能登の手染め日記

能登の手染め日記

Aug 21, 2017
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カテゴリ: 日々
加賀市の山中温泉はけっこう奥まっている。その更に25分ほどの山奥に『百笑の郷』がある。雪深い所で、今年の雪は少なかったが160cmほどだったという。 百笑の郷 こちら

杉水(すぎのみず)地区では最多で50軒ほどが暮らしていたが、現在5軒の古民家が4月から10月まで民宿やソバ屋さんを営んでいる。というので何年も前から行きたかった知人の営む『権兵衛』さんへ行ってきた(^^

山中温泉から山道のヘアピンカーブ、向こうの崖の上に通った路がある。車の下、深い谷を見ながら県民の森へ。そこから1.5kmほど奥、杉水地区は福井県に近い。携帯電話も通じない山里。能登の我が家から3時間半で行くことができた(^^;

ソバも岩魚の塩焼きも凄く美味しかった。山菜の天麩羅はカタハ、ユキノシタ、ヤマイモなど季節のものを出してくれる。土日祝日のみ営業で、他の日は農作業に勤しんでいるという。


平成7年から営業、数件の集落の中で生き生きと暮らしている。私と同じ年齢だ(^^
お昼の忙しい中、色々と話をしていただいた。ありがとうございましたm(__)m

赤茶色の瓦屋根が特徴で飾り瓦には鯉と波とえびす様も。

近くにある石川県、県民の森。川原に近づくと空気自体が涼しく流れている。小川は青緑色に澄み、小石が揺らいで、アメンボが何匹も忙しそうに水面を走っていた。

限界集落が話題になるが、集落の寿命、街の寿命というのがあると思う。人々が集まってきて価値観を共有し経済が動き、商店ができ学校や病院ができ、道路や鉄道が敷かれて町は育つ。

私の住む町も昭和20年代、30年代が、そうだった。やがて世代が変り価値観が変り人々が移動する。学校や病院、鉄道を無くした段階で自治体や集落の寿命は決まってしまうだろう。

日本の人口自体が減っていく中で、生活の不便な街が人口減で崩壊するのは自然のこと。保存や保護、補助事業なども行われるが、その地域に暮らしていく人は減っていく。

人が老いるように街も集落も老いる。老いていく集落のなかで、暮らしている自分自身も老いてきた。この先、もう色々なことはできない年齢だ。無理は利かない。自分にできることを行っていくしかない。

もう少しだけ出来ること。自分にできることは染めること、老いの中でも可能な染めを進めていくだけ。それがこの先の生き方だと思う一日だった(^^ゞ

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Last updated  Aug 21, 2017 05:58:31 PM
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