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2009.09.29
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カテゴリ: アニメ感想
2が始まるというので、ちょっと興味が湧いて1話を見たところ…なんと勢いで全部見てしまったというアスラクライン。面白かったです。

ただこのアニメの絵…うーん。
好きな人には大変申し訳ないんですが、私はあんまり好きじゃないタイプ…というか、受け付けない作画で…

一番残念だったのが、悪魔で巨乳でスーパー美少女…設定の嵩月奏が、もっとも美少女に見えない…ってことだったかなぁ。

ストーリー展開はかなり面白いし、テンポよく進むし、エロと笑いも適度にちりばめられてるし、そうかと思うと時折不覚にもグっときたりするし、申し分なく楽しい作品でした。

受けつけない絵でも、楽しく見てるうちに慣れるかなー…と思いながら視聴してたんですが、嵩月さんだけは最後まで違和感あったなぁ…。
あの髪型がまずいんかなー…



主人公の夏目智春(高校一年生)には、三年前事故に会って以来、守護霊?となった幼馴染の操緒が常にはりついているが、他人に彼女は見えない。

智春は母の再婚を機に、お化け屋敷のような大邸宅での一人暮らしをすることになる。

そんな彼の家に突然現れた見知らぬ美女・黒崎朱里。
留学中の兄からの頼まれ物だという銀のトランクを智春に押し付け、「手放してはだめよ」と言い残して去ってしまう。不思議なことに彼女には操緒の姿が見えているようだった。

その場にいた友人の琢磨は、その重いトランクに興味を示して開けようとするのだが、びくともしない。智春はとりあえずわけのわからないままトランクをしまっておくことにする。

しかしその夜、いきなり部屋に侵入してきた巫女姿の美少女に智春は殺されそうになる。
彼女にも操緒の姿が見えるらしく、操緒の事を「射影体」と呼んだ。
射影体とは一体?

やがて次々にトランクを狙う者達が智春に襲い掛かる。
智春の家の中で銃器をぶっ放したりと、とても一般人とは思えない。

だが襲ってくる者達の会話を聞く限り、彼らも互いに敵対する勢力のようだ。
智春にはもう誰が敵で誰と誰が仲間なのかもわからない。

兄から託されたこのトランクには、一体どんな重大な秘密があるのか?

絶体絶命のピンチに陥った時、黒崎朱里は彼に言う。
「あなたが開けろ、と命じればそのトランクは開く。開けなさい」
(※セリフはすべてうろ覚え)

操緒にも促され、智春は覚悟を決めてトランクに叫んだ──「開け!」

難なく開いたトランクの中から溢れ出したのは、真っ黒い闇───


そこに封じられていたのはアスラ・マキーナという巨大な兵士のような武器。
智春はこの巨大兵器を操るハンドラー(操縦者)となる。


最初はホントに幽霊だと思っていた操緒ですが、なんとその正体はこのアスラ・マキーナを動かすため生贄「ベリアル・ドール」の立体映像だった。(だから「射影体」なわけか)


つまり一体のアスラ・マキーナの中には必ず一人の生贄が存在し、自分のハンドラーにぴたりと幽霊のように付き従うその姿は、残念ながらハンドラーや特殊能力者にしか見ることができない。
そしてアスラ・マキーナに一度取り込まれた生贄は、そこから分離させることができない。

この設定はなかなか面白かったです。
つまり、ハンドラーとしてアスラ・マキーナを操る者たちは皆、自分の大切な人の死の間際にその肉体を生贄として捧げ、このトランクと契約を交わすわけです。
それぞれのハンドラーと生贄となった者の間にあるのは、深い絆と悲しい過去…。そのへんがひとつひとつ明らかになっていく点も見所です。

あと、人間とは別に悪魔が結構どっさりおりまして。

冒頭で智春を襲った美少女・嵩月奏も悪魔。
ちなみに彼女の実家はヤクザで父親は組長。
(もちろん組員全員が悪魔)

なんかすごい設定。

智春が新しい学校に登校したら、なんと嵩月も(同学年)、トランクを押し付けた謎の美女も(二年生、科学部)、自分を襲ってきた謎の少年(佐伯玲士郎。第一生徒会会長)も同じ学校の生徒なんですよねー。
(それもすごい)

そのほかにも沢山華のある登場人物が出てきてストーリーをさらに複雑にしていくんですが…
それぞれのキャラに細かい設定が色々あり、皆すごく個性的で…(というよりぶっとんでいて)…そのへんがうまく描かれているのでいいな~と感じました。


あとは…そうですねー、気になるところと言えば…
男性向けな内容が苦手だという方は、生理的に駄目…かもしれません。

お色気シーンや意味深なカット、下ネタ…等の登場回数が非常に多いです。
さらに出てくる美女がことごとく主人公の智春に想いを寄せる…というあたりはまさに「恋愛シミュレーションゲームかこれの原作?!」…と思わず勘繰ってしまったほど。
(原作はライトノベルだそうですが)

タイプの違う美少女たちに好かれた上に彼女たちと同棲するという、ある意味男性にとっちゃハーレムのような夢世界ですが、当の本人にはあんまり恋愛感情とかない模様。(もったいない…)

個人的には、中盤から登場する男装の麗人・雪原遥(すすぎはら よう)が一番かっこよかったかなー(笑)。

感動の13話は、智春の入手した謎の装置を狙う敵によって、修学旅行から戻る二年生の乗った飛行機がまるごと人質に取られてしまう…というお話。

死闘を繰り広げてなんとかその場を凌いだものの、飛行機の片方のエンジンから火が。

アスラ・マキーナ「翡翠」のハンドラーである玲士郎は、智春に飛行機のバランスを取るよう指示を出し、自分は飛行機の降り立つ滑走路を作るために、機外へと出る。
それが自分の最期になるとわかっていながら、「翡翠」のベリアル・ドールである哀音は微笑んで皆に別れを告げる……このシーン、泣けましたね~。

ああ、なるほど。ベリアル・ドールは、その魂と心を削って動力源としていたわけなんですね…。
(「ぼくらの」みたいやな…)

だから死期が近付くと、感情の起伏がなくなってしまうんですか。
だから哀音はいつも無表情だったのか…(うう)
その彼女が最期に見せた極上の笑顔ですからね。
さすがにグッとくるものが。

飛行機が無事に着陸したあと、操緒は「疲れた、少し眠る…」と言い残して姿を消してしまいます。

なんとか飛行機を着陸させることができた…という喜びでいっぱいの智春は、彼女の異変に気付きません。
「会長ーーー!」と叫びながら一目散に玲士郎の元へ駆けてゆきます。

玲士郎は動かなくなった翡翠の前に呆然と立ち尽くしています。
翡翠の中にはからっぽになったポッド。

魂を、心を削り、最期の力を使い果たした時、ベリアル・ドールは消滅する……

それを聞いて顔面蒼白になる智春。
ではさっきの操緒も───

最初は静かに話していた玲士郎が、ぼろぼろ涙を流しだし、号泣したとこは切なかったですね~…。

かなり面白かったです。
この秋から始まるという「アスラクライン2」、是非視聴したいと思ってます。

TVアニメ アスラクライン Spiral/Link
OPとEDはangela! さすがにどっちも一度聞いたら耳から離れないですね。
ファフナーEDで私を何度も号泣させた歌唱力、相変わらずすばらしい。





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最終更新日  2009.09.30 00:05:24
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