2人目妊娠生活 0
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用事があって、横浜へ。お昼過ぎに到着し、まずは中華街で刀削麺を食べた(おいしかった!)。おなかがいっぱいになった途端にパルタは眠くなってしまい「ダッコ~、ダッコ~!」。抱いたらすぐに眠ってしまった。13kgのパルタを抱いて歩き回る気にはなれない。おやつを買って山下公園に行き、噴水前のベンチで1時間くらい、パルタの昼寝につきあう。ルンバはその間、芝生を走り回って遊んでいた。目が覚めた瞬間からパルタは絶好調。ルンバと一緒に噴水のまわりをぐるぐる走り「タノシカッター」。いっぱい遊んで気が済んだところで、わたしの用事を済ませるために横浜駅へ。夫に子ども2人を任せ、一人用事を済ませに行くと、夫からメール。「(ハトコの)Nくんがいるよ!」ええっ?!用事を終わらせ戻ってみたら、ハトコのNくんとうれしそうに遊ぶ子どもたちの姿。もちろん、夫のイトコTちゃんも一緒だ。こんなところで会うなんて、ものすごい偶然。思いがけない再会に、子どもたちは本当に喜んでいた。今度またゆっくり遊ぼうね。(ルンバ5歳11カ月/パルタ2歳10カ月)
2006年09月03日
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8がつ28にち げつようび。 このあいだおじいちゃんちに来たばっかりなのに、もう今日は帰るひなんだって。でも、ゆうがたのでんしゃだから、午前中はプールに行くことにしたよ。毎年あそぶところ、おんせんもあってとってもいいプールなのに、ことしで閉めちゃうんだって。どうして閉めちゃうんだろう。 きのうの海で水がこわくなくなったおとうとは、今日は「ヨボレチャウ」って言わなかったよ。そのうち、ひとりでおよぎだしたから、パパもママもびっくりしてた。さむかったけど、とちゅうでなんども温泉にはいりながら、おひるすぎまでいっぱい泳いだんだ。 おじいちゃんちに帰ったら、みんなでスイカをたべた。 いっぱいたべたらねむくなっちゃって、でんしゃの時間までねちゃったよ。 かえりのでんしゃは、「こどもしつ」っていう遊ぶへやがあるから、ぼく、だいすきなんだ。おとうとはずっとねむっていたけど、ぼくはなんども「こどもしつ」に行って、おともだちになった子たちと遊んだよ。そうしたら、あっという間に着いちゃった。 おうちに帰ってきたら、夜だった。 あっというまの夏休みだったなあ。 来年は、おじいちゃんが釣りにつれていってくれるって、やくそくしたんだ。はやく来年の夏がこないかな。おおきい魚、つっちゃうぞ!(るんば)
2006年08月28日
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8がつ27にち にちようび。 きょうは、まちにまった、かいすいよく! ぼくは水にはいるのがたのしみでしょうがなかったんだけど、おとうとは水をこわがっちゃって、「ヨボレチャウ! ヨボレチャウカラ、イヤ!」って言って水にはいろうとしないんだ。おとうとはまだ小さいから、「おぼれちゃう」って言えなくて、「ヨボレチャウ」になっちゃうんだって。 ぼくがパパと泳いであそんでいるあいだ、おとうとはママと、すごくあさいところでお山をつくってあそんだりしていたんだけど、しばらくしてパパがおとうとをむかえに行ったよ。 パパに言われて「パパト、イッショナラ、コワクナイ」ってなんども言わされているうちに、おとうとは、ほんとうにこわくなくなったみたい。「さいみんじゅつ」みたいだね。ぼく、びっくりしたよ。 泳いだあと、ぼくは海のいきものをいっぱいつかまえたんだ。フナムシ、カニ、貝…。ヤドカリをいっぱいつかまえられたのが、いちばんうれしかった! 海には、ふしぎないきものがいっぱいいて、おもしろかったよ。 あんまりお天気がよくなかったから、しばらくあそんだら、さむくなっちゃった。海のいえで、やきそばとカレーを食べて、かえってきたんだ。 夜はいとこがあそびにきて、みんなで「手巻き寿司パーティー」をしたよ。大好きなまぐろとイクラをいっぱい食べられてうれしかったな。おぼろや卵もおいしかったよ。 (るんば)
2006年08月27日
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8がつ26にち どようび。 今日はとつぜん「どらいぶ」に行くことになったんだ。「どらいぶ」ってなんだろう? ぼく、しらない。おばあちゃんに聞いたら、「車にいっぱい乗ることだよ」だって。パパは「サッカーを見に行くんだよ」って、うれしそうにしてる。 くるまは、山のなかのぐにゃぐにゃ道をはしった。おとうととふたりで、「ぐにゃぐにゃだ~、ぐにゃぐにゃだ~」ってさわいで、おもしろかったよ。くるくるまわる橋をとおりすぎたら、ママがきゅうに「滝を見よう」っていいだした。 たき? あっ、ぼく、しってるよ! 「しまじろう」のビデオで見たことある! たきのちかくは、空気がおいしいんだって、しまじろうがいってたよ。 ぼくがそう言ったら、パパが「マイナスイオンだよ」だって。 たきの前で「写真撮るから、いいお顔して」ってママに言われたけど、ぼく、そういうきぶんじゃなかったんだよ。おとうとは、「いいお顔」っていわれると、いつもヘンな顔になっちゃうんだ。たきのそばには、わさびのはたけがあったよ。 「わさびソフトクリーム」があったから、ぼく、食べたいって言ったんだ。そしたらお店のおばさんがサービスしてくれて、わさびソフトのうえに、みかんソフトをのせてくれたよ。ぼく、からいのにがてだけど、ソフトクリームはおいしかった! とちゅうで、「中華料理」を食べたんだ。おなかいっぱいになって、スタジアムへ。 あっ、ぼく、ここ知ってるよ。来たことあるよ。 スタジアムについても、サッカーはすぐには始まらなかったけど、パルちゃんショーとかがあっておもしろかったよ。サッカーは、夜になったらはじまった。エスパルスはさいしょ、ぼくの大好きなマルキーニョスがPKをはずしちゃって、まけちゃうのかなって思ったけど、2たい0で勝ったんだって! さすがぼくのエスパルス!パパもママもおじいちゃんもおばあちゃんも、みんなおおよろこびだったよ。試合のあと、花火もあがってた! サッカーがおわったら、また車に乗って、おじいちゃんのうちに帰ったんだ。ぼく、もう、すっごくねむくて、車のなかではずっとねむっちゃった。うちについたのは、よなかだったんだって。ぼく、そのままねむってたから、ぜんぜんわからなかったよ。 (るんば)
2006年08月26日
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8がつ25にち きんようび。 みんなのうちには来ていた夏休み、どうしてうちには来ないのかなっておもっていたら、やっと今日からはじまった! おじいちゃんちに行くんだって!! ばんざい! おじいちゃんちについたら、そうめんたべて、さっそくセミとりに行ったよ。おじいちゃんが「今年はセミが少ない」って言ってたけど、いっぱいとれた! おとうとはセミがとれなくて、ママとふたりでぬけがらをぼうしいっぱいに集めてたよ。あちこちの木に、クリスマスツリーのかざりみたいに、ぬけがらがぶら下がってたんだ。 ばんごはんに焼きざかなを食べたあと、みんなで花火をしたよ。 ぼくのおうちだと、なかなかできないから、うれしかった。おとうとが、はやく火をつけたくて、ろうそくに花火をぐいぐい押しつけて、おじいちゃんに「あわてるな」って言われてた。せんこうはなびが、いちばんきれいだったな。 (るんば)
2006年08月25日
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昨日はあいにく雨の休日。今日は午後になって晴れ間が見え始めたので、いまがチャンスと家族そろって外に出た。まずは小川の流れる公園に、前後の足がはえてきたオタマジャクシを放しに行く。観察したいというルンバのためにつかまえてきて数週間。すぐに離すつもりが、予定が立て込んでいたり悪天候だったりで今日になってしまった。何匹か死なせてしまい、かわいそうなことをした。元気にカエルになるんだよ。続いて昼食にお好み焼きを食した後、別の公園へ。ルンバもパルタもしばらく駆け回って遊んでいたのだが…、ふとわたしと夫が座っているベンチの横の木を見ると、なにかの昆虫の卵があるのを見つけた。虫博士ルンバを呼ぶ。これ、なんの卵?「あっ、テントウムシの卵だ!」よくよく見ると木のあちこち、数十カ所に卵のかたまりがある。さらに見ていけば幼虫やサナギの姿も。白いサナギをわたしが指差し、「ねえルンバくん、あれなに?」と聞くと「ああっ、サナギ!!」。じーっと見ていたらぴょこぴょこ動いている。ひえー、サナギが動くって本当だったんだ!!あんまり感動してしまって、公園中の木を見てまわることにした。1本1本、ルンバとパルタと3人で見て行く。やがて、どうやら卵が産みつけられているのはケヤキの木ばかりだということに気づく。同じく公園内のプラタナスは表面がツルツルしているせいなのか、卵の姿はない。そこでケヤキの木ばかり念入りに見て行くと、あるわあるわ。卵、若齢幼虫や終齢幼虫、白いサナギに色づいているサナギ、そして成虫の姿も。シロホシテントウが何匹も。交尾しているものもいた。最後の最後に見つけたのが、羽化したばかりのテントウムシの姿。まだ羽が白く、うっすらと模様が浮かび上がってきているがよくわからない。下羽を伸ばし、乾かしているところのようだ。「わーっ、ルンバくん、見て見て!すごいすごい!羽化したばかりのテントウムシだよっ!!」ついついわたしのほうが興奮してしまった。だって羽化直後なんて初めて見たんだもの。帰宅後はついテントウムシをネットで検索し(わたしが)、親子で復習。ルンバは自分の昆虫図鑑を全部持ってきてテントウムシのページを開き、今日自分が見たのはどのテントウムシだったのかを調べていた。「次に行く時は、虫調べの道具を持って行くね!!」そう言うと早速荷物をまとめていたルンバ。次に行けるのは早くて1週間後だから、相当気が早い。でも、よっぽどうれしかったんだろうな。パルタも「テントウムシ、ミタノー」とご満悦。近所の公園で過ごした他愛もない1日だけど、なんだか楽しい休日だった。(ルンバ5歳8カ月/パルタ2歳7カ月)
2006年05月28日
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実は昨日は6回目の結婚記念日であった。しかし昨日は別行動してしまったので、本日お祝いすることに。 まずは食事をしに、中国料理のお店へ。とにかく満腹になった後、デパ地下でスイーツなど仕入れてから近くの川原に行くことになった。本当はそのデパートでやっている展覧会に行きたくて、さりげなく提案してみたのだが、夫はそういうの、全然興味ないのだ。そして子どもたちを「川原に行く? 好きなだけ石を投げることができるよ」と口説き、あっという間に川原行き決定。ず、ずるいよー。「石投げ」の魅力にかなうわけがありません…。 そんなわけで、子どもたちは川原で好きなだけ石を投げてうれしそう。夫と交替で子ども番をしていたのだが、夫に「子どもたちを見ててね」と言ったら彼は本当に見ているだけだったらしく、いつの間にか子どもたちは靴のまま川のなかに入ってズボンまでびしょぬれになってしまっていた。おいおい。でも、子どもたちが楽しそうだったので、ヨシとすることにします。それにしても、もう6周年か。早いもんだなあ。(ルンバ5歳7カ月/パルタ2歳6カ月)
2006年04月30日
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今日は、ママ編集者の集まりに行く。ちょうど現在、某誌の校了期間中。ここ1週間あまり寝ておらず、一昨日の晩も深夜まで仕事していたもので、実は朝なかなか起きられず、午前11時集合は無理かも…とくじけかけたが、なんとかギリギリに起床。昨晩子どもたちに「明日は大きい児童館に行くよ」と言ってしまった手前、どうしても行かなければ~(なにせわが家の子どもらは大の児童館好き)と子どもら2人の手を引いて、なんとか外出にこぎつけた。 感想。 行ってよかった! 子どもたちよ、ありがとう。 参加者みなさん、「編集者」かつ「ママ」であるという共通項の多い間柄。どの話にも深くうなずき、刺激を受け、興味を持って、大変楽しい時間を過ごしてきた。初対面なのに、苦労をわかちあった戦友のように感じてしまって、とても居心地がよかった。 子どもたちは偶然にも男の子がほとんど。ルンバが最年長だったが、いつも通り彼はマイペースに周囲を巻き込みながら、楽しそうに遊んでいた。子連れだからあまりお話できないかな…と思いきや、子どもたちが遊びに夢中になってくれたおかげで、思ったよりお話できてうれしかった。しかし最後のほうは眠くなったけど眠りたくないパルタがわけわからなくなってしまってグズグズに。抱きかかえて帰途に着いたのであった。(ルンバ5歳7カ月/パルタ2歳6カ月)
2006年04月29日
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お友だちとお花見をする予定だった本日。ところが昨日からやたらと冷え込む。天気予報を見れば「30日は真冬の寒さ。ひょうやあられが降ることも」なんて書いてある。お友だちの家の赤ちゃんをそんな日に外に連れ出すのは、さすがに気が引ける。荒天だと車じゃないわが家は移動も大変だ。とても楽しみにしていたのだが、昨日の晩になって、泣く泣くお花見を中止することにした。 しかし保育園にはすでにお休みすると伝えてある。取り消して登園させてもらうこともできるだろうけれど、なんとなく「こどもサービス」する気分になっていたわたし、どうしようかなと思案。そうだ! 早朝に仕事がある程度進んだら、朝いちで映画を観に行こう、と決心。 ところがその晩、パルタが珍しく夜泣き三昧。3時過ぎから6時ごろまで断続的に泣き続け、隣に寝ていたわたしは朦朧とした頭で起床予定時間を大幅に過ぎてようやく起きだす有様。そして慌てて原稿書き。ギリギリのギリギリで荒原稿が上がり、推敲にもどうやら手がかからなそうな雰囲気だったので、こどもサービスデー実行決定。 ねぼけまなこのこどもたちを「映画に行くよ!』とたたき起こし、大慌てで支度して、保育園に行く時よりも早い時間に家を出た。観に行くのは「ドラえもん のび太の恐竜2006」。平日初回なら空いているだろうし、次男連れでもなんとかなるかも…という思惑だったから、9時30分までに映画館に行かなければならなかったのだ。 ギリギリで映画館に到着。ポップコーンを買う暇もなく、すぐに場内の照明が落ちた。春休みとはいえ、やはり平日のこの時間は空いている。席はガラガラ、そして小学生以下のこどもたちが多いから、なんとなく場内がざわついている。普通の映画なら静まり返っていてほしいけど、小さなこどもを連れている身としてはざわついていた方が好都合。 2歳半のパルタはもちろん、5歳のルンバにとっても実はこれが映画館デビュー。どうなることかとドキドキしながら会場入りしたが、やはりそこは「ドラえもん」。ルンバは画面に釘付けで夢中になってかぶりつき、パルタもそこそこ集中して観てくれた。ただしパルタは映画の間かなり「わんこハイチュウ」を繰り返していたが…。 さて、映画ドラえもん。 これが、すごくよかった。 予告を観ただけでボロボロと泣いてしまった身としては、本編を観たらもう絶対に泣くんだろうとわかっていたんだけど、やはり泣いてしまった。それも、こどもらは泣いていないのに、一人涙を流す三十路母。だって、だって、だって…。ラストシーンだけでなく、もうなんていうか、親の気持ちで観ていると、恐竜のピー助が卵から孵る場面から、のび太くんとのやりとりから、すべてでジンと来てしまうのだ。 もちろん、笑いどころも満載。観に来ていたこどもたち、声を上げて大笑いしたり、リアクションしたり。こども映画ならではの、ほのぼのした雰囲気に包まれていた。スキマスイッチの歌うエンディングテーマが流れたところで、ルンバがため息まじりに「おもしろかった~」と言うのを聞いて、来てよかったなあとしみじみ。 映画が終わり、「もう天気もあやしいんだろうな」と外に出たら、思っていたより寒くない。なんか時々太陽が出ているんですが…。あれれ、こんなはずでは。お花見予定地に行ってしまおうかと迷ったが、「ひょうやあられ」がこの後降ったら…と思うとつい躊躇して、また遠出の支度を何もしてこなかったことやパルタ夜泣きで寝不足だったこともあり、つい地元に戻ってしまった。行っても全然大丈夫だったなあ。さて、地元に戻るとハンバーガーを買い込んで公園へ。桜の木の下のベンチに座り、3人でおひるごはん。その後、公園で遊んで、自宅に戻った。 こども成分、充電完了、という感じ。 ここのところ、子どもと一緒に出かけてもどちらかというとわたしたちにつきあわせている感じだったり(サッカー観戦とか)して、そういう日々が続くとなんとなく「こども成分が足りてない感じ」になる。こどもが行きたがっている場所につきあって、こどもの遊びにつきあって…。そういうことが得意なほうではないけれど、時々無性にそうしたくなるから不思議だ。肉ばっかり食べていると無性に野菜が食べたくなるように、そうやって自然にバランスをとっているのかもしれないな。(ルンバ5歳6カ月/パルタ2歳5カ月)
