all lost

2007.01.03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私は妊娠していた。
『嗚呼、とうとう想像妊娠してしまったのだ』と悲しく思った。
何時の間にか病院に居た。

「陣痛がきてますよ、大丈夫ですか?」

心配そうに女医が言う。
そういえば心なしか腹が痛む。
これは想像妊娠ではないのか?
それはジワジワと急速に確実に広がっていった。
痛い。苦しい。息が出来なかった。

「頑張ってください」

寝台の上で足を最大限まで広げ、息を整えようとした。
その寝台は当然カーテンで仕切られていたのだが、その向こうから突如知った声がした。
学校の生徒だ。
痛みに支配される中、頭が真っ白になった。

「っぁうううぅ…」

確かそう痛みに呻いた。
この声に心当たりのあったらしい外の誰かがカーテンを開けて、
分娩中を全員に目の当たりにされた。
真っ白になった。





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Last updated  2007.01.03 22:33:43


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