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2005.06.20
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カテゴリ: BLあれこれ


タイトル通りなんですが、明確な違いを貴女は言えますか!


腐女子を名乗り早8年目に入りました。8年、短いのか長いのか、解んないなぁ~。

私自身は若輩者と思っています。これは年齢とは又別物で(苦笑)

尤も最初に意識した男×男の話が竹宮惠子の「カメリア館の三悪人」で、そのシリーズ自体はその前からずっと読んでいたものなので……。

つまり、それら全てリアルで読んでいた世代です。

因みに竹宮惠子よりも萩尾望都が好きだった!

そう、「メリーベルと銀の薔薇」を読みながら、何でエドガーとアランはくっつかないんだと真剣に思っていた。小学生がよ!!


・・・BLと、やおいと、Juneと、耽美と、並列に並べてはいますが、今は全部同列に言われている気がします。

男×男の話は全てBLと言われて、括られている。そのBL自体が新しい言葉――なんですよね。

それよりうんと前は何と言われていたのは、かろうじては20数年前のJuneか、耽美か。


所謂BLを読み始めた頃、それは約8年前になりますが、その頃はまだ色んな言葉が飛び交っていました。

気が付いたらBLが残っていた。という感じでしょうか。

それでも、やおいと、Juneと、耽美は既に言葉?ジャンルとしては確立されており、それでは明確なその区分は……。無いんですよね。

多分みんなの心の中の住み分け、もしくは感覚的な差異。


ただ確実に言える事は、「耽美」小説とは、もともと男×男の話を言うのではなく、退廃的背景の文学を指しているということです。

過去の作品としては、谷崎や三島、川端の文学の一部もそれに分類されています。

……すみません元が文学少女なもので~(爆)

私個人としては立原正秋も耽美な人だと思うのですが――。


つまり、もともとの耽美小説の中には男×男、男×女、女×女が有ったのよ、なのです。

乏しい私の(雑誌)June歴の中には、男×男以外の話も確かに有りました。

(雑誌)Juneは――キチンと耽美小説という括りのケジメを持っていたんですね。

それが何時から変化したのかは解りませんが。

そして耽美の捕らえ方も、世間一般ということでなく、この狭い括りの中で変化してしまっているようです。

耽美≒淫靡という図式に近いもの。

そう「耽美」とは、本来文字通り、美に耽溺する事なんですけどね。


それではJuneとは、元々June(Jun)という雑誌から派生した言葉で、Juneで扱われているような話を指して言われるようになりました。

Juneは意識してこの言葉の確立を図ったようですね。

いままで男×男の話を取り上げて纏める言葉が無かったという所から、の呼び名のようです。


で、やおい。

もしかしたらこの言葉の扱いが一番難しいのではないかと思う。

「やおい」という言葉に対する拘りを持っている人が、意外に多いのです。

否みに巷では「801」と標記もされるようですが、私自身はこの標記は好きじゃ有りません。

お手軽気軽ミーハー感覚、馬鹿にされているような印象がどうしても拭えなくて。

「801」という人たちは、腐女子のお嬢さま方以外の方が使われる確率が高いようです。


やおいの語源。諸説有るようですが、言葉自体は四半世紀前頃に出来たのではないかと……。

単純に、私が学生時代にこの言葉を知っていたからなのですが(苦笑)

その頃に、「やおい=山なし、落ちなし、意味なし」の話を指している、というのは何かで知ったのだけど、それが男×男の話を指すとは……知らなかった(苦笑)

以前「BS漫画夜話」で、「やおい」の語源の説明をしていましたが、その時には既にそれは知っていたから……でもこれもかなり前の話で。

尤も「BS漫画夜話」ですから、どんなに古くとも10年くらいだと思うけど……。

で、私の知っている語源、「やおい=山なし、落ちなし、意味なし」は誰が作ったか。


当時グループで同人活動をしていた波津彬子達が、自分達の作品を指してそう言ったんだとか。

一緒に活動していたのは、ベルネさんと後もうお一方……すみません名前覚えていません。

その当時のものかは覚えていませんが、廃刊前の小説Juneに古い同人誌がその儘の形で再録された事が有ります。

かなり感動しました。


けど、語源を言った所で、それでは「やおい」って何?なんですよ。

「山なし、落ちなし、意味なし」にしても、多分今の「やおい」はそれだけでは当てはまらないと思うし、それよりも単純に「やおい=男×男」と思っている人の方が断然多いと思う。

それでは私は如何思っているのか――。

「山なし、落ちなし、意味なし」+「男×男」+「耽美的雰囲気」÷2(笑)な感じ。

で、能天気に明るいものは排除。

とは言いながら、実は良く解らない。でもその曖昧さが「やおい」なんじゃないかなぁ……。


そして、BL!

