all lost

2007.03.19
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テーマ: 詩(934)
カテゴリ: カテゴリ未分類
如何してこんな憂き世で過ごさなければならないのか
ただ只管に苦しいばかりだ
首に巻きついた手は緩められる事も無く、絞まる

私は至った。
私は愛していたのではないのだと。
そう、私は同一化を謀っていたのだ。
自分は成る事が出来ない男を求め、そして自分がその人に成りきる。
その人の躰を占拠する。
繋がる事で完全なものになれるとずっと勘違いしていた。
決して愛していた訳ではないのだ。

悲しくなる。
淋しくなる。
これから逃げたいがために命を絶つ。
それでも良いと思う。
逃げる事が得策。ただただ痛い目に遭い続けるのはただの阿呆。
私はもうこれ以上馬鹿にされるのは耐え切れないから。
誰にも謝る必要は無い。
倫理観とか、そんなもの人間が作り出した不確定なものでしょう。
馬鹿の作り出したものに、毛頭興味は無い。

そうあの公園で、あの人の家のすぐ傍の、
あの人の誕生日に、晴れでも雨でも行って、
煙草でも吸って、気分を落ち着かせて、
そして、ゆっくりと立ち止まる準備でもしようか。
心配なんて、要らないわ。私は首尾良く上手くやるから。

最後の最後で、あの人に会えたら、目を合わせて再び笑顔を向けられたら
私の死に急ぐ現場を目撃してくれたなら
それで、もう、仕合せ





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Last updated  2007.03.19 22:50:47


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