小さな幸せ集め時々猫

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2023年08月31日

戦争を知らないシニアたち / 永井隆博士のこと

(18)

テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(540302)

カテゴリ：何げない日常

ポッチと押してくれると喜びます

如己堂

原爆で無一文となった浦上の人々やカトリック信者仲間達の厚意によって、博士のための新しい住まいとして建てられた２畳の建物です。

心は半分長崎に行ってます。一人旅は時々してたのですが、T子との旅が日常化されてからはすっかり御無沙汰です。

一人旅が淋しい時は、食事の時ぐらいで気楽なもんですよ。かと言って一人の方が良い…とは言いません。二人、三人の方が、美味しい・綺麗だ・面白い～の感情をすぐに伝えて共有できるからそりゃ～一人より楽しいですよ。

ただね、何でもそうですが、一緒に行く人がいなくても中止の選択は嫌なのよ。夫は自分は旅行は好きでなかったけど、私が行くのには大賛成してくれて、すごく協力的でした。

「10日ぐらい外国に行って来たい」と言うと「どうぞ、どうぞ～」と気持ち良く出してくれるので一人だったり、娘とだったりと行ってました。

同居していた私の母は私が外出するのを極端に嫌っていたので、母が亡くなるまでは、旅行どころか、デパートさえ行かなかったのを夫はちゃんと見ていたんです。

私が旅行中は、私の父の3度の食事と犬の朝夕の散歩があって、洗濯もするし、外猫の朝夕2度のエサもあげてくれたわ。3度の食事では昼食は 父の分と、 自分の分の弁当を作ってくれたのよ。

又、話が脱線しちゃったわ。
夫の話になると自慢したくなちゃうの。
ダメよね…ゴメンナサイ～
戦争を知らないシニアたち

戦争を知らない年代が高くなっているようです。
シニアでも、子供の頃に戦争の話が家庭内で出なかったのか
戦争の話をしても通じない人が多く、嫌がる人も多いのです。

広島の原爆記念日には、多くのメデアが放送し、ドキュメンタリー番組が放映されたりするのに、長崎の原爆の日はメディアの取り上げ方が少ないのに疑問を持っていました。

今年も台風のために総理大臣の出席が取りやめになりました。
それは良いですよ、仕方ないですが…
でも、長崎に行く話は出ましたか？

長崎では被爆二世には被爆者手帳のような制度はないそうです。

医学博士であり、暑い信仰心を持つカトリック信徒だった永井博士は、長年取り組んだ放射能の影響で被爆前にすでに白血病を患い、余命3年の宣告を受けていたんですね（これは知らなかったわ）原爆によって愛妻を亡くし、自分も被爆による白血病と戦いながら死の直前まで原子病の研究と発表を続けた博士です。
「平和を」「如己愛人・己のごとく、あなたの隣人を愛しなさい」

博士は原爆によって飛び散ったガラスで東部に大ケガをしながら、自らの命を省みず、他の被爆者の救護活動に奔走したといいます。

母はクリスチャンではなかったのですが、女学校がミッシｮンスクールでキリスト教の影響を受けていたので永井先生の話を良くしてくれ、私自信も「この子を残して」は夢中で読みました。

そんな訳で長崎の原爆の日に感じた広島との違和感がきっかけで一人旅に発展したのです。航空券・ホテル・観光計画すべて整って出発日を迎えるだけになってます。今日も資料とにらめっこで勉強しました。