1926223

岐阜の植木屋おくだガーデンのガーデニング庭師日記

そば屋考

山の近くでの作業。とても同じ西濃地方とは思えない。寒すぎる。
雪が何度もチラチラした。

本日もセメント作業が続く。全然硬くならない・・・
現状のコンクリートで作られたものを、「丁寧に壊す」ことは手間がかかる。
想像していた以上に頑丈。

ポストを５基移動するだけで、半日以上かかってしまった。

一行だけのメールをいただく。
「もうそろそろ、どんな「そば屋に」なるか決めないとね」
この何日かこればっかり考えている。今年のテーマにしていいと思う。

いい素材を使った高級なそば屋、立ち喰いそば屋、寂れているような感じだが常連に
愛されるそば屋。遠くから食べに来てもらえるそば屋。会社の側のランチのそば屋。
何となく行ってしまうそば屋。おっちゃん独りのそば屋。チェーン店のそば屋。
何とか賞受賞のそば屋、客席が多いそば屋、カウンターだけのそば屋、老舗のそば屋・・・

植木屋をそば屋に置き換えると、ものすごく色んなものが見えてくる気がする。

７年間「そば屋」をやってきて、自分はどんな「そば屋」何だろう？と考えるのも
おかしな話だが、そこら辺はこれからやっていくにあたり、結構重要だと思う。

カウンターだけの小さなお店ではじめて、ちょこっと忙しくなってきて、人を入れてレジとか
ネギを切ったりだとか、出前とかを他人に任せることが出来るようになった。
今まで待たせていたり、断っていたお客さんに食べてもらえるようになってきたのかも。

とにかく多くの人に食べてもらいたいのか？
常連さんに年一回でもコンスタントに食べてもらうのか？

誰もが美味いと思うそばはありえないし、好みもある。
商品、地域、客層を絞る。

そば道を追求する？

どちらにしてもお店に入ってもらうにはどうしたらいいのか？
が一番大事かも。

今まではお客さんに合わせて、そばを作っていたと思う。過剰に。
それはそれでいいと思う。
うちのスタイルはこれですけど、みたいなそば屋じゃないと潰れていまうかもしれない。

色々深く考えないと。

今日の”四字熟語”は　そば屋考　としよう。

アパートの改修工事も最終日にしたいが、微妙な感じ・・・

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