能登の手染め日記

能登の手染め日記

Sep 4, 2017
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カテゴリ: 染色
20年、けっこう色々なことがあった気がするが。不思議とスンナリ続いてきた草木染め教室。自然いっぱいの田舎で染めをするには、まさに自然の流れだった(^^

初めのころは誰も絞りを知らなかった。この地には草木染めに関して古くからの何も残っていなかったし、絞りの何かが伝わっていた痕跡も見つけられなかった。

家の周囲に在る草を染めてみた。実際・・・草木染めは、品質を無視すると、何でも染まったが(笑)その布に草木染めでは美しくならないと言われた縫い締めの絞りを施した。ロウケツでも型染めでもなく手縫いの絞りを選んだのは、年配の女性たちが針仕事を出来たからだった。

私のアバウトな図案と説明ゆえに絞りの失敗が多く、図案も染めも直しが多かった(^^; それでも、会員の意欲的な作業と妻のダメ出しによって図案が改良されて、絞りの方法が出来上がった。

絞りの本を調べたり有松絞りなどを見学に行ったが、結局は染めの現場での工夫と改良で『能登の手縫い手絞り』は完成度を高めてきた。みんな若かった!20年前の写真(^^




1998年4月、穴水町の諸橋公民館で始まった草木染め教室は、1999年には初めての展示会を開いていた。『料理旅館ときみね』の今は亡きオヤジさんが、旅館内のギャラリーの展示企画を私に任せてくれたのが始まりだった。

そして能登や金沢のギャラリーなどで展示会を開き、2000年、2001年に能登の民宿で県外のグループと交流し講習会を行った。そうした色々な人との出会いの中から、染め方や考え方が出来てきた。 2000年6月3日・4日/草木染講習会

草木染めは自然ゆえに未知の部分が多い。だからこそ、面白くて染めの実験を繰り返す。そして品質を高めていく。

私が個人的に仕事で行う草木染めと、教室で行う染めの意味も内容も異なっている。趣味の世界でしか出来ないことがある。売ることを考えないで手間を掛けられるのが趣味の良さで、時間やノルマなどの制約が無かったから教室の絞りは独自の進み方が出来たのだと思う。

草木染め教室の20年の歴史も色々あったけど、振り返ってみれば楽しいものだった。・・・過去形か?(^^

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Last updated  Sep 4, 2017 05:31:33 PM
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Re:『草木染20年展』 その2 趣味の教室の進み方(09/04)  
20年、長いようで短いかもですね。

応援P☆

(Sep 5, 2017 09:34:31 PM)

Re[1]:『草木染20年展』 その2 趣味の教室の進み方(09/04)  
notonote  さん
MoMo太郎009さんへ
ありがとうございます。
そうですね。長い時間が、あっというまに過ぎてきました(^^
(Sep 6, 2017 12:02:22 AM)

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