能登の手染め日記

能登の手染め日記

Oct 5, 2021
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カテゴリ: 染色
日本国内で使われる草木染めの主な染料6種類について、耐光堅牢度を調べた一覧を並べてみると、見えて来るものがある。ご希望があったので一覧表のアップ(^^

インドアカネ、ラックダイ、コガネバナ、ウルシ、ヤシャブシ、ゴバイシ、の6種類。染色データは抽出80℃以上60分×2回、絹は浜ちりめん→①先媒染30分→②染め常温から加熱80℃以上30分以上60分→③残液媒染→④残液染め(絹は4工程で終了)→⑤綿(ローン60番)は残液媒染まで行う5工程。酢酸系のアルミ、銅、鉄の媒染剤3種類と、絹木綿とも染める目的の植物液だけ使用(下地入剤は不使用)

6種類とも同じ条件で染めている。この条件ではなく、30分以下の染めを行ったデータでは鉄媒染以外は3級未満になることが多かった。石川県工業試験場に依頼した試験結果をもとに編集、特定の工房の簡易試験や個人的主観による判定ではない。備考の※は従来の30分未満染色の試験結果。


インドアカネとラックダイは60分の染めを行って、初めて全ての媒染で3級以上になった

コガネバナは絹には良いが木綿には薄くしか染まらないし、ウルシは絹のアルミが3級未満

ヤシャブシとゴバイシは従来のアルミ媒染の結果が常に弱かったから
綿の試験を行わなかったので今回の成績は記載が無い ※は過去の染色30分未満の試験データ

この染色方法ではヤシャブシ、ゴバイシの絹の染めでアルミ媒染の耐光堅牢度が2色とも常に3級未満になる。タンニン分が多い色が3級未満というのは偶然か?しかし、何度も同じ試験結果が出てしまう・・・このことは、これ以上突っ込まないようにしているのだが、??? オイオイ (^^; 

他の染色時間や方法で同じ結果が出ることを保証するものではなく、あくまでも参考資料。使用した水は、暮らしている町の上水道 pH7~7.3程度の水道水♪

草木染めに使う水は良質の湧き水や井戸水と信じていてたから、能登半島地震で井戸水が出なくなったときは焦った!30万円ほどかけて井戸のボーリングを行うべきか悩んだのだった(笑)これは予算上、やむなく水道水で染めて実験を続けた結果だった(^^

草木染めの水の中には魔物が住んでいると思っていた(^^;)もちらん、今でも不思議なことは沢山あるのだが、それはきっと《地球をゾウさんが支えていた時代》と同じくらいの不思議さなのだと思うことにした(^^

ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。

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Last updated  Oct 5, 2021 05:53:20 PM
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