いわずと知れた「BOYS LOVE」の頭文字でございます。

何処が最初に使い始めたのか――、好きなくとも私がBLに嵌った頃、まだ定着はしていませんでした。

多分、気軽で明るい感じがして語感も良く、親しみやすかったのが広まった理由。

内容的にも「男×男」なら何でも有りな所が使いやすかったのでは。


*-*-*-*-*-*


以前もこうして比較した覚えは有るのですが、あの時の熱さはもう無いかな――。

何処まで拘ってみた所で、ただ単純に好きなものは好き、と思うだけで。


これでも最初BLという言葉を使うことには抵抗が有ったのです。

あまりにも軽過ぎて、節操が無い感じがして。

自分自身何かしらの「こだわり」というものが存在し、それは今も確かに有るのですが、

これだけ世に広まり定着し、時代をなし文化を創り――な言葉に抗った所で仕方が無いかと。

何でも有りな「BL」ですが、それでも人それぞれに拘りも有ると思いますし。


言葉が好きで、言葉に拘っていたい人間ですが、

ここは親しみやすくて受け入れやすい共通語としての「BL」もこれから使っていくんでしょうね……。











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Last updated  2005.06.20 10:23:11
コメント(23) | コメントを書く
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ほえ~~~  
華誠  さん
こんにちは、あこやさん。
勉強になりました~~(お口あんぐり)
私も腐女子暦8年くらいですが、自分の中でどうやって『やおい』→『BL』になったか全く分かりません・・・。
『耽美』という言葉にもそんなに深い由来があったとは・・・。

私は家庭の環境により生まれたときから中国語と日本語の勉強をし、いまはトライリンガルを目指してアメリカで英語の勉強中ですが、勉強をすればするほど日本語の奥深さが分かってきます。
ボーイズラブを例にとると、アメリカのオタクの間では『YAOI』と言えばわかりますが、『BOYS LOVE』といっても通じません(英語なのに!)
かといって、『YAOI』の意味が分かる腐女子がいるかと言うと、ほとんどゼロに近いと思います。
彼らにとって言葉は、言いやすくて通じればいいものなんですよね。
次に中国語を例に取りますと、歴史を重んじる・・・という意味があるかどうかは分かりませんが、はじめに決まった言葉をそのままずっと使い続ける傾向にあるみたいです。その証拠に外来語もほとんどありません。

こんなにも言葉が変わっていくのが速いのも、その意味に拘ろうとする人がいるのも日本文学だけですね。
なんか日本文学がものすごく孤高な存在だと改めて感じました・・・。
『BLと、やおいと、Juneと、耽美の違い』というのは、腐女子の永遠のテーマですね。(笑) (2005.06.20 17:06:29)

ふむふむ・・・  
ヒヨッコきらりんです。
あこやさんの日記も華誠さんのコメントも、とてもお勉強になりました。
私は腐女子歴が短いので、すでに全て並列(『耽美』も昔と今は違う言葉のように捉えている)に世の中に氾濫しているように思っていたのですが、違うのですね。
「BL」なんて、ビブロス社の商標登録用語かと思った事もあります。

日本語の奥深さ、日本語の遍歴・変貌の早さ、その中に流れる時代、そして時代の中に立つ自分。
言葉遊びも好きですが、言葉の持つ奥深さも、時には振り返る事が必要だと思いました。
でも、私的には呼び方はどうでも、心を打つ作品に出会えれば、それで本望なんです。
(2005.06.20 17:28:48)