2006年03月30日
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翌3/12日(日)の朝食は、7時30分からだった。朝もバイキング。開始と同時に会場入りして朝食を済ませ、部屋に戻ると、水着に着替え、荷物をまとめる。早めにチェックアウトして、帰りのバスの集合時間までたっぷり遊ぼうという算段だ。ここに来ていろいろと足りない荷物に気づく。チェックイン中はホテル備え付けのバスタオルやアロハ、ムームーが借りられるんだけど、チェックアウトしたらそれらは使えない。今日はレンタルタオルを借りなくちゃならない。聞けばクロークは使えるそうなので、手荷物だけ出してウォーターパークのわんぱくプールへ。まずはプール遊びだ!と子どもたちを送り出そうとしたら、パルタに異変が。プール断固拒否。浮き輪は離さないのだ。腰に装着し続けているんだけど、水辺に近寄りたがらないだけでなく、Tシャツすら脱ぎたがらない。ひたすらわたしにしがみついて離れないのだ。仕方がないので夫とルンバだけプールに入り、わたしは次男とプールサイドで過ごしながら、様子をうかがう。「アイス食べる?」と聞けば「アベル!」と喜んで食べる。「おさんぽする?」と聞けば、しばし考えてから「オサンポ、スリュ。」ウォーターパークのなかをぐるぐる2人で歩く。そろそろどうかな?と「プール入る?」と聞けば、「プール、ハイラナイ!」うーん。しばらくプール遊びをしていた夫とルンバが体が冷えたというので、スプリングパークのなかの水着で遊べる温泉プールに行ってみることに。でもやっぱり「ハイラナイノ!」と抵抗するパルタ。「これは一度無理にでも入れちゃったほうがいいよ」意を決した夫が大泣きするパルタを押さえつけてTシャツを脱がせ、温泉プールにつれていく。ギャンギャン泣きながら、わたしにがっしとしがみつくパルタ。…でも、しばらく漬けておいたら落ち着いてきた(鬼)。心なしか薄ら笑いを浮かべているような気も。ただしわたしにがっしとしがみついた状態は解除できないみたいだが。「ちょっと屋上に行ってみようか」屋上にはスパガーデンパレオというテーマパークがあるのだ。この季節に屋外なんて考えられないよ、寒いだろう!と思いながら行ってみると…やっぱ寒い!でもいろんな温泉につかりながら移動していけば、なんとか大丈夫だ。が、ぬるい温泉プールは寒いので、湯音の高いところに自然と人は集まる。ここに来てパルタがずいぶんほぐれてきた。まだわたしにしがみついてはいるものの、積極的に「プール、ハイリュー!」と言い出す。いろんな温泉につかりながらぐるりとパレオのなかをまわっていって、最後にたどりついたグリーンゾーン。緑茂るなかで足湯や寝湯、音浴を楽しむエリアだ。なかに「せせらぎ湯」というのがあった。花壇に囲まれた丸い湯で、15~20cmくらいしか湯が張られていない。そこに寝そべってあたたまるというもの。これがパルタのツボにクリーンヒット。たいそう気に入って、やっとわたしから離れてごろごろ転がりだした。ほかの場所に行こうとしても戻りたがって、出ようとしない。パルタの気が済むまで…と思ったが、帰りのバスの時間もあることなので最後は無理矢理上がってきた。もちろんパルタ、大ブーイング。最後に向かうは江戸情話 与市。江戸をテーマにした大露天風呂で、その大きさは日本一らしい。ここは水着ゾーンではないので二手に分かれて入浴。なかでは石けんなど使用禁止で、湯につかることをただただ楽しむお風呂。雰囲気たっぷりの広々した湯の、なんと気持ちいいこと。パルタがそうゆっくりはさせてくれないだろうなと思っていたけど、彼にとってもここは気持ちよかったらしく、思っていたよりのんびりと楽しむことができた。んー、ぽっかぽかだ。夫・ルンバチームと合流し、荷物の置いてあるウォーターパークに再び舞い戻る。ここで着替えてあとはおみやげショッピング…の予定だったのに、ルンバがどうしてもあと少しプールで遊びたいと言う。えええ~、せっかくあったまったのに。でもしょうがない、夫がルンバを連れてプールへ。その間、わたしは着替えてしまおうと思ったら…、パルタがこう言うのだ。「プール、ハイリュー!」さっきまで断固拒否だったのに!スパめぐりですっかり緊張がほぐれたようである。今日は全然プール遊びをしていなかったパルタ、このままではかわいそうなのでわんぱくプールで少し遊ぶ。あれほどかたくなにプールを拒んでいたくせに、船に乗ったりイルカに乗ったり、そのうち「カメサンニ、ノルー」と言ったかと思えば、カメにまたがり「シャシン、トッテヨ~!」と撮影の要求だ。アンタねー。でもまあ楽しめてよかったよ。おかげで最後の着替えでは「モットハイリュノ!」とぐずられましたがね。着替えを済ませ、クロークから荷物を出して、バスの集合場所へ。そしてあっという間に集合時間。そしてその間にパルタが急にパタッと床に倒れ、動かなくなる。「ど、どうしたの?!」ゆっさゆっさと揺すぶってみれば、熟睡していた…。せめてバスに乗るまで待ちなさいよ…。子どもら2人を夫に任せてトイレに行き、戻ってみると、夫の姿が見当たらず、床で行き倒れる子ども2人…。ぎゃああ、なんでいないのよ! 本当に行き倒れているみたいじゃないか。というか、ルンバまで眠くなっちゃったのね。そうしてバスに乗り込んで、ホテルハワイアンズを後にしたのだった。さよならハワイアンズ! 楽しかったよ~。(レポート終わり)
2006年03月12日
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ドドドドドドドドドドドドドドドド…さて、いよいよ本日のメーンエベントォォォォ。ポリネシアン、ショー!!!!!スパリゾートハワイアンズのポリネシアンショーは毎日昼と夜の2回行なわれている。しかしその魅力を存分に味わうのなら夜に見るべき、らしい。わくわくしながら会場に向かう我々一家。席に座るとむわんと暑い。なんだか昼間より暑いような気もする。わが家の男どもはすっかり上半身ハダカになって、暑い暑いと騒いでいる。でもそのほうが気分も出るっていうもんでしょ!なにせポリネシアンショーをこれから見るのだから。待つことおよそ30分。時計の針が20時10分を差した。照明が落ちる。ゆったりした心地よいハワイアンミュージックが流れだす。始まった!!!闇を照らす幻想的な照明のなか、美しい女性たちがゆったりとフラダンスを舞う。大胆な衣装、ゆらりと動く腰、しなやかな手。曲線的なその動きは、なんて女性らしく美しいんだろう。思わずほうっと見とれてしまう。ダンスの種類はさまざまだ。しなやかで繊細なフラダンス、激しく情熱的なタヒチアンダンス、神秘的なニュージーランド・マオリ族の踊り…、入れ替わり立ち替わりダンサーたちは趣向を凝らした衣装を身にまとい、時折音楽の印象をガラリと変えながら、ある時はゆったりおだやかに、ある時ははずんで、ある時は激しく踊り回る。すごい…。この舞台で舞うダンサーたちは、スパリゾートハワイアンズが運営する常磐音楽舞踊学院でこのショーのために鍛え抜かれた選り抜きなのだ。旧・常磐ハワイアンセンターの誕生とともに歴史を歩んできた伝統ある舞踊学院の精鋭たちなだけあり、息のあったハイレベルな踊りを繰り広げてくれる。ああ、ほんとにきれいだ…。しばしダンス鑑賞を楽しんだところで訪れたのは、フラダンス体験コーナー。希望者がステージに上がり、ダンサーと一緒にフラダンスを踊ってみようというもの。こういう企画にルンバが参加しないわけがない。「ぼく、やるー!」と早速ステージに走って行った。しかし特に参加者数制限を設けているわけではないので、ステージ上は人・人・人の大にぎわい。「お子さんを前に出してあげてくださーい!」とスタッフが声をかけているけれど、ルンバの姿は一向に見えてこない。後ろのほうで埋もれているんだろう。そうこうしているうちに、練習が始まった。「はーい、みなさん、ダンサーの真似をして体を動かしてみてくださーい」「ルンバどこだろうね~」「見えないね~」「埋もれてるね~」まだ練習は続く。「あっ、あれルンバじゃない?」踊ってる踊ってる、でもおねーさんの陰にちょうど隠れて、よく見えないなあ。そう思っていたところで、練習が終わった。「じゃあ、今後はバンドの音楽に合わせて実際に踊ってみましょう! 本番ですよ!」ホンバン、の声がかかったその瞬間。「ああっ、ルンバがっ……!!!!」さすが目立ちたがり!本番開始と同時にすっと最前列に出てきたのだ。しかもセンターですよ。ルンバ、おそるべし。そしてめっちゃエエ腰の動きで踊っている。うまい、うまい!わたしと夫はもう大喜びで拍手喝采あめあられ。踊り終えると上気した顔でルンバが戻ってきた。「ぼく、じょうずだった?」「上手だった! びっくりしちゃったよ~!」「でもね、ぼく、とちゅうで腰がいたくなっちゃった」あまりに激しく腰を振りすぎて、痛くなってしまったらしい(笑)だってほんとエエ腰の振りだったもん。小休止を経て、再びステージに緊張感が戻る。落ちる照明。暗闇の中に両端に炎のついた棒=ファイヤーナイフを手にした男の姿が浮かび上がる。ファイヤーナイフダンスが始まるのだ。* * * * *ファイヤーナイフダンス。勇敢なサモアの火の踊り。暗闇のなか、激しく打ち鳴らされる太鼓に合わせ、鍛え上げられた肉体の男たちが登場し、ファイヤーナイフを振り回して舞う。ナイフの火を飲み込み豪快に笑う男。片端の火を手に移し、もう一端に火をつける男。登場する4人のダンサーは皆一様に堂々とした姿で、誇らしげにダンスを舞う。どれも危険な技ばかりだ。一度の失敗もない。1日2回のショーを毎日こなす彼ら。どれほど研ぎ澄まされた神経の持ち主なんだろう。なにもかもが素晴らしかった。声を上げ、手を打ち鳴らさずにいられなかった。なかでもクライマックスで演じたこの男。ケイン安齋。誰よりも鍛え抜かれた肉体と、美しく弧を描くナイフの動き。心からファイヤーナイフダンスを楽しみ、舞うのが楽しくて仕方がないんだということが伝わってくる。言葉ではとても言い尽くせない。誰もに一度観てほしい。とにかくわたしは虜になった。誇らしげに天にファイヤーナイフを突き上げる彼の姿に、胸を射抜かれた。純日本人なのにケインだとか、そんなことはどうでもいいのだ。彼らの舞を見たら、熱病に侵されたようになってしまうのだ。「男のオレから見てもかっこいいよ」つぶやく夫にただただうなずく。ファイヤーナイフダンスが巻き起こした興奮の渦をかき立てて、ショーはそのまま続いていく。女性ダンサーが現れて舞うのは腰を激しく振りながら踊るタヒチアンダンス。最後に現れたダンサーの腰の速さに、ステージを取り巻く興奮は最高潮に。素晴らしい!!!最後はもう、スタンディングオベーションだった。このショーを見られたことに感謝せずにいられなかった。このショー見たさにきっとまたここに来てしまうと直感した。ハワイアンズよありがとう。ケイン安齋よありがとう(しつこい)。感動さめやらぬまま、わたしたちは部屋に戻った。そしてすぐさま眠りに落ちたのだった。
2006年03月11日
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まず足を踏み入れたのはウォーターパーク。さすが常夏の楽園、暑いぞ。なんでも設定温度は28度らしい。すぐさま目に飛び込んできたのはウォータースライダー。楽しそうだな~。でも残念ながらルンバの身長が10cm足りないからお預け。それじゃ、子ども用のすべり台がある「わんぱくプール」に行こうか。ここは浅瀬のある乳幼児向けプール。貝殻の滑り台やキノコの噴水プール、潜水艦やイルカ、カメなどがある。ちびっこたちが楽しそうに遊んでいるぞ。はりきって滑り台に向かったルンバとパルタ。まずルンバがひゃっほーい!と豪快に滑り降りてきた。続いてパルタ。じゃぼーん!!!…これがまずかった。もちろん夫が下で受け止めたんだけど、本人、どぼん!と水に飛び込んだ瞬間がとても怖かったらしい。その後すべり台に近寄らなくなっただけでなく、のびのびと水で遊べなくなってしまった。それでもパルタを抱っこしてあげながら、いろんなプールをまわる。流れるプール、ルンバは大喜びでキャーキャー言いながら流される。パルタはわたしにしがみつきながら時折うすら笑いを浮かべるも、やや怖がっている。全部のプールを試してみたけどやっぱり乳幼児向けプールが一番楽しいとルンバが言うので、わんぱくプールに戻ってしばらく遊ぶ。「あれ?」ルンバの様子を見ていた夫が急に駆け寄ったので何事かと思えば「ルンバが溺れているのかと思ったら、泳ぐ練習してるんだって」。確かに溺れているように見えます…。体が冷えてきたのでスプリングパークの水着で遊べる温泉エリアに行こうと思って移動するも、時計を見てあわててウォーターパークに戻る。16時からマジックショーがあるのだ。見ねば見ねば。ステージ前の座席をとり、開演時間までの間、ルンバが夢にまで見たディッピンドッツアイスを買ってくることに。ステージのすぐ横にお店があるのだ。ディッピンドッツは直径5mm位の球状のツブツブアイス。マイナス40度という冷たさのためかさらさらしていて、不思議な食感。子どもたちにはキャッチフレーズどおり「未来のアイスクリーム」に感じるんだろうなあ。飛び跳ねて喜びながら、夫と一緒にアイスを買ってきたルンバ。早速、パルタと奪い合いながら食べ始める。「お~いし~~い!」にんまり笑ってうれしそう。ここでなきゃ食べられないものではないんだけど、ずっとこれが食べたくて楽しみにしていたからね、ルンバは。それにしても、ショーが始まる気配がない。座席も全然埋まらないし…。「マジックショーって人気ないのかな」失礼なことを言いながら時計を見たら16時過ぎてる。いくらなんでもおかしい。ふとステージ中央に掲げられた案内板に目をやって硬直。「場所、ここじゃないじゃん…」しょっぱなからとほほなスタートYong一家。テキストまで買って熱心にした、あの予習はなんだったのだ。* * * * *マジックショーを見損ねたので再びプールに戻り遊んでいたら、すぐに17時近くになった。いけないいけない、部屋に戻らなくちゃ。17時~18時半までが夕飯タイムなのだ。それにしても、夕食が17時って早いよなあ。さて夕食は、ホテルハワイアンズのバイキング。会場となるレストランに着けば、和洋中50種類の料理がずらりと並んでいた。まあいわゆる普通のバイキングなのだが、食いしん坊で貧乏性のワタクシ、バイキング会場に入るとダメなのだ。あれもこれも食べなくちゃいけないような気持ちになって途端に血が逆流し、我を失ってしまうんである。右往左往して迷いに迷いながら料理をとる。こんなに迷うことないのになあ。貧乏性の悲しき性よ。「好きなものを好きなだけ食べていいんだよ」と聞かされていたルンバは自分の好物をずらりとお皿に並べてご満悦。パルタはと言えば…、このごろ遊び食べが激しいから、まあこんな感じだろうなあ。我を失っていたわたしも人のことは言えない。えび天ぷらとステーキがおいしゅうございました。ケーキは当然、全種類食べましたよ、ほっほっほっ。たっぷり食べて満腹満腹。この後、スプリングパークに戻って温泉プールで遊ぼうと思っていたんだが、すっかり面倒になってしまった。この上にもホテルの大展望風呂があるじゃないか。プラン変更してそちらで入浴していくことに。わたしはパルタと女風呂へ。まだ各パークが開いている時間だから、ホテルの展望風呂に来る人は少ないようだ。おかげでほぼ貸し切り状態。パルタがハイハイでかけまわる姿を眺めながら、のんびりと温泉につかることができた。この旅行で温泉にのんびり入れることなんてきっとないと思っていたから(なにせパルタがいるからね)、なんともうれしい誤算。体の芯からぽっかぽかにあったまっていい気分。温泉から上がると夫とルンバがすでに休憩所でくつろいでいた。部屋に戻ったらすでに布団が敷いてあって、そこで眠ってしまいそうになったけど、まだまだ今日は終われない。だってポリネシアンショーがあるのだから!布団に根がはりそうになる体を無理矢理引きはがして、再びウォーターパークに向かったのだった。
