all lost

2007.02.03
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完璧に重なった
久しぶりに雫が垂れた

脳裏に焼きついているのは、二人分の脚
スカートとズボン
男だと思われる方の手が、もう片方の腰に巻きついていたこと
二人だけの空間が出来ていたこと

あの頃、私はあの人の家で、ベッドの上で正にそのような状態だった。
絡み合う脚
腰まで捲れ上がっているスカート
触れた皮膚の温かさ
躰を抱いていた腕の力の強さ
障害なんて何も無くて、全て自由で、思う存分愛し合えた

もうあの人は居ない
虚しさが、切なさが私の中を交錯する
何が何だか判らなくて、もう何も思い出したくなくて

私は泣いていた

もう何も思い出したくなかった。
何もかもから離れたくなった。
一人なんだ、って
誰も、私の隣には居ないって、躰で、頭で感じた。

もう何も思い出したくなかった。
勝手な事なんだろうけど、とても裏切られた気持ちだった。


御免なさい。
私はこれから、貴方の姿を見るだけで、その場面が沸々と湧いてくると思うから
もう、普通には見れません。
軽蔑しました。
御免なさい。





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Last updated  2007.02.03 17:07:21


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