Re:BLと、やおいと、Juneと、耽美と……(06/20)  
ランラン101  さん
こんばんはー★
あこやさんの言葉の拘りというものの奥深さを知りました。
なるほど。確かに若い世代向けに定着したBLという言葉の以前に古くから使われてきた言葉がありましたよね。
わたしは、あまり言葉に対して拘りがないので、BLという言い方が使いやすくて今は一番好きです。
ネット書店サイトに行くと今でも耽美っていうカテゴリがありますが、なぜかBLよりドキドキします((笑)
関係ないですが、今日わたしテレビで言葉の由来っていう番組を観た後で、あこやさんの日記を読んだので、じっくり読みました。
言葉と感性は時代と共に移ろっていくものですが、時には立ち止まって、持つべき意味の確かさを考えてみるのもいいですよね。

(2005.06.20 18:08:38)

こんばんは  
緋蜜  さん
おじゃまします…
さっき、ない頭をしぼって書き込みしようとしたら、できなくなってしまってました 泣
たびたびすみません…

私も以前から、BL、やおい、June、耽美の境界は何だろうとは思っていました。
私の中の住み分けを聞いていただきたく…
耽美小説は「退廃的背景の文学」!納得です!
私は、あまり文学はわかりませんが、谷崎の「痴人の愛」を読んだ時、こういうのが退廃的というんだなと思いました。男×男でも、やおいともJnueともBLとも違い、耽美小説に自分の中で位置付けているのが森茉莉の「枯葉の寝床」です。どちらかというと高尚なイメージを持っています。
やおいとは、以前何かで読んだのですが、アニパロ同人誌で、意味もなく、ただやっているだけのシーンを書くということから発生した、どちらかというとあまりいいイメージではない言葉だと…記憶が定かではありませんが…
Juneは、肉体的、精神的に「欠けているもの」を埋めようとする愛。「耽美≒淫靡」からJuneに続いていると思っています。やおい、ただやっているだけだけでなく、Juneは、なぜ、男×男であらなければならないかの意味を含んでいる、どちらかというと、暗め、重めのイメージです。
BLについては、私もブランクがあって、いつから発生した言葉かはわかりませんが、(イマージュという雑誌が最初というのも何かで読んだ記憶が??)巾広く、かなり明るいイメージがあります。今のBLの中でも重く暗い話だと、Juneっぽいなぁなんて思っています。
私の中の勝手な位置付けです(汗)やはり、本当のところはどうなのか、わかっていません…
大変興味深い内容でしたので、生意気にも書き込んでしまいました。すみません…
私も、こだわりつつも親しみやすい「BL」という言葉を使っていくと思います…        (2005.06.20 23:03:40)

Re:BLと、やおいと、Juneと、耽美と……(06/20)  
くまゆみ  さん
こんばんは!!

「やおい」もね。
「ヤオイ」と「やおい」では厳密には使っている意味合いが違うんですよねぇ。
「801」と「ヤオイ」は似ているかな。
わたしが蔑称で嫌い、といっているのは「ヤオイ」(カタカナ表記)です。

言葉の棲み分けってすごく大切だと思うのだけど、一般大衆にすんなり受け入れてもらうためには一般流通している言葉を渋々使わなくちゃいけない場面もあったりして、すごく悩みます。

特にBL。
オヤジスキーのわたしとしては、わたしが好きなのはボーイズという世代じゃないんだけど~!と抵抗があるし。
字で表すとそうでもないんだけど、友達と会って喫茶店で話したりしているときに「ビーエルがね」とカタカナでしゃべるのがすごく恥ずかしいんですよ~。(^^ゞ

定義づけ、すごく難しいんだけれども。
少なくとも自分の中ではこだわりを持っていたいです。
(2005.06.21 02:45:59)

Re:ほえ~~~(06/20)  
あこや  さん
華誠さん、こんばんは。

>勉強になりました~~(お口あんぐり)
>私も腐女子暦8年くらいですが、自分の中でどうやって『やおい』→『BL』になったか全く分かりません・・・。
>『耽美』という言葉にもそんなに深い由来があったとは・・・。

これが有っているか如何かというのは解らないけれど、自分で実感してきた事だということで、書いてみました。
いや、前にも書いたんですけどね、昔ほど熱くはなくなったなぁと、年の所為?(笑)

>私は家庭の環境により生まれたときから中国語と日本語の勉強をし、いまはトライリンガルを目指してアメリカで英語の勉強中ですが、勉強をすればするほど日本語の奥深さが分かってきます。