2006年03月11日
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「スパリゾートハワイアンズに行こうよ」夫がそう言い出したのは真冬の頃だったろうか。やけに乗り気なその誘いにびっくりした。夫は、普段あまり旅に興味を示さない人なのだ(除・サッカー観戦の旅)。それがハワイアンズにだけ何故そのやる気。ハワイアンズって、だって常磐ハワイアンセンターでしょ?!しかし夫には“寒い季節に暖かなハワイ(アンズ)”というのがたまらないようで、寒いうちに早く行こう行こうと言う。いつもは宿泊代を渋る夫のこと、どうせ日帰りのつもりなんだろう…と思っていたら「もちろん泊まるよ!」と言うから、またびっくり。あわててスパリゾートハワイアンズのサイトにアクセスし、直近で宿泊予約のとれる土日は…と探した結果、なんとか見つけたのが3/11・12のホテルハワイアンズの部屋だった。予約をとってすぐにルンバに話すと大喜び。おしゃべりルンバはその日からいろんな人に「ぼく、ハワイアンズに行くんだ~」と話してまわり、「あと何日寝たらハワイアンズ?」と指折り数えてその日を待った。2月末にインフルエンザにかかって「頭がいたくて死にそう…」とうめいていた時も、ハワイアンズに行ったらプールで泳ぐんだ、アイス食べて、バイキングで好きなものいーっぱい食べるんだ…と想像して病の苦しさを乗り越えたというくらいに、楽しみにしていたのである。しかしもっと楽しみにしていた男がもう一人。そう、夫だ。職場からメールが来たと思えばAmazonの『るるぶ スパリゾートハワイアンズ』URL。「これ買っといて」と一言。ちょうどわたしはものすごく忙しい時期だったので数日間放置していたら、毎日のように「あれ買った?」「ねぇ、買った?」と確認される。「なんだかずいぶん楽しみにしてるねえ」とわたしが言うと、「だって、ハワイだよ?!」と拳を握って力説してるけど、ハワイじゃなくてハワイアンズですから。福島ですから。ようやく『るるぶ』を購入すれば、食い入るように読んでるよ。なかなか予習ができなかったわたしも前日には参考書(るるぶ)を読みサイトをチェックし、ショーの時間を頭に叩き込んで予習完了。なんだか楽しみになってきたぞ。あとは子どもが当日熱を出さないことを祈るのみ。そうして迎えた当日。朝早く起きて荷造りしようと思っていたのに予定していた起床時間より1時間寝坊して焦ったけど、バスの集合時間にギリギリ間に合った! さあ、ハワイ(アンズ)に行くぞ~!!* * * * *バスに揺られるのは約3時間半。途中20分程度のトイレ休憩があるとはいえ、不安でいっぱい。一番心配なのはルンバのトイレ。どうかルンバが「トイレトイレ、もれちゃうよ~~!!」と泣き叫んでバスを止めることがありませんように。そして次なる不安はパルタが移動に耐えられるかということ。魔の2歳児ぶりがとみにすごくなってきたパルタ、この狭い空間で長時間おとなしくしていられるわけがない。幸いルンバのトイレは杞憂に終わった。しかしパルタは…、やっぱり大変であった。はじめは食べ物を与えてしのいでいたが、3時間半ずっと食べさせ続けるわけにもいかない。横一列がわが家の席だったから、そのスペースだけを行き来して気を紛らわさせた3時間半。最後の最後でようやく子どもらが眠くなってくれて、ほっとひといき。そうこうするうちに、13時30分、バスがホテルに到着。今回泊まるのはスパリゾートハワイアンズと連絡通路で直結しているホテルハワイアンズ。バスから降りると、ロビーは人・人・人。うわあ、すごいなあ。チェックインは14時。まだ時間はあるが手続きだけ先に済ませる。おみやげやさんをのぞいているうち、14時より前にチェックインスタートのアナウンス。すぐにフロントに行き、部屋に案内してもらった。部屋は和室。なにせ子どもらの寝相が悪いからね。ごろんごろんできる和室が一番。荷物を置いて、ほっと一息…している暇はない。時間は限られているのだ。すぐに行動プランを練る。まずはとにかく水着に着替えてウォーターパーク(プール)とスプリングパーク(水着で楽しむ温泉)に行くべし!と、早速みんなで着替え。その上からホテルに備え付けの館内着を着る。男性はアロハ、女性はムームー。子どもは上下同じアロハ柄、おとな男性はパンツが生成り。着てみれば、ルンバの似合いっぷりが異様。わたしのムームーは色はオレンジでヨシッと思ったが(パーソナルカラー♪)、着てみるとなんだかとってもオバチャンな気が…。でもほかに上に着るものもなし、しょうがないからそのまま部屋を出る。出てみたらそこらじゅう歩いている人たちみんなホテルのアロハとムームー。そうだ、ハワイアンズに着たからにはきっとこれを着るべきなのだ!(本当か)似合わないのはご愛嬌だ!(だれも見てないさ)わくわくしながらウォーターパークまでの道のりを歩く。一番離れた東館の部屋なので、目的地まで遠いぞ。ぐんぐん歩いて、ようやく着いた! プールだ!!!ひゃっほーう!泳ぐぞ~。
2006年03月11日
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この週末、いよいよJリーグが開幕した。わが清水エスパルスの対戦相手はヴァンフォーレ甲府。 今季からJ1に昇格したチームだ。 せっかくの開幕戦。アウェイの試合だけど、観に行っちゃう?!ということで早々にチケットを獲得。 諸事情あってギリギリまで日帰りのつもりだったのだが、直前になって急遽、土曜日からの1泊旅行に変更した。行くとなったら食いしん坊夫婦、旨いものを食べることを忘れない。 1日目の夕方に甲府に着き、舞鶴城址公園をちらっとまわった後、早速ほうとうのお店「小作」へ。 「甲府 ほうとう」で調べるとまず出てくるこのお店は、甲府だけでも何店舗も出している有名店。観光客をターゲットにしたお店なのかと思いきや、品ぞろえ豊富で(酒飲み好みのサイドメニューがずらり!)地元の人も普段使いでやって来るような感じ。さんざん目移りしながらオーダー。 まずはなんといってもほうとうです。幅広麺のうどんに野菜がごろんごろんと入った味噌仕立ての煮込みうどん。鴨肉ほうとうと豚肉ほうとうの2種類を注文。特徴であるカボチャを筆頭に、里芋、大根、ニンジン、白菜、ネギ…と野菜がいっぱい! これだけでもかなりのボリューム。 さらにやはり甲州名物だという馬刺。奮発して霜降りをオーダー。口に入れると甘い脂がトロンととろける。ううー、おいしい! パルタが喜んじゃってバクバク食べようとするので、「もったいない!」と制してしまったよ…。 甲州地鶏の「むねあげ」はカリッとした衣の香ばしさと柔らかくしっとりした中の肉のハーモニーがたまらない。特製ゴマソースのよく合うこと。これもパルタが爆食い。 最後にアワビの煮貝。これはぜいたく! 新鮮な魚介類に乏しい山国の知恵として古くから甲州の地で作られているもので、その起源は信玄公以来とも言われるそうだ。豊潤なアワビの味わいが口のなかいっぱいに広がって、しあわせ…。 子どもたちもよく食べていた。ビールも飲んでいい気分。すっかりおなかいっぱいになって、宿に向かったのであった。さて、2日目。試合は13時キックオフ、開門は11時。でもせっかく甲府まで来たんだし…と、ついなんとなく、朝9時にチェックアウトして、宿から徒歩15分ほどの距離にある動物園に寄って行くことに。 行き先は甲府市遊亀公園附属動物園。事前にネットで調べたら「日本で4番目に古い動物園」をやたらと強調している。でも4番目って中途半端…。そう大して動物はいないのかもなあと思いつつ到着。 着いてみれば、思っていたよりもいろいろな動物がいてびっくり。ゾウもライオンもトラもペンギンもいたし、レッサーパンダも。猿が充実していて、特にピグミーマーモセットを始めとする小さい猿たちがすごくかわいかった。そして動物園にそこはかとなく漂う昭和の香り。手作りのこんな看板類、妙に味があってよかったな。パルタは物心ついてから初めての動物園ということで「ゾーシャン!」「ライオンー!」「シャルー!」とすごく喜んでくれた。さて、1時間ほどで回ると動物園を出て、スタジアムに向かうことに。タクシーを拾おうと思ったら、全然来ない…。急遽プラン変更して南甲府駅行きのバスに飛び乗り、駅からタクシーをつかまえて山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場内のスタジアムへ。 開門間もない時間だったというのに、着いてみれば長蛇の列・列・列!!! すごい人だ。うわあ~、これ、席あるんだろうかホントに…。と不安になりながら最後尾を探すも、なかなかたどり着かない。ディズニーランドも真っ青だ。さすがチケット完売なだけある。 どうにか最後尾にたどりつき、うねうねと歩いて入場。案の定、自由席はほとんど埋まっている状態。なんとか2席+1席で場所を見つけ、夫、わたし+子どもで分かれて座ることができた。よかった…。 そんなこんなで富士山ダービー。前半1点をとるも、終始おされっぱなし。なかなかシュートまでたどりつけなくて、情けないったら。それでもどうにか、開幕戦無事勝利。開幕戦の勝利も久々です。ああよかった…。しかし2-0での勝ち試合なのになんでこんなに疲れているんだか。ほんと西部(GK)はすごかった。 そして子どもたち、実は試合中ほとんど寝ておりました2人とも。何しに来たんだ君らは。ほとんど寝ていたくせに、ルンバはお隣のお姉さんをナンパし、ポテトチップスを1缶おみやげにもらっていた。おそるべし。その後は甲府でとんかつを食べて帰途に。1泊ながらも楽しい旅だった。(ルンバ5歳5カ月/パルタ2歳4カ月)
2006年03月05日
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夕方、いつもより早めに保育園にお迎えに行った後、 近所の神社の豆まきに行ってきた。 初めてだったのでどんな様子かな?と思ったら、子どもがぞろぞろ。 はじめにお獅子が舞い、続いてお待ちかねの豆まきだ。年男・年女たちが出てきて、小袋に入った豆をまいてくれる。 いやー、すごいね、豆の争奪戦! 子どもらが小さいので最前列にいたのだが、みんな結構遠く目がけて投げるから、前にいるとなかなか豆が来ない。来たと思ったらワッと人が群がって奪い合いですよ。パルタが潰されちゃうんじゃないかと危惧して、ずっと抱っこしていた。 そして、丸腰で臨んじゃだめなのね。まかれる豆をキャッチするには、大きめの袋が必要なのだ。どうりで袋を携えている人が多いと思った。 そんな事情も知らずに参加したので、思いっきり丸腰のわたしとルンパル兄弟。 ルンバは保育園で使った自作の升をバッグから取り出して構え、わたしはと言えばパルタがかぶっていたヘルメットを脱がせて、とっさに袋代わりに使うことにした。 まかれている間は何が何やらわからない混乱ぶりだったが、気がついたらヘルメットのなかに4袋も豆が入っててラッキー。 ルンバは一人でチョロチョロ動き回って、なんとか自力で豆をゲットしていた。 最後に子どもたちは一人一袋お菓子をもらっておしまい。ふと、おしるこを配っているのに気づいて並んだけど、時すでに遅しで途中でなくなってしまった。くうう、痛恨。 「では帰ろう!」と鳥居の並ぶ道を歩いていたら、がくがく震えているパルタ。今日は冷たい強風がびゅーびゅー吹いている。さっきまでは豆に夢中で皆気づかなかったのだが、我に返ってみればなんと寒いこと! 大変大変、と大慌てで帰ってきた。帰宅してから恵方巻を食べたけど、うちの子たちはまだ「無言で一気食い」はできないなあ。神社でもらってきた豆の小袋を出してきて見たら、1袋だけリボンのついた5円玉が入っているものがあった。これってアタリ?とにかく寒かったが、楽しかったな。来年は準備万端な体制で臨もう。もちろん、甘酒・おしるこはなくなる前にゲットすべしっ。さて、夜になって夫が帰宅してから「さあ、豆まきだぞ!」と言いつつごそごそやってるから、鬼のお面でもかぶって登場するのかと思いきや、コンビニの買い物袋からチロルチョコを初めとする小さなお菓子を「オニはーそと! 福は内!」と言いながら部屋中に巻き始めた。今度はお菓子拾いに奔走する子どもたち。両手いっぱいにお菓子を抱えて、それはうれしそうなのであった。(ルンバ5歳3カ月/パルタ2歳2カ月)
2006年02月03日
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昨晩のこと。なぜかルンバが急に「あしたは、えんそく! ママ、おべんとうつくってね!!」と言い出した。なんで?と思ったが、起きてみたら良いお天気。それでは…と朝からお弁当作り。できたメニューは、ひき肉おにぎり/炒り卵おにぎり四目きんぴら(ゴボウ、ニンジン、レンコン、こんにゃく)小松菜とうすあげのおひたしキュウリとハムのマヨネーズ和え鮭のチーズはさみ焼きウインナーあったかーいウーロン茶。お弁当を詰めたリュックをルンバとパルタに背負わせて、さあ出発。行き先はごく近所の公園なんだけど、遠足感を出すためにわざと遠回りして行った。噴水広場にレジャーシートを敷いて、お弁当だ!風が冷たく寒いけれど、外で食べるごはんはやっぱりおいしい。ルンバもパルタもにこにこしながらそれはそれはたくさん食べた。その後、冒険遊び場へ。ただでさえワイルドな遊びができるこの公園。しかも霜が溶けて地面はドロドロ。長靴にはきかえて行ったものの、あっという間にどろんこ坊主の出来上がり。それにしてもルンバのたくましくなったこと。木の小屋の屋根に何度もよじのぼっている姿にしみじみ思う。たき火をしているところに行くと、お友だちのママがマシュマロを分けてくれた。金串に刺して火でさっとあぶって食べるのだ。ここでまたもやルンバ大喜び。何個も焼いては食べ、「おいしーい!」と歓喜の雄叫びを上げていた。頭から足先まで泥んこだらけになった子どもたち。洗濯のことを考えると頭が痛かったが、子どもたちが喜んでくれてうれしかったよ。(ルンバ5歳4カ月/パルタ2歳3カ月)
