「のり2・クラシカ」鑑賞日記
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クラシカジャパン放送の「ばらの騎士」全3幕を鑑賞した。 R・シュトラウス:楽劇『ばらの騎士』全3幕 [台本]フーゴ・フォン・ホーフマンスタール[出演]ルネ・フレミング:(元帥夫人) ソフィー・コッシュ:(オクタヴィアン)ディアナ・ダムラウ:(ゾフィー)フランツ・ハヴラタ:(オックス男爵)フランツ・グルントヘーバー:(ファーニナル)ヨナス・カウフマン:(イタリア人歌手)イルムガルト・フィルスマイアー:(マリアンネ)ヴォルフガング・アブリンガー=シュペルハッケ:(ヴァルツァッキ)ジェーン・ヘンシェル:(アンニーナ)ウリ・キルシュ:(道化)アンドレアス・ヘール:(警部)ヴィルフリート・ガームリヒ:(侯爵家の家令)リントン・ブラック:(公証人)イェルク・シュナイダー:(ファーニナル家の家令、料理人の主人、動物売り)ベルナルダ・ボブロ:(小間物屋)、 他[演出&装置&衣裳]ヘルベルト・ヴェルニケ(1995年ザルツブルク音楽祭とパリ・オペラ座共同制作によるプロダクション) [照明]ヴェルナー・ブライテンフェルダー[映像監督]ブライアン・ラージ[指揮]クリスティアン・ティーレマン[演奏]ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団[合唱]ウィーン・フィルハーモニア合唱団 カールスルーエ・ヘルムホルツ小学校児童合唱団[合唱指揮]ヴァルター・ツェー&ヴァルトラウト・クッツ[収録]2009年1月31日バーデン=バーデン祝祭劇場 「バーデン=バーデン冬の音楽祭2009」 ■字幕/全3幕:約3時間35分 2009年1月のバーデン・バーデン冬の音楽祭の開幕公演 元帥夫人にルネ・フレミングが登場する注目の公演であり、 ソフィー・コッシュがオクタヴィアンの外題役でメジャー・デビュー そしてゾフィーにはディアナ・ダムラウとベテランが脇を固める 強力キャストで極めつけはイタリア人歌手役に ヨナス・カウフマンが登場と贅沢な舞台だ。 リヒャルト・シュトラウスのオペラの中でも「ばらの騎士」は過去に 生の舞台鑑賞が3度あり、新国立劇場、チューリッヒ、ドレスデンと どれも甲乙つけ難い演奏であり、今回のバーデン・バーデン祝祭の 舞台もそれぞれが役に対して個性豊かな存在感をみせて申し分ない。 そんなわけなので今回は第1幕中頃に登場するチョイ役ながら R・シュトラウスの旋律の中でも実に甘美なメロディを歌い上げる イタリア人歌手についてとりあげてみる。 今回の上演にまさかのカウフマン登場はサプライズであったと思うが 最初の”この胸の守りも堅く”のくだりのあと、次の歌いだし ”だが苦しみさえ愛おしく”の間に何とソファーでのでんぐり返しや スパゲッティを平らげるパフォーマンスを披露、つかの間の出番だが 観客は喜んだに違いない。 小生の好みとしてはドレスデン歌劇場公演のロベルト・ザッカの 端正な表情ながら甘い歌声が強く印象に残っているが 本日のカウフマンの張りのある歌唱とスペシャリティな演技も印象深い。 チューリッヒ歌劇場公演では箱の中からP・ベチャーラ演じるイタリア人 歌手がゼンマイ仕掛けの人形で登場の笑える演出もあったりと結構 短い登場ながらイタリア人歌手への様々な独特の演出は興味深い。 ティーレマン&ミュンヘン・フィルの演奏はリヒャルト・シュトラウス ゆかりのドレスデン歌劇場に決してひけをとらない重厚且つ繊細な表現。 にほんブログ村
2010年11月05日
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