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2011.07.19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
不安を煽る情報ばかりが目に付いてしまいます。 週刊現代の記事については「胡散臭さ」で信用おけませんでしたが、もう一つの怪しい情報源であるSPAは今度は「福島市内でもチェルノブイリ「強制移住」レベルの汚染度!」(http://news.livedoor.com/article/detail/5718297/)だそうです。

内容をかいつまんでみると、「原発周辺は多くのポイントで土壌の測定がなされていますが、福島市内で継続的に検査が実施されているのは県庁だけなんです・・・」 うん、私が心配して指摘している通りです。
「行政の調査でも県庁の土壌から1kgあたり(/kg)3万2000ベクレル(Bq)という、チェルノブイリでは『避難の義務』区域にあたる高い数値のセシウムが検出されていますが、何の対応もとられていません」 確かに高い値の土壌汚染が検出されています。

でもって福島市小倉寺稲荷山の側溝の枯葉が堆積した場所で11マイクロSvを越える線量が確認されたということも紹介されています。 最後に「安全です」と言われながら、行政の対応は野放し状態。しかし、放射線の感受性が強い子どもたちの被曝環境は悪化しているという現状をレポートしている。」だそうです。

確かに行政の対応は全くもって遅れています。でも、事故後4ヶ月という時間経過で濃縮集積された側溝の放射線を測って「強制移住レベル」という不安の煽り方は週刊現代となんら変わりません。

感受性が強い子供たちへの放射線の影響については、福島に限らず全国の親の心配事です。外部被曝については福島市の線量は確かに高いですが、それよりも内部被曝が怖いといわれています。福島牛の汚染が全国に広がったことが、その恐怖心をもっと煽ります。 しかし国は動こうとしません。 福島市では見た目普通な生活が営まれています。 情報だけが独り歩きしている気がします。

放射性物質による被曝で急性障害の影響は心配しなくてもよいでしょう。となると晩発性の障害を気にしなければならないのですが、放射性ヨウ素が大きな原因となる甲状腺がんについては検査によって内部被曝量を推定すれば危険性がある程度判断できると思います。事故後1週間のうちに不用意に吸い込んでしまったヨウ素の量はどれほどだったでしょうか? 福島市内であれば、ヨウ素の内部被曝は多くて数ミリSv程度でしょう。飯舘村の人の検査結果がその程度ですから、福島市ならその数分の一程度ではないかと思います。

放射性セシウムが由来であろう放射線による被曝(内部被曝、外部被曝)によって晩発性の障害を心配しますが、一番不安なのは白血病などではないでしょうか。 ドイツやイギリスなどの原発周辺で子供の白血病が増加している原因と、今回の事故による放射能汚染が同じものであるのかどうか? チェルノブイリ事故によって子供の白血病が明らかに増加しているのかどうか? 安全だという人、危険だという人の意見ではなく中立的な立場で客観的な説明を探しています。 データでは被曝後に白血病の発病までは平均で12年、悪性腫瘍(癌)の発病までは20年~25年以上かかるということが分かっているようです。(だからこそ原発からの放射性物質との因果関係が不明確であり、責任逃れしている(できる?)と思われているのでしょう)

国や県が今回の原発事故における責任として、これら白血病や癌との因果関係を持ち上げることなく、汚染された地域である福島県の住民に対して健康被害が発生した場合は無条件で補償することを宣言することはできないのでしょうか。 宣言しないからこそ「責任逃れ」と言われるのでしょう。 放射能汚染については紛れもない事実です。なのに汚染を発生させた当事者である東京電力が汚染除去をせずに、住民が自分たちの身を守るため、未来ある子供たちのために自らが除染活動をしなければならないということが不思議でなりません。

===福島県が放置されている=== 福島県に住んでいる人も、福島県を外から見ている人も、こう感じているに違いありません。 ただちに結果が現れないから住んでいる人も鈍感になっています。 安全だ、危険だの意見ばかりがネットなどでも賑わいを見せていますが、本来であれば、「誰もが安全だと思うレベル」に戻す努力をすることが必要だと思うのですが、それが国も東電も明確に示していない。まさに放置されている状況です。

健康調査を実施してから補償を考える・・・のであれば、昔の公害問題となんら変わりありません。つまり責任逃れが裏に隠れている感じがします。 放射能汚染に対する危険性が不安を与えているよりも、汚染の事実に対しての責任回避による放置のほうが不安を作っているような気がします。





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Last updated  2011.07.19 17:37:25
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