2006年01月28日
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清水エスパルスvs柏レイソルの試合を見に、柏レイソルスタジアムに行ってきた。なにせお互い残留を賭けた争い。ヒートアップも甚だしい。「いてもたってもいられない」という夫がチケットを買ってきたので、家族4人でがんばって出かけたというわけだ。行き帰りの電車の中では子どもたちがぐっすり寝てくれて助かった。問題は、スタジアムまでの道のり。駅からスタジアムまで、2kmくらいはあるだろうか?柏スタジアムは狭いので、できる限り荷物は小さくしたかった。そのため、ベビーカーなしで出かけてきたわが家。子どもたちの手を引きながら、スタジアムを目指し歩く歩く。当然、時間がかかる。パルタがいつ「がっこ(抱っこ)!」と言い出すかと思っていたが、やたらと高い所・狭い所を歩きたがる困った面はあるものの、まったく疲れる様子もなくマイペースに最後まで歩ききった。本当に驚いた。同じ頃のルンバだったら絶対に半分も行かないうちに抱っこをせがんでいたに違いない。パルタって、ものすごく歩く子なんだ。この季節のスタジアム観戦は寒いことが多いので、完全防備でのぞんだのだが、抜けるような青空の良いお天気でコートを着ると暑いくらい。スタジアム近くまで来てくれた同級生に会ったりしていたらあっという間に試合開始時刻。そして。勝った!!!!! 2-1で。うわあん。勝利試合を生観戦するのは、今季初めてですよ…。行く試合行く試合、負けちゃうんだもん。とっても辛かったのだ。勝ってくれたというだけで、「来てよかった!!」と強く強く思うのだ。2回の得点シーンではわたしや夫に高々と抱き上げられて踊り歌った子どもたち。気がつけばパルタ、「オレンジ=エスパルス=たのしい」という刷り込みがなされた様子。その後、エスパルスのマークやサッカーの映像を見るたびに「オレー、オレー、ッパッ、ッパッ」と歌いながら踊るようになった。「ッパッ」はどうやら「エスパルス」のことらしい。むふふふふ。刷り込み成功。(ルンバ5歳1カ月/パルタ2歳1カ月)
2005年11月20日
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昨晩のうちから、今日はまたセミを捕りに行くんだとNくんやおじいちゃんと約束していたルンバ。7時過ぎごろ突然飛び起きたかと思うと、悲鳴を上げ始めた。「ママ! はやく! はやく起きないと、セミさんがお山にかえっちゃうんだって! お着替えはどこっ? はやくしなくちゃ!」血相を変えて着替えを探すルンバに服を差し出すと、あっという間に着替えて居間に走って行くルンバ。しかしNくんは朝の勉強中。終わるまで待つことに。ルンバの大騒ぎにつられて目を覚ましたパルタ、今朝はあまりおなかが空いていないらしい。朝ごはんもろくに食べずにあちこちいたずらし始めた。その姿を見ておじいちゃんが「よし、じーちゃんと散歩に行こう」とパルタを外に連れ出してくれる。パルタはあちこち歩き回り、ちょうちょやとんぼを見つけては「ちょーちょ?」「ぼんぼ!」と言っていたそうだ。Nくんの勉強が終わり、パルタとおじいちゃんが戻ってくると、子どもたちは再び虫捕りへ。ルンバやNくんがキャップをかぶり、虫かごをぶら下げ、虫捕り網を持って走っていくのを見て、パルタもいそいそと自分で首に虫かごをぶら下げ、キャップをかぶり、網を持たせて!と催促する。パルタはまるっきり兄たちと同じように一人前のつもりなのだ。なんでも同じでないと気が済まない。兄たちがキャップをかぶっているのに自分だけつば広の帽子をかぶるなんて絶対イヤだと言い張るんである。おじいちゃんや夫、おばさんたちに連れられて子どもたちが虫捕りに出かけている間、わたしは荷造り。早いもので本日夕方には自宅に戻るのである。楽しい日々はあっという間に過ぎてしまうのだよなあ。荷造りが大体終わったころ、子どもたちのけたたましい声が聞こえてきた。帰ってきたようだ。ルンバとNくんが手ぶらで家に入ってきたと思ったら、パルタが一人でセミのたくさん詰まった虫かごを2つ抱えて歩いてきた。なんでも、ルンバとNくんがほっぽり出して行ってしまった虫かごをパルタがせっせと回収してまわったのだそうである。まったくもう、兄より弟のほうがよほどしっかりしている。もっとがんばれ4歳児。捕まえてきたセミを早速1匹ずつ放してやると、本日の記録は54匹。54匹のセミの大合唱は、それはもう大音量でございました…。すっかり虫捕りにハマったパルタはセミを放している兄たちの横でせっせと虫かごを首にかけ、キャップをかぶって身支度。「また行こう」と催促している。よほど気に入ったらしい。さて子どもたち、さすがに家に入って休憩するのかと思いきや、すぐにボールを持って外に出てきて道ばたでサッカーを始めるではないか。元気だなー。もちろんパルタも一人前に仲間に加わっているつもりでボールを追い回している。しばらく走り回ってようやく家に入ると、手作りおまんじゅうができていた。牛乳をおともに早速おやつ。食べ終わって少し休憩。時計を見れば、まだお昼前。1日が長い。午後は帰り支度を進めつつ、子どもたちは家の中で大騒ぎ。そうこうしているうちに、帰りの電車の時間が近づいてきた。まだ遊び足りないとこぼす子どもたちを無理矢理つかまえてシャワーで汗を流し、身支度をさせる。いよいよお別れだ。駅まで送ってもらい、お土産など購入して電車に乗り込む。今回は先頭車両。指定券が取ってあったので、Nくんたちに「先頭に乗っているからね」と伝えておいた。いよいよ電車の出発。しばらく走って、おじいちゃんの家の近くにさしかかると、河原にずらりと並ぶ人の列。おじいちゃんやおばあちゃん、Nくん、おじさんおばさんたち、みんないる! みんなが見送りに来てくれていたのだ。「バイバーイ、バイバーイ!」必死で手を振るルンバとパルタ。大きく手を振っていたNくんが、全速力で走り出す。「Nくーん! バイバーイ!!!」やがてNくんたちは見えなくなった。「ぼくね、たのしかった。もっとNくんと遊びたかった」ぽつりとこぼしたルンバ。「また遊べるよ。また来ようね」ルンバはコクリとうなずいた。最高に楽しかった夏休み。ルンバとパルタは、少したくましくなった。(ルンバ4歳10カ月/パルタ1歳9カ月)
2005年08月15日
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そして今日はプールデー。昨日とは打って変わって快晴のもと、Nくん、Nくんママも一緒に地元のプールに行ってきた。そこにはパルタも立って歩けるような幼児用プールと50mプール、そして小さな温泉が一つある。これが1時間に1回の休憩時間に体を温めるのに気持ちよいのだ。ルンバはNくんと一緒に50mプールでボード型浮き輪を乗り回しはしゃいでいる。わたしはパルタと一緒に幼児用プールへ。小さな滑り台にパルタがはまり、しばらくエンドレスで滑り続けた後、今度はパルタ、浮き輪を外して浅いところを歩くのに凝り始める。付き添いのわたしの体はあまりの浅さに水中に入ることができず、ジリジリと日に焼かれ…。気がついた時にはすでに遅し。背中が真っ赤になっていた。日焼け止め、塗ったのに…。いや、手が届かなかった部分か。ううう。お昼前には売店でたこ焼きやらお好み焼きやらを買って、軽くお昼。パルタはここでも焼そば一人前を平らげる。もはや焼そばの申し子という感じ(違う)。心の底から好きなのね焼そば。おなかが満たされたパルタはそのうち撃沈。しかしルンバとNくんは遊び足りないようで、一向に帰る気配なし。わたしはプールサイドで寝ているパルタを抱きながらウトウト。気がつけば今度は太ももだけに日が当たり真っ赤ですよオクサン。痛いったらもう。1時間くらいそんな状態で過ごした後、ようやく帰途に着いたのであった。早いもので楽しい実家生活も残すところあと1日。(ルンバ4歳10カ月/パルタ1歳9カ月)
2005年08月14日
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予定通り今日は近場の小さな浜で海水浴。曇っていたので暑すぎず、海はベタ凪でチビたちにはちょうどいいコンディション。今日もNくんが一緒だから、子どもたちは楽しそうだ。ルンバはNくんと2人でボード型の浮き輪に乗って夫に引っ張ってもらい大喜び。パルタは最初、海に入るのを嫌がっていたが、しばらく浮かんでいるうちに慣れてやっと笑顔が出てきた。しばらく泳いだ後、おなかが空いたという子どもたちを連れて海の家へ。カレーやラーメンを食す。パルタは大好物の焼そばを一人前、ぺろりと平らげた。彼は焼そばであれば大人一人前が基本らしい。浜に戻るとNくんが寝転がったので、皆で埋める。パルタも一緒になって真剣な顔で砂をかけている。Nくんは「あったかくて気持ちいい~」とうれしそう。記念撮影をしたらルンバが「ぼくも埋めて~!」と寝転がった。再び皆で埋める埋める。パルタがいちいちちゃんと参加しているのがおかしい。再び海に戻り、堤防から飛び込みなどしていたルンバが岩壁に貼り付いてなにやら夢中になっていると思えば、フナムシを捕まえようとしていたのだった。そういや昨年もここでフナムシを捕まえたんである。しかしフナムシときたら、やたらとすばしっこくてなかなか捕まらない。フナムシがたくさんいる場所を追い求めたルンバはやがて、発見したのだ。岩の隙間にびっしり詰まったヤツらを。キャーーーーーー!!!!!!!!!ルンバと一緒にそれを見つけてしまったわたしは、悲鳴を上げずにはいられなかった。だって、黒い影だと思っていた部分が全部フナムシだったのですよ…。子どもたちは大喜びだったが、こちらは鳥肌もの。大慌てで逃げたわたしは、パルタと一緒に波打ち際で遊ぶ。海の水にも慣れたパルタだが、中に入るよりは波打ち際で遊ぶほうが気に入ったようだ。寄せては返す波を足で受け止めながら、貝や砂を拾っては海に投げたりして楽しそうに遊んでいた。ところで夫とルンバはクラゲに遭遇したらしい。泳いでいたら足にビリッと何かが触れたのだそうだ。幸い何も痕は残らなかったのでよかった。クラゲがいてもおかしくない時期だもんね。そんなこんなでたっぷり海を満喫して、帰りの道が混む前に早めにおじいちゃんにお迎えを要請。海を出発。そして本日の第2部はセミ捕りだ。Nくんがおととい44匹捕まえたという桜並木に寄り道して、網を片手に繰り出す皆。ところがパルタは車に乗った瞬間に眠ってしまったので、わたしと一緒に車でお留守番。あーあ、ぐっすり寝てるよ。そりゃそうか。大人も夢中になって捕まえまくっている様子を見て、また44匹とか捕まえてきたらどうしよう~と思っていたら、セミがいっぱい詰まった虫かごを持った一行が帰ってきた。ぎえー、うるさいー。セミがかごの中で折り重なっているじゃないか。こんなに捕ってどうするんだあ。実家に戻るとNくんとルンバは玉入れで数を数えるのと同じ要領でセミを1匹ずつ放してあげた。本日の記録、45匹。記録更新であった。(ルンバ4歳10カ月/パルタ1歳9カ月)
2005年08月13日
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今日から夫実家に里帰り。まずは午前中、電車にて移動。この電車には子どもが遊べるスペースがある。赤ちゃんの頃から乗り続けて勝手知ったるルンバは、お弁当を食べるのもそこそこに一人で遊び場に走って行ってしまい、以後到着までほとんど座席には帰ってこなかった。どうやら、遊び場にやって来る子どもたちと次々に友達になっては盛り上がっていたもよう。一方パルタは驚異的な食欲で駅弁を食らいつくした後、なんだか知らないけど夫とわたしの膝にお茶を注ぎ(こぼしたのではなく、明らかに意図的)怒られて泣いたはずみで眠ってしまッテ、目的地付近まで爆睡してくれた。おかげで移動時間はあっという間に過ぎてくれた。さて実家では、子どもたちのハトコNくんが、わたしたちの到着をいまかいまかと待ちわびていたところ。ルンバは3歳年上のこのNくん(小2)が大好きなのだ。再会するなり彼らのテンションは最高潮に達して大はしゃぎ。なんでもNくん、昨日セミを44匹もつかまえたのだそう。それを聞いていてもたってもいられなくなったルンバ、おじいちゃんおばあちゃんお手製の虫捕り網を持って、早速畑に繰り出すことに。もちろんNくんとパルタも一緒だ。細い道を登り畑に着くと、作物の収穫もそこそこに虫探しに夢中になるルンバとNくん。パルタは一人マイペースに畑を探検している。走り回っていたルンバも畑でもぎたてトマトをもらってにっこにこ。なにせこのトマト、すごく甘くておいしいのだ。その後スイカを収穫しようとおじいちゃんが誘ってくれたのに、虫探しに夢中なルンバとNくんはキャアキャアと山を駆け下りて行ってしまった。とにかく彼らときたら、一時たりともジッとしていない。そうこうするうち続々と親戚が集まり、総勢12人のにぎやかな夜。夜が更けてもハイテンションが続くルンバはNくんの部屋に泊まると宣言したものの、Nくんが寝てしまった後も寝つくことができず、Nくんママに連れられてわたしたちの部屋に戻ってきたのであった。さて、明日は海水浴だ。(ルンバ4歳10カ月/パルタ1歳9カ月)
2005年08月12日
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さて、今日はわたしが夫に子どもら2人を任せ、友達に会いに一人で出かけてきた。その間の父子たち、なかなか充実した休日を過ごしたらしい。 まず、某所で開催されていたお祭りへ。出かける前に「子どもたちの荷物の準備をしていってくれないの?」などと言われたが、朝から仕事を一つ終わらせての外出だったのでそんな余裕はなく、「自分でやって~」とかわして出てきてしまった。途中「子どもらの帽子はどこ?」と電話がかかってきたものの、その後は順調に外出できたらしい父子。 このお祭りは毎年とにかく食べ物がおいしい。全国からさまざまな出店がやってくるので、いわゆる露店とはひと味違う。今年はジンギスカンの出店なんていうのもあったらしい。しぼりたて牛乳やら美味しいリンゴジュースやら、牛串やら、ぷりぷりソーセージやら、たっぷりと…は無理だったみたいだけど(子どもらがそれぞれ好き勝手するから)、父子はしばし美味しいものを楽しんだそうだ。 しかし本日も猛暑。ルンバはお祭りに行く前からかき氷を食べることを心に決めていたようだ。行く道すがら夫に「ぼくはメロンミルクを食べたい」としきりに宣言。けれどもお祭りのかき氷屋さんには恐らく練乳は置いていないはず。そこで夫がどうしたか。途中でお店に寄ったのだ。「マイ練乳」を持ってお祭りに行ったのである。 夜、帰宅したわたしに、ルンバが「ぼくのたからもの、れいぞうこにいれておいて!」と言うから何かと思えば、練乳…。マイ練乳持参でかき氷って初めて聞いたよ。さすがです、夫。だてに「でぶや」好きじゃありません。だってまるで石ちゃんのような行動ではないか。ルンバも「でぶや」大好きだしね。…って関係ないですね。父子はお祭りを楽しんだ後、夕方帰宅。お祭りではあまりたくさん食べられなかったので子どもたちはすでにおなかが空いていた。そこで夫は夕食作り。この夕食がいたくお気に召したルンバ、「こんなにおいしいと、ぼく、たまらない~」と言いながらあっというまに食べ終えて、「おいしいと、ぼく、はやくたべちゃうの!」。なんだよーまるでいつもまずいもの食べてるみたいじゃないかー。 …という母の愚痴はさておき、夫の作った夕食は何だったのかと聞くと、トマトソースのショートパスタだったのだとか。オリーブオイルとおろしにんにくを火にかけ、タマネギとマイタケを炒める。ホールトマト、固形コンソメ2個、味噌大さじ1くらい、砂糖、粉チーズを入れて煮る。最後に塩で味を整えてソースのできあがり。これをショートパスタにかけたと。 味噌に砂糖! どんな味?と聞くと、給食のミートソースっぽい味らしい。かなり甘めにしたので子どもたちの受けが良かったもよう。 しかし味噌かー。わたしにはとうてい思いつくことのできない調味料の組み合わせである。すごいなあ。(ルンバ4歳10カ月/パルタ1歳9カ月)