トライリンガル!!それは凄い!言葉って奥深いものですよ、日本語に拘わらず。
他者と意思を疎通させる為に駆使するもの、上手く伝える為に発達して変化してきたもの。
だからその変遷を見ると面白いですよ、ってここは言語学じゃないってば(苦笑)

言葉は確立し、認知されてしまったら、もともとの意味は置いておいて、それだけで一人歩きしてしまうものなんですよ。
だから、『オタク』然り『やおい』然り。実は私は「オタク」世代なのよ。私らが学生の頃「おたく」と使い始めた。
この場合の「おたく」は「あなた」という意味しかないのよ。でも、今は全く別なものを指す。
言葉は生き物だから、変わらないように見えて何かしら変化しているじゃないですか。
中国語だって、より使いやすく文字は変化しているわけだし。

>『BLと、やおいと、Juneと、耽美の違い』というのは、腐女子の永遠のテーマですね。(笑)

そうですね、たぶん永遠のテーマ。でも、多分淘汰されて行くんじゃないかな。

(2005.06.21 02:47:52)

Re:ふむふむ・・・(06/20)  
あこや  さん
きらりんさん、こんばんは。

>あこやさんの日記も華誠さんのコメントも、とてもお勉強になりました。

華誠さんのコメント、奥が深いですよね。為になります。

>私は腐女子歴が短いので、すでに全て並列(『耽美』も昔と今は違う言葉のように捉えている)に世の中に氾濫しているように思っていたのですが、違うのですね。
>「BL」なんて、ビブロス社の商標登録用語かと思った事もあります。

「BL」がビブロスの商標登録用語は受けた!!私も昔冗談でそう思っていたことがあるもの!
「BL」って言葉が広がって、あっちもこっちも右に倣えになって行ったから、付加価値も加わって行ったんでしょうね。

>日本語の奥深さ、日本語の遍歴・変貌の早さ、その中に流れる時代、そして時代の中に立つ自分。
>言葉遊びも好きですが、言葉の持つ奥深さも、時には振り返る事が必要だと思いました。

今の言葉の変わり方の目まぐるしさって昔の比じゃないんだろうなぁって思いますよ。
あの、古典文学の言葉遣いを当時の人はしていたんですから、今の言葉とは外国語並みに意思の疎通は出来ないんじゃないのかなぁ(笑)。。。如何でも良いけど。

>でも、私的には呼び方はどうでも、心を打つ作品に出会えれば、それで本望なんです。

残るのは作品そのものだから、呼びかたは何でもいいんですよ。私の好きな本!

(2005.06.21 03:01:17)

Re[1]:BLと、やおいと、Juneと、耽美と……(06/20)  
あこや  さん
ランランさん、こんばんは。

>あこやさんの言葉の拘りというものの奥深さを知りました。

そんなことない、ない(笑)、年取ったらどーでもよくなって来た。でも、言葉遊びは好きだから~。

>なるほど。確かに若い世代向けに定着したBLという言葉の以前に古くから使われてきた言葉がありましたよね。
>わたしは、あまり言葉に対して拘りがないので、BLという言い方が使いやすくて今は一番好きです。

うん。気が付いたら使いやすさでBLって言葉を使っている自分がいるのに驚いた。
最初BLって略称でなく、「ボーイズラブ」ってちゃんと言っていたんだよね~。
だからもの凄く恥ずかしかったってゆーか。だから、今の状態を厚顔無恥という。

>ネット書店サイトに行くと今でも耽美っていうカテゴリがありますが、なぜかBLよりドキドキします((笑)

するする!何かいけない扉を開ける!って感じがしてドキドキする!

