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2020.08.06

米津玄師さんのＭＶ、ご覧になりましたか。

失った悲しみと、でもそれをただ嘆き悲しむだけでなく

失くしたという事実を慈しみ、やさしく抱いて歩き続けるという

決意の歌と感じました。

思えば、私の今までの人生は

韓流ドラマ並みにタフな日々でした。

いじめられたし、セクハラもされたし、

ハケンで勤めていた会社を、わけわからん理由でクビになったし。

でも特に、大病をしたこと。

それで子供が産めなくなったことは、私の人生設計を大きく変えました。

ひとりっこの私は、

親に孫を見せてあげられなかったことを

未だに申し訳なく思っていて。。。。

っていう文章を打ちながら

今でもウルウルっときてしまいます。

でも、後悔してもうどうにもならない。

病気をしたという事実、定期通院している事実を認めたうえで

今の私だからわかる命の尊さや素晴らしさを

明日の私に伝えてあげたい。

歌詞の中にある

光をうけとめて　跳ね返り輝くクリスタル

君が付けた傷も　輝きのその一つ

という部分。

原石を削って傷つけて輝くクリスタルのように、

私のこれまでの人生で傷ついてきたこと全てが

私を光り輝かせるものになっているはず。

癒えない傷を無理に治そうとしない。

否定せず、愛し、慈しむことで

いつか最後の日を迎えるときに、

少しだけ穏やかでいられるのかもしれない。

そう思わせてくれる一曲でした。