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自然育児友の会、今月のお茶会は10名でホメオパス李先生を囲みました。すでにユーザーの方がほとんどだったので、具体的な質問が次々と。・こどもに選ぶときの注意点・レメディを足すか変えるかのタイミングとコツ・各会社のレメディで効果は違うの?・家でみていいのは何日まで?病院へ行くタイミングは?・個人セッション、体質レメディってどんなもの?などなど。李先生は、家で使うセルフケアには一人一冊ノートを用意することを勧めておられます。その都度、症状を箇条書きにして→本のレパトリーでひいて→何度も出てくるレメディを見つけ→マテリアメディカを読み込んで、もっとも合ったものを一つ選ぶという手順を踏みます。これをノートに書き留めておくと、症状の経過が残るので、あとで病院にかかる時にも役に立ちますし、同じ症状が出たときに振り返ることもできます。うちでもやっていますが、こどもが病気のときって、ずっと看ているようで案外もんもんとして、思考能力が落ちていることもあるものです(苦笑)記録を残しながら書くことで一旦、冷静さを取り戻すことができるようにも思います。「ひとりで抱えない」ことが大事、という話も。もんもんとしているとき、だんなさんのひとことで突破口が開いた、という話には、うちもうちも!の声続出!!「熱が高い・・・どうしよう・・・。」「いや、表情は元気じゃない!?」「熱があるけどホメオパシーでがんばりたい。」「いや、病院につれていくべきだよ。」夫婦が二人でいる意味って、一人で抱えないで済む、というところがあるそうです。お茶会のメンバーや、信頼できる専門家とシェアするのも、ひとつの手ですよね。優先すべきは、親の心配や希望ではなくて、こどもの安全です。こどものちからを信じて、それを損なわないよう、親は適切な選択をしたいものです。それから、ニュースになっている点。ホメオパシー、ほんとうは、ほんとうに大丈夫??という話ももちろん出ました。西洋医学の医師の団体の見解、ホメオパシー医学会の見解、ホメオパシー医学協会の見解、それぞれあります。わたしたちが選択することが、そのものやひとを応援することにつながります。クラシカルホメオパシー李先生のHPhttp://www015.upp.so-net.ne.jp/homeopathy/index.htmlでも、あれってどうなんでしょう・・・いいものなのかな・・・なんて普段聞きづらいことも聞けちゃうのがお茶会のいいところ。今月もいろんなおしゃべりができましたね。佐藤商店さんのお弁当もおいしくいただきました!・おまめごはん・さんまの生姜煮・つきみだんご などなど秋の味満載!ごちそうさまでした!佐藤商店ブログ→http://pub.ne.jp/satosyo1941/来月はお休みです。次回は11月24日に!
September 22, 2010
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今年に入ってから担当している、自然育児友の会のお茶会。毎月一度、いつものKuuで開催しています。いつもはふらっと立ち寄って、お弁当食べながら出た話題でしゃべって、というだけの楽しい会なのですが、今回はかねてから友人とあたためていた、「流産・死産・子を亡くした親の会」を。母は10名、子が14人。特別企画にしたことで大きな会になりました。お茶会も今回の会もめぐりあわせだねと言ってくれたYOさん、ありがとう。お義母さんの話、やはり何年たっても忘れられない体験を、わたしたちは持っているのだと再確認しました。そして語り合う場が必要だということも。パートナーとはもちろんだけれども、なぜか第三者にも受け止めてもらいたいというのも、事実なのでしょう。これはYUKIさんのおばあちゃんの話からも。YUKIさんは幼いころから、めぐりあう命と向き合うことになっていたのかもしれないね。一度流産すると、妊娠を待ち焦がれているのにもかかわらず、しているとわかったとたん、繰り返すんじゃないかと怖くなってしまう。これはみんなに共通していましたね。CHIさん、TAさん、HIROさん、貴重なお話をありがとう。これはわたしも同じです。妊娠の経過も心配だったし、上の子が2歳半でなくなっているから、下の子(今1歳半)が2歳半を過ぎるまでは、なんだかまだこの世のものではないような気もして、不安で仕方なくなることもあります。元気にさえ育ってくれればいい、そう思っているのに、健康、や普通、さえかなわない場面にあうと、自分のせいではないのに、なぜか自信をなくしてしまいます。信じる、が最近のうちのテーマです。なにかありはしないかと、悪いことや起きやしないかという心配が、度を超すとあらさがしになってしまう。そして勝手に不安になって、混乱してしまう。そんなとき、信じる。この子はこの子なりの使命を持って生まれてきている。だから、何が起きても大丈夫!母はなんでも受け止めるよ~と大風呂敷広げて待つしかないのです。これを事あるごとに気づかせてくれるのは(参加していないけれど)CHIさん。そしてうちのこどもたち、ありがとう。今回声をかけてくれたAoさん、ありがとう。起きたことを受け入れ、考えて実践しているうえでのあっけらかんとした強さは、いつも見習いたいと思っています。たまには思い出したい。それでも日常が過ぎていく。それでも涙したい。…話している傍らでこどもたちやお弁当がひっくり返ってわーわーして(笑)気を取られていく。そんなお茶会の流れが、わたしたちの人生の縮図みたいでしたね。天に昇っていくというこどもたちの意思も、受け入れよう。わたしたちのところへ来てくれたことに感謝して、早く巣立っていったことも認めてあげると、そのさきに、感謝できるのかもしれないですね。そんなこどもたちが持ってきたメッセージを探しながら生きていくのが、親の使命だと聞いたこともあります。わたしもまだまだです。またたまにあつまりましょうね。
August 26, 2010
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珍しく積もった雪に(たった5センチだけれどね)、興味しんしんのK。いつも庭に出てパパの出勤を見送るのを日課にしているのだけれど、パジャマ姿(笑)。これでは足りんと、急いで着替えて、帽子をかぶって、今日は特別に、おんぶじゃなく抱っこで、散歩へ。雪に触りやすいようにと、抱っこにしてみたのだけれど、行き交う車、目立つ看板、犬、木や葉っぱなど、次々に指差して、確認を求めてくる。おんぶだけではわからなかった成長。今日のお土産だね。あっ!あっ!と指さす先のものに触れさせるとか、両手をひろげて求めてきたときに抱き上げるとか、おまたをみてじーっとしているときに、ちーちーね、といってトイレに連れていくとか、こどもの欲求に応じてあげたい場面は、一日の中に何度もある。こどものその熱意に、さっと応じる力がほしいのだ。ふとしたこどもの熱意に気づいて、すっと手を差し伸べられる。方向を示してあげたり、初めての勇気を後押ししてあげたり、ただ、訴えを受け止めてあげたり。瞬発力、そして何度でも応え続ける、持久力。そして必要なのは、子をみる姿勢と、余裕。だから、姿勢。じぶんがのびやかだからこそ、とっさに、大きく手を伸ばしてあげられるし、広い視野もうまれる。そのための、芯。そしてやはり、体力があるからこそ持てる余裕というのもある。じぶんのことでからだがいっぱいいっぱいだと、ひとに構う余裕なんてなくなる。こころも同じ。こころの余裕、というのは見えないし、なかなか難しいけれど、からだの余裕づくり、というのは手っ取り早いもの。そのための知恵を、おんな同士で伝えあえたらと思っています。
February 2, 2010
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産みたて母のからだづくりクラスがはじまりました。産後4か月のMさんと、産後9か月のMさん(おふたりともMさんだ!)。寒い中お越しくださってありがとうございます!第1回目は、出産~産後のからだの変化を知る回。妊娠中に赤ちゃんが大きくなるにつれ、じぶんの骨盤は?おなかは?出産のときはさらに??そして産後は??起こることを知り、対処していく。このことに出産後、母となった時期に真剣に取り組むことで、すこし大げさにいえば、その後の人生の土台が作られるように思うのです。出た熱に、対応する。頭をぶつけて泣いた子に、手を差し伸べる。もうぶつけないように、工夫する。こどものとの生活では、こんなことが山ほどおきてくる。そのスタートの時期に、出産でおおいに使ったしぶんのからだに手をかけておく、というのは、起きたことに対応するということの練習、というだけでなく、こどもやおっとやじぶんのために走り回れるからだにしておく、というねらいもあるように思うのです。家族との生活には、体力が必要だから。落とし前をつけておく、というか。出産後しばらくは、休みながら暮らす期間も必要でしょう。出産のダメージは、ひとそれぞれですから。そんななかでも家族の時間は始まっていて、それこそある程度したら、母はみんなのために動きまわりたくなる。そのときに、じぶんのからだが軽くて、気持ちいいほうがいいじゃないですか。満ち足りていて、と書きそうになったけれども、満ちていなくてもいいと思うのです。あ、足りていない、と気づくことができて、注ぐ手段を持っていたらいいんじゃないかと。大事なひとたちに愛を注げるように。そんなわたしたちが乾かないように。いつでも用意してあげられるように。そんなことを目指したクラスです。じぶんでおこさんをみながら、じぶんでからだを気遣う方法を学びます。毎回テーマに沿ったセルフケア、そしてからだを鍛え上げるボールエクササイズ。後半はしゃべりの渦(笑)。来週は肩こり・おっぱいトラブルケアをお伝えしますよ。お楽しみに!