>関係ないですが、今日わたしテレビで言葉の由来っていう番組を観た後で、あこやさんの日記を読んだので、じっくり読みました。
>言葉と感性は時代と共に移ろっていくものですが、時には立ち止まって、持つべき意味の確かさを考えてみるのもいいですよね。

今使っている言葉、生まれてくる言葉、5年後10年後には何が残って何が変わって、そして何が消えているんでしょうね。
・・・ランランさんが真面目モードだと、私がスベッテしまうです。

(2005.06.21 03:09:35)

Re:こんばんは(06/20)  
あこや  さん
緋蜜さん、こんばんは。

>私も以前から、BL、やおい、June、耽美の境界は何だろうとは思っていました。
>私の中の住み分けを聞いていただきたく…

皆さん色々自分なりに拘って考える時が有るんですよね。
その言葉に触れたとき、自分の中で如何いう位置づけに落ち着くか、自分の中で納得のいく答えを探す。
興味の無い人達にはそんなの如何でもいい事、全部同じじゃん!って切って捨てたれそうだけど、それらを愛する人間にはやっぱり拘りたい事。
取り敢えず自分なりの拘りを持って、納得できれば――。

>Juneは、なぜ、男×男であらなければならないかの意味を含んでいる、

この言葉で思い出したことが。Juneのご隠居さんが常々投稿者に「何故、男×男でなければならないのか、必然性を感じられない」と仰っていましたが、Juneは「男×男である必然性が」必要だったんですよ。そこにもの凄く拘っていた。
BLはそんなのないですからね。スンナリ男女に置き換えても通る話が多いもの。
重く暗い話だと、Juneっぽい、て言うのは私も思います(苦笑)
だからBLは何でも有りになっちゃっているんでしょうね、節操が無いというべきか、間口が広いというべきか。
でも使いやすいし、認知もされて広まっているから、結局は使っていくんだろうと思いますね。

※Juneのご隠居さんとは、中島梓(栗本薫)のことです。


(2005.06.21 03:25:11)

Re[1]:BLと、やおいと、Juneと、耽美と……(06/20)  
あこや  さん
くまゆみさん、こんばんは!

>「ヤオイ」と「やおい」では厳密には使っている意味合いが違うんですよねぇ。
>「801」と「ヤオイ」は似ているかな。
>わたしが蔑称で嫌い、といっているのは「ヤオイ」(カタカナ表記)です。

そうなのか~。
カタカナ「ヤオイ」は私も嫌だなぁ。使っている人の蔑称の匂いがする。

>言葉の棲み分けってすごく大切だと思うのだけど、一般大衆にすんなり受け入れてもらうためには一般流通している言葉を渋々使わなくちゃいけない場面もあったりして、すごく悩みます。

うん。これ凄く解る。マニアな言葉って、それを好きな人にはとても拘りがあるけど、興味の無い人には十把一からげだものね。

>特にBL。
>オヤジスキーのわたしとしては、わたしが好きなのはボーイズという世代じゃないんだけど~!と抵抗があるし。
>字で表すとそうでもないんだけど、友達と会って喫茶店で話したりしているときに「ビーエルがね」とカタカナでしゃべるのがすごく恥ずかしいんですよ~。(^^ゞ

あ…カタカナで「ビーエル」と書かれると、私読めない!(泣)今の今まで考えもしなかった!
私ね、BLって言葉に慣れるのに結構時間が掛かったんですよ。最初の頃はこういう話は何と呼べばいいんだろう、やおい?かな、と自分の中で折り合いを付けていた。それからJuneね、ってなり、耽美は知っていたけど、耽美って元々耽美小説好きな私には別種なグループで。
「BL」は、今はこういう本の商標、看板みたいなもの、と割り切って使っています(苦笑)
それが私の中の折り合いでしょうか。
こう考えると結構まだ拘っているんだなぁって思いました。
確かに、定義づけは難しい。

(2005.06.21 03:41:58)

Re:BLと、やおいと、Juneと、耽美と……(06/20)  
ごまくり  さん
はじめまして。先日は当サイトへ書き込みありがとうございました。

耽美、JUNE、やおい、BLの境界がどこにあるのか、時々考えることあります。
耽美はもともとからあったもので、男×女の世界のお話を読んだりしたこともあります。好みじゃなかったですけど。
JUNE世代の私にはこの世界が一番好きです。今でも捜し求めてる作品はJUNEですね~
BLはある日気付くとBLだらけだった・・・というくらいこのBLが蔓延してきた当初は気付いてませんでした。実際のところJUNE以外には興味がなくって(^^;)JUNEが廃刊になって、そこからやっと外の世界を見渡したら、BLだらけだったというお粗末さです。私にとってのBLの始まりは「寒冷前線コンダクター」だと思うのですが、皆さんはどうなんだろう?
で、やおいですが、この言葉、私はJUNEの「小説道場」で中島梓先生が使ったとき、初めて知りました。「山なし、意味なし、オチなし」。この言葉、私も使ってはいますが、好きではありません。
実際のところ、私にとって、男×男の物語はJUNEに変換されています。だからかなぁ、BLでも軽薄なお話は好まず、切ない系のものばかり求めてしまいます。
(2005.06.21 15:31:26)

