小さな幸せ集め時々猫

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2022年12月06日

友人に安らげる家庭が戻って…

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テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(548761)

カテゴリ：何げない日常

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12月６日（火）

薔薇は花の女王ね。
好き・嫌いは別としても…どこから見ても綺麗。
黒味の入った赤い薔薇が好き。

昨日は、日中にかけてあまり気温が上がらないで厳しい寒さでした。
昼間でも冬のコートやマフラーなどで寒さ対策が必要で…
午後からは雨が降ってくると気温はさらに下がったわ。

こんな日に、高齢者の私がいそいそと出かけた先は京王線の府中です。
ここに50年以上の友人がいるの。

彼女は結婚するまでは二人姉妹の長女で大事に育てられたお嬢様でした。
結婚して、夫婦で彼女の実家の稼業を継いで順風満帆と思っていたのですが…

子供に恵まれなかったので、夫の弟夫婦の離婚が決まった時点で妊娠していたお腹の子供を養子に迎え、退院と同時に自宅で育てたの。

そのままでいけば、実子ではないけれど血縁関係は夫婦の甥にあたるのに…
彼女夫婦も離婚する事になり、子供は彼女が引き取り実子同然に可愛がってスクスクと成長したある日…

世の中では良く聞く話ですが、激しい反抗期のド真ん中に、
「俺なんか生まなければよかったのに！」と怒鳴られて…

彼女は言ってはいけない言葉を、売り言葉に買い言葉で
「私が生んだんじゃないわよ！」
と言ってしまったんです。

いずれは、事実は話さなければいけないけど、今じゃないでしょ！って事よ。

これをキッカケに息子との関係がギグシャクしてしまい
息子は学校も中途半端、その後も働かなくて彼女一人で
生活を支えながら我慢の子でした。

長くなるので、途中は省きますが…

息子は結婚して孫も出来て同居してるんですが、嫁の収入で
生活してるので肩身が狭いらしいわ。

人生はいろいろあるんだから、過去を振り返っても仕方がないし、肩身が狭いのも、お金がないのも、彼女の生き方への責任だと思ってるの。

50年も続いてる友人だから、Ｔ子とは違う付き合い方になるけど、彼女に合った付き合い方をしてるんだわ。

で、今年最後の二人っきりの食事会よ。
場所は府中の「梅の花」

前回会ったのは八月だったかな？
近況報告になるわね。
彼女は病気のデパートになってたわ。
ひとつぐらい、譲ってもらっても良いくらいよ。

予約をするにはコース料理を注文して下さい…って。
それは良いんだけど、年配者は食べきれないのよ。
残すのはとっても嫌。でも仕方ないわね。

水面に写るもみじ
自然って何て綺麗なんでしょう～

自然のままの落ち葉
いいわよね～
何がって？
落ち葉よ～