2005年08月07日
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土曜日、体調が優れず、実は1日潰れていた。 金曜日は帰りが遅かったのだが、そこに至までずっと睡眠不足だったのが祟ったようだ。 土曜朝、目が覚めると、頭と目の奥が痛くて起き上がれない。 見かねた夫が子どもらを連れて公園に行ってくれたのでそのまま眠り続け、子どもらが帰ってきた後も一緒に昼寝をし続けて、夜も早々に寝てしまった。 一体何時間寝たんだろう。 しかも土曜日、1日中ほとんど何も食べなかったのだ、このわたしが。食欲が湧かなかったのだ、まったく。我ながら驚いた。 日曜日になっても午前中は調子が出ずにうだうだしていたのだが、さすがに2日間とも潰れていたのでは家族に申し訳ないので、無理矢理外に出てみた。無理矢理お昼を食べてみたらだんだん調子が出てきて、夕方頃にやっと本調子に戻ったのだった。やれやれ。さて、日曜日に出かけた公園は、泥んこになってワイルドな遊びを楽しめる、子どもにはたまらない遊び場であった。 親友Sくんが来ていたこともあり、ルンバはそれはもう楽しげに遊びに没頭。パーク内には木や草が生い茂っているため、昆虫がたくさんいるのだ。かまきりやバッタをつかまえに行ったり、廃材を利用して作られた滑り台などを楽しんだり…。あっという間に泥んこ坊主のできあがり。 ターザンロープも初めてやることができた。これまで恐くて挑戦できなかったのだ。また一歩、少年に近づいたなあなんて思いながら、ロープにぶらさがって滑り降りる彼の姿を眺めていた。ルンバはよっぽど楽しかったらしく、帰宅後は 「ほいくえんがおやすみのときは、ルンバくん、いつも あのこうえんにいきたい!」 と力説していた。洗濯のことを考えると憂うつではあるが、いまどきああいう場所で遊べるのはありがたいこと。毎週通っていたら、わんぱく坊主ができあがるのは間違いないな。(ルンバ4歳9カ月/パルタ1歳8カ月)
2005年06月26日
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実家生活3日目。本日もお出かけ。まずはウサギとふれあう。出かけた先に、ウサギと自由に遊べるコーナーがあったのだ。動物好きのパルタ、ウサギを見るや「わんわん~」(動物は全部わんわん)と言いながら手を差し出すが、当然みんな逃げてしまって、なかなかさわらせてもらえない。その間にウサギ小屋を覗きこんだルンバが「赤ちゃんがいる!」と叫ぶので見てみたら、小屋の中に掘られた穴に、まだ本当に生まれたばかりという感じの小さな赤ちゃんがいて驚いた。毛も生えていなければ目も開いていない、小さな小さな赤ちゃんだ。お母さんがそばにいないが大丈夫なんだろうか。小屋の裏側をふと覗いたら、ウサギたちがびっしり詰まっていて笑ってしまった。子どもたちとのふれあいなんて、ウサギにしてみればいい迷惑だ。子どもたちが外に出た途端、小屋の裏のウサギたちが一斉に出てきているのを見て、思わず「お疲れさま」と苦笑してしまった。その後、ふくろうやトビを見て回った。しかしパルタは地面の虫のほうに夢中。もしやキミもルンバのように、虫好きになるのかね?さて、ウサギと触れ合った後は木のおもちゃで遊べる場所へ。無料施設にシーソーや滑り台など、たくさんの木のおもちゃが置かれているという優れものの施設なのだ。汗だくになってしばし遊びまわった後、緑に囲まれた気持ちのいいウッドデッキで母が作ってくれたお弁当を食べた。ルンバはデッキから「やっほー!」とやっては、「やまびこ、やまびこ!」と喜んでいた。そして次にキノコの博物館へ。木のおもちゃもこの博物館も、実はどちらもお正月にも来た場所なのだが、ルンバはすっかり気に入ってしまったらしい。「ぼく、ここだいすき~」と喜んで施設内をぐるぐるまわり、堪能していたのであった。しかしまあ…。なんとも盛りだくさんの1日でありました。(ルンバ4歳8カ月/パルタ1歳7カ月)
2005年06月19日
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昨日から子どもたちを連れて、わたしの実家に帰っている。夫が土日に社員旅行に行ってしまうというので、わたしたちもただ留守番しているだけではつまらないや…と帰省してきたというわけだ。お正月以来の帰省。半年も経てば特にパルタは相当成長している。父も母も久々に孫の顔を見ることができて大喜びだ。さて、本日は水族館に繰り出した。近所になかなか立派な水族館があるのである。ルンバは楽しんでくれるだろうと思っていたが、意外にもパルタがすごーく楽しんでくれた様子に驚いた。水槽を眺めては、「あ、あ」と魚を指差したり、手を振ったりして喜んでいるのだ。ルンバは暗い館内に躊躇して「こわいからいやだ!」と先に進みたがらない場面もあったが、なだめすかされながら水槽を見て回っていた。しかし子どもたちが何より楽しかったのは、館内にあった大型のアスレチック遊具のようだ。ルンバの年齢になればひょいひょいとあちこちのぼって行ってしまうし、パルタはパルタでトンネルをくぐったりしながら楽しげに遊んでいた。途中、パルタがトンネル内で動かなくなっているので様子を見に行ったら、なぜか寝たふりをしていた。最近パルタは寝たふりをよくやるのだ。何か都合の悪いことがあったときなどが多いのだが、これという理由が見当たらないときにもジッと寝たふりをしている。どこで覚えたんだか。最後にウニやヒトデ、ウミウシなどに触れるコーナーでいろいろな生き物の触感を楽しんだ子どもたち。ルンバときたら、解説のお姉さんたちとさんざん話し込んだ挙げ句、「ルンバくん、おねえさんたちにおしえてあげてるんだよ」と一言。よく言うよー。それにしても、ウミウシの肌に吸い付くような軟らかい触感は衝撃的であった。(ルンバ4歳8カ月/パルタ1歳7カ月)
2005年06月18日
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このあいだの土曜日、とても楽しい飲み会に参加したのだ。子育てしながら仕事をがんばるマダム(通称:酒飲みマダム)達の集い。その時に知り合ったkikiさんのお宅に、憧れのおもちゃスカリーノがあるという。ちょうど今日、その体験ツアーが企画されていると聞き、子どもらとともにお邪魔することに。 いま4歳のルンバがどれくらいスカリーノで遊べるのかを試してみたくて、子どもたちを連れていったものの、心配だったのは破壊神・1歳児パルタの存在。なにせ彼はいま、人が作ったものを壊すことに生き甲斐を感じる時期なので、せっかく作った玉の道をすぐに壊して邪魔しまくるのではないかとヒヤヒヤものだった。 ところがふたを開けてみれば、子どもたちのなかで一番最初にスカリーノに夢中になったのはパルタだった。パルタは最近、ルンバがレゴで作った簡易玉の道にボールを投入するのにハマっていたから、タイミングがよかったのかもしれない。小さな穴に玉を入れて転がしては、うれしそうにしている(もちろん時々壊していたけど)。 やがて別の遊びに興じていたルンバもやって来た。遊び始めるとやっぱりハマるのだ。玉を転がす転がす。道を自分で作るのはまだ難しいが、やっぱり楽しいおもちゃなのだなあ、スカリーノ。木製のレールの中を玉が転がり落ちて行く時のカラコロという音も、耳に心地いい。 それにしても、kikiさんのお宅は魅力的なおもちゃ勢ぞろいだった。思わず「これが、あの…!」とつぶやいてしまうおもちゃが、スカリーノ以外にも次々と出てきて、舞い上がりっぱなしだった。←わたしが。欲しくてたまらなかった「すすめコブタくん」のボードゲーム、やってみたら相当おもしろかった。対象年齢は4歳以上だがルンバにはまだ早かったらしく、彼は途中でリタイアしてしまったが。カプラもあったし、お手製ニキーチンなんていう素晴らしいものも! すごいよkikiさん。 絵本のラインナップもすごいのであった。物語絵本の充実ぶりもさることながら、「科学のアルバム」シリーズがずらりと並んでいるさまに心を射抜かれた。なにもかもがツボにはまりまくりだ。わたしもkikiさんちの子になりたい…。 kikiさんの息子さんのノボルくんがまたすごかった。スケッチブックには大人も書けないような漢字がびっしり、さらには自作の詩まで。聞けば2歳ごろからひらがなを覚え始めたと言う。2歳って、うちの子らはやっとおしゃべりを始めた時期だよ。 kikiさんお手製のおいしいお昼をごちそうになって、食後のコーヒーとデザートもいただいて、至福の時はあっという間に過ぎてしまった。ああ、ああ、今日がルンバのサッカーの日でなければ…! そう、今日はルンバのサッカークラブがある日なのだ。親子して後ろ髪を引かれまくりながら泣く泣くkikiさん宅を後にし、サッカーに向かった我々。パルタはベビーカーに乗った瞬間に眠りの世界へと飛んでいってしまったのであった。そりゃそうだ。ものすごくよく食べ、よく動いていたものな。 ああ本当に楽しかった。kikiさん、どうもありがとうございました。(ルンバ4歳8カ月/パルタ1歳7カ月)
2005年06月01日
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本日はお昼前から近所のママ友たちと毎年恒例のお花見。場所は近所の児童公園。花見客が来ない公園なので場所取りの必要もなく、子どもたちをのびのびと遊ばせながらのんびり過ごすことができて、快適な穴場なのだ。 お料理は持ち寄りで。おにぎり、唐揚げ、春巻き、ラビオリ、肉団子……、バラエティ豊かな品々が集まる。わたしが持って行ったのは野菜もの。ツナと大根・貝割れ・コーンのサラダ、キュウリの浅漬け、四目キンピラ(ししゃもさんレシピ)。毎度のことながら、大人数で集まる催しの持ち寄り制は楽しい。 しかし子どもたちは花より団子ならぬ遊びに夢中。ごはんもそこそこに走って行って、あちこちで思い思いに遊んでいる。出かける前から今日のことをとっても楽しみにしていたルンバもご多分に漏れず。会場に到着する前は「おなかすいた~!」とさんざん言っていたくせに、おにぎり1個食べたらもう「ごちそうさま!」と駆け出していってしまった。パルタはと言えば、あちこちで料理を引っくり返そうとしたり、水筒をお砂場道具でつつこうとしたりしては「ダメ!」と言われ、ひっくり返って猛抗議。あっという間に砂まみれだ。最近のパルタは自己主張がどんどん激しくなっている。もうこんな時期か…。しばらくはお出かけも大変だなこりゃ。 ある程度食事の済んだところで子どもたちを集める。「パン食い競走」をするんである。 「4歳の子は手を使っちゃダメだよ」「小さい子は手で取っていいよ」そういってヨーイドンしたら、律儀に手を使わず口で取ろうとがんばるルンバ。ほかの子が諦めて手でパンを引っ張りゴールしていくなかで、最後まで「くちでとるの!」と粘っていた。よしよし、よくがんばった。 そして再びフリータイム。途中パルタが寝てしまったので家に連れて帰り、公園にとんぼ帰り。家に戻る前にルンバにそのことを言っておいたのだが聞いているんだかどうだかわからない感じで、まったくもう~と思っていたら、わたしが出た後でほかのママに「ママはパルくんがねちゃったから、いえにつれていったの。なにかあったら、ほかのママにいうってやくそくしたの」と話していたらしい。なんだ、ちゃんと聞いていたのね。 しかも、ほかのママたちに「ルンバくんってしっかりしてるね~!」と感心されてしまう。というのも、やはりお花見に来ていたご夫婦とすっかり仲良くなり、きちんと自己紹介をしていたことや、自分の伝えたいことをちゃんと言葉で伝えられるから…ということらしい。いや、しっかりしているっていうか…。口から生まれた男なのですルンバは。 みっちり遊んであっという間に夕方。風が冷たくなってきたところでお開きとなった。家に戻る道すがら、ルンバがしみじみつぶやいた。「ぼくね、とってもたのしかった~!」 自分自身の楽しいことをするのもいいけど、こんな風に子どもが言ってくれると本当にうれしいものですね、つくづく。(ルンバ4歳6カ月/パルタ1歳5カ月)
2005年04月09日
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昨日に引き続き、うららかな春の一日。陽気に誘われて、家族みんなで公園に繰り出した。レジャーシートとお弁当(自作にあらず)を持って。 行く道すがら、あちこちで、見事に咲き誇る白木蓮を見かけて、春を実感。 公園では梅がきれいに咲いていた。梅の木の下にレジャーシートを敷き、お待ちかねお弁当タイム。「いただきまーす♪」 おいしそうにもぐもぐほお張るルンバと夫。さあわたしも食べよう…と思ったら、パルタが「(食べ物)くれっ、くれっ」と激しい催促を繰り返す。しかも彼は早いのだ。彼がうどんを1本もぐもぐやっている間に自分の分を食べよう…とするも、お弁当に手をかけた瞬間に次の催促をされてしまう。ダメだ、食べる暇なんかありゃしない。 食べたいよう~と思っている間に、わたしのカツカレーのカツが一切れ、また一切れと夫や長男の口に入って行く。しまいには次男までもが「カツ、くれっ!」と催促をし始めた。どうも視線がカツに釘付けだなと思いつつ、これ以上カツが減るのは…と気づかぬふりをしてうどんを口に入れようとしたら、激しく拒否された。仕方なく「これ?」とカツを差し出すと、「それだよ」と言わんばかりにガッシと握り、おいしそうに食べ始める。カツをほお張る1歳児って、どうなのよ。いいのかそれで。 でもって夫の牛とじ弁当、わたしのために残してくれていた分を食べようと思ったら、またもやパルタが「それ、くれっ」と催促してくる。卵をごはんにからめて入れてあげようとした瞬間、パルタの片足がお弁当の入れ物の上に思いっきり振り下ろされ…。わたしが一口も食べないうちにバラまかれることとなった。食いしん坊のわたしに対して、あんまりな仕打ち(泣)。 そんな悲しい出来事はあったものの、今日の公園はとても気持ちよかった。お弁当を食べた後は子どもたちとしばしボール遊びを楽しみ、その後、遊具のある児童公園に移動。エンドレスで滑り台を楽しむパルタに付き合い、延々のぼりおり。ルンバが保育園のクラスメートを見つけて仲良く遊んでいる間、パルタはずーっと滑り台。ゴキゲンだ。 ところが、にこにこ笑って登りきったある時、パルタが突然泣き崩れた。滑り台を滑らせようとしても、体をのけぞらせて嫌がる。仕方がないので抱っこして無理矢理下りた。眠くなったらしい。登りきる瞬間までゴキゲンだったのに…。どうして子どもが眠気を自覚するのって、こんなにも突然なんだろう。 まもなく暗くなる時間だったので、帰途についた。ベビーカーに乗せた瞬間、パルタが眠りに落ちたのは言うまでもない。 さあ、明日は月曜日。また日常が戻ってくる。 来週、かーなーり忙しいです。(ルンバ4歳6カ月/パルタ1歳5カ月)