Re[1]:BLと、やおいと、Juneと、耽美と……(06/20)  
あこや  さん
ごまくりさん、こんばんは。
ご来訪&書き込み有難うございます。

>耽美、JUNE、やおい、BLの境界がどこにあるのか、時々考えることあります。

誰もが一度は通る道……。
じゃないかと思っているのですが、何度も考える人もいるし、かと思えば全く気にしない人もいるし。

>耽美はもともとからあったもので、男×女の世界のお話を読んだりしたこともあります。好みじゃなかったですけど。

耽美小説ですよね。これは好き嫌いが有ると思いますよ、読む年齢も有ると思うし、単に厭だと思うことも。

>JUNE世代の私にはこの世界が一番好きです。今でも捜し求めてる作品はJUNEですね~
>BLはある日気付くとBLだらけだった・・・というくらいこのBLが蔓延してきた当初は気付いてませんでした。

ごまくりさんは、あの騒ぎ――NETとかその他でも色々有った騒動を潜り抜けて来た方ですか?
Juneは――本当に何処に行っちゃったんでしょうね。
最後にご隠居さんに見捨てられた時、もう駄目だな、と密かに思った人は多かったのでは。
今更ですが。
BLは、その間にジワジワと浸透してしまったのですよ。いまやネコも杓子もBL。

――その2に続く――。 (2005.06.21 21:40:16)

Re[1]:BLと、やおいと、Juneと、耽美と……(06/20)  
あこや  さん
ごまくりさん、その2です。

>私にとってのBLの始まりは「寒冷前線コンダクター」だと思うのですが、皆さんはどうなんだろう?

「寒冷前線コンダクター」ですか、掲載時の?作品そのものを指して?それとも秋月さんの事でしょうか。細かく拘ってしまってごめんなさい。私が思うに、秋月さんはJuneな人だと思うので。Juneに書いたので有っても、例えコバルトやパレットに書いた物であっても、です。それはそもそも秋月さんという人の考えかたに基づいた印象がです。
秋月さんはそれこそ中島先生の愛弟子で、薫陶を受け物書きになられた方だから、拘る所に拘っていらっしゃっている。
あ~!ごめんなさい!秋月こおには拘りが有り過ぎて語り始めたら止まらなくなるのです!
私もJune作品は好きです!

>で、やおいですが、この言葉、私はJUNEの「小説道場」で中島梓先生が使ったとき、初めて知りました。「山なし、意味なし、オチなし」。この言葉、私も使ってはいますが、好きではありません。

私は「山なし、落ちなし、意味なし」は「唯その状況を表して淡々として」という風に受け取りました。だから在るがままにと受け入れてしまいました。
何に区分してしまうにせよ、本質は如何に面白いか、そして自分が好きな作品か、に尽きると思います。
いい作品を読みたいです。


(2005.06.21 21:41:01)

Re[2]:BLと、やおいと、Juneと、耽美と……(06/20)  
ごまくり  さん
あこやさん、こんばんは。

>「寒冷前線コンダクター」ですか、掲載時の?作品そのものを指して?それとも秋月さんの事でしょうか。細かく拘ってしまってごめんなさい。私が思うに、秋月さんはJuneな人だと思うので。

多分言われると思ったのですが(^^;)
勿論、秋月さんはJUNE作家だと思います。「ラストゾーン」とかもBLテイストがないですもの。
「寒冷前線コンダクター」を初めてJUNE誌上で読んだ時、私、すっごく好きだったのですよ。もう桐ノ院くんにベタ惚れ。タンホイザー聴きまくり。

あの作品を最初に読んだ時、今までのJUNE作品と違うなぁ、とすごく思ったんです。ダークなイメージが全くなくて、洗練されてて、普通の世界じゃありえないことなのに、あるんじゃないか?って思い込ませる世界。ただ、切なさや葛藤があったり、主人公の気持ちに作家さんの考えが投影されてるところなどはバリJUNEですが。
でも読者が「こうあって欲しい」と思う、いわばハーレクイン的物語という観点からいくと、私の中ではこの作品がBLの走りだった気がするのです。
ご本人さんも「ハーレクインを目指す」とおっしゃったということを中島先生が暴露されてたし。

