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2018.08.28
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8月26日で終了した展覧会ゆらぎ ブリジット・ライリーを観に行きました。


静止画 1枚の平面に書かれた絵なのに ゆらぐ ゆらぐ 
体調の悪い時や二日酔いの人が観たら眩暈を起こすかも?
動きや奥行、光を感じる作品もありました。
目の錯覚受けまくりで、ちょっと離れて見たり横に移動して見てみたり。

ブリジット・ライリーはイギリスの画家で幾何学的パターンによって画面に動きもたらす抽象絵画で注目されました。
ニューヨークでオプアートが紹介されたら瞬く間にライリーの作品がファッションやグラフィックデザインに転用されてニューヨーク中のショーウィンドーを飾ることになり、無制限に商業利用される状況になってしまいました。
当時のアメリカには著作権を保護する条約がなく打つ手ががありませんでした。

確かに私も今回ブリジット・ライリーの作品を初めて見てゆらぎがまるで布が揺れているように感じてファッションに使えると思ったし、グラフィックデザインとして面白いと思いました。
昔の方たちは初めて見た時かなりの衝撃を受けたと同時にこのデザインを使ってみたいと思ったのでしょう。一早く利用して知らない人を驚かせて自慢したいような感情もあったと思います。

平面なキャンバスの絵が動いたり光ったり奥行を感じたり不思議な感覚になります。目の錯覚ってすごいです。
オプティカル・アートoptical artの略称。20世紀なかばに台頭した幾何学的抽象の一流派。1965年にニューヨーク近代美術館で「反応する目」と題する企画展が開かれ、にわかに注目を集めた。色彩や形態を精密かつ組織的に操作することで、観客の視覚に特殊な運動感、遠近感、点滅の感覚を引き起こす。オプティカルは「光学的」と訳され、また「網膜的」絵画ともよばれるように、人間の目の錯覚を利用した錯視の芸術である。しかし、60年代初頭のポップ・アートに続いておこり、語呂(ごろ)も似通っているために「オプ・アート」の名称で広くデザインやファッションの世界にも流行をみせた。


今回の美術館巡りで前日に300点におよぶ平塚運一展を観た後だったので
ブリジット・ライリー展は作品数が少なくちょっと物足りなかったです。
常設展コーナーにも有名な絵がいろいろありましたが当初予定していた鑑賞時間をだいぶ下回りました。
美術館で作品を見た後茶席で休憩しました。

DIC川村美術館 
社会貢献活動の一環として、千葉県佐倉市の総合研究所に隣接する敷地内でDIC川村記念美術館を運営。
創業100周年となる2008年(平成20年)4月1日に、商号を大日本インキ化学工業株式会社からDIC株式会社に変更。






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Last updated  2018.08.29 19:42:31
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