2005年03月27日
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【前回までのあらすじ】水疱瘡とインフルエンザで兄弟そろって月曜日から引きこもり生活を送っていたYong一家は、今朝一番で小児科を再受診し、見事外出許可をゲット!! さあ今日は思い切り遊ぶぞ~と意気込んでいたYong一家を襲ったのは、突然の雨だった……。* * * * * ということで、今日こそは思い切り外で遊ぼうと思っていた我々だったが、外はあいにくの雨。しかしこんなことに負ける我々ではない。なんとしても外出してやるのだ!という強い意志のもと、レインコートを着込み、いざ出陣! 目指すは図書館→児童館コースである。 まずは図書館へ行き、絵本をどっさりと借りる。動きたがりパルタがベビーカーにジッと座って待っていてくれるわけもなく、「おろせおろせ」と騒ぎだしたので下ろしてやると、あちこちの書棚にひそんでは本を引っ張りだすという悪事を働きだす。一方ルンバはじゅうたん敷きの子どもコーナーに遊びに来ている親子に話しかけ、おもちゃを引っ張りだし、紙芝居を出してきて「ママ~、呼んで~!」。ゆっくり絵本選びをするような状況ではないので、目についた絵本を片っ端からバッグに放り込んでサッサと貸し出し手続きを済ませ、子どもらの悪事の後始末をして逃げるように図書館を後にする。パルタのいたずらがおさまるまでは、図書館通いも大変だ……。 お次は児童館へ。ここでなら走ろうが何だろうが、好きなだけ暴れてくれていい。さあ~お行き、と子どもらを放牧すれば、遊ぶ遊ぶルンパル兄弟。暴走族さながらに乗用玩具を乗り回し、真剣におままごとに取り組み、中学生のお姉ちゃんに取り入って一緒に遊んでもらい……。あっという間にもう夕方。間もなく暗くなるだろう。「帰るよ~」 なごりおしそうにしている子どもたちを回収して、雨の中を再び歩く。 途中、ファミレスの看板が目に入った途端に、「あのおみせで、ランチしよう!」 とキラキラした目で提案してくるルンバ。彼は「外食」=「ランチ」だと間違えて覚えているのだ。今日はとことん自分を甘やかしたい気分になっていたわたしはルンバの悪魔の囁きにあらがうことができず、吸い込まれるようにお店に入ってしまった。 ルンバはお子様ランチを、わたしは魚料理のプレートを、そしてみんなで食べようとデザートをオーダー。お子様ランチが来た瞬間から、ルンバがものすごい勢いで食べ始めた。まだ熱いだろうに、まるで何かに追われているかのように次々と口に運び入れている。 危険な香りがする……と思っていたら案の定、途中からルンバのまぶたがおかしな動きを見せ始めた。一度下りるとなかなか開かない。視点が定まらない。ね、寝るなー!!!! 何度も話しかけたが、わたしの努力も空しく、やがてルンバはポテトをくわえたまま意識を失ってしまった。ルンバは普段、食事にとても時間がかかるのだが、そんな彼がものすごい勢いで食べる時、それは寝る直前でおなかが空いている時なんである。 ああ、悪い予感的中。そして実は、パルタはお店に入る前にすでに眠ってしまっていた。 後に残されたのは、大量の料理とデザートを一人ほお張る母・30代。 ……かなり恥ずかしい。 しかし、しばらく寝かせておかないことには、帰る時に歩けないだろう。さあてどうしよう……と思いながらルンバを見つめていたら、突然パッと、その大きな目を見開いた。ガバッと身を起こした彼は、再びまた何かに取り憑かれたように食べ始める。 おいおい、プリンを容器ごとかじるなよ。 開けてやると、ものすごい勢いでプリンを平らげ、残っていたごはんを食べるルンバ。しばらくしてハッと我に返ったようにプリンの空き容器を見つめ、「ルンバくんのプリンは……?」。 いま食べたじゃん!!! 寝ぼけながら食べたせいで、記憶に残っていないらしい。残念なことをしたね。 ともあれルンバが起きてくれたので、無事に再び歩いて帰ってくることができた。久々に暴れて疲れたのだろう、パルタは帰宅後もしばらく眠り続け、夜もいつもより早く寝て、翌朝まで12時間眠り続けたのだった。(ルンバ4歳5カ月/パルタ1歳4カ月)
2005年03月11日
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午前中、明日から仕事始めの夫が先に自宅へ帰っていった。駅まで見送りに出たら、ルンバが「遊びに行きたい!」と騒ぎだした。見送り自体ついてくるつもりのなかったわたしはコートを着ていないだけでなくサンダル履きである。パルタのコートだって持って来ていない。「はやくいこうよ~!」 大騒ぎするルンバを説得しつつ、一旦実家に戻ってあわてて身支度。すぐに終えて、再び外へ。「でんしゃみたい~!」 このごろは虫に夢中だったルンバ、電車への興味はもはや薄れてしまったのかと思いきや、そんなことはなかったもよう。まずは駅の近くにある倉庫へ電車を見に行く。あるある、特急電車も普通電車もたくさん停まっている。わたしの実家に来たときには、ここに電車を見に来るのが、いつの間にやら恒例となっているのだ。 しかしルンバ、車を降りたと思ったらその瞬間に気が済んだようで、今度はさっさと車に乗り込もうとする。「つぎはべつのところにいこー!」 ……勝手なヤツだ。チャイルドシートがあるために、キミら子どもを乗り降りさせるのはとっても面倒なんだぞコノヤロ。 そそくさとまたもや車に乗り込み、次なる場所へ。…って、どこに行くの?「この前、パルくんが行けなかったところに行こう」 と父。11月にルンバの七五三で帰省した際、発熱したパルタがわたしと留守番している間に、父と弟がルンバを遊びに連れて行ってくれた場所を目指しているらしい。「あっ、フクロウのところ? ママ、いけなかったから、つれていってあげるね! きのこはくぶつかんもあるんだよ! おしえてあげるね!」 途端にルンバが顔を輝かせる。 そういえば前回帰宅した後も、フクロウがどうの、キノコがどうのと楽しげに話してくれたっけ。 てなことで、目的地に向かう。そこは自然観察施設がいくつか集まったところだった。駐車場横の池には白鳥や黒鳥、鴨が泳いでいる。みな人馴れしていて、人間がそばにいても意に介している様子がない。 次に向かうは鳥獣センター。屋外にいくつもの鳥小屋が並び、トビやフクロウなど、さまざまな鳥がいた。なかでもルンバはフクロウに夢中で、「ほらね、フクロウがいたでしょう~」とうれしそうにしている。 そのまま歩いて行くと、とある木造の建物に到着。森のカルチャーセンターという施設で、木の良さの普及啓発と、木造建築物の普及促進を図るために建設されたものらしい。足を踏み入れてすぐのスペースは木材について学ぶ学習コーナーだったが、奥に行って驚いた。木で作られたシーソーやすべり台、積み木や三輪車などのおもちゃが展示されていて、自由に遊べるスペースになっているのだ。これには子どもたち大喜び。特にパルタはすべり台が気に入って、何度も自分でよじのぼってはすべり降りてご満悦。うまく滑り出せなくて時折頭からすべっちゃったりしていたが、ごく小さなすべり台なのでケラケラ笑っていた。 外には日当たりのよい広々としたウッドデッキがあり、ベンチやブランコが置かれている。雲ひとつない青空、きれいな空気、あたたかな日差しの下でぬくぬく座っていると、とても気持ちがよい。特に今日はあたたかく、建物の中よりもこのウッドデッキのほうがあたたかいくらいだった。 1時間以上ここで遊び倒したが、うれしいことにまったく無料。なんてスグレモノの施設なんだ…。 ルンバが飽きてきたようだったので、最後の目的地「きのこ博士館」に移動。実はわたし、この施設をなめてかかっていた。きのこのパネルなんかが展示されている、ショボショボの施設を想像していたのだ。だから一歩足を踏み入れてびっくりした。ものすごく凝っていたのである。 ここは「きのこ博士の研究室」という設定。展示室に入る前に導入空間として「博士の書斎」を通り抜けるのだが、まるで本当に誰かがそこを使っているかのようなこの書斎のリアリティにまず驚かされ、期待感が一気にアップ。 そしてメイン展示室。中央には巨木が立っていて、よく見ると幹にはカブトムシやクワガタ、セミなどが留まり、枝にはりすの姿がある。根元にはさまざまなきのこが生え、地中にはカエルやモグラの姿も見られる。ここで30分おきぐらいに「森の営み」のようなプログラムが上映される。巨木の背後にずらりと並ぶモニター、その右上部に配置された虫眼鏡型のスクリーン、そして巨木そのものが連動したプログラムで、四季の移ろいにともなって巨木は葉の色を変え、スクリーンにカブトムシとクワガタの決闘が流れれば、巨木に留まった虫たちも角を動かす。あまりの凝ったプログラムに、子どもたちのみならず、わたしまで魂を吸い込まれたように見入ってしまった。動きたい盛りの次男ですら、身じろぎ一つせず見つめていた。昆虫好きの長男が夢中なのは言うまでもない。道理で前回ここから帰ってきたルンバが、目をキラキラ輝かせていたはずだ。 そのほかの小展示室も凝っていた。きのこの生態を展示する「博士のきのこ研究室」、特用林産物と生活の関わりを食・毒・薬のテーマで取り上げ、レストラン形式で紹介する「森のレストラン」などなど。展示のエンディングである「博士のガレージ」には、博士に宛てられたさまざまな手紙が貼られていた。もちろん手書き、筆跡も全部違っていて、博士が本当にいるんだというリアリティが演出されていてうれしくなってしまった。 これだけの展示が無料だというのだから驚きだ。自治体の施設というだけでなめてかかっていたが、すっかり脱帽。実家の所在するこの自治体を、たいそう見直すことになった施設であった。 さて、帰宅すると、夜に弟夫婦がやってくると言う。それを聞いてルンバのテンションはまたもやヒートアップ。いまかいまかと待ち続け、彼らがやってきたら飛びついて「あそぼう!」。特にルンバは弟のお嫁さんが大好きなのだ。今回も彼女を居間の隣の和室に連れて行って戸を閉め切り、独占して遊んでいた。しかし彼女、年末風邪を引いてしまったそうで病み上がり。体力を消耗するルンバの相手をそうそうしてはおられず、ルンバの不満そうなこと。キミは本当に彼女が大好きなんだねぇ。 そんなこんなで夜も更けて、弟夫婦はぐったり疲れて帰って行った。いつもどうもありがとう。ルンバはと言えばまだまだ興奮覚めやらず、絵本を何冊も読んで、23時過ぎにようやく眠りに就いたのであった。今日も1日長かった…。(ルンバ4歳3カ月/パルタ1歳3カ月)
2005年01月04日
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少し早いクリスマスパーティーが近所のママ友達宅にて開催され、家族全員で参加してきた。毎度のことだが、集まる集まる、総勢8家族40人弱。 料理は持ち寄り。わたしは「ほうれん草ときのこのキッシュ」と、「鶏胸肉の香味焼きサラダ仕立て」の2品を持参。これらの料理、実はどちらも初めて作ったんである(こわすぎ…)。だから、うまくできるかなあとドキドキもん。そうしたら案の定というか、キッシュのパイ生地(…冷凍シートだが)がふにゃふにゃに。「うわー失敗したー」と狼狽したのだがやり直す時間などなく、無意味にあわてて新たにスパニッシュオムレツなど焼き上げてみたりと挙動不審ぶりを全開にしていたら、昼寝していた夫が起きてきた。 べそをかきながら「キッシュ失敗しちゃったよ~」と言うと、「え~、大丈夫だよー」と言う。 念のためスパニッシュオムレツも持って行こうかと思ったが、「キッシュと思いっきりかぶってるじゃん」と一蹴され、オムレツは自宅用にすることにした。はー。初めて作る料理を持って行こうとするもんじゃない。 どうにか支度をして会場へ。キッシュ失敗騒動のおかげで少し遅れてしまったが、着いてみると早いほう。みなさん40人弱分の料理を作るのが大変で遅くなったもよう。お店を開けるほどマドレーヌを焼き上げてきた人、パンを焼いてきてくれた人もいた。ひー、こりゃ1日仕事だったでしょう~。「まずかったら残してくださいぃぃ」 と言いながらキッシュを出したんだけれど、どうにか大丈夫だったようで、「おいしい!」と言ってくれた方も。ああホッとした…。 もう一品の「鶏胸肉の~」のほうもなかなか美味。オリーブオイルにつけ込んでおいた鶏肉はとても柔らかかったし、バルサミコ酢、オリーブオイル、トマト、バジルで作ったドレッシングの味もいい。また今度家で作ろう。 子どもらはと言えば文字通り上へ下への大騒ぎ。ルンバは戦い仲間の男の子たちと一緒に出窓を劇場に見立て、ヒーローショーをやっていた。ただし2人ともヒーローで、見えない敵と戦っていた。はじめは場所見知りしていたパルタも次第に調子が出てきて、最近お気に入りの乗用玩具にまたがって、小粋にドライブに出かけたりしていた。 なにより驚いたのはパルタの食欲。パン、それもフランスパンを気に入ってを何個も食べ続けたんである。確かにすごくおいしいフランスパンだったのだが…。そうかと思えばデザートのゼリーに恐ろしいまでの食いつきを見せ、最初から最後まで食べっぱなしであった。ああ末恐ろしや。 たっぷり遊んでたっぷり食べて、どっぷりと夜も更けた頃、帰途についた。ベビーカーに乗せた瞬間に、パルタは撃沈したのであった。(ルンバ4歳2カ月/パルタ1歳1カ月)
2004年12月11日
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近所の児童館で「こどもまつり」をやっているというので、家族全員で繰り出した。 実は児童館のイベントと聞いて、館内でやっているこぢんまりとしたお祭りを想像して出かけたんである。どっこい、いざ行ってみると、児童館の前のスペースから隣接した公園までを貸し切って行なわれる大々的なお祭りで、びっくりした。模擬店もいろいろあるよ~。手作りのジェットコースターなんてのもある! もちろんルンバは大喜びである。 パルタが焼そばの虜になってキャベツと豚肉以外ほとんど一人前を平らげている間に、巨大なビニールを空気で膨らませたハウスみたいなところに入って遊び倒してきたルンバ。時間無制限なのをいいことに、いつまで経っても出てこない。やっと出て来たと思ったら、「どこでシャワー浴びてきたんですか?」ってくらいに汗で髪がぐっしょり濡れていて笑ってしまった。どんだけはしゃいできたのか想像がつくというものである。 焼そばもお好み焼きもどら焼きも、家庭の味、手作りの味という感じでやさしい美味しさ。子どもたちが夢中になるのも無理はない。パルタは延々食べ続けていた。彼の食欲はまったくとどまるところを知らない。 さて、さんざん遊んでお祭りも終わりに近づいたところで、「抽選会が始まりまーす!」 とのアナウンスが入った。わらわらと皆がそっちへ移動する。 ルンバに「抽選会が始まるんだって。行こう」と声をかけると、「えっ、うちゅうせんかん?!」と目を輝かせる彼。「違うよ、ちゅ・う・せ・ん・か・い!」「えっ、うちゅうせんたい?!」 違うって! 戦艦から戦隊って、増えちゃってるし!! 「抽選」の意味がわからないので結局「抽選会」という言葉が理解できなかったルンバ、どんなに楽しいことが始まるんだろう?と思いながらとりあえず会場に行ってみるも、彼の期待にはかなわなかったもよう。 途中でふっと姿を消したかと思ったら、店番が抽選会に行ってしまったために無人となった出店で、一人勝手にゲームを楽しんでいたのだった。こらこら。(ルンバ4歳1カ月/パルタ1歳0カ月)
