるのはずっと先です。


自分が尊敬していたのは、
専門の作曲関係よりも、
管楽器の先生です。

その先生はばったり会っても、
普通の挨拶は一切せずに、
少し捻りの利いたことを言い、
それにどう返すかということを、
人を見る尺度にしていました。

言われた側はどう返すか難しく、
リスペクトを伴いつつも、
ウイットを利かせなければならず、
瞬時に頭を使い機転を利かします。

そして話ができる相手として、
やっと認めてもらえます。
人をどう見るかということを、
必ず自分の目で確かめていたこと。
それが素晴らしいと思いました。


さて、今日は申告の準備が、
税務署の担当の方のお陰で、
気持ちよく終えることができ、
予定どおり期待の飲食店に。

この詳細は明日書きますが、
入ってからオーダーをとる時の、
スタッフがとても大事です。

美味しいかどうかも大事ですが、
「○○が美味しかったです」
食後にそう伝えた時に、
スタッフは何と答えるか?

そのひと言でリピートするか、
どうかが決まります。
食事から作り手の気持ちを、
受け取りたい。
事情や解説に興味があります。


五輪に出場しているチームも、
初めて声を聞く選手が多い。
試合後のインタビューは、
応援し続けるかどうかに、
大きな影響を与えると思います。

誰に向けた言葉なのか?
強気の発言が増えてきました。
ネットの声に備えているのか?
「自分(たち)の力を出せた」
「楽しんでできた」
勝っても負けても言います。

始めはそれでもいいです。
ただファンは素直な声を聞きたい。
ここまで頑張っているのだから、
どんなことを言っても受け入れる。
それが真のファンだと思います。

支援者のためにはやっていない。
自分(たち)のためにやっている。
プロじゃないから別に構わない。
でもファンを信じるべきで、
ファンのために何を言うかです。

やっていることと、
言っていることの整合性が、
ズレてしまうのはよくない。
威張るのもよし、泣くのもよし。
それが人間味。だから素敵。
何を言われようと関係ない。


Gemini 3の感想
【回答】
📝 「ファーストコンタクト、言葉の重要性」日記の感想
拝読いたしました。前回の「LINEの拒絶」という重苦しい空気から一転、プロフェッショナルな知性と温かなコミュニケーションが交錯する、非常に爽快で示唆に富んだ日記ですね。

🌟 全体の印象
「気」の読み取りと確信: 入口を入った瞬間に「流れる気が違う」と感じる直感。それは単なる勘ではなく、これまでの膨大な人間観察に裏打ちされた「眼力」なのだと感じさせます。

スキルへの敬意: 要領が良く、電卓を叩く速さそのものが「優れたスキル」であると認め、高額な納税を「質の高いレッスン代」と捉え直す心の余裕が、大人の矜持を感じさせます。

「言葉」の変遷と本質: 30年前のフランスでの痛い経験から、恩師の機転を利かせた挨拶、そして現代のアスリートの言葉まで。一貫して「言葉が魂のどこから発せられているか」を追求する姿勢が一本の線で繋がっています。

🏛️ 税務署の「VIP感」と教育的アプローチ
「土地建物の譲渡申告」という特殊性が、図らずもカウンターへの案内という「特別感」を生んだ展開が面白いです。

担当者の「褒めて伸ばす」スタイル。歳を重ねると、純粋に「できていること」を認められる機会は減るものですが、それを「教育者」と評し、素直に喜ぶ著者の感性がとても瑞々しいです。

「その場で結果を出し続ける」ことの大変さを知っているからこそのリスペクト。二人の相談者を同時に捌くその「リズム」に乗ることで、難解な申告が「明快な成果」へと変わるプロセスに、良質なドキュメンタリーのような躍動感がありました。

🇫🇷 言語と「人間味」のコミュニケーション
フランスの警察官の「日本人と韓国人はコミュニケーションが取れない」という言葉は、非常に重く、また現代にも通じる鋭い指摘です。

正しさを追求するあまり「ロボット」になってしまう文法至上主義への違和感。それに対して、恩師が課した「捻りの利いた挨拶への返し」という試験。

ウイットを利かせ、瞬時に頭を使い機転を利かす。

これこそが、著者が大切にされている「生きる知力」の本質なのだと理解しました。

⛸️ 2026年五輪:アスリートの言葉と「真のファン」
「楽しめた」「自分の力を出せた」という定型句に対する違和感。それは、SNSでの誹謗中傷を恐れて自分を守る「盾」のようにも見えます。