January 18, 2010
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12月もおっとはバスケ三昧。極めつけはこの日からの合宿だ。クリスマスイブ。大阪行きの飛行機に合わせて空港まで送りに行ったとき、エレベーターの中で彼が言った。ごめんね。結婚記念日もいなかったし、今年はクリスマスも一緒にいれなくて。ブーツ、プレゼントってことでかんべんしてね。この日、というかこの冬じゅうずっと履いているブーツは、彼が買ってくれたものだ。彼の買い物についていったのに、たまたま見つけたのがサイズがあって、バーゲン価格だったから、即買い(してもらった)のだ。そんなことよりも、いやいや、いいよ~。いないのなんかいつものことだし(フォローになってない、笑)、先週MVPとってきてくれたじゃん。また怪我しないで帰ってきて。とそんな会話をしたんだっけ。クリスマスプレゼントに、ブーツとMVP。ほしかったものが、届けられた。もうひとつうれしかったのは、彼からの手紙。前の週の大会の出発はわたしが出かけてしまって見送れなくて、気をつけてね、という置手紙をしておいたら、出がけの殴り書きだったけれど、いつもありがとう。(中略)絶対優勝してMVPとってくるね!って!こういうときの絶対は、だいたいほんとになるからすごいのだけれど、メールでもらうよりもなんか、書いた時の忙しさや、熱意や優しさがそのメモに託されている感じがして、すごくうれしくて、手帳にはさんでおいた。わたしの生きるエネルギーは、間違いなくこの人とともに生きていることだ。そしてこの人のこどもを抱いて眠れる毎日。感謝しています。
December 24, 2009
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待っていたかのような初雪、しかも時折ふぶきの中、仙台へ。知人と5、6年ぶりの再会。知人といっても大先輩で、23歳を筆頭に3人のお子さんがいる。私が結婚する前に仕事で一時、ご一緒したことがある方だ。自分のフィールドを確立されていて、ネットワークをもち、独自の会を立ち上げたりする一方、大学につとめて研究をしながら、それを学生や地域の方に還元している。近況、今していること、思っていることもしゃべりたいけれど、この、会えなかった時間に何をしていたか、どんなことがあったか、ということを伝えあう必要も出てくるわけで、こちらは子連れだし、あちらは時間で仕事が入っているし、何というか、ちょうどこのためだけに用意された谷間のような時間で、話せるだけ、話してきた、という感じだ。話しながら、その5年前にもお聞きしたことをいくつか思い出していた。仕事の原点という場所が偶然にも同じ、福島の温泉街にある病院であることや、解剖学が好きなことや、だんなさんのことを話すときに最高の顔になることなんかを。そして、ひととひととのつながりのなかで仕事している姿に憧れながらも、当時から、お母さんであることへもまた、憧れていたんだなぁと、思い出したというか、感じてきた。仕事をしているお母さん、の、仕事、の部分よりも彼女の、お母さんである部分に、すばらしいなぁうらやましいなぁと、恋焦がれていたのだ。それを今、母になってみて気づいた。本人の口から、信頼されているお母さんぶりがうかがえるのだ。うまくいえないけれど、本人も、すごく満たされている感があるというか。今、仕事に行ってくるねと言って、遠くても朝早くても、いってっらしゃいと言ってもらえるのは、ちょうどこんな時期、というのは今のわたしとKのような、乳児で密着が必要である時期に、きちんと向き合って、おっぱいあげていたからだと思っているの、と彼女は言う。仕事に戻ろうとしているわたしには耳が痛いなぁと思いつつ(笑)そういうことに向き合いなさいということなのだ、きっと。他人からお金もらえるなら、少しの間自分の息子を託してもいいかなと思いこそすれ、他人にお金払って愛息を手放す(託児を手配する)なんて、というひとと、家を探す条件が、新幹線を使って東京都内で朝9時開始の会議に間に合うこと(仙台市内でよ!)、というひとが同一人物。ちょっと信じられない。でもそれを同時期に思っていたわけではないのだ。その時期に思っていることを、心から思い、精一杯行動していたのだ。だから今があるという。今はね、かわいいおさないこがいるときはね、思う存分可愛がっていればいいの。そのときできることを、そのときしかできないことをやっていていいの。仕事ができる時期は必ずくるから。夢があったらね、あたためておけばいいのよ。(わたしだって、専業主婦8年やってたのよ!驚)社会とつながっていたい気持ちはでてくるけれどね。あたためておいていいのか。今すぐ、動かなくてもいいのかなと。(たった2~3年の)ブランクをあけることに焦っている自分に大いに気づいて、なんだかほっとした。たぶん、帰宅して思わず泣き出してしまったのは、再会に心が震えたのと、きっと、ほっとしたのだ。帰る場所があって、私を必要としてくれる人がそばにいて、私の気持ちをころすことない暮らしができていて。あ、もうひとつ。遠征に出かけたおっとから、ラブレターが置いてあったせいもある。ある!出かけるときにもわたしたちのことを思ってくれているのだと、口から出る言葉だけでは確かめようにも確かめられなかった(信じられなかった、ごめんよ)思いを、思わずしたためて行ってくれて、わたしはたいそううれしかったよ。だからといって留守中にも存在感をアピールするかのように、ジャージや靴下を脱ぎ散らかしていかなくてもいいのだよ(笑)予定通り復職するとなると、春まであと3カ月。今やりたいこと、どーんとむくむくと思い出して、あぁ頭も胸もいっぱいだ。折りしも午前中、これまたずいぶん年上のお姉さま(!)たちのもとへ遊びにいった先でのこと。つい先日までいっしょに踊っていた方が急逝したとのこと。そんなこともあるんですもの、今できることを楽しまなくちゃね、と言われてきたばかり。母としての自分、妻としての自分、自分のしたい仕事、昨日も今日も、明日も10年後も、ぜんぶ、わたし。わたしの幸せをかみしめて、寝ることにします。玲子さんありがとう!
December 18, 2009
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母の寺子屋のからだクラスでは、いつもやさしいストレッチと、育児中に使えるからだのセルフケアをお伝えしています。今月は産後スペシャル☆として、ボールエクササイズを体験していただきました。ご参加くださったみなさま、ありがとうございました~!自分のからだを確かめるようにほぐしながら、出産のときのからだの変化を説明。赤ちゃんは産道を通りながら、普段動かないとされる骨盤も、通ってくるんですね。そのときの開く方向と、産後には閉じるほうにケアする必要性とその方法を。お子さん連れの方はこちらに耳を向け、お子さんに手を貸し、上手にやってらっしゃいましたね。からだの指標を押さえてからバランスボールに乗ってみると、みなさん一斉に、気持ちいい~!!そのフィット感、やわらか加減、楽しさ加減、たまらんのです!!ちょっとした体験だったので効き目ばっちり、とまではいけなかったと思いますが、楽しさを知っていただけたらマル、です。・・・・・・・・・・・・産みたてクラスは母の寺子屋から飛び出し(!)、鏡つきのスタジオでばっちり自分のからだに向き合います。2名お申込みありました!ありがとうございます~。少人数でこみっとしたい方、安心してどうぞ^^■産みたて母のからだづくりクラス■ 出産後のからだ、じぶんとじっくりむきあう4週間。 新年1月18日・2月1日・15日・3月1日に開催予定です! 詳しくはこちら。 春からは単発クラスのみになる予定です。連続コースは今のうちに! お問い合わせ、お申込みは携帯メール<gentlake@ドコモ.ne.jp>まで。 お早めにどうぞ!
December 14, 2009
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母の寺子屋オープンデー、ご参加くださったみなさまありがとうございました!今年最後ということで(!?)もりもりだくさんの内容に、超満員!寒空の下、熱気むんむんでしたね。まずは「おむつなし育児」シンポジウムの報告会。11月1日(日)に、あの「オニババ化する女性たち」の著者、三砂ちづる先生率いる「おむつなし育児」研究チームの研究報告全国キャラバンIN仙台が行われました。その内容をシェアしようというもの。・おむつなし育児ってなあに?・生活に取り入れる10の秘訣!・体験談・・・おむつなし育児の醍醐味とは!?・ホーローおまる販売ずばり、おむつしないで育てるわけじゃありません(笑)当然裸族でもありません!(そういうひとも山里にはいるらしいけれど)おしっこ・うんちを、「赤ちゃんはおむつにして当たり前。」という考えを、いったんとっぱらって、「赤ちゃんもおむつの外で排せつできる。本当はしたがっている!」という意識に変えて、排せつしたいサインやタイミングをよーくみて、キャッチして、おまるやトイレでさせてあげよう。するととっても気持よさそうだし、おしっこもうんちもたくさんまとめて出るし、ゴミや洗濯物が減るし、赤ちゃんの気持ちがつかめると、こっちがうれしくなるし育児に自信が持てるようになってくる!赤ちゃんの欲求をキャッチできて、そのうち、受け止めてもらえるとわかってくると、もっと確実に訴えてくれるようになってくる。というコミュニケーションの深まりが、おむつなし育児の醍醐味です。トイレが成功する、というのはおまけ。オプション。最初はもちろん、これが目的で始めるわけですが、続けていると、やはりおまけなんだなと思えてきます。赤ちゃんの欲求はひとつではないから。排せつ、ということを通して意思疎通が密になると、今まで見えていなかったものが見えてくるようになります。そこで、あ、トイレがうまくいっているけれども、これはオプションのひとつを発見したのにすぎなかったのだなと、気づいてくるのです。ゆるーくだけ続けてきたわたしでさえ思えています(!)体験談を話してくださった山田さん。あたたかくて語り口のやさしいオモシロイ方でしたね。今息子さんは6カ月。ちょうど「排せつの思春期」とおっしゃっていました。その先に何があるか、楽しみですね~。大勢の方がいらして、おひとりおひとりの声をお聞きできなかったのが残念でしたが、みなさん関心が高く、すでにやっている、というひともちらほらどころか半数近く!「おむつなし育児やってみました。その後・・・」の座談会もしてみたいですね~。お昼の時間は「愛しい子宮」のお話。こちらは佐藤商店の博子さんとそのご友人のお二人で熱弁!浄化を必要とする子宮、子宮頚がんの増加の原因、経皮毒、ケミカルナプの盲点、布ナプの普及などなど。母の寺子屋でも布ナプについては以前から話題にしていましたが、知る由もなかった事実の数々にみんな釘づけ。布ナプはぜひぜひオーガニックのものを使いましょうね!これについてはスタッフだけで最後にちょっと復習。知る努力、伝える輪は続けないとね。そしてただしい情報はただしいルートで。これ私の持論ですが。それにしても、お金がかからない方法は世に出回らない、という世の中。「モノ」を見る眼はますます大事になってきます。企業側も、(事実を)伝える努力、お願いしたいものです。最後はちえみさんの「風邪対策アロマスプレー作り」。まったりしっかり、していましたね。わたしも愛用しています!今回は初の試み、TWITTERでつぶやき中継もはいっていました!来られなかった方は雰囲気だけでも、こちらで味わってみてくださいね。そんなこんなで今年も暮れますね。母の寺子屋で出会ったみなさま、本当にありがとうございました。来年はたぶん(笑)ますますパワーアップしてお送りしますのでお楽しみに!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■産みたて母のからだづくりクラス■ 出産後のからだ、じぶんとじっくりむきあう4週間。 新年1月18日・2月1日・15日・3月1日に開催予定です! 詳しくはこちら。 春からは単発クラスのみになる予定です。連続コースは今のうちに! お問い合わせ、お申込みは携帯メール<gentlake@ドコモ.ne.jp>まで。 お早めにどうぞ!