2004年10月31日
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ずいぶん以前にわたしと夫が勤めていた会社の先輩女性が結婚されるということで、二次会に呼んでいただいた。子どもらも連れてぜひ家族で!とのお言葉に甘え、家族参加してきた。 なにせパーティーだ。会場にはきれいに着飾ったお姉さんがいっぱい。ルンバがはしゃがないわけがない。最初こそ顔見知りの男性に抱っこしていた彼、ふと気がつけば初対面のお姉さんたちのところにずかずかと入り込み話し込んでいる。会話に耳を傾ければ、保育園のクラスメートの話をしている。そんな話、わかんないってば。 挙げ句の果てに「ルンバくん、おいで~」と言われてダッシュにジャンプで飛びつくありさま。にこにこして抱きついて、子ども好きだという新郎が「こっちにおいで」と言ってもなかなか行こうとしない。4歳でも男は男、やっぱりきれいなお姉さんが大好きなんである。 一方のパルタ、最初はベビーカーにちょこんと座って周囲から「おとなしいねえ~」と感嘆の声が上がっていたのだが、やがて下ろせ下ろせと騒ぎだした。ベビーカーをたたんで下ろしてやると、折しもビンゴ大会が始まった。自由の身となったパルタは、なぜだか司会の方々が立つ中心部へ歩いて行こうとする。何度連れ戻しても、吸い寄せられるように中心に向かう。しまいには「ええい、まどろっこしいわい!」とでも言うように、あんよから高速ハイハイに切り替えて移動しだした。なぜキミはそうまでして中心に向かうのか。そこに何があるというのか。 パーティーだったので抱っこひもは持参しておらず、 暴れるパルタを必死で押さえ続けてすっかり腕が疲れてしまった。しかし当の本人は周囲から「かわいいね~」と言われてにっこにこである。ただし「抱かせて~」と抱き上げられた途端に見る見る顔が曇り、「ママママ~~」とわたしのところに戻りたがる後追いパルタなのだった。やれやれ。 ともあれ、Tさん、ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに。(ルンバ4歳0カ月/パルタ1歳0カ月)
2004年10月24日
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さて、本日はサッカー観戦に出かける。エスパルス対ヴェルディの試合だ。お友達一家もお誘いして一緒に行くことになったので、せっかくだからと早めに集合してランチすることにした。目指すはアメリカンな本格ハンバーガーの店。子どもたちはもちろん大喜びである。 大人3人に子ども3人でどやどやとタクシーに乗り込み、店に到着。以前わたしたちが行ったときには混んでいて、仕方なくテイクアウトしたのだが、今回はラッキー! 空いている。店内で食べられるぞ~。 ランチプレートのハンバーガーセットやらビーフシチュープレートやらを頼み、しばし待つ。さすがアメリカンな店、ランチについているドリンクも大きい。店内はハロウィンの装飾がいっぱいで、ルンバは「かぼちゃおばけがいっぱい~♪」とうれしそう。一方で1歳半年下のまめくんに話しかけては笑っている。 ハンバーガーは美味だった。ルンバもハグハグ一生懸命食べていた。まめくんとパルタはフライドポテトの虜。パルタが食べるようにとライスとマッシュポテトがついているビーフシチュープレートを頼んだのに、それらを口に入れると怒るんである。「どうしたの~?」とポテトを差し出すと機嫌が直る。そんなにポテトが好きですか。 満腹になったところで競技場へ。ゴール裏自由席だ。試合開始の30分前には応援が始まった。こんなに近くで見るのは初めてと、友達一家は目を輝かせている。とっても楽しかったのだ。 ところが。 シュート数5本対30本って、どういうことでしょうか。それは果たしてJ1同士の試合なんでしょうか。 数字が表わす通りのひどい内容で、あれだけやられてよく4失点で済んだという感じ。結局一度も清水のゴールシーンを見ることなく、試合が終わってしまった。友達一家にぜひとも得点後のゴール裏を味わせてあげたかったのに。あれを一度体験すると、応援がいっそう楽しくなるのに。 すっかり意気消沈、疲れ果てて帰宅した。ところでスタジアムのあちこちで見かけたチームマスコットのパルちゃんのパペット、とっても可愛い。売店に駆け込んだら、とっくに売り切れだった。いつか手に入れてやる。(ルンバ4歳0カ月/パルタ1歳0カ月)
2004年10月23日
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更新が滞っているうちに、はや2週間……。日記をちゃんと書いてもいないのに、コメントが20も。みなさま本当にありがとうございます。ようやく日記を追加しました。* * * *26日、ルンバが4歳の誕生日を迎えました。身長が生まれたときの約2倍になった。ポコンと出ていたおなかがすっきりして、ずいぶんと少年らしい容貌になった。気がつけば、おとなと普通に会話ができるほど、言葉が達者になっていた……。もう4歳なんですね。この4年間、あっという間でした。ルンバが「ありがとう」「だいすき」と素直に言ってくれるのを聞くたび、彼のそういう素直さをできるだけ守ってあげたい、そのためにはわたしが些細なことでイライラしていてはいけないなと反省します。今年のお誕生日は週末だったので、土日かけてゆっくりお祝いしました。例のごとく日記をためまくっているので、詳しくは改めてアップしますが、まずは取り急ぎ、ルンバ4歳のご報告まで。お祝いメッセージをくださったみなさん、ありがとうございました!毎年ネットのお友達からもたくさんの祝福を受けて、わたしたち親子は本当に幸せ者です。* * * * ……ここからが26日の日記。 朝、起きると雨だった。頭を抱える。 ルンバ4歳の誕生日である今日、実は近くのお祭りでデカレンジャーショーが開催されるとの情報をキャッチし、ルンバが喜ぶだろうからと出かける予定にしていたのだ(無料だし)。しかしなにせ屋外の催し。雨の中パルタも一緒に連れてお祭りに行く気にはなれない。 しばらく様子を見たけれど、やみそうにない。そこで急きょ、予定変更。ちょっと遠出することにした。 こだわりの玩具を置くお店で知られるボーネルンドが運営する遊び場が、この夏にオープンしたという知らせが届いていたのを思い出したのだ。行ってみることにしよう。 ふにゃふにゃ寝ぼけている夫を起こして事情を話し、すぐに支度をしてもらう。同時に子どもたちを起こして着替えさせた。出かけるのは早いほうがいい。家族そろっていそいそと駅に向かい、電車に乗り込んだ。 現地に着いたのはお昼少し前。「おみせでハンバーグがたべたい!」というルンバのリクエストに従い、ハンバーグが食べられそうなお店に入る。サラダバーが売りの某レストランチェーン。ところがルンバ、リクエストしておきながらハンバーグをあまり食べない。なんなんだこら。誕生日であることを告げるとケーキとポラロイド写真撮影、店員さんによる歌のサービス。ちょうど隣の席にいた家族も女の子のお誕生日だったようで、2家族連続で歌を歌ってもらい、店内で注目の的。 ルンバが食べない一方で驚くべき食欲を発揮したのはパルタだった。彼が食べられそうなものを片っ端から皿に盛ってきたら、次から次へと食べること。多分いまルンバよりパルタのほうが食べる量が多いんじゃないか。 おなかが膨れたところで、やっと本来の目的地「あそびのせかい」に向かう。ボーネルンドのショップに遊び場が併設されている形。ものすごくたくさん人だかりになっているなあ……と思って受付に行ってみたら、60分待ちとの看板が立っていた。ヒョエ! 確かに今日みたいなお天気の悪い日には、こういう屋内の遊び場は混むよなあ。「60分」の数字にゲンナリはしたものの、せっかく来たのでもちろん待つ。待っている間はショップの中でおもちゃの見本をわたり歩いて時間を潰した。そうしてようやく順番が回ってきて中に入る。 これは楽しい! 木製のおままごとや木の電車みたいな小さなおもちゃもあるのだが、なんといっても楽しいのは大型遊具が充実していること。トンネル状のエアマットみたいなもののなかに入ってゴロゴロゴロ……と転がったり、ポンポンはねるトランポリンのようなものがあったり、フワフワのながーいエアマットの上を走り回ったり……。大いに身体を使って遊べるのである。入場制限をしているので中はほどよく空いており、危険なこともない。よくよく見ればお砂場まであるじゃないか! パルタが遊べるスペースもちゃんとあった。赤ちゃんのスペースには大きなふかふかのぬいぐるみがたくさん敷き詰められている。壁には道路の絵が描いてあって、マジックテープで車をくっつけられるようになっていた。 入場した瞬間からルンバは目を輝かせて片っ端から各コーナーを制覇していく。しかしパルタは最近どうも場所見知りをするようで、しばらくの間かたまって動こうとしない。ようやく動き始めたのは1時間くらい経ったところ。エンジンかかるのに時間がかかるパルタなんである。 2時間弱くらいは遊んだだろうか。汗だくになり「まだあそぶ!」と言うルンバを説得して、ようやく帰途に着いた。帰る道すがらルンバは何度も「きょうはたのしかった~!」と噛み締めるように言っていた。そんなに喜んでくれて、来たかいがあったよ。よかったよかった。 けれども正直、付き添いの我々大人は疲れました……。どっぷり疲れて家に着き、夕食を食べようとしたそのとき、ドアのチャイムの鳴る音が。出てみれば宅配便。金曜夜にネットで発注したルンバの誕生日プレゼントが届いたのである。大きな箱を見て「これ、ルンバくんのプレゼント?!」と 喜ぶルンバ。早速箱を開け、熱中して遊び始めた。誕生日当日には間に合わないかと思ったけれど、ショップさんが素早い対応をしてくれたので助かった。 週末だったおかげでいろいろ充実した誕生日となった。ともあれルンバ、4歳のお誕生日おめでとう! 気を持たせるようで申し訳ありませんが、長くなってしまったのでプレゼントについては別途書きます。(ルンバ4歳0カ月/パルタ11カ月)
2004年09月26日
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あらまた休みですか、の祝日。子どもらが少しゆっくり寝てくれたので朝寝坊して起きだして、外に繰り出す。ルンバが自分の自転車に乗りたいというので、わたしたしは歩いてお供だ。もちろんパルタはベビーカー。 まずは食事でもと、近所のイタリアンレストランへ。初めて入る店だ。フルーツトマトとモッツァレラのマルゲリータ(ピザ)、エビとフレッシュトマトのパスタ、イベリコ豚のペッパーソテー バルサミコ酢添えをオーダーする。 ルンバはマルゲリータがいたくお気に召したようで、一人で半分ほどを平らげた。ピザ生地はふかっとしたパンタイプ、でも表面はパイのようにカリッとしている。どうもルンバ、この生地に魅せられたらしい。 予想外にルンバがピザをたくさん食べたので、わたしのおなかは大ピンチ。パスタもピザも女性一人前にちょうどいいくらいの軽めの量なので、夫と2人でピザの残り半分とパスタをシェアしたのでは、大食らいのわたしにはまるで足りないのだ。メニューの選択も店の選択も失敗したかも~と悔いているところに、「本日のシェフのおすすめ料理」から選んだイベリコ豚のペッパーソテーが運ばれてきた。 降伏。 店の選択に失敗したかもなんて言ってごめんなさい。 イベリコ豚をご存じない方は、まずはこちらをご覧あれ。イベリコ豚の脂は、人間の体温と同じ37度で溶けるという融点の低さが特徴。一切れ頬張ると、フアーッと溶け出した脂が口のなかいっぱいに広がるんである。その脂はほんのり甘く、きわめて芳醇。こんなにおいしい脂身を食べたのは初めてだ。この一皿を食べられただけで、腹はたとえ十分に満たされずとも、後悔の気持ちなど吹き飛んだ。ああ~、しあわせ……。お値段はそこそこしましたが(その一皿で1700円くらい?)。▲これがイベリコ豚だ!! さすが楽天さん、売ってました! うっとりしながらルンバを自転車に乗せ、公園に向かった。着いてみると同じ保育園のYくんを発見。このYくんとルンバ、赤ちゃん時代は一番の仲良しだったのに、大きくなるに連れあまり遊ばない仲になってしまった。でも公園で2人で会うとなると話が違うらしい。お互いの姿を見つけるなり仲良く遊び始める。 けれどもYくんファミリーはほどなく帰ってしまった。すると今度は近所の友だちAちゃんを発見。微妙に絡みつつしばらく遊ぶ。パルタはパルタでベンチでつかまり立ちしたり、ブランコに乗ってキャッキャと喜んだり。やがてAちゃんが帰るというので、わが家も撤収することに。普段だったら帰る途中で「もうつかれた~、じてんしゃおして~」と言うルンバ、同じく自転車で来ていたAちゃんと競走しながらだったので、信じられないほどスムーズに公園の出口までたどり着いた。ありがとうAちゃん。 そんなわけで満足、満足の帰り道。しかしルンバ、きみはナゼ、赤ちゃんのころからの友だちであるAちゃんの名前を覚えていないのか。つくづく、人の名前を覚えるのが苦手な子なんである。(ルンバ3歳11カ月/パルタ11カ月)
2004年09月23日
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来週に迫ったルンバの誕生日プレゼントを選びに、家族そろって某おもちゃ屋さんへくり出す休日。店内に一歩足を踏み入れるなり、誰より目を輝かせたのはわたしかもしれない。なんて魅力的なおもちゃの数々なんだあ。木製玩具を中心に、こぢんまりとした店内におとなも遊びたくなるような素敵なおもちゃが所狭しと並べられているのである。 もちろんルンバもジッとしてはいない。すぐにサンプルで遊び始める。そう、今回このお店に来たのは、ルンバがこれらのおもちゃでどんな風に遊ぶのかを見たかったからでもあるのだ。 もともとプレゼントはネットで買おうと思っていたが、目の前に並ぶ品々に魅了され、この場で買ってもいいかも~と思い始めた。しかし一向に決められない優柔不断なわたし。夫に意見を求めるも、いまいち参加してくれない。さて、どうしたものか。 おもちゃの前でうんうん唸っている間に時間はどんどん過ぎ行く。気が付けば1時間半以上経っていて、しびれを切らした夫に「もう帰ろうよ」と言われる。この分だと決められそうもないので、ちょっとした小物をお土産に買い、渋々店を後にした。なにしに行ったんだか。 しかしせっかくお出かけしてきたので、このまま帰るのはもったいない。いつもすぐに「疲れた」「眠い」を連発する夫は家に帰るつもりだったらしいが、「子どもたちが遊び足りないだろうから」と説得して近くにある小さな動物園に行くことにした。到着したのは閉園1時間ちょっと前。けれどもここは本当に小さな園なので、それだけあれば十分まわれる。昼間は大勢いたであろう家族連れの大半が帰った後だったので園内はとても空いており、ゆっくりと見ることができた。 ひととおり動物を見終えると、ベンチで横になる夫にパルタを託し、ルンバと二人で園内のミニ遊園地へ。ティーカップや汽車などに乗る。ルンバはこわいものなしに見えて意外にこわがりなので、乗った途端に「降りる~!」と泣き出しやしないかとハラハラしたが、「ぼく、おおきくなったから、こわくないもん!」と楽しそうである。 充実の1時間を過ごして閉園時間を迎え、どっぷり疲れて駅に向かう。駅に近付くにつれ、なんだか夫が挙動不審だ。一体どうしたのかと思いながら様子をうかがっていると、駅を通り過ぎて行ってしまう。しきりに辺りを見回している。もしかして? 疑問に思って聞いてみたら思った通りだった。ここらには「行列のできる名物」として有名なメンチカツが売られているのだ。夫はその店を探していたのである。 たどりついてみると数十人がずらりと並ぶ行列に遭遇。ぎょっとして思わず「これに並ぶの~?」 と悲鳴に近い叫びを上げたら夫、「せっかく来たんだから」。 夫とわたしの「せっかく」に価値観の違いが表れている気がして笑ってしまった。いえ、もちろんわたしだって好きですよ、メンチカツ。しかも松坂牛を一部使っているっていうんだから。 思ったよりも列の進みが早い。しかし並んでいる間にルンバが睡魔に負けてダウン。仕方がないのでパルタを抱っこひもにおさめ、空いたベビーカーにルンバを乗せた。そして40分ほど並んだところで見事メンチカツを購入。夫はうれしそうに揚げたてのメンチカツを1個頬張る。「んー、ジューシー」 うれしそうである。 はじめのおもちゃ屋さんですっかり不機嫌になり、動物園で疲れ果てていた夫であったので、これだけ上機嫌になってくれるのなら40分並んだかいもあったのかもしれない。 帰宅後、存分にいただいたメンチカツは、肉汁がたっぷり封じ込められた濃厚な味で大変おいしゅうございました。 それにしてもルンバのプレゼント、どうする?(ルンバ3歳11カ月/パルタ11カ月)
