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タイトル通りなんですが、明確な違いを貴女は言えますか!
腐女子を名乗り早8年目に入りました。8年、短いのか長いのか、解んないなぁ~。
私自身は若輩者と思っています。これは年齢とは又別物で(苦笑)
尤も最初に意識した男×男の話が竹宮惠子の「カメリア館の三悪人」で、そのシリーズ自体はその前からずっと読んでいたものなので……。
つまり、それら全てリアルで読んでいた世代です。
因みに竹宮惠子よりも萩尾望都が好きだった!
そう、「メリーベルと銀の薔薇」を読みながら、何でエドガーとアランはくっつかないんだと真剣に思っていた。小学生がよ!!
・・・BLと、やおいと、Juneと、耽美と、並列に並べてはいますが、今は全部同列に言われている気がします。
男×男の話は全てBLと言われて、括られている。そのBL自体が新しい言葉――なんですよね。
それよりうんと前は何と言われていたのは、かろうじては20数年前のJuneか、耽美か。
所謂BLを読み始めた頃、それは約8年前になりますが、その頃はまだ色んな言葉が飛び交っていました。
気が付いたらBLが残っていた。という感じでしょうか。
それでも、やおいと、Juneと、耽美は既に言葉?ジャンルとしては確立されており、それでは明確なその区分は……。無いんですよね。
多分みんなの心の中の住み分け、もしくは感覚的な差異。
ただ確実に言える事は、「耽美」小説とは、もともと男×男の話を言うのではなく、退廃的背景の文学を指しているということです。
過去の作品としては、谷崎や三島、川端の文学の一部もそれに分類されています。
……すみません元が文学少女なもので~(爆)
私個人としては立原正秋も耽美な人だと思うのですが――。
つまり、もともとの耽美小説の中には男×男、男×女、女×女が有ったのよ、なのです。
乏しい私の(雑誌)June歴の中には、男×男以外の話も確かに有りました。
(雑誌)Juneは――キチンと耽美小説という括りのケジメを持っていたんですね。
それが何時から変化したのかは解りませんが。
そして耽美の捕らえ方も、世間一般ということでなく、この狭い括りの中で変化してしまっているようです。
耽美≒淫靡という図式に近いもの。
そう「耽美」とは、本来文字通り、美に耽溺する事なんですけどね。
それではJuneとは、元々June(Jun)という雑誌から派生した言葉で、Juneで扱われているような話を指して言われるようになりました。
Juneは意識してこの言葉の確立を図ったようですね。
いままで男×男の話を取り上げて纏める言葉が無かったという所から、の呼び名のようです。
で、やおい。
もしかしたらこの言葉の扱いが一番難しいのではないかと思う。
「やおい」という言葉に対する拘りを持っている人が、意外に多いのです。
否みに巷では「801」と標記もされるようですが、私自身はこの標記は好きじゃ有りません。
お手軽気軽ミーハー感覚、馬鹿にされているような印象がどうしても拭えなくて。
「801」という人たちは、腐女子のお嬢さま方以外の方が使われる確率が高いようです。
やおいの語源。諸説有るようですが、言葉自体は四半世紀前頃に出来たのではないかと……。
単純に、私が学生時代にこの言葉を知っていたからなのですが(苦笑)
その頃に、「やおい=山なし、落ちなし、意味なし」の話を指している、というのは何かで知ったのだけど、それが男×男の話を指すとは……知らなかった(苦笑)
以前「BS漫画夜話」で、「やおい」の語源の説明をしていましたが、その時には既にそれは知っていたから……でもこれもかなり前の話で。
尤も「BS漫画夜話」ですから、どんなに古くとも10年くらいだと思うけど……。
で、私の知っている語源、「やおい=山なし、落ちなし、意味なし」は誰が作ったか。
当時グループで同人活動をしていた波津彬子達が、自分達の作品を指してそう言ったんだとか。
一緒に活動していたのは、ベルネさんと後もうお一方……すみません名前覚えていません。
その当時のものかは覚えていませんが、廃刊前の小説Juneに古い同人誌がその儘の形で再録された事が有ります。
かなり感動しました。
けど、語源を言った所で、それでは「やおい」って何?なんですよ。
「山なし、落ちなし、意味なし」にしても、多分今の「やおい」はそれだけでは当てはまらないと思うし、それよりも単純に「やおい=男×男」と思っている人の方が断然多いと思う。
それでは私は如何思っているのか――。
「山なし、落ちなし、意味なし」+「男×男」+「耽美的雰囲気」÷2(笑)な感じ。
で、能天気に明るいものは排除。
とは言いながら、実は良く解らない。でもその曖昧さが「やおい」なんじゃないかなぁ……。
そして、BL!
いわずと知れた「BOYS LOVE」の頭文字でございます。
何処が最初に使い始めたのか――、好きなくとも私がBLに嵌った頃、まだ定着はしていませんでした。
多分、気軽で明るい感じがして語感も良く、親しみやすかったのが広まった理由。
内容的にも「男×男」なら何でも有りな所が使いやすかったのでは。
*-*-*-*-*-*
以前もこうして比較した覚えは有るのですが、あの時の熱さはもう無いかな――。
何処まで拘ってみた所で、ただ単純に好きなものは好き、と思うだけで。
これでも最初BLという言葉を使うことには抵抗が有ったのです。
あまりにも軽過ぎて、節操が無い感じがして。
自分自身何かしらの「こだわり」というものが存在し、それは今も確かに有るのですが、
これだけ世に広まり定着し、時代をなし文化を創り――な言葉に抗った所で仕方が無いかと。
何でも有りな「BL」ですが、それでも人それぞれに拘りも有ると思いますし。
言葉が好きで、言葉に拘っていたい人間ですが、
ここは親しみやすくて受け入れやすい共通語としての「BL」もこれから使っていくんでしょうね……。
Charaフェアの冊子 2008.07.20