December 9, 2009
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ちょっとした連絡で仕事中のおっとにメールをしてみた。わたしはさらっと用件だけを綴ったのだけれど、相変わらずだなぁ(汗)(←用件に対するコメント)オシッコが加齢臭。間違い、カレー臭です(笑)ときた。うふふ。わたしたちもカレー臭いよ!いつもはぶっきらぼうな彼だけれど、こういうメールをくれると、余裕で仕事してるんだな、とうれしくなる。昨日の夕飯はカレーライスにしたのだった。うまかった~。妊娠中はおなかのこも味が分かるらしいから、生まれれてからも当然、おっぱいがつまりやすくなるとかおいしくなくなるとか、食べないようにしていた、というか食べたくもならなかったから、そんなにがまんではなかったのだけれど。でもこのたび、食べたいな、食べてみようかな、と思い立ったときから、あぁ今まで1年以上も食べてないぞ、こんな簡単でうまいものを食べてなかったぞ、という具合に、損していたような気持ちがわいてきていたのだ。Kは来月で1歳。ごはんもりもりたべるようになってるし、おっぱいもほぼ夜だけ、食事としてのウエイトはかなり低くなってるからいいよね、と一応おっとに相談してみた。カレーが食べれる!という喜びはおっとのほうが盛り上がっていた。山盛り2杯食べてたね。さてさて当然今朝も残りのカレーで済ませたわけで、抱っこするとふわーっとカレー臭(笑)おっぱいくさいだけだった赤ちゃんから、カレーのにおい。なんだかわんぱくな少年のにおいを先取りしたみたいな、きゅんというか、わくわくというか、そんな気持ちになった。Kのわんぱくなところをみつけると、どんなおとなになるのかな、とその先には、つい(すこし前の、写真で見た少年時代の、あ今もね)おっとの姿を想像してしまう、そんな彼らに囲まれた生活は、しあわせだ。おっぱいもトラブル起きなかったし!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12月のからだクラス、1月からの産みたてクラス受付中です。詳しくはこちらから。
December 7, 2009
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すごい嵐。予定していたからだクラス中止の連絡をしながら、情報交換。仙台市内の小中学校も休校だそう。亘理町も昨日から対策が取られていて、一部の職員は、今朝5時半に出勤して休校の連絡や土嚢づくりをしたそうだ(おっと談)。先月車を点検に出したときにもらったおまけの、ビスコ保存缶と、5年もつというペットボトル水をトランクに入れておいたことにちょっと安心をもらいつつ、Kを保育ママさんのところに送ってきて、わたしは家でできる仕事を。雨のせいか家にひとりでいると、ひとり、という感じがいつもよりも濃くて、うれしいんだか落ち着かないんだか(笑)おっとが明日からオーストラリア遠征へ。荷造りでとっちらかった部屋に彼の温度を感じながら、自分の仕事に集中することを試されているように感じる。いつからか、遠征の前には玄関をとくにきれいにすることにしている。ここちよく、すがすがしく、送り出したいからだ。彼はこれっぽっちも気づいていないけれど(笑)玄関はきれい!トイレも磨いた!ふとんもきれいにしてある!あとは夕飯に肉と、デザートを用意するだけだ。わたしができる応援は、わたしが元気でにこにこしていることだ。こどもの元気も守ることだ。わたしが気持ちいいように、できるだけ、無理なく。遠く離れれば離れるほど、上へいけばいくほど、ここぞというときに思い出すのは、愛するひととともにいた情景だと思うから、どんなモノよりも、忙しいときほど、あたたかい日常を。・・・・・・・・・・・・・・・・・・9日から18日まで不在になります。産みたてクラスのお問い合わせ・お申込みは携帯電話までお願いします。・・・・・・・・・・・・・・・・・・
October 8, 2009
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母がリラックスすると、こどももにこにこリラックス。家族みんながうまくいく。出産から8か月。改めてこのテーマにかえっています。やりたいことがほろほろとでてきていて、できることは限られていて、その狭間で、自分の体力を見極め、家族の環境を見極め、自分の気持ちに折り合いをつけ、できるだけ万全に、できるだけ無理なく、時間やいろいろなことがらをやりくりしています。自分の時間をうまくやりたかったら、時間の捻出にがーんばるよりも、普段よりも一層、家族に目を向け手をかける方が近道だったりします。産みたて母のからだづくりクラスでは、出産でゆるんだからだを立て直す。緊張が続いているときにはほぐす。じぶんの内にあるものへの気づきや、こどもに必要な環境を整えること。今の自分に必要なことを知り、ひとつひとつ対応していくことで、ていねいに暮らしていくための知恵と体力をつけていきます。母と子のつながりを感じ、自分のからだとこころのつながりを感じ、出会いたいものやひととの縁をつなぐ場所でありたいと思っています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・出産後のからだとじぶんに、4週間かけてじっくり向き合いましょう。11月~人数集まり次第締切、都度開催します。お早めにご連絡くださいね。 毎回ボールエクササイズと、おうちでできるからだのケアをお伝えします。母のからだをつくる抱っこの仕方、肩こり・おっぱいトラブル予防法、自律神経を整える呼吸法など、産後のからだの変化と対処法をじっくり覚えます。【日 時】 毎週月曜日 10:00~11:45 (4週連続コースです)【場 所】 仙台市青葉区一番町 南町通り(注!チラシは青葉通りとなってますが間違いです!)の西端、 ヤマト運輸の隣のビル3階 Naneapualani School of Hulaの看板が目印です。【対 象】 出産後2か月以降の女性 ハイハイ前までおこさんはご一緒にどうぞ! それ以降の方は単身でご参加ください。 (産後何年経っていてもOKですよ!)【参加費】 9000円(初回にお持ちください)【持ち物】 運動できる着替え、タオル、飲み物、おこさんに必要なもの【お申し込み・お問い合わせ】 「産みたてクラス申込」で携帯メール<gentlake@ドコモ.ne.jp>またはメッセージまで。 1)お名前 2)携帯電話番号 3)携帯メールアドレス 4)出産年月日 を明記してくださいね。
September 24, 2009
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母の寺子屋企画!ドキュメンタリー映画 『大きな家』 上映会をします!岩手県の山奥タイマグラという場所。そこへ東京から移り住んだ家族。父親が子どもたち3人の暮らしのなかでカメラを回し、ただ淡々と記録した、というだけの映画。わたしは、末っ子二男くんの感性に夢中になってしまった。あぁ、春になると走りたくなるよね、春が来たよろこびをさけびたくなるよね。わかるわかる、その気持ち!土を踏みしめながら生活しているからこそ、感じられ、表現できる、季節感というには薄っぺらいような、直に触れる生きているものの営み。生物どうしのつながり、生と死の循環。その森に、木や虫や動物たちと共存していることを長女が表現したことが、撮影のきっかけとなりタイトルになったという。シンプルで、作っているところはないからこそ、受け手によってひびくところはきっと様々。自然なくらしに戻りたいひと、それから子育てしているひとはぜひ。わたしたちが取り入れ、こどもたちに伝えていきたいことは、どんなことか、原点に帰れるように思います。そしてどうぞ感想を聞かせてくださいね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10月17日(土) 1)10:30~ 2)13:30~ エルパーク仙台にてスタッフ会議も動き出しています!当日はオーガニックのコーヒー、紅茶、スープにパンと、おいしいものも並ぶ予定。もちろんお子さん連れOKです。チケットお売りできます。ご連絡くださいね!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10月5日(月)はひっさしぶりの母の寺子屋オープンデー。11:00~15:00、お茶代500円で出入り自由です。アレルギーっこといかにつきあうか、ゲスト松村氏をお迎えしての座談会もあります。こちらもぜひお越しくださいね!
September 15, 2009
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ごぶさたしていたこの夏。7月はおっとのオーストラリア遠征中(10月にまた行きますよ)、実家に帰省していたためほとんど家におらず。6か月が過ぎて、からだは産後が抜けてきたように感じる。8月はお盆。両家が我が家に大集合してお昼ごはん。夜はそのまま実家へ移動して花火大会。みんな元気で大きな心配もなく集まれるって幸せ。そしてSの命日。もう2年。一日一日の時間をやり過ごすように暮らしていると長かったけれど、過ぎて振り返ってみるとあっという間。彼の生きた2年ちょっとも、こんなに短かったんだと気づいてすこし息が詰まる。集まってくれた、また想ってくれていたみなさんありがとう。みなさんのおかげで生きてこられました。どんどん記憶が薄くなっていくのかもしれないという恐怖に似た感情を持ち始めていたころに、またわいわい思い出話をできたことはうれしかった。持っている記憶を共有し、彼が生きていたことを確認し、彼が生まれてきてくれたこと、それからみなさんがわたしたちと出会って下さったことにも感謝。一緒に年をとっていけることがわたしは楽しみで仕方ない(笑)Sの日が過ぎて、24時間テレビが終わると、もう夏が終わりだなと感じる。去年、いやおととしからだねとおっとと話した。病気や障害とともに生きているこどもたち。どうかその使命を生ききって、お父さんやお母さんを幸せにしてね。もう秋風。9月はすこしは家族の時間をとりたいところ。10月は、数えたらおっとは10日ほどしか家にいない(!?)いつにもましてバスケ中心の生活ですが、仕事も少しづつ始めますよ~。
September 8, 2009
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おっとが、世界選手権予選のメンバーに選ばれました!応援して下さった方、ありがとうございます~!!昨日まで行われていた全日本選考合宿の結果が、さっそく出たのです。授乳中だけれどこの日ばかりはビールを解禁。あぁ~格別の味!監督と職場の方の縁で、おっとの職場しかも隣の課がホストを申し出てくださり、いつもの職場そのものに泊まり、敷地内の体育館で練習、という・・・大変ありがたく恵まれていながら、町民の星!プレッシャー満点!!という環境での4日間。(前回合宿は長野、次回は神戸というから、移動距離ほぼゼロのこの環境は本当にすばらしいのです。)ほんとうによくがんばっていました。信じていたとおり、家族がいることは強みに、職場の応援も励みに、チームから選考されている6人みんなで残るぞ、という決意を胸に、がんばってくれました。前回は30人を20人に絞り、今回はその20人から12人をエントリーする、という厳しい世界。日本のトップ20。ここまでくると、優劣というのではなくそのときの用途によるのではないかと思えるほど、どれも惜しくなる存在。そのなかで選ばれるために、監督の戦術を理解し、プレイで表現し、アピールし続ける彼らの姿は、ほんとうにかっこよかった。すばらしい練習風景でした。発表が予定より早く、緊張と感謝の怒涛の数日を終えまだほっとする間もなく、昨夜は喜び大爆発!昼寝から起きたところでの知らせにはじめは信じられず、本当だとわかって涙、抱き合って涙、こどもたちの顔を見て涙、お世話になったひとたちに感謝して涙、共に闘った仲間の当落を聞いて涙・・・私ばかりはおっとの顔を見るたびに一晩中泣けて泣けて仕方ありませんでした。2010年世界選手権のアジアオセアニアゾーン予選大会は、来月上旬、オーストラリア・メルボルン。帰国後にまたおいしいお酒が飲めることを信じて。おめでとう。そしてありがとう!
September 7, 2009
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町内に、自家製酵母・国産小麦・オーガニック材料で受注生産しているパン屋さんが!12月からKを預ける保育ママさんを通じて知り合った、2児のお母さん。その名も「ちいさな種」さん。保育ママさんが面談の時、もちろん初対面で、わたしの外見や話の内容などから、こういうの絶対好きだと思って!と教えてくださったのだ。今朝、ちいさな娘さんと一緒に、ぴかぴかの顔で届けてくれた。今回はレーズン食パンと、全粒バゲットを。これこれ!余計なものが入っていない、おいしい粉の味を、かみ締めたかった~!おっぱい生活中は、パンでは食事として物足りなくなっていたけれど、今日のお昼はこのパンで。残りの半分は、明日から帰る実家におみやげに。そして半分は、家に残されるおっとのおやつに。こころをこめて作られたものは、少しで満足できるから不思議。どうもごちそうさまでした!