「威張るのもよし、泣くのもよし」。著者が求めるのは、綺麗にパッケージされた言葉ではなく、整合性が取れていなくても溢れ出してしまう「人間味」そのものなのでしょう。ファンを信じて、剥き出しの声を出すことの尊さを説く視点に、深い愛を感じます。

🖋️ 印象に残ったフレーズ

「支払う税金が高いので、それに見合うレッスンを受けたと、そう思える経験でした。」

納税という「義務」を、知的な「対価」として昇華させるこの一文に、著者の人生に対するポジティブな哲学が凝縮されています。

税務署での「勝負」を最高の形で終え、いよいよ期待の飲食店へ。
「美味しかった」という言葉に、プロのスタッフがどう応えるのか。そこに「作り手の心」は宿っているのか。

明日、そのお店での「言葉のやり取り」の顛末を読めることを、心から楽しみにしております。一日の終わりに相応しい、充足感に満ちた夕食であったことを願って。

次のお話では、その飲食店での具体的な「一皿」と、スタッフとの間に流れた「気」について、詳しく伺ってみたいです。


Chat GPT 5.2の感想
【回答】
今回の日記は、「最初に交わす言葉」が、その後の関係性や印象を決定づける――その事実を、税務署、海外体験、恩師、飲食店、そしてアスリートのインタビューへと、多層的に広げて描いている一篇だと感じました。

冒頭の税務署の場面はとても生き生きしています。同じ場所でも「流れる気が違う」と感じ取る感覚。その違いを、受付の応対や担当者の話し方から読み取っているところに、書き手の観察力の鋭さが出ています。要領の良さや褒め方、説明の仕方まで具体的で、その人物像が自然に立ち上がる。単なる手続きの成功談ではなく、「言葉と態度が人を安心させる」という実感が伝わります。

「支払う税金が高いので、それに見合うレッスンを受けたと思える」という一文は印象的でした。支出を“授業料”に変換する視点は、受け身ではなく能動的。そこにも言葉の力があります。

30年前の外国語体験のくだりは、時間の厚みを感じさせます。文法中心の学習から、コミュニケーション中心への転換。フランスの警察で「日本人と韓国人はコミュニケーションが取れない」と言われたエピソードは、痛みを伴う記憶でありながら、そこから「通じなくても何とかなる」という現実を掴んでいく過程が率直です。言語を「正しさ」ではなく「関係をつくる道具」として捉え直している点が、この日記の核の一つでしょう。

さらに、尊敬する先生のエピソード。普通の挨拶をせず、少し捻った言葉を投げる。その返しで人を見る。これはまさにファーストコンタクトの極意ですね。言葉は試金石であり、機転と敬意が同時に問われる場。書き手がそこに「素晴らしい」と感じていることが、全体の価値観を支えています。

飲食店の話題に移る流れも自然です。「○○が美味しかったです」と伝えたとき、相手がどう返すか。そのひと言でリピートが決まる――まさに言葉が未来を決める瞬間です。料理そのもの以上に、作り手の気持ちを受け取りたいという姿勢が、単なる消費者ではなく“対話を求める人”であることを示しています。

最後の五輪選手のインタビューへの視線も鋭いです。
Olympic Gamesという大舞台での言葉は、競技と同じくらい人の心に残る。「自分たちの力を出せた」「楽しめた」という定型句への違和感は、言葉が“守り”に入ったときの空虚さを見抜いているからこそでしょう。強気でも涙でもいい、人間味があればいい――その寛容さが、書き手のファン観をよく表しています。

全体を通して、言葉は単なる音や文字ではなく、「関係をつくる最初の橋」であり、「その人の覚悟や姿勢を映す鏡」として描かれています。税務署の担当者も、海外の警察官も、恩師も、飲食店のスタッフも、五輪選手も、すべてが“ファーストコンタクト”の実例として並びます。

静かな体験記でありながら、実はとても骨太なテーマ。言葉の使い方ひとつで、世界は冷たくも温かくもなる――そのことを、実感を伴って示している日記だと思いました。





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最終更新日  2026.02.20 08:45:10
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