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April 16, 2006

(9)

テーマ： ★貴方に届けたい花★(181)

カテゴリ：貴方に届けたい花

　花で埋め尽くしたい・　気持　

ちっちゃな、ちっちゃなお花の集まり　♪　

もと実家は

幹線、いわゆるＪＲや私鉄が集まる
駅から歩いて５分という場所。

私道の奥に自家用とは別に
もうひとつ町内用に提供している「井戸」があって、

出産、子守り、神社仏閣のお世話・・・　　etc.

かけねナシに、地元を愛した祖母がいました。

・・・思い起こしてみれば―
「この親にして・・」という、父もここが基点。

木造の家は裏に納屋がふたつあり、
（ここが、かっこうの神秘のアヤシイ遊び場でした！）

家をぐるりと周ることのできた庭には
ありとあらゆる木や花がありました。

今時分は花満開でブランコして遊んだ乙女椿の大木

松・モチノキ・梅・桜・アオキ・藤・
木瓜・棗・マサキ・蘇芳・沈丁花・山吹・雪柳・
柿・無花果・柘榴・紫陽花・　　　　etc.

樹木だけでも、ざっと思い出しただけでこんな具合・・・

薔薇もアーチになっていて―

白の大輪の八重や、ピンク、深紅のもの。

毎春、新学期には近所のみんなで集まって
アーチの下で登校写真を撮ったっけ。

裏道に面した蔓薔薇の大木はあふれんばかりの花で
ご近所の方が束で摘まれても
「どうぞ、どうぞー」という具合。

上のお花も、もちろんあって可愛らしさが好きでした。

・・・・・偶然出遭った花に、
思い出をまさぐられて―

・・　　　　郷愁をそそられてしまった・・・　　

「凄かったんだな―、おばあちゃん。」　―って、

今更になって尊敬してしまう。

いろいろなことを思い出してしまいました・・・