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オプティカル・アートoptical artの略称。20世紀なかばに台頭した幾何学的抽象の一流派。1965年にニューヨーク近代美術館で「反応する目」と題する企画展が開かれ、にわかに注目を集めた。色彩や形態を精密かつ組織的に操作することで、観客の視覚に特殊な運動感、遠近感、点滅の感覚を引き起こす。オプティカルは「光学的」と訳され、また「網膜的」絵画ともよばれるように、人間の目の錯覚を利用した錯視の芸術である。しかし、60年代初頭のポップ・アートに続いておこり、語呂(ごろ)も似通っているために「オプ・アート」の名称で広くデザインやファッションの世界にも流行をみせた。
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