July 16, 2009
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母の寺子屋得意の「座談会」。この日は「女性の生き方研究会」と称して、またまたしゃべりましたね~。ご参加くださった方、ありがとうございました!リナさんが久しぶりに登場!このひとがいるとしゃべりのボルテージが3段階(!)くらい上がる。ゆるーくはじまったせいもあって、こどものおこづかい、おねしょ、小学校の学習など、話題は多岐に。わたしたちのジェネレーションギャップ(笑)は、涙が出るほど笑ったね~。最近寺子屋に集まる母やこどもたちに、世代交代がおこっているねと。この日は、あいさつ代わりの会話が、立ち上げたばかりの頃ご縁があった方との再会の話だったり、先日は、新生児を抱いて「戻って」きましたよと、久しぶりの方がきてくださったりした。こどもの生きるステージが上がるにつれ、親もその環境に応じていく。母から産まれた子が、保育園や幼稚園、そこから小学校。小学生になってからも、もう、1年1年の成長がすごいと聞く。主に集まるメンバーの第1子が小学生になっているせいもあって、最近は、学童期の心理・発達・ケアがホットな話題になることもある。そして、妊婦さんや小さい子を抱えた母親向けの講座になると、新しい出会いがあったり、懐かしい顔ぶれに出会えたりするのだ。かくいう私も、妊娠中や産後すぐは、いかなるお産をするかを模索したり、おっぱい、おむつ生活のことを聞ける場所を求めていたけれど、最近気になるのは、予防接種や病気の時のケアについてや、保育園・幼稚園のことだ。懸案事項が増えるというのは、ともすると暮らしが煩雑になるもとだけれども、丁寧につきあっていくと、母として考える力が付き、できることが増えるという、愉快なことでもあるのだ。こうやって、どんどん成長していくこどもとともに、親の関心も変化していく。母になった女性は、家族とともにどんどん進化できる。母の寺子屋のすばらしいところは、わたしのように、スタッフをしながらずっと通っていても、たまに訪れても、その節目節目をつなぐように、お互いの変化をよろこびあえるところだ。変化できる、というのも、こどもという、めまぐるしく変化していくたいせつなひととともに生きているからこそ、なのだ。会うたびに日焼けの度が増していたり(!)、学びの幅を広げていたり、子育てのステージとともに変化していくと同時に、いつもでも行ける、そこに変わらずにある、ということも大切にしていきたいものだ。だって30代女子が集まって、みんな梅干しをつけている、という場はなかなかないと思うのですよ(笑)
July 15, 2009
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以前、秋保藁の家に母の寺子屋大集合したときのこと。一般のお客様(男性)がつぶやいた。ここにいる女性は、みんな布をまとっているんですねぇ(スタッフウエアなんですか・・・)。あはは!そういえばそうだね~とオーナーと笑っていたのもそのはず。たしかに鮮やかなチュニックやタイパンツ、地面すれすれの巻ロングスカート、しかも寒いからみんなストールを首にまきつけて。きっと原点に帰りたくなるんだよね、ひとが衣服を身につけるということの。と最近になって話題に上り、腑に落ちた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さてさて、この春から何度、母の寺子屋で「原点」ということばを使ってきたでしょう。職場を変え、専門職の原点に帰ったひと。出産をし、いのちの原点を見つめたひと。わたしの原点である、家族を見つめたひと。家族という、社会の原点の住処を、ひとつひとつ手作りしているひと。とまあ全部スタッフのことなのですが(笑)、この輪のなかにあってそれぞれが、母であり、女であり、妻であり、職業人である自分を見つめ、更新して、暮らしています。家に帰ればお母さん。自分の家族はどうあるべきか、自分の仕事はどうあるべきか、親としてどうあるべきか、常に考えて、工夫して、褒めあったり修正したりして暮らしています。原点に、帰らざるをえない事件が起きたりもするしね!!こういうときはすべてがそうなるようにできているんですよね。ということで、7月15日のオープンデーは、題して「おんなの生き方を考える座談会」。珍しく、大変珍しく(!)、母の寺子屋スタッフが全員集合します!仕事のこと、夫婦のこと、離婚のこと、国際結婚からシングル、気になる子の子育てなどなど、じゃんじゃんしゃべりましょう。どうぞお見逃しなく~。
July 7, 2009
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母の寺子屋、母と子のバッチフラワーレメディ講座には、7名の方がご参加くださいました。ありがとうございました~!講師の村上さんとは2年ぶりの再会。一度お会いしただけなのに、参加者の方も数名覚えていてくださっていて、感激でしたね。バッチフラワーレメディとは、心を癒す花の療法。花のエネルギーが含まれた水溶液を摂ることで、マイナスの感情をプラスに変え、穏やかに感情に作用していくことで知られています。黄色いラベルが目を引くレスキューレメディは特に有名で、緊張やショック時に有効。ヨーロッパの家庭では、台所に常備されているお宅も多いとか。病気を治すわけではないのです、その人がそのひとらしくなるのを助けるのです、と村上さんが何度もおっしゃっていました。わたしがわたしらしくなくなって生活しているのか・・・そうさせてしまう環境に生きている、ということに気づかせるのが、母の寺子屋らしいところ。必要のないものは身につけず、どんどんシンプルに。着るもの、食べるもの、住処、情報、ひと(!?)。フラワーレメディでそぎ落とせるものは、ずばり自分の邪念ですね。レメディを選ぶ前に、自分の気持ちの傾向を書き出す作業をしたときのこと。その時点ですっきりしてきた~と発したら、そういうひとが、効くんだよとの声(笑)わたしは体力や自信がないくせに、がんばらなきゃという責任感をまとっているようです。(2年前と変わってない~汗)初心者は4種類、最大で6~7種類までミックスできるとのことだったので、おっとと共有できるようにセレクトしてみました。おっとには、大舞台に自信を持って臨めるように。わたしには、自分を追いたてずおおらかに過ごせるように。どんな変化があるか楽しみです。
July 6, 2009
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母の寺子屋のお産シリーズ第3弾、ともこ助産師との座談会は、妊婦さん5名と、4か月のお子さんづれの産婦さん1名がご参加くださいました。ありがとうございました~!前半はお産の話。「産み方」にこだわるひとと、そうでないひとがいる。まず、こだわりたいひとは、なぜそうなのか。そして出産施設ごとの得意分野と不得意分野について。それを受けて、より「私らしく産む」ための、施設の選び方や希望の伝え方を具体的に。最終的にはこだわりを捨てること(!?笑)後半はおっぱいを中心に、出産後の話。出産をゴールととらえると、つらいよ。セレモニー的だけれども、いのちのバトンの通過点。こどもの人生のはじまり。親としての人生のはじまり。感動している横ではもう、おっぱい・ねんね・おしっこがはじまるのだ。おっぱいはすぐにはでないこと。産んでもまだまだあかちゃんとつながっていること。産んだから元通りのからだ、ではないということ。あしや骨盤ががくがくすること。家事の手伝いは必須なこと。などなど。終始、妊婦さんほぉ~という顔、産婦はぶんぶんうなずく(笑)現代で出産するということについて、さまざまな角度から疑問を投げかけあい、経産婦がちゃちゃを入れ(笑)、ともこさんがまとめてくださるというスタイルで、どんどん話が膨らみました。おっぱいが出るには2つのスイッチが必要!母子なりのリズムがつかめるまでには1か月以上かかる!という話のそばで、産婦がおっぱいをあげているのを眺められる、なんていう光景は、はじめてのお産のまえに見れると、ぐっと現実感が増すし、きっと現実になった時に、あわてずに済む。通り過ぎると忘れてしまう、だから産婦にとっての伝えられる場、現代ではなかなか予習できない、妊婦さんが産後を垣間見れる場というのは、母の寺子屋ならでは!まずは知る努力。そして知るべきことと、知らなくていいことをより分ける選択眼。さらに選択したものを受け入れる器。このうつわというのが、わたしたちのからだやこころ。赤ちゃんは何でも知っています。赤ちゃんからのメッセージや、自分のからだの声を聞ける感性をそなえておけば、失われがちな野生の勘を、ちゃんと研ぎ澄ましておけば、やるべきことは自然に見えてくる、そうなっていくように、できているようです。自然なお産って、がんばってかなえるものではなくて、自然にそうなるものなのかもしれませんね。わたしたち親ができることのひとつは、受け入れること。ちえみさんが最後に言っていました。安心して出ておいで~と、いつでも呼びかけてあげることです。これはほんとうで、親が最初に安心できるのです。何があっても大丈夫。わたしも何度も伝えてきました。
June 22, 2009
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予定していた仕事の打ち合わせがキャンセルになった。おこさんの体調がよくないとのこと(はやく治るように祈ってるよ~)。前夜に、もしかしたら、というメールをいただいていたので、心の準備ができ、今日の案件については残りのメンバーでサポートし(!?)、またこのようなことがあったときの対策も立てようね、というところまで話し合った(約15分の電話)。そして、わたしとKは空いた日常にすーっともどっていった。この、まだ構築途中ではあるけれども、フォローの体制と、すぐにでてきた次回策と、変な言い方だが後腐れのなさが、すばらしいと感じたのだ。突然のキャンセルにして、相手に不快を与えず(心配はしているけれどね)、しかも、彼女の持ち場でその思いができるだけ発揮されるようにと、わたしたちが気を回してさしあげたくなるのは、たぶん彼女が正直だからだ。やりたかった仕事を任された矢先、自身の(こどもの)都合でキャンセルになるというのは、申し訳なさと、情けなさと、でも、こどものことだから仕方ないというあきらめ、というかあきらめないと、と一生懸命言い聞かせる自分の感情とで、相当わたわたするものだ。そんななか、明日もしかしたら、と一言伝えておいてくれたおかげで、こちら側も余裕をもって準備ができた。今日のすっきり感は、日頃のコミュニケーションからできた信頼関係と、この勇気ある決断からはじまったような気がする。(あとは助けてあげたくなる彼女のキャラ、かな笑)母が仕事を持つときに思い悩むことはたくさんあるだろうけれど、なかでも大きいのは、こどもが病気になったとき、だ。わたしももれなく、1子のときには相当参った経験がある。そして今抱えている2子とも、今後思い悩むことは出てくるはずだ。今年の12月にはパートに復帰しようと決めて、母の寺子屋もやりたいし、産後のからだクラスも再開したいと思っている。わたしは原則、こどもが病気の時は、仕事を休もうと思っている。1子と病気をやりすごした経験と、世の中がそうなってほしいという希望をもって、休もうと思う。病後児保育をしてくれる施設が増えることは、ある家庭や会社には必要なのだろうから、ある程度の数はあっていいのだろうと思うけれど、わたしは、そういうシステムよりも、休んでいいよと言ってくれるシステムの方がありがたい。こどもが病気の時、仕事を休まなくて済む保育システムではなくて、仕事を休んでもいい仕事のシステムだ。もちろん仕事できるときには、十分恩返しできるよう努めるとして。ひとつのプロジェクトには、複数人で関わっておくとか、自分が思っていることを、誰が見てもわかるように明確に伝えておくとか、ある面からみれば不効率で、コミュニケーションが重要になってくる体制ではあるけれども。仕事は誰かに代わってもらえるけれども、こどもにとっての母親に代わりはいない。病気でからだがしんどいときほど、一番安心できるひとにそばにいてほしいもの。自分にも再度言い聞かせながら、書いておきます。
June 16, 2009
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母の寺子屋でも話題になった夫婦ゲンカ。わたしはしてもいいと思っている。というよりするべき。なぜならお互いを知るために必要だと思うから。したことな~いなんていうひとがいたら、それはよほど相手に関心をもっていないか、もたれていないかの、どちらかだ。ツーカーの仲というのは、何年もかけて、向き合い、ぶつかり合い、譲り合った結果だと思う。そして付け加えるならば、(こどもの前、じゃなくてもか)使う言葉や言い方は、選ぶべきだとも思う。うちも目下、訓練中(笑)2週続けて、日曜日に口論になった。3人で出かけて帰宅した、直後のことだ。もやもやしていた頭にピキーンと緊張が走り、勃発!いつもは意識することもなく、いいよいいよわたしがやっておくから~ということが、いつもわたしがやってあげてるのにっ!になり、おれがやっておけばいいんだよな~ということが、おれだってやってんだよっ!になった。するとそれまで気にとめてもいなかった、飲み会や、手抜きごはんや、不在やことば遣いが、ガマンのタネとなって現れ、一気に噴き出した。まあちょっとの間で仲直りして、あぁ体力だね。疲れてるんだねわたしたち。ということに。コミュニケーションをとるということは、実はものすごく体力がいる。相手の表情を感じとって、言葉をかける、相手の言葉に、遜色なく応える、自分の気持ちを感じとって、効果的に伝える、というのは、いつもはさほど意識せずにできているけれど、その微妙なやりとり、こころを伝えるひとことに、からだは総動員されているのだ。自分のからだが快適だからこそ、自分の内にある感情に気づくことができるし、相手に「快」を伝えることができる。そして、自分の土台がしっかりしているからこそ、安定した伝え方ができる。頭が痛い時は、相手に気遣ってる場合じゃなくなる。何してほしいのかも伝えられずいらいら言葉をぶつけてしまったり、同じ言葉でも、投げすぎてしまったりする。つまりは、体力ありきなのだ。4月から、おっとが(仕事人生初の!)土日連休になり、イベントも続き、乳児を抱えているというのに、家族で出かけるのが楽しくなっていたのだ。まだみんな、こういうペースに慣れていなくて、意識して休む、という日も必要かもねと思っていた矢先だった。わたしたちは、喧嘩を次の日に持ち越さない、ということはつきあいはじめたころからずっと続けていて、寝る前には必ず仲直りをしていたのだけれど、一緒に暮らすようになると3食ほぼいっしょにいただく訳で、で怒りながらたべるごはんはおいしくないよね、ってことで、最近は、次のごはんまでには仲直りしよう、となっていたのが、どうせ仲直りするんだからもっと短くしようよ、ときている。ケンカに使う体力ももったいないのか?って出し惜しみしているわけではなくて(笑)、もっといろんなことに使いたいから、ということ。ごめんね実はね、こう思ってたんだ、と素直に伝えられるようになってきた。以前は、あなたはどうなのよ!と言い合ってばかりで、相手を優先しているふりして、自分の気持ちをうまく伝えられずにいたのだ。わたしたちも日々年々、進化している。ツーカーももうすぐか!?
