札幌から

札幌から

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2013.11.10
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カテゴリ: 徒然に
閑吟集より (岩波文庫より)

89
 げに寒竈に煙絶えて 春の日いとど暮らし難う 幽室に燈火消えて 秋の夜
なほ長し 家貧にして信智少なく 身賤しうして故人疎し 親しきだにも
疎くなれば よそ人いかで訪ふべき さなきだに狭き世に さなきだに狭き世に
隠れ住む身の山深み さらば心のありもせで なほ道狭き埋れ草 露いつまでの
身ならまし 露いつまでの身ならまし

世阿弥作と推定される謡曲「雲雀山」の一節
  継母の讒言により家を追われた中将姫が、大和・紀伊の国境にある
  雲雀山に乳母と共に閑居の場面

寒竈・・・火の消えた竈→貧家のさま
幽室・・・奥深くうす暗い部屋
信智・・・親知がただしい 親しき人や知り合いのこと
親しきだにも疎くなれば・・・
   「富貴なれば他人も合ひ、貧賤なれば親戚も離れる」
       文選感旧詩 曹顔遠 
 埋れ草→はかない運命の象徴である次の「露」を導く


 先日札幌市の西区民センターの図書室へ行ったら、謡が聞こえてきた。
どこか懐かしい響きに、聞き入ってしまった。

 能も狂言もよくわからないけど、どこか魂に語りかけてくるような気がする。

 隠れ住む身の山深み さらば心のありもせで なほ道狭き埋れ草 
露いつまでの 身ならまし 露いつまでの身ならまし


 冬枯れの季節になって、別に山里に住んでいるわけでは無いけど、独り身のわびしさが身にしみいってくるような、そんな響きが感じられる一節だ。

そんなときはやっぱりビールでもぐいっとやって鶏を食べようと思って、近くに鶏の半身揚げを買いに行った。
 そこの店主の言うには、最近地鶏駕は煎りづらくなっているとのこと、食品偽装をしていた店が、地鶏を購入するようになったからでは無いかとのことらしいのだが、まっとうな商売をしてきた店主は怒っていた。

 今まで客をだましてきた奴らのために仕入れがままならなくなるのだから、起こって当然だと思う。

ビールと鶏の半身揚げ.jpg

 クラシックを飲み終えたら角サンの水割りにしよう。





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最終更新日  2013.11.10 16:29:56


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