以上は私の勝手な考えです。実際、BLの最初なんて知らないので、本当に手前勝手です。もしお気を悪くされたのであれば、すみません。。。 (2005.06.21 23:08:46)

Re[3]:BLと、やおいと、Juneと、耽美と……(06/20)  
あこや  さん
ごまくりさん、こんにちは♪

>多分言われると思ったのですが(^^;)

……ははは(汗)、見抜かれてる?(苦笑)

>勿論、秋月さんはJUNE作家だと思います。「ラストゾーン」とかもBLテイストがないですもの。
>「寒冷前線コンダクター」を初めてJUNE誌上で読んだ時、私、すっごく好きだったのですよ。

えと、ここで一つ白状しておきます(汗)。私、フジミは好きだけど、「寒冷前線コンダクター」は苦手で。「クラシカル・ロンド」を読んで、やっと圭の本音に、少し変わったというか。
それはこの際関係ないのであっちに仕舞って~(苦笑)

>あの作品を最初に読んだ時、今までのJUNE作品と違うなぁ、とすごく思ったんです。
>~私の中ではこの作品がBLの走りだった気がするのです。(割愛ごめんなさい!)

そういう観点から見れば頷ける部分も有りますね。
Juneという型からはみ出して行くというか、この場合は変化、もしくは発展していくと行ったほうが適切だと思うけど、ともかくバリバリに固まっているJune的世界には無かったもの、収まりきれないものとしての登場。
私がこの作品を知った時は既にJuneで第3部に入っていたのです。
だからその時にはすでに存在していたものな為、明確な変化やショックは解りませんでした。
「寒冷前線コンダクター」の初出は92年10月らしいですがこの頃には(多分)まだBLという言葉が存在していなくて、何しろ私が嵌った98年当時ですらBLでは無く一部で「ボーイズラブ」と言っていたぐらいなので。
それこそ言葉が後を追いかけて出来てきた、もしくは器として利用したという事になるのかな、この場合は。
私がちょっと単語そのものに拘り過ぎました。
本当に今から思えばあの時が――という事なのかも知れません。

多分今もまだ変化の過程なんでしょうね。
この氾濫の中に在って、どのように淘汰されて行くのか、私はそれが楽しみで――。

(2005.06.22 14:44:07)

はじめまして☆  
汐汐  さん
こんばんは。華誠さんから飛んできました♪
>BLと、やおいと、Juneと、耽美と……
私がこの世界にハマってまだ3年。この言葉の意味がよく分からなかったのですごく勉強になりました。奥が深いんですね・・・
単に、ボーイズラブでBL の方が分かりやすかったので、なんとなくこの言葉を使ってるんですが。
私はどちらかというとJune?を好んで読んでいるような気がします。なんでもありの設定もお手軽でいいのですが、「なぜ男である自分が男を好きになってしまったのか」みたいな<男×男である必然性>の話にはめちゃくちゃ弱いです。
そういった話を探しながら読んでるうちに、気がついたら幅広く、どんなものでも読むようになってました(笑)
ほんと奥が深い分野ですよね。もうどっぷりハマっった生活を送ってますよ^^;
(2005.07.01 22:18:59)

Re:はじめまして☆(06/20)  
あこや  さん
汐汐さん、こんばんは♪

>こんばんは。華誠さんから飛んできました♪

ようこそ、いらっしゃいませ~♪

>私はどちらかというとJune?を好んで読んでいるような気がします。なんでもありの設定もお手軽でいいのですが、「なぜ男である自分が男を好きになってしまったのか」み
たいな<男×男である必然性>の話にはめちゃくちゃ弱いです。

気が付くと私も好んで読むのは何で男が男を好きになる!?という本ですね。
そこら辺の葛藤がとっても人間らしくて好きです。
でも、結局は面白ければ何でもいいという節操の無さが……。

拘りは自分の中に在ればいい。
今は大きな括りという意味で、またはパッケージとしてBLという言葉を使っているかなぁ。

(2005.07.01 23:09:14)