June 10, 2009
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今朝もいつものように畑いじりをしていたら、いっしょに草むしりをしていた隣のおじちゃんに、ちょっときてごらん、と声をかけられた。(先日登場のおじいちゃんとは違うお宅のおじちゃんです。)こっちこっちとついていくと、いつもうちからは見えない方角の庭まで通されて、おそるおそるついていった。観葉植物がいっぱいの庭。これ、あんたに。と差し出されたのは、サボテン。え~わたしすぐ枯らしちゃうからもったいな~い、と思わず口から出たのだけれど、おばちゃんも家の中からなんともいえない表情で私たちを見ているのに気づいた。長男Sの火葬の日に、5センチくらい出ていた新芽を新しい鉢に植え替えて、今日まで育ててくれていたそうなのだ。もうすぐ2年になるのかな(8月にね)、いつかあんたにあげようと思ってさ。と。うわぁ、おじちゃんってば、あの日仕事休んでお別れ会に来てくれたばかりか、そんなことまでしてくれていたなんて。えっこんなグロテスクな・・・と(いわなかったけれど)一瞬尻ごみしちゃったのだけれど、こういうのは気持ちだもんね。ありがたくいただいてきた。Sがいなくなってからも何度も庭であっているのに、今日くれた。いなくなった生活も、痛々しくなくみえてきたのかな、と勝手に思った晴れの日でした。
June 2, 2009
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錦秋湖マラソンに出た友人が完走したことを新聞で知った。おめでとうのメールを送ったら、時間切れで正規のゴールテープは片づけられていたのだけれど、いっしょに走ったチームのメンバーが、手作りテープで迎えてくれて、涙涙のゴールになったとのこと。ちょっとわたしもゴールに立ち会った気になりそうなくらい、ぐっときた。・・・・・・週末は祝勝会へ。そうそう、おっとたちのチーム宮城MAXが、今年もGWの全国大会で優勝したのだ!というわけで、夜の飲み会だけれど特別だからとKも連れて、若い選手が通っているという仙台市内の串焼き屋さんへ。日中から郊外の高校へチーム講演に行っていたので、そのまま流れて集合。お店の前に着くと玄関が開け放たれていて、早くも座っている選手たちがちらほらみえた。飲めないくせに(授乳中だからね)胸躍る!練習や大会ではほんっとうにかっこいい彼らだけれど、こういう、素顔で集まる場というのも、わたしは大好きなのだ。選手・スタッフ20名余が入るにはキツイかも、と心配されていたけれど、欠席者が出て、さみしいけどちょうどよくおさまった。お酒のコンテナをひっくり返したうえに座布団、というだけのイスに腰かけたら、間接照明特有のほの暗いあたたかさが、みんなの顔をよく見せてくれていた。串揚げもおいしかったけど、鶏のから揚げが絶品だったな~。初優勝から一年。悲願達成の去年は、東京から帰ってきて1週間後の祝勝会でも、みんな泣いてたっけ。それが今年は、試合終了後に泣いていたのはわたしだけだった(笑)なんでみんな泣けないの~と理由を聞いたら、今年は正直、ほっとした、勝てて安心した、というだけだな、と。今年も挑戦者として勝ちにいく、という合言葉で大会入りしていたけれど、もう、青いチャレンジャーではなかった。ハーフタイムの練習をみていても、決勝前のミーティングを見ていても、何より大会前の生活ぶりを見ていても(これはおっとに限るけれども)、王者の風格は、十分だった。なんというか、淡々と、していたと言えばいいのかな。浮足立っているでもなく、血走っているわけでもなく、かといって冷めているわけでもなく、うまく表現できないけれど、よい緊張感、よいコンディションというのはこういうのもなのかというのを、今回は見せてもらった気がする。初出場の選手は試合ごとにうまくなっていたし、ベテランの選手たちも、立ち上がりこそ不調だったが、どんどん凄味を増していた。応援団も、決勝まで応援できる体力を持ち合わせてきたし(笑)。そして、ワゴン車1台分もある優勝旗やトロフィーたちを、返還した翌日、予定通りまた持って帰ってきたのだ(みんなアパートだから我が家に保管)。すばらしい仲間と、すばらしい試合。そして日本一かっこいいだんなさんが、文字通り日本一になる瞬間にまた立ち会えて、しあわせでした。この1年の過ごし方が、よかったのだと肯定されたようで、すこし自分にもマルをあげてもいいかなと、思えました。そんなことを、5月いっぱいかけて確認しあい(なかなかゆっくり話せる時間が取れないのでね)、夫婦のあいだの風通しが気持ちよいこの頃。去年の優勝は、その場に立ち会えなかったSに捧げた彼。今年の優勝はKに。そして来年はわたしに、とって来てくれるそうです。3度優勝しないと本物じゃないそうで。というのは12年連続決勝に勝ち上がってきているチームからの激励。去年は、2連覇してこそだぞ、といわれたのに、2連覇したとたん、3連覇が必要だって~(笑)祝勝会では、優勝の喜びを分かち合う、というよりももうすでに、次の試合や合宿に向けた対策会議。年間スケジュールはもういっぱい。もう来年に向けて始動しているのだ。わたしはまずは、あの唐揚げの味を再現することからだ(笑)
May 31, 2009
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産後4か月がたち、Kのおっぱいの間隔やうんち、昼寝のリズムもついてきて、わたしのからだも自然に締まってきました(下腹はまだのびのびだけれどね)。一度飲ませたらがーっと動けるのでお出かけしやすく、離乳食が始まる前の、ほんのわずかな身軽月間(笑)です。とはいいつつ、まだ午前にしっかりねんねするので、タイミングをのがすとお散歩せず、ということもしばしば。というわけで朝の食事の片づけや洗濯がおわったら、もっぱら畑仕事。昨日は庭の草取りをしていたら、隣のおじいちゃんがよちよちの孫を連れていらした。回覧板を届けに行くといつも、「赤ちゃんみせて~」と声をかけてくれるが、一向にわが子の名前を覚えてないらしいおじいちゃん。うちで最近植えた梅の木の様子が気になって見に来てくれたらしい。(アブラムシがつきやすいから気をつけろって。)お孫さんが遊びにきてくれるので、どんなかはわからないがさみしさがまぎれているのだそうだ。反対の隣のお宅には先月お孫さんが誕生。表通りのお店のおばちゃんちにもすこし大きいおにいちゃんがいて、夕方になると、駄菓子を買いに来る小学生たちと遊ぶ声が聞こえてくる。仙台では考えられなかった生活。このあいだはあいこーぷの配達のお兄さんが、「いつもいいなぁって、眺めていくんです!」といってくれて気づいた、うちのデッキからの眺め、風(ちょっと強いけどね)。仙台でも専業主婦の時間はあったけれど、こんなにひとと会うことがなかった。かといって地元に根差しているかというとまだまだだけれど、ここに引っ越してきてから、かえって仙台に友人が増えたような気がする。きっと、根っこが、しっかりしたのだ。ここ、と呼ばれるようにして土地を決めて家を建てて、地面に基礎を持つ家にすみ、日々土を踏みしめて暮らすというのが、地に足をつけることだと感じてきた。根っこができて、だんだん枝葉ものびてきたのだ、きっと。こどもと二人きりの時間が長いのは、よくもあるが、わるくもはたらいてしまう。ひとりめの産後は人と会いたさに、わざとまとめ買いせずに、ちょこちょこスーパーに行ってたっけ(笑、って笑いごとじゃないけど)。出かけるところがないとなると、ひとりの時間がほしくてたまらなくなって、寝かしつけることばかりに躍起になっりもした。いまはひとと会える日には会うことを楽しむし、家にいられる日は、二人のゆっくり生活を楽しもうと思える。二人でいるさみしさが、堪えないのだ。パパが外でがんばってるからね、とおっととの分業というか、おっとを支える心づもりができてきたせいもある。確かにある(!)結婚してからの5年という月日がそうしているのか、いろんなことを乗り越えて、お互いがお互いに充実感を運んできているからか、最近夫婦のあいだの風通しが心地よいのは、確かだ。それに、思い立ったら会いに行ける、会いに来てくれるひとがいるというのは、心強い。ほんとうに。これまで出会ったみなさん、母の寺子屋に来て下さるみなさんとともにいられるから、今日も我が家は平和です。ありがとう!
