全巻図書館で、順番待ちすることもなく借りられました。よかった。
以前から気になっていたんだけど「児童文学あがりのファンタジーは、質が低い」という妙な偏見(自分では経験則だと思ってるんだけどね)があるので、なかなか手が出なかったのです。
でも、何気なく「 精霊の守り人
」を図書館で借りて読んたら、面白かったんです。
女主人公の「バルサ」が魅力的。戦闘シーンもあるし、女性の作家の割には骨太の物語だなぁと感心しました。
もう一人の主人公チャグムもけなげにかわいいし、ほかの登場人物のバランスもいい。
ということで、ぼちぼちと全巻読破。
この作家さんは小説が上手なんだと思います。
実は2巻以降は、うまく物語に同調できず期待したほどには面白くなかったんだけど、最後まで読んでしまうのは上手だからですね。
後半、だんだん話がでかくなってきて「この大風呂敷をどうやってたたむんだろう」とおもってたら、きっちりたたんで見せた。その力量には脱帽です。
話広げるのはうまいけど、うまくたためないファンタジー作家さん多いから(これは偏見)。
私が子供だったらハマっていただろうと思います。
今、これ読んでもそれほどハマらないのは、自分が大人になったせいだと思いたい。
ところで先日テレビで、女優の片桐はいりさんが出ている番組に、中高時代の親友として、なんと上橋さんが登場されていました。
それ以来、私の中でバルサと片桐はいりが重なってしまって・・・ううう、ミスキャスト。
ル・グウィンばりの、練れたファンタジー児童文学を書ける女流作家さんがでてきたことは喜ばしいことですね。
悟浄○○ 2009年03月07日
幻影師、アイゼンハイム 2008年06月26日
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