初めまして。  
葡萄瓜XQO さん
今晩は。検索経由にてお邪魔致しました。
当方も古く方この世界に生息している者でございます。
本来ならばBLOGにて記事を書きトラックバックを打たせて戴くのが
宜しいかと思うのですが、当方管理下にてこの話題に関連したデータを
纏めてあるウェブページがございますので提示させて戴きます。

http://kamakura.cool.ne.jp/xqo/bn/yz02-010data_050405.html
http://kamakura.cool.ne.jp/xqo/bn/yz02-010_050410.html
http://kamakura.cool.ne.jp/xqo/bn/yz02-011data_050415.html
http://kamakura.cool.ne.jp/xqo/bn/yz02-011_050420.html
http://xqo.at.infoseek.co.jp/dic/dic_y.html

此れ等のページがお役に立ちましたら幸いです。 (2005.07.08 20:43:20)

追記。  
葡萄瓜XQO さん
当方管理BLOGの記事で関連しそうな内容が見つかりましたので、
トラックバックを打たせて戴きました。参考になりましたら。 (2005.07.08 21:17:38)

葡萄瓜XQOさん、こんにちは、初めまして。  
あこや  さん
ご来訪、書きこみありがとうございます。

こんなうろ覚えの個人的記憶と思い込みだけで書いてしまった日記に
丁寧なご教授有り難うございます。
早速覗かせていただきました。

知識として、データとして、キチンと資料を提示されての検証に、頭が下がりました。
年数的にも資料的にも「そうよ!これなのよ!!」と思い、
手前味噌ながらかなり記憶の正しかった事に吃驚です(苦笑)
え~、週刊マーガレットが50円とか60円の時代からずっと読み続けているものでして・・・。
年数的に読んだ量は膨大ですし、記憶もかなり残っています。
ただ、本当に「私の記憶」でしか無いので、声を大にしては言えません。

トラックバックして頂いたページも含め、参考、勉強させて頂きます。
有り難うございました。

(2005.07.09 08:43:28)

どう致しまして  
葡萄瓜XQO さん
改めて初めまして、あこやさん。
当方の行動が差し出口にならなかった事に
安堵致して居ります。

当方がこの世界に分け入りましたのは80年代後半、
キャプテン翼の同人誌ブームが起こりアンソロジーが
創刊されだした頃でございました。
その後今日まで来ておりましたが、こちら方面の
年表的な史料に中々巡り会えず、何かの一助にと
備忘録風に自分の記憶と史料を付き合わせつつ
(時には自分の記憶以前に遡りつつ)ちまちまと
書かせて戴いております。
お役に立って宜しゅうございました。 (2005.07.09 11:18:10)

葡萄瓜XQOさん  
あこや  さん



多分、所謂腐女子のお嬢さま方は、私も含めてですが、
ただ漫然とこの世界に浸っているのではないでしょうか。

私自身の基本的姿勢は、どのようなジャンルで在ったとしても、面白い本希望!なのです。
面白いという言葉の中には、読んで厭きさせない、共感させる、興味がある、楽しい、感動させる、等々の意味が含まれて居ます。
物語という区分の中で、境界線の曖昧なやおいとかJuneとか、何故分ける必要が有るのかという疑問が有ります。
だって、今の括りで言ってしまったら、BLで、それは即ち恋愛小説でしかないと思うんですよね。
態々そこに設ける括りの意味が意味の無い物になって来てしまっているというか。
けれど、現在の粗製濫造のBL作品には共感しかねる物が有ります。
そこがJuneややおいに傾倒したくなる原因が有るのかなと思うのですが。
そうですね、一線を画したくなる。
……切実に、面白いものが読みたいですね。

(2005.07.09 20:45:33)

分岐点  
葡萄瓜XQO さん
今晩は、あこやさん。

ボーイズラブ小説のレーベルは、本当に雨後の筍の様に増えました
からね。
角川スニーカー文庫の中に『JUNE』掲載の小説が収録されていたと
言う頃から考えると、隔世の感があります。あの頃は今日の事なんて、
本当に予測さえ出来なかったですから。

状況が進展していくにしたがって、変わっていったものもあるので
しょうね。色々と。 (2005.07.09 21:26:23)

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