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2008.12.02
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カテゴリ: 雑記
最近おもしろくて久々に一気に読み干したおススメ本

千利休とその妻たち(上巻)

千利休とその妻たち(下巻)


しかし、そんなこと以上に、読んでいけばいくほど、
その当時の歴史の世界に自分が入り込んでいくほどの
すばらしい展開と感性豊かな表現力です。

千利休によって生み出された侘び寂びの文化が
その当時の歴史の変遷とともに生み出されたかが、
創造性豊かに描写されています。

そして、その時代の中心で戦略や、政治的アドバイスを
していた茶頭たち。
歴史の教科書では、文化の欄にしか出てこない千利休など
茶道家達が政治を実は牛耳っていたのではないかと想像させる
見えない歴史がまた面白いところです。

そして、日本的もてなしの元祖ともいえる茶の湯を
自分自身が今やる意味としても、茶の湯に対する志を
今一度知ることで、さらにお茶のお稽古で学んでいることの
深い理解ににつながるような気がします。





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Last updated  2008.12.03 00:38:27
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