May 29, 2009
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母の寺子屋の「お産座談会」は、告知どおりざっくばらんな会に(笑)妊婦さん3名の疑問に、スタッフ含み4名の経産婦がしゃべるしゃべる!今は情報がいっぱいあって、知らないとおいていかれるような、買いそろえないとくらしていけないような、気がしてしまうもの。でも立ち止まって考えてみる。それはただしい情報なのだろうか。根拠があることなのだろうか。それは本当に必要なものなのだろうか。そんなものがなくても昔の人は、何人もの子を産み育ててきたんじゃなかったか。ものや情報におどらされると、変化に対応しにくくなってしまう気がします。豊かさとは、もう物にあふれていることではなくて、自分のここちよさを追求できること。まず自分の大切にしたいものに気づく。そしてそれを守り、また開拓していくには、ていねいに暮らし続けること。毎日発見、毎日勉強です。お産することは、子を産みだすだけではなくて、子を迎えることで、新しい夫婦関係を産み、家族を産み、そのなかにある自分に気づいていくこと。ていねいな暮らしの中で自分をバージョンアップさせていくと、その手の中で暮らすこどもやおっとが、また気持ちいいくらいに、変わっていってくれる。だから何人でも産みたくなってしまうんですね(笑)お産企画第3弾は、6月22日(月) ともこ助産院の伊藤助産師さんをお迎えしての講座です。こちらもお楽しみに~。
May 25, 2009
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母の寺子屋の「お産の振り返り会」にご参加くださった方、ありがとうございました。15名くらいだったでしょうか。第2子を助産院出産したななこさん。その様子のDVDは、助産師さんに「教材にしたい!」と言わしめるほどのもの。ななこさんは今回のお産で、おとうさん(だんなさん)と娘と、もういちどしっかり、家族を誕生させたいと願っていた。そのために妊娠中は心静かに暮らせるよう奮闘(!?)していたし、娘さんやだんなさんにも、出産に立ち会う心の術を伝えているのがうかがえていた。みんなが落ち着ける場所で、だいすきなひとに囲まれて、力を合わせていのちを産み出す様子は、涙なしにはみられない、ほんとうにすばらしいものだった。DVDはだんなさんが夜なべして編集し、字幕までいれてくれた賜物。お産って、語ってやっと終わる感じがするよねと話したとき、そうそうそして、だんなはあのDVDを産み出したんだと思う、と打ち明けてくれたのが印象的。おんなは話すことで、感情を昇華するのが得意だけれども、男性はなかなか機会がないし、そもそも女房の出産について語れる相手??というのが大方ではないかと。でも心を寄せる人には、役割があるというのはいいことだろう。夫にしても、上の子にしても。わたしの場合はおっとに、ただただそばにいてもらった。予定帝王切開を選択したことで、手術室への立ち入りはできない。でも本人も、わたしが手術室から戻ってくるまでのあいだ、できるだけはやく生まれた子を抱いて、そばにいてあげたいと望んでいた。わたしも、術直後は寝てるしかないので、わたしの分も抱いてあげてね、そして一緒にいて、生まれた喜びを静かにかみしめたいね、わたしに起こることすべてをみて、受け止めてねと、お願いしておいた。前に立ってリードするタイプではない彼には、適任だったかなと思う。予定帝王切開は事前に準備ができるので、今回はわがままをいって(笑)、いろいろとさせてもらった。手鏡をもちこんで娩出の瞬間をみせてもらったり、カンガルーケアをさせてもらったり。そんな思いがかなったのは、妊娠中の「対話」が実を結んだのだと感じている。自分のからだ、特に子宮や、おなかの子や、家族や病院のスタッフとも。対話したい思いが感覚をとぎすまし、対話を重ねた結果、手術当日までさまざまな縁が巡ってきて、たくさんのひとの手を借りて、あたたかなお産ができた。そのお産を通してわたしが解放されたときに、家族みんなにさまざまなタイミングが押し寄せて、今みんな、生きていることが愉しくてたまらないのが、またしあわせ。今うちは両親もみんな、わたしをとおして出産した気分でいるのだ。最後に話したちえみさんは、それぞれ産院、自宅、大学病院で3人の子を産んだエキスパート。産まれる場所や方法は、こどもがみんな決めてくる。そのことばに救われる人はわたしだけではないだろう。親も子も命がけ。じたばたしても仕方ない。そこに「私らしさ」や「満足」を求めるときには、「感性」。これが、今回話した3人から助産師さんが導き出してくれた共通のキーワード。おなかの中にいるひとの運命を「感じる」。これにつきるのかもしれない。わたしたちが何をしたいか考えたり頭を悩ませるよりも、努力すべきは「感じる」こと。そうすれば答えはおのずとみえてくる。そんな力に気づけたときに、おんなのちからは開花する。忘れられない花を咲かせたいですね。それにしても、ひとのお産でも泣けるって!このことに気づけたことも今日の感謝。わたしの話に泣いてくださった方も、ありがとう。
April 27, 2009
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冬眠していた母の寺子屋、4月は総力挙げて開催いたします!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それぞれのお産、それぞれの命…ちょっと立ち止まって自分のお産を振り返ってみませんか?育児、夫婦関係、自分自身の生き方を見直すヒントが隠されているかもしれません。出産未経験の方、妊婦さんも大歓迎です。●「帝王切開でもできるよ!あったかいお産」◎寺子屋スタッフ こうごゆうこ●「家族とともに。。。自宅出産」◎母の寺子屋主宰 オールライト千栄美●「助産院出産の体験談&DVD上映」 ◎月天心 高橋奈々子●ゲストトーク とも子助産院 伊藤朋子助産師による 「より私らしく、より安全に、幸せに産むために」(仮) 4月27日(月)10:00~12:00 参加費:1200円・・・・・・・・・・・・・・・・・・・縁あって、今の日本で選択できる出産の経験者が一同に!なんとわたしも語ります(笑)病院、助産院、自宅。帝王切開に、経膣分娩でも切開あり、なし(!)なかなかない機会かもしれません。わたしは帝王切開しか選択できない身ですが、アクティブバースなどとっても興味があるので楽しみ~ほんとうに伝えたいこと。帝王切開でも、あたたかいお産は可能であること。出産は命がけ。出産方法はいろいろあるけれど、「賭け」や「挑戦」ではなく、「選択」できるようにと、思うこと。「不満じゃない」と「満足」とはぜ~んぜん違う次元のものだったということ。そんなお産は「どれだけ準備できたか」の結果ではないかと感じたこと。などなど。このレジュメをつくること数日。練ると、だんだん余分なものがそぎ落とされ、伝えたいことが鮮やかになってくる。産後3か月経った今、この時期に再び振り返ることができてよかった。怒涛の産後1週間。産後1ヶ月はからだを休め、ひとに無性に会いたくなった産後2か月。浮いたり沈んだり、気持ちのふり幅も体調の良しあしも、振り切れそうになりながら。そして産後3か月。やっぱり今までは地に足が付いていなかったんだと(笑)からだもやっと自分のものになってきた感じがする。お産のはなしをするのに、出産直後はそれはそれは熱っぽく、臨場感たっぷりに語っていた(はず)。この感激を!体感を!話すことで記憶をなぞらえることができ、自分の身に起きたことを何とか、からだと脳に刻み込むことができていたように思う。でもこれは、家族や親しい友人相手だからこそ。産後数週のころ、この話をいただいたのだけれど、まぁ4月だったらすこしは冷静に話せるようになっているかな~などと思っていた。その通りだ。乳児を抱えた生活も軌道に乗り始め、授乳の間隔があいたり、続けて寝てくれるようになってくるため、ひとり振り返ったり、パソコンに向かう時間がとれるようになってきた。出来事を振り返って、文章に起こす回路もまわるようになってきた。体動かしても、疲れて自分もぐっすり寝ちゃう、なんてことも少なく(!)なってきた。な~んて自分で敷居あげてますが(笑)、お近くの方はぜひいらしてくださいね。
April 17, 2009
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全国大会が迫り、おっとの週末は遠征続き。先週末は千葉のチームが来てくれて合同合宿。今でこそともに刺激しあい切磋琢磨しているが、長年おっとたちが目標にしてきた、兄貴分のチームだ。もちろん家族総出でお出迎え&応援に。そしてもちろん、二男Kの誕生を喜んでくれた。長男Sともよく遊んでくれて、いなくなったあとも思いを寄せてくれていた彼ら。こどもを授かりにくいひともいるせいか、と言ったらちょっと慢心かもしれないが、わたしは、うちの子はみんなの子だと思って、宿し、産んできた。だから彼らに抱いてもらうと、あなたの血も入っているよと、言ってしまいそうになる(笑)そうやって抱いて、いっしょに育ててねと、これだけは伝えたいと思う。妊娠中こそ会う機会がなかったけれど、またこうしてこどもを抱いているわたしたちを見せることができて、ほんとうによかった。あ~そんなことを思いながら、やっぱりまだ、思い出しすぎないようにしないといられなくなるような気がして、半分も伝えられなかった。帰ってきてからメールで伝える始末(汗)でもそんな気持ちの揺れも受け止めてくれるひとたちだと思えることは、ほんとうにしあわせだねとおっとと二人でかみしめた。だんだん伝えられるようになっていこうねと。GWに向けて、またそんな再会の約束が入ってきた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今年も車いすバスケットボールの全国大会で、東京へ行きます!5月5日~6日、東京体育館です。東京方面の方、よかったら見にきてくださいね~
April 14, 2009
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こどもって、首がすわるとお風呂入れるのもすっごく楽!ってあたりまえだけれど、独身男性、に限らず「首がすわらないうちは怖いよ~」って抱っこを敬遠するのは、やっぱり怖いんだろなと、今ごろ感じた。そして、こどもがおっきくなるってうれしい!ということにいちいち感激し、わたしたちだいぶ親孝行したね~と労をねぎらいあう(笑)姉173センチ、妹165センチの再会。一か月ぶりくらいだろうか。この4月から実家を離れ一人暮らしを始めた妹。彼女らしいと感じたのは、電化製品がひとつも買わずに間に合ったこと。友達から集まってきたって。それと、かぜをひいていたこと。引っ越しをするとなると、かならずどちらかがひどい風邪をひいている。わたしが就職や結婚で転居するときも、電話で連絡が取れなくなるくらいのひどい声枯れをしたことがあった。この忙しい時期に、出張なんか入ってしまって心配していたら、やはり。彼女が泊まりに来るというので食べたい物のリクエストを聞いたら、煮物ときた。具の指定も何もない。これもかなり、おおざっぱな彼女らしい(笑)きっと野菜不足なんだろうな、と思いつつ、あ、でも魚も好きだよな、と結局2種類も作ってしまった。そういうところが、わたしらしいらしい(笑)
April 7, 2009
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第2子Kが生まれて2か月半。赤ちゃんマッサージを楽しめるようになってきた。やろ~と誘うと、うきうき顔に。わたしの目や口元をじっとみながら、にこにこにこにこ、肉づきのよいからだをさわらせてくれる。終わるや否やわたしも自分の足をマッサージ。気持よさそうなわが子をみていると、そのそのその快感!!わたしも味わいたい!!とうずうず、やらずにいられなくなるのだ。その間もにこにこしてみていてくれる子のありがたさに、今度は胸きゅん。マッサージって気持ちいいよね~だからママもしたくってさ~とほかほかの足の裏と、2人で気持ちよくなれたしあわせをを共有するのだ。第1子Sの産後、この赤ちゃんマッサージをならったときには、これがもう、目からうろこで。教室終了後のアンケートは、裏の余白までビッシリと感想を書いて送りつけたっけ。(なつかしいね~、と呼びかける先は現母の寺子屋スタッフのあの人なのですよ。)ああ、こどものよろこぶ顔をみるのがこんなにうれしいことだなんて。そのよろこびはわたしの手で伝えたものだなんて。そして、わたしも気持ちよくなりたいと感じる、この感覚を取り戻したことへの驚きとよろこび。こどものためにってがんばりすぎて、わたしが乾ききっていたことへの気づき。肌も気持ちも。その、自分をうるおす快感がやみつきになり、もう忘れまいともしたのだろうけれど、おふろのあと、産後8ヶ月ではじめて、こどもの前に自分のスキンケアをしてみた。なぁ~んだ、待っててくれるんだ~。そして、自分が満たされると、こどもに余裕で接することができると。こどものよろこぶ顔を見て、母はとてもしあわせを感じるし、母のその表情に、こどもは正直にリラックスしてくれる。その「快」の循環に気づけたことが、わたしの、家族や仕事を営む礎になっている。このことを思い出し、まだ先行き不透明な仕事復帰に、もやもやと考えをめぐらしている。自分が乾いていると、ひとに注ぐのはむずかしくなる。最近はおっとに抱きしめてもらうよりも、ねえ仙骨触ってて、といってしまう(笑)春の夜。
March 28, 2009
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ちょっと余裕が出てきてパソコンなんか触ってみて、そして友人のブログをだいぶさかのぼって読んでみた。あ~相変わらずの部分に目を細めたり、進化している部分に敬服したり。で、自分。久しぶりすぎて何から書いたらよいのやら(笑)1月14日に二男を出産しました。38週の予定帝王切開で2979グラム。とってもしあわせなお産でした。そんなことをすこしずつ整理しなければなぁと思いつつ、ひとと会う約束がない今日のような日は、洗濯してご飯作ってうたをうたって眠るのです。感謝。
March 24, 2009
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あ、この人知ってる!と思わず声に出し、手に取った本は、小松成美さんの「トップアスリート」。北京オリンピックやパラリンピックの報道で目にしていたのだと思う。おっとの買い物に付き合っていったのに、わたしの方が余計に買ってもらってしまった。選手を観察した、その身体感覚の描写がもうすばらしくて、35人のアスリートについて記してあるのだけれど、一晩にひとり、いや我慢できなくてもふたり分づつだけ、読むことにした。あぁそれでも、1月中に読み終わってしまう・・・。そんなふうに思わせるくらい、すばらしい。たとえば陸上なら、トラックで風を切っている感覚、たとえば水や音楽に身を乗せて、体のラインや指の角度腕の角度の1ミリまで、研ぎ澄ましている感覚。それを今自分が体感していると、錯覚というか、ほんとうに思ってしまうくらい、入り込んでしまうのだ。そして体操の冨田くんの、鍛え抜かれた上半身!彼の写真だけなぜかカメラが寄っていて、うれしい(笑)そんな顔してると没収するぞっ!とおっとに言われる顔で、みているらしい、わたし(笑)強さとは、王者を王者たらしめるものとは。挑戦とは。特に今年は考えたり、感じたいと思い続けてきた。弱さに誠実であること。プロローグで、ひとつの答えが見つかってしまった。感じてきたことはあながち間違っていなかったと、ほっと胸をなでおろす。そしてこれからさらにじっくり、トップアスリートたちの日常を、体感するのだ。