2004年09月20日
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おいしいうどんが食べたいと夫が言うので、家族4人で繰り出す日曜日。行く途中でパルタが寝てしまったため、店内唯一の座敷席が空くのを待つ。後から後から来るお客さんに「(わたしたちが待っているのに)いいんですか?」と確認され「お先に」と頭を下げられながら待つこと数十分。ようやく座敷席が空いたと思ったらパルタが目を覚まし、だったら椅子席でもよかったかもしれないと心の中でうなだれる。 でもまあ椅子だとパルタが落下しないか目を光らせていなければならないので、座敷でよかったのだろう。けれど目を覚ましたパルタはいたずらモード全開で、食事をするのは至難のワザ。仕方ないので、とにかくあわててうどんをすする。オーダーしたのは、釜揚げとざる。コシがあっておいしかったが、パルタの世話をしていたわたしは釜揚げをあまりすすることができず心残り。デザートに頼んだわらびもちがほんのりした甘さで美味だった。しかしパルタはよく食べたなあ! ルンバよりたくさん、うどんを食べたんじゃないか。 食べたらとにかく撤収、撤収。 あわただしく食事を済ませると、かねてから買わねばと思っていたルンバの長靴と、保育園用の帽子を買いに行く。これまたドタバタ買い物を済ませ、ルンバの「こーえん!こーえん!」コールに負けて公園に向かった。ルンバがいつもサッカーの練習をしている公園だ。 到着するや、大喜びで遊びはじめるルンバ。しばらくすると保育園で同じクラスのAくんが自転車に乗ってやって来た。「あっ、Aくん!」 ルンバが追うと、自転車で逃げだすAくん。なぜだかAくんは公園中をぐるぐる回って逃げるので、ルンバは必死に追いかけて走る走る。よくもそんなに走れるものだ。相変わらず体力がありあまっている。 やがて目を覚ましたパルタをブランコに乗せたりしつつ、しばらく遊び、帰途についた。 この週末はご近所デーでありました。(ルンバ3歳11カ月/パルタ10カ月)
2004年09月12日
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どうしても行きたいテーマのシンポジウムがあって、夫に子ども2人を託し昼から外出した土曜日。シンポジウムが終わるとその足で単身、味の素スタジアムに急ぐ。目的はナビスコカップ準々決勝 清水エスパルスVS東京ヴェルディ1969の観戦だ。 どんより曇り空の続いた1日だったが、なんとか降られずに夕方までもった……と安堵した矢先、電車に乗る駅に着いた途端に地面を激しく叩くどしゃ降り。その後は降ったりやんだり……。ともかく夫が子どもたちを連れてスタジアムに向かっているので後戻りすることもできない。幸い目的地の飛田給駅に着いたときには小降りで、ほとんど濡れずにスタジアムへ。試合開始直後くらいのタイミングでたどり着くと夫がパルタにせっせとご飯を食べさせていた。「ママ~! まってたんだよぉ!」 とルンバの熱烈歓迎を受けながら、席に座った。上に屋根があるギリギリの席で、風向きと雨量によっては濡れる。後半に入って雨が激しくなってきたので、パルタを連れて避難。最後部の通路で立ち見だ。 と、パルタが抱っこひもの中で暴れだす。どうやら眠いらしい。 眠いときのパルタはこのごろ理不尽だ。抱っこしてほしいと猛烈アピールするくせに、いざ抱かれると「オレを自由にしろ!」と言っているかのごとく暴れる。抱っこひもにおさまりながらも両腕を突っ張って、わたしの胸から自分の身体を引き離そうとする。女心さながらに赤ちゃん心もなかなか複雑なのかもしれないが、無茶言っちゃいけませんって。 辺りを歩いたり揺さぶったりしているうちに、やがて寝てしまった。ふぅ。 それにしても大変疲れる試合であった。落雷と雨のために後半開始が20分も遅れ、90分では勝負がつかず、Vゴール方式の延長戦へ。こんな雨の中、赤ん坊を抱いて立ち見しているんである。なんとしても勝ってもらわなくちゃと声を振り絞って応援していたのに、選手交代を重ねるたびにショボいサッカーになっていったエスパルス、結局は負けてしまった。 たとえどんなに遠く困難な道のりだって、試合に勝ってくれさえすれば、疲れたりなどしないのだ。でも、負けてしまってはね……。夫と2人うなだれる帰り道。パルタはそのまま自宅最寄り駅に着くまでぐっすり眠りっぱなしでありました。 ところで本日、子ども2人連れての移動を初めて体験した夫。わたしがいないのでパルタがぐずるんじゃないかと思いきや、自宅を出発するやいなやパルタが寝てしまい、なんの苦労もなく目的地までたどりつくことができたそうな。でもって、夫は今日初めて抱っこひもでパルタを抱いて移動したのだが(子ども2人いままで育てていて、抱っこひもはなんとまるっきり初めてなのだ。そんなもんですか?)、「どうだった?」と聞いたら、「(パルタは、わたしが)言うほど重くないじゃん」 との答え。 約10kgのパルタをいつも抱いて歩いて、わたしの肩やら背中やらはボロボロです。そんなに軽く言うなら、たまには抱っこ役代わってください。 って以前頼んだら、「かっこ悪い」で一蹴されたことがありましたっけね(怒)。まとまりもなく終わる本日。帰宅したらパルタが絶好調で遊び始めた。夜は長い。(ルンバ3歳11カ月/パルタ10カ月)
2004年09月04日
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ママチャリ並みのスピードの台風がのんびりやってきているという週末。朝の段階ではまだ雨が降っていなかったが、これから降る模様。空には重い雲がたちこめている。なんとか夕方までもってくれないかなあ。 ……というのも、今日はルンバとプラネタリウムに行く約束をしているのだ。来週はほかの予定があるので、今日行っとかないとマズイんである。 ことの発端は保育園の前の掲示板に貼られた1枚のポスター。「あっ、きょうりゅう!」 どうやら夏休み期間中、プラネタリウムの特別プログラムで30分ほどの恐竜映画を上映しているらしく、そのポスターが掲出されていたのだった。 あまりに一生懸命ルンバがそのポスターを見つめているので、「今度連れて行ってあげようか?」 と言ったら大喜び。今すぐにでも行こうという彼に、「今度のお休みに行こうね」 と伝えると、以来毎朝起きるたびに、「きょうは、おやすみ?」 と聞かれるほど、ルンバは楽しみにしていたんである。なにせ全然関係ないサッカースクールの時にも、コーチに向かって突然「ぷらねたりうむに、きょうりゅう みにいくんだよ!」と話しかけるくらいに。 目が覚めて今日がお休みだと知るとルンバは飛び上がって喜んでいる。「きょうりゅうだー、きょうりゅうだー!」 上映時間は13時30分から1時間。わが家からそのプラネタリウムへは、自転車じゃないとちと遠い。なんとか天気がもちそうなので、一家4人そろって自転車で出かけたら、ほどなくしてごく小さな雨粒がポツリと落ちてきた。うわああん、降ってきたー。 しかし目的地までは微妙に降っているくらいの状態で着くことができて、ひとまずホッとする。おなかが空いていたので併設されている喫茶店でなにかつまもうかと思ったら満席だった。昼時だもんなあ。 仕方ないのでプラネタリウム終了まで我慢することにして、同じ建物の中の図書館で開始時刻まで時間をつぶす。絵本コーナーにいたら、近くにいる子ども一人ひとりに「ルンバくん、これから、きょうりゅうえいが みにいくんだよ!」と自慢してまわっている我が息子。これこれ静かにしてなさい。 開始時刻が近づいてきたので図書館を出ようと歩きだすと、すれ違う大人一人ひとりにまで「ぼくね、これから、きょうりゅうえいが、みるの!」と話しかけている。ルンバの場合、少しは「人見知り」ということを学んだほうがいいんじゃなかろうか。 さて、お待ちかねの開始時間。プラネタリウムの中に入る。パルタがぐずりそうならわたしは外で待っていようかと思ったが、大丈夫そうなので一緒に中へ。すると夫が「オレ、プラネタリウムって生まれて初めてなんだよなあ」 と言うので驚く。そうなの?! わたしは小学生のころ、友達同士でよく行っていた。近くに科学文化センターというところがあったのだ。今日はなんか暇だねと思うとフラッと行く、プラネタリウムはわたしたちにとって、そんな感じの身近な場所だった。田舎だったからプラネタリウムに行かなくなって、天気のよい日の夜空を見上げれば空を埋め尽くすような星を見ることができはしたのだけれど、なんだか好きだったのだ、プラネタリウム。 しかしわたしとて久々のプラネタリウム。何年ぶりだろう? 下手すると10年ぶりくらいかもしれない。ルンバに負けず劣らず、わたし自身ワクワクしながら始まりを待つ。 いよいよ始まりだ。ほんのり暗いなか、ドームに太陽が映し出される。まずは日の入りの様子から。すーっと墨を流したように暗くなっていく場内。その暗闇に誘われるかのように、パルタがふーっと眠ってしまった。夜になったと思ったんだろうか。 そうして真っ暗な空に、星が光り始めた。隣の人の顔も見えないほど真っ暗なので、ルンバが泣き出してしまうんじゃないかと気が気でなかったが、意外にも星に釘づけで怖がる様子がない。最初の30分はいま見える星空の説明。後半少し退屈してはいたものの、ルンバは騒ぐことなくよく聞いていた。 後半30分はお待ちかね恐竜の映画だ。彗星の接近に伴って、田舎の小学校になぜか恐竜が現れる……というストーリー。ちょっとチープなCGなんだけど、ルンバには迫力十分。プラネタリウムのドームいっぱいに映し出される映像は、目の前に本当に恐竜が飛び出してくるみたいな臨場感があって、ティラノサウルス・レックスがガオーーッ!と牙をむきだして吠えるたびに、ルンバは「ひいいい」と両手で顔を覆う。でもその指の隙間から懸命に画面を見つめていて、笑ってしまった。 彼にとって印象的だったのは、プテラノドンが恐竜の赤ちゃん(名前がわからん…)を連れ去ろうとするところ。あわや連れて行かれそうなところを、お母さんがしっぽでやっつけて救うのを見て、「よかったねえ」と胸をなでおろしていた。 あっという間の30分。かなりの大音量だったのにパルタは最後まで寝ていてくれて、のんびり見ることができた。そしてルンバはもちろん大満足。「おもしろかったねえ~! またみたいなあ」 と何度も映画を思い起こしていたのだった。(ルンバ3歳11カ月/パルタ10カ月)
2004年08月28日
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朝、ルンバが寝室から「いまね、まっくろすけ(まっくろくろすけ)がいたんだよ~~~~!」 と叫びながら起きてきた。「じょわじょわじょわーーって、でてきたんだよ!」 夢でも見たのだろうか。それとも本当に見た? さて、今日は夫が草サッカーの試合に行くという。会場が近所なので一緒に行く予定だったが、昨日からどうも頭痛がおさまらない。目の奥がズキンズキンと痛むのだ。睡眠不足だろうと思って昨日は早寝したんだけどなあ。 どうにも起き上がれずに布団の中で夫を見送り、ルンパルと一緒にしばらくごろごろする。が、夫が出かけて少しすると、頭痛がすっと引いた。ほんの少しだが二度寝したのが効いたらしい。 目覚めてみればエネルギーの有り余った子どもたち。 ……行くか。 バタバタ身支度を済ませて出かけることにする。途中で昼食を仕入れて持って行こう。試合が終わるまでには着くだろう。 そう思って外に出たら、愛用の電動自転車がこつ然と消えていた。ヤ、ヤラレター! どうやら夫、わたしたちがどうせ外出しないんだろうと思ったらしく、電動自転車のほうに乗って行ってしまったらしい。一声かけてくれよー。 仕方ないので普通の自転車に乗って出かける。電動じゃない自転車で3人乗りするのは初めてなので不安だったが、最初こそハンドルがふらついたものの、やがて慣れた。が、行きは下り坂なのでいいものの、もしも夫に巡り会えなかったら、この坂を上ることは不可能だ。なんとしても夫とすれ違わないようにしなければっ。 公園に着き、サッカーグラウンドへ。いたいた、夫がいた。ひとまずホッとする。 手下どもを引き連れてグラウンドに入ると、すぐに夫がわたしたちに気づいた。とりあえず、ベンチに座ってひと休みだ。 試合中のグラウンドを走る夫の姿を見つけたルンバ、「パパー! パパ、がんばれー!」 と可愛い声援を送っている。息子の応援ってうれしいんだろうな。少し振り返り、にっこり笑って手を振っていた。 20分ほどして試合は終わり、グラウンド使用時間も終了。次の人たちが来ていたのですぐに場所をあける。夫が着替え終わるのを待って、アスレチック広場横の芝生に移動。ルンバお待ちかね、お弁当タイムである。 と思ったら、お弁当より先に遊びに行ってしまうルンバ。仕方がないので先に支度をしていたら、「ママー!」と叫び周囲をキョロキョロ見回すルンバの姿。迎えに行くと、「ママ、いないんだもん。ルンバくん、ひとりぼっちで、まいごになっちゃったよ。ごめんなさいは?」 と怒られてしまった。キミがとっとと遊びに行っちゃうからじゃないか。 あらためてお弁当。パルタには持参した離乳食を与える。食べ終えると再びアスレチックに向かうルンバ。そこで寝転がっている夫にパルタを見ているよう頼み、ルンバにつきあうことにした。小さい子向けとはいえアスレチックなので、おとながついていないとルンバは十分に遊べないかなと思ったのである。 夫が熟睡している間にパルタが脱走……ということのないように、時折夫たちのほうを見ながらルンバと遊ぶ。ルンバがパルタくらいの時にはとにかくジッとしていなくて、屋内だろうが屋外だろうがハイハイでどこまでも行ってしまっていたので、最初は警戒していたのだけど……どうやらパルタ、シートにどっかりと座ったまま動く気がないらしい。その場で夫と遊んではいるけれど、シートの外に出て行く素振りは一度も見せなかった。時々奇声を発して激しい動きはしていたけど、ルンバみたいに「知らない世界を見つけると探険せずにはいられない」というタイプではないんだな、パルタ。 しばらく遊んでいたら雨が降り始めたので、あわてて帰宅。家族そろって布団になだれこみ休憩したのであった。(ルンバ3歳10カ月/パルタ10カ月)
2004年08月22日
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