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チビ殿が生まれた時の事



私自身、難産で全身麻酔をして大変な思いをしていたため主人が翌日に伝えることにしたそうです。先生から「赤ちゃんなんですが、お耳がね。。。」と言われた時、「何言ってるんだろう?」「人を間違えているんじゃないの?」と思いました。何がなんだか分からなくて、自然と目から涙が出てきたのを覚えています。先生がいなくなってから、大声をあげて泣きました。
私の人生の中でこんなにも我を忘れて泣いたのはこの時が初めてです。代われるものなら私が代わってあげたい・・・せめて片方のお耳だけでもちゃんとしていれば・・・神様って本当にいるの?いろんな思いがこみ上げてきて、夜も眠れませんでした。でも、チビ殿の元気に泣く姿、ミルクをゴクゴク飲む姿を見るとこの子が一所懸命生きようとしているのに私がこんなんじゃダメだ!と思いました。気持ちの波はまだまだありますが、少しずつ前向きに行こう!一歩一歩ゆっくりでもいいから進んで行こうと思いました。

この時沢山の人が私を支えてくれましたが、やはり主人の支えは大きかったです。自分も辛かっただろに、私を一生懸命励ましてくれました。後から聞いた話ですが、初めにチビ殿のお耳のことと、私のこと(危く子宮を摘出されるところでした。)を先生から言われて、ダブルパンチで貧血をおこしてその場に倒れてしまったそうです。今でこそ「男のくせに倒れるなんて・・・」なんて笑っていっていますが、あの時は主人もきっといっぱいいっぱいだったんだろうな。。。

うさ


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