December 23, 2008
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昨日までのシンプル快適生活から一変して、家じゅうの物干しを総動員しての洗濯。バッグのなか片付けよう~、というおっとに、いやいやそれはバッグから出しただけで、部屋はかえって散らかってますけど・・・(笑)いつもの日常にもどったと、こんな会話で感じてしまった。大好きだから一緒に暮らしているわけだけれども、このひとと暮らすということは、こういう、雑多や肉食や、わたしの苦手な音や光(TVとかね)を受け入れるということだ。こどもと暮らしていくその底には、しっかりとしたパートナーシップが大事だったんだと、日常の中からこんなタイミングで気づき、ずいぶん得をしたような気になった。対してわたしはどう思われているのやら。めし風呂マッサージつきではあるけれども、小言もなぁ、とか言われそう(笑)わたしは全く真逆で、すっきり、菜食で、最低限の灯りだけで暮らしたいと思っているのだから。そんなでも、折り合いをつけてうまく暮らしてきたのだ。ずっと、スポーツ選手の妻として、どうしたらいいのか考えていた。何か、特別なことをしてあげなければ、と思い込んでいたのだ。栄養や休息の取り方、試合前後の対応など、気づいたことを勉強し、いろいろと試しては変えたり止めたり。そんなことを繰り返し、残ったことはほんのちょっとだ。そして結局、わたしは、おっとにばかり向かうよりも外に向いていた方がいい、ということがわかった。不在な方がいいというのではなく、家の中にいても、好きなことをして、楽しそうに、そして健康でいればそれが最大の、彼の力になると。もちろん、仕事を詰めすぎると心配させてしまうし、家事が滞るから避けてはいるが、わたしが出かけるのを見送るおっとの顔が、とてもいい顔なのに気づいたのだ。家の中にいるわたしに対するまなざしとは、違うのだ。言葉はなくても、応援してくれる気持ちがつくる表情なのだろうか。その顔を見るたびに、ああ、わたしもこうやってこの人のことを見送れているかなぁと、振り返り、またがんばる力にしてきた。結婚5年目、出会って10年目の節目の年。始まりは混沌としていたけれど、人生の指針になるような大きな気づきがいくつかあり、本当に、節目の年、といえるような気がする。アメリカ遠征の様子、こちらで見れますよ。
December 19, 2008
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おっとがアメリカ遠征から帰ってきた。今年の日本一のご褒美に、スポンサーさんが招待してくださったのだ。4泊6日で、シアトルでの親善試合と、NBAの前座試合(日本人初だそう!)。現地に着いたときは長旅の疲れと時差ボケでひどい様子だったが、帰りは、睡眠と食事をコントロールしてけろっとして帰ってきた。一回の旅で適応できるようになるものなのかと、ただ感心。さて、そのあいだのわたしの一人暮らし生活は、実に快適だった!TVいらない、ごはんいらない生活が、こんなに楽しいとは(笑)野菜スープを多めに作って、ずっとそれですごそう~なんて思っていたものの、それすらいらないほど。玄米ごはんを炊いておいて、食べたくなったら温めて食べる、という調子で過ごしていたら、たぶん炊飯器には1回しか触らなかった。朝ごはんは、ごはんとスープ(具はあまりいらない)とお漬け物。お昼ごはんをしっかりめに食べたら、夕飯はほとんどいらなかった。(ためしに食べてみたら翌朝胃がもたれたままだった。)食べすぎを防ぐため、一日一回はおやつに何を食べてもいいことにしたが、結果、お砂糖の入ったものは、いくら食べても満足しないことがわかった。といっておにぎりでも作ってみるが、ほんの少ししかいらないんだもの。普段どれだけの煩悩にさいなまれて暮らしていたことか。おかげで、自分の暮らしたい時間のリズムもほどよくつかめた。朝は5時に目が覚める(これは第1子の妊娠中から一緒)。で6時前にふとんからでて、掃除と、軽くヨガ。おなかがすいたらご飯を食べるが、仕事がなければ家事は午前のうちに。で午後は昼寝をする。夕飯はいらないから、眠くなるまで本を読んだりストレッチしたりして、11時には就寝。もう、からだが軽いし、生活に使うものも限られてくるし、シンプルで時間があってリラックスして、おなかの子と過ごすには申し分ない環境だった。本能に従えるって、贅沢なことなのだ。きっとシングルになったら、家からはTVとお肉と、いくつかの家電がなくなるだろう、なんて不謹慎なことも思ってみたりして(笑)そんなことは本当は願ってないけれど、産休に入る前に、つまり、だらっとしがちな生活に入る前に、自分の望む生活スタイルを確認できたことはとても有意義だった。そうそう、産休にはいりました。あとひと月で生まれますよ~
December 18, 2008
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昨日、真央ちゃん、優勝しましたね。不調だった前大会から2週間で、ジャンプとステップを完璧に調整していた。その立て直し力が、すごい。課題を見つけて、修正して、結果に結びつけるレベルまで引き上げてくるという、調整力が。演技している数分の中でも、用意したプログラムの中で、自分の身体とポイントの高低を考えて、技に挑戦したり省略したり、駆け引きするのだ。それもあの可憐な表情のままで。自分が踊り始めてみてわかった。表情というのは練習しないとつくれないもの。にじみでるのを待っていては、喜びも、緊張も出てしまう。魅せるものは、練習しないといけないと。おっとが先週から北九州に行っている。今年度の日本のチャンピオンチームとして、トルコ、カナダ、オーストラリアのチャンピオンと戦う国際大会。「俺、メンタル鍛えます。」すべての試合が終わって、電話の向こうで力強く宣言した。初日は、大差で負けはしたけれども、力試しには満足げだった。2日目、勝ったけれども、自分の不調を立て直せないままゲームが終わってしまったと悔しがっていた。最終日の今日、僅差で負けたのは自分の調整力不足が大きいと振り返りながらも、その時点で課題は明らかになっていた。同じ会場で国内大会に出ていた、ライバルチームの選手がずっと見ていてくれた。そして、お前の課題はここだなっ、と彼の胸をたたいて帰ったという。東北では敵なし、国内でも勝てない試合は少なくなってきている。きつい試合でも、誰か一人のミスは周りでカバーすれば結果が出せる、本当にチームワークのいい、そして実力のあるひとたちの集まりなのだ。歯が立たない相手、というのは久しぶりだった。サイズが違う。大きさ、威圧感、腕の長さ。きっとコートの広さもちがってみえただろう。そして今回は、現地入りしてから負傷者が出た。彼とは、2人で1人、と常に支え合っている選手だ。強い相手とのぶつかり合い。思うようなプレーができないときに交代要員がいない。はじめての国際大会で、彼はダブルでこれまでにない境地を味わったのだ。自分の最大の力を出してもかなわない、もう限界、というところまで追い詰められたとき、真の課題が見えてくるのかもしれない。みんなのおかげで3位にはなれた(去年日本から出場したチームは4位だったから、ちょっと誇らしげ)が、もうそこで満足はしない。自分がチームを支える存在になれるように。怪我をした選手に、焦りを与えないように。大きな目標を達成するために。今年に入ってから、電話で結果報告してくれる声が鮮やかだ。がんばっている感じが伝わってきて、わたしはすごくうれしい。明日は空港まで迎えに行く。また成長し、新たな展望を持って帰ってくるおっとに会うのが楽しみだ。(そのまえに、今夜はフィギュアのエキシビジョンみなくちゃね。)
November 30, 2008
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東北といっても積雪は年に2~3回の我が家ですが、今日が初雪!しかも起きた時間にはまだ、車の屋根が白かった!相当冷えたのだ。とはいえど、畑には朝日が差して。あさがおは、今日は咲いたのかな。色をつけたつぼみがまだ現役です。ひまわりは、自主的な二期作継続中(笑)この夏、花が終わり種をこぼし、なんとその種から茎をのばして、先週ごろから一輪咲いております(ほそーいけどね)。今日も太陽に向かって生き生きと。翔太と植えた想い出の花たち。去年は、台風にも必死に耐えているのをみているのがつらく、そのあともぐんぐんつるをのばす姿を見て、記録更新を楽しみにしながらも、初雪で枯れてくれたときには正直、ほっとしたものだった。病床にいるのとまるで同じ気持ちだった。もういいよ、もうじゅうぶん楽しませてもらったよと、呼びかけていた。今年は、もう、あんたも好きねえ、という感じである(笑)がんばれがんばれ、がんばるあなたが大好きよ。うれしいよ。激動の暑い夏が終わり、さみしい秋を過ぎて、雪が降ると落ち着く。しばらくはこんな感じて暮らしていくのだろうか。でも年が明けると、また夏へのカウントダウンがはじまるのだ。このことを軸に考え始めると近頃は、わたしがこれから生きてゆく年月の長さにめまいがしそうになる。がんばる命、新しい命に元気をもらいつつ、わたしも太陽礼拝を。
November 20, 2008
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今日で妊娠8か月に入りまして。目立たないと言われ続けているおなかも、もう横になってもへこみませんよ(笑)先々週から排毒週間のようだった。誘いに乗り食べ過ぎていたこともあって、からだがむずむずしてはいたのだけれど、まずは顔中に湿疹。思春期にも出たことない赤いぷつぷつにほおが覆い尽くされ、ひどいもんでした(涙)そこへ愛あるひとの助けを借りて、減食を決意。あ~やっぱり食べたくなかったんだ、と感じ、丸2日の実行で食欲復活。湿疹が拡大を止めたところで、今度は鼻水。つまっているだけで出ない出ない。これもお手当てと知恵あるひとのおかげでやっと流れ出し、1週間で鼻呼吸できるように。その間ヨガをするチャンスもあり、かなりからだはすっきり、健全な食欲も湧いてきた感じがした(湧いてるからっていつも食べない肉とかケーキとか、食べてるんだけど)。いろんな後押しがあって、からだの感覚がクリアになってくるときに、とどめになったのは泣くことだった。鼻水が流れ始めて同時くらいに泣き、からだの皮が一枚はがれたように感じ、その芯にあった感情にも気づき、また機会があって泣き、とこのところ3回くらい泣いたら、肌はびっくりするほどきれいになった。湿疹が消えただけなくて、(そのギャップを換算しても)きめが細やかになった。今朝2週間ぶりにメイクしたらえらくきれいで、おっとにアップで迫ってしまった(笑)氣を整える、というのは瞬時の効果ももちろんあるのだけれど、長い時間をかけての変化も生じることがあるようなのだ。いかに普段、欲や習慣という名のもやもやしたものをまとっていることか。そういうものに気づき、手放すことができたら、からだが軽くなったり、精神が自由になったりする。そして芯にある、自分の声に耳をすます余裕ができる。今回は、わたしをつくるものの表面から、2段階くらい(感覚でね)芯にあるものに気づいた。やはり子宮だった。妊娠しているから、というよりは、たぶん生涯のテーマの一つなんではないかと思う。わたしにとって、子宮とは。それに今、気づくチャンスが来たということではないかと。こういう大きな気づきを得るのは、今まではホメオパスに会った時だった。解毒の集中攻撃が来たり、テーマに気づく出来事があったりと。それを今回、自分で気づき、きっとこんな機会だから、とおっとに話すところまでしてみた。ま、女ってめんどくさいね、おれって楽よ~とゆるませてもらうのが関の山なのだけれど(笑)でもたぶんこれは、自分で整理し、いらないものは手放す準備を、取り入れたいならその術をさがす準備を、はじめられるようになったということだ。こういうネタは尽きないのだろうけれど、こういうことに気づけるようになったことが、わたしはうれしい。今回の妊娠で大きく成長できたことのひとつだ。みなさん、ほんとうにありがとう。
November 5, 2008
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昨日深夜のNHK総合「トップランナー」。深夜だったので録画しておいた。出演していた京谷和幸という男。わたしたち夫婦の友人なのだ。車椅子バスケの強豪、千葉ホークスの主軸で、全日本チームでも元キャプテン。北京パラでは選手団の主将、チームでは司令塔をつとめた。車椅子バスケ界のみならず障害者スポーツ全体、世界レベルで活躍するアスリートとしても注目されている彼は、これまでもたびたびメディアに登場してきた。トップランナーという番組のコンセプトはもちろんあるのだけれど、これまでのものよりもぐっと、京谷和幸という人間像が深く映し出され、スタジオで交わされる生の声が、視聴者の心に響いたのではないかと思った。パラリンピックのハイライト番組なんかはどうしても「福祉枠」というのが抜けきらないし、夕方のニュースにちょろっと紹介、というのではなかなか、競技の迫力や、選手の心の奥深くまでは掘り下げられない。東北ローカルというのと、全国ネット、という大きな差ももちろんあるけれども。障害者スポーツ全体に風呂敷を広げるでもなく、チームの話題にぶれすぎることもなく、家族や会社の話題に偏りすぎることもなく、今ホットな男、個人の思いだけに的をしぼり50分間びっちり使われるというのは、ボリュームも構成もすばらしかった(ってどこから目線なんだか、笑)。夜更かししているそこらへんの(失礼!)若者にも見てもらえていたらなぁと思う。現在37歳。彼はアテネ大会からの4年間で、精神的にも肉体的にも成長し、今期が一番いい状態だという。そしてこれから伸びる可能性をももちろん感じ、どこまでいけるか挑戦し続けるのだという。コート上のパフォーマンスもさることながら、自身の歩んできた軌跡から感じたことや夢を語るその言葉が、この間にもさらに積み上げられ、洗練されている様に大いに感動した。ぐっと聴かせる場面あり、笑いあり。漫画「リアル」の著者、井上雄彦氏からの手紙もまたよかった。その身に起こるすべての道のりが、天からのギフトだと、思えるようにと。わたしたちも、友人にこのことばを贈られたことが支えになっている。日常に、一見災難と思えるような出来事が起こったとき、ひとびとはそれを試練とか宿命とか運命とか表現するけれど、それがギフトだと思えるとき、ひとはその出来事に感謝できるのだ。そのためには、今、やれることをする。わたしたちが息子から学んだことを、彼も昔から人に伝えている。それから、出会いに感謝!ということも。わたしたちが生きていく限り続く、出会いと挑戦というギフトはいつも、贈られているのだと、ひとり運転しながら思い返す。再放送は、11月7日深夜25時~NHK教育だそうです。すばらしい夜をありがとう!
