札幌から

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2015.05.20
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カテゴリ: 徒然に
 母と祖母を殺すという衝撃の事件が報道された。
高校入試のことで攻められていたという報道もあった。

 衝動的なことだとは思うが、子供の発達過程において敗北と思えることがあっても、それを身内が責めるなんて論外だと思う。

 発達障害について説明した、政府広報のページから引用する。
以下引用。
AD/HD(注意欠如/多動性障害)は、「不注意」と「多動・衝動性」を主な特徴とする発達障害の概念のひとつです。AD/HDを持つ小児は家庭・学校生活でさまざまな困難をきたすため、環境や行動への介入や薬物療法が試みられています。AD/HDの治療は人格形成の途上にある子どものこころの発達を支援する上でとても重要です。
AD/HDの有病率は報告によって差がありますが、学齢期の小児の3-7%程度と考えられています。AD/HDを持つ子どもの脳では、前頭葉や線条体と呼ばれる部位のドーパミンという物質の機能障害が想定され、遺伝的要因も関連していると考えられています。
AD/HDの診断については、アメリカ精神医学会(APA)の診断基準DSM-IV-TRに記述されており、下記などの条件が全て満たされたときに診断されます。

「不注意(活動に集中できない・気が散りやすい・物をなくしやすい・順序だてて活動に取り組めないなど)」と「多動-衝動性(じっとしていられない・静かに遊べない・待つことが苦手で他人のじゃまをしてしまうなど)」が同程度の年齢の発達水準に比べてより頻繁に強く認められること
症状のいくつかが7歳以前より認められること
2つ以上の状況において(家庭・学校など)障害となっていること
発達に応じた対人関係や学業的・職業的な機能が障害されていること
広汎性発達障害や統合失調症など他の発達障害・精神障害による不注意・多動-衝動性ではないこと
 このようにAD/HDの診断は医師の診察で観察された行動上の特徴に基づいて行われ、それ単独で診断ができるような確立した医学的検査はありません。しかし一部の神経疾患・身体疾患・虐待・不安定な子育て環境などが子どもにAD/HDそっくりの症状を引き起こす場合があり、小児科・小児神経科・児童精神科医師による医学的評価は非常に重要です。
 AD/HDを持つ子どもは意識的に症状を予防しようと試みても、どうしてもじっとしていられず、学校で必要な持ち物を忘れたり失くしたりしてしまいます。このような失敗行動は通常両親や教師たちに厳しく叱責されるため「どんなにがんばってもうまくいかない自分」という否定的な自己イメージを持ちやすく、家庭や学校においてつらい思いをしていることが多いようです。さらにAD/HDを持つ子どもは学業不振や対人関係で悩むだけでなく、気分が落ち込んだり、不安感をコントロールできなくなるなど、心の症状を合併することもあります。このため子どもがなんらかの困った行動を呈しており、その背後にAD/HDの特性があると診断される場合には医学的治療が必要です。

  以上が引用です。

 発見されて治療を受けていても、病気は厚生労働省、教育は文部科学省という縦割り行政の壁がある。

 これが子供たちにとって良いことのはずがない。

 都道府県ごとに発達障害支援センターがあるようだが、実は発達障害の診断ができる精神科医はそう多くはないのだ。

 とにかく子供の失敗を責めるのをちょいとまってほしい。
先日もとある人のブログで、何かあったときに先生たちが取り囲んだと言っていたが、一番やってはいけないことを先生たちがやっている。

 先生が発達障害についてきちっと勉強していないことが明らかになったと言っていい。

 子供だけではない、大人でも失敗したことを責めるのは簡単だが、決して生産的ではない。

 感情的な対立が残り沈潜することがあっては、危険な状況に至ることもあり得る。

 まして子供を相手に、大人が取り囲むなんて事は絶対にやってはいけない。







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最終更新日  2015.05.20 07:12:38


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