New Zealand 虹の立つ国へ
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南ア プレトリアに滞在一ヶ月半。すっかり南アの気候、時間にも慣れた頃に帰国。仕事とは言え結構辛いものがある。前の日記にコメを頂いた方々にはこの日記を持ってレスとさせていただきます。何せ会社のラップトップからは自分のブログにアクセスできず(パスワードを忘れた)返事がすっかり遅くなってしまい申し訳ない。出書ける前に事前情報を色々と仕入れて行ったが、どれも当てにならない事が良く判った。特に「地球の歩き方」。 この本を片手に色々なところへ出かける方も多いと思うが、こと南アに関しては全く当てにしない方が良い。ヨハネス、プレトリアの街中を歩けるような事が書いてあるが、まるっきりの嘘である。滞在の殆どはプレトリアとサントンであったが、あの街の中を歩く勇気がある日本人が居たらお目に掛かりたい。余ほどの馬鹿か、安全に関する基準が全く違う人種だろうと思う。プレトリアに仕事場がある現地の白人連中が歩かないのにどうして目立つアジア人が街中を歩けるのだろうか?「地球の歩き方」はプレトリア駅周辺についても触れているが、あのガイドブックを編集した人はあの辺りに行った事があるのだろうか?正直言ってプレトリアの人間の8割から9割は黒人である。白人は滅多に見ない。黒人イコール「悪]とは言い切れないが、南アと一部のアフリカ諸国ではその図式が当てはまる。滞在中も邦人がヨハネスで誘拐されたとニュースが入った。幸い無事に解放されたから良かったようなものの、もしあのガイドブックを読んで来られた方だとしたら出版社は責任の一部を感ずるべきだと思う。我々が滞在したのはSandtonと言う町でヨハネスに近い。比較的安全とは言われていたが、くれぐれも一人歩きはしないようにと何度も注意された。それも昼間。小生の場合、どちらかと言うと感覚的にも体格的にも日本人離れしているので然程の危険は感じないが、普通の日本人は非常に目立つ。 それも不思議なくらいに。アジア人も少なく、着ている洋服も現地の連中とは違うので一目瞭然。ハッキリ言って日本人が着ている洋服は海外では非常に目立つ。他のアジアの服装とも違う。あんな服装をしているのは日本人だけ!このSandtonの街に隣接するAlexisandoriaと言う街がある。所謂黒人居住区、あるいは下階層階級の連中が住む街である。サントンとは橋を隔てているのだが、絶対に橋の向こうへは行くな。例え車でも行くな!と言われた。実際現地に駐在している商社員に話を聞いたが、日本人会が古着をアレキサンドリア内の小学校に寄付しようと申し出たところ、地元警察は危険だからと言ってパトカーではなく”装甲車”を出してくれたそうである!その駐在員古着と一緒に装甲車の中に座り生きた心地がしなかったそうである。因みにこれは本人から聞いた話。などと、書くと凄い所だと思われるだろう。実際凄い所だが、それでも治安をのぞけば非常に住みやすいところでもある。次からは写真もまじえて少し南アを紹介してみよう。
2008.11.22
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