November 4, 2008
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フラをはじめてもうすぐ2年。生きることのよろこびもかなしみもたくさん味わい、それをからだで表現するすばらしさを覚えた2年だった。そんなことがわーっと思い出されて、泣けて泣けて仕方なかったフィナーレ。発表会は大成功だった。学芸会や運動会でさっぱりいいところをみせれない子だったわたしは、すこしだけ親孝行もできた。毎週練習しているだけでも十分感動できるのだけれど、こうして人前に立つ舞台を設けることで、何より腕を磨くことができるし、みんなで作り上げる、というひときわ大きな感動を得ることができる。そして先生や、練習を支えてくださっているひとたちに惜しみなく感謝もできる。そして、また新しく歩き出すための、仕切り直しができる。(はず。わたしはまだ頭もからだもお休み中だけれど、笑)今回は先生がハワイでのトレーニングの過程を終えた、記念の舞台。もうお孫さんがいる世代というのに、舞台の前は徹夜で細かい準備をしてくださる。生徒全員で用意したサプライズ。当日、ハワイからのゲストやバンドさんたちにもお願いして、ナレーションの方にもこそこそと台本の変更までお願いして、舞台上でプレゼントをお渡しした。うふふ。いちばん緊張していた先生の表情が、ゆるんだ。自分への充実感もさることながら、このひとの喜びまみれる顔が見たくて練習してきたんだとも、改めて思った。そのとき先生がソロで踊ったのが、恋人ヘレナの美しさを歌った曲。一度聞いただけで耳に焼きつく、美しいメロディ。わたしの大好きな曲だ。そしてフィナーレ。クム(ハワイに住む、フラの先生の先生)のもとの舞台では必ずこれで締めるという曲、Ka Wai Lehua Aala Ka Honua。万物は天から来て天に還る、永遠に繰り返される命の営みを歌う。この曲はむすこと入院中に、先生にすすめられる直前にたまたまCDが手に入り、最後の最後まで繰り返し聴いていた曲だ。高ぶっていたり緊張していると鎮静されるし、落ち込んでいるとなぐさめられる、不思議な、すばらしい曲。もうこれで泣けない訳がないじゃないの~(涙)というところでも、まあ舞台裏ではトラブルが発生したり(笑)、ハワイアン(プロのミュージシャンでダンサー!)がそのお相撲さんみたいなからだをまるごと使って笑わせてくれたり(笑)、もう涙と笑いとスポットライトにまみれて、最っ高~の舞台!約1年かけて踊りこんできた曲たち。からだはもう自動的に動き出すというくらい、踊りはからだに染み込んでいるのだけれど、舞台というのは、魅せる場。いつものスタジオとは天井の高さが全く違うし、床の感触も違う。だからいろんな対策をしたくなるけれど、結局、いつもどおりにしかできないものなのだ。だから、いつもの練習が大切。初舞台の初心者は、こんなことを持ち帰ってきた。舞台前は、どれだけ本番を想定してやれるか、だ。舞台では1曲踊るだけで、とても息が切れる。練習では2時間ぶっとおしで踊った疲れが、ほんの数曲で、きてしまうのだ。それだけ普段は、リラックスしているということか。本番にかける意気込みというのは、こんなに違うものなのか。メダルを取りに行くアスリートの心構えを、ちょっとかじった気になった(笑)・・・・・・・・・・・・・・先週のチャレンジ!おおいた大会(障害者の国体)からおっとが帰ってきた。約束どおり、金メダルを持って!!春の全国大会と合わせて2冠。高校生だったらインターハイと国体選抜の2冠、というところだ。こんなことができてしまうチームに、彼らはどんどん成長していく。来月はクラブチームの世界一決定戦に。結婚5周年は、ふたりとも輝かしい記念が残せた。
October 19, 2008
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夫婦でお昼を食べていたら、連絡したいね~と話していた友達からメールが来た。今日今から来るって!車飛ばして茨城から。わたしも急きょシフトチェンジして、おみやげをつくり、念のため夕飯をつくり、コンタクトを入れ化粧をしたら、もう5時過ぎだ。おっとの車でバスケの練習について行った。久しぶり~!の彼女はやわらかい表情になっていた。ま、疲れもあると思うけれど。はやくこの年代に入りたいな~と思わせてくれる友人の一人だ。北京パラの選手村は、相当食事がおいしかったらしい。彼女ももれなくみんな、体重オーバーで帰ってきたもの(笑)また新しいことを始めるという、相談と報告だった。去年まで大学院生で、卒業と同時に大学講師に。そして車いすバスケでは自分のチームをもちながら、北京では全日本チームのマネージャーもやってのけた。やりきったという、虚脱感はものすごかったという。女子チームのほとんどが、帰りの飛行機の中から熱をだしたという。男勝りなからだとパワーで戦っているけれども、やっぱりおんななんだよね。ひとのためにふりしぼる気力というのは、その緊張を持続する底力というのは、やはりおんなに多く備わっている気がする。(男子チームはいたって健康だしね、笑)4年間やってみて、思ったこと。そこに正直になったら、また歩き出したくなったという。メリットデメリットを挙げてはみるものの、それがどっちがいくらあったって、やる必要があると思うから始めるんだ。それはわかってるよ。けれど、無理はさせたくないから。でも、できるだけ応援したいから。その狭間で何度揺れただろう。仲間たちは、彼女のまなざしの先にあるものを必死に共有しながら、ことばを選んだ。そして4人で、10人分くらいの中華料理をたいらげた(笑)すさまじい食欲のアスリートたち(と妊婦)。そしてわたしたちは彼女と距離を置くことになる。できれば離れたくないよ。これが正直な気持ちだ。でも一番言いたいのは、応援したいよ。このひとことだった。楽しい方に正直に。彼女のまっすぐさを目の当たりにすると、わたしたちの正直の裏にはなんて、利害とか建前とか食欲とか(笑)が隠れているんだろうと感じる。だからこそ一緒にいたいのだけれど、やっぱり力があるひとには成長してほしいから。次あうときには、またバージョンアップして会いましょう。
October 16, 2008
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このところおなかの子がいろんな画をみせてくれるので、そのたびにスケッチブックに書き起こしている。あるとき見えた画を、色やイメージを思い出しながら描く。覚えている範囲で、ではあるけれど、わたし自身の好みを投影することは(たぶん)なく、う~ん違うなこの色じゃなかったな、もっと明るかったな、とか思いながら色を重ねていくのだ。ずっとクレヨンで描いていたのだけれど、最近の何枚かはどうしてももっと繊細な線で、ひかり具合を再現したくなって、色えんぴつを出してきた。たしか小学生の時に自宅用に買ってもらったものだ。クーピー卒業したら(書けなくなったら)これ買ってね、とおねだりしていたのを覚えている。父によく連れて行かれた本屋さんの2階が文房具売り場になっていて、本格的な画材も扱っていたのだ。こどもにありがちな、○色セット(金属ケース入り)、というのではなくて、そのおびただしい数が裸で壁一面に並べられた色えんぴつの中から、好きな色を吟味して、というのをやってみたかったのだ。数えたら10本あった。小学生なりに、大抵のケース入りは12色セットだから、これ以内に収めなきゃな、とこころの底で予算勘定したのを思い出した(笑)そのなかみは、緑系が3本。青系が3本。黄色、赤、橙、黒で10本。そうそう、絵具で絵を描くとき、葉っぱの緑が思うように仕上がらなくて、毎回苦戦していたんだった。空の青もそう。だからこの色味はいっぱいそろえておこうと思ったんだっけ。ピンクが入ってないのが渋いな(笑)よほど背伸びしていたんだと、口元がゆるんでしまう。赤青緑黄、この4色があればだいたい描けちゃうのにな、と思いはじめている自分に、潔くていいじゃないと満足してみたりして。読書にも昼寝にもお絵かきにも、秋の窓辺は気持ちいいものです。
October 15, 2008
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(メインの芋煮は撮るの忘れましたが、 焼きかぼちゃで山の香りを~横にしてみてね)20人分(!)のさといもと鍋を車につけて丸森町へ。友人の家でやる予定だった芋煮会。急きょゲストが増えて大盛況!ホストファミリー5人に、わたしの両親と妹の4人、のはずが、そこへゲストが3人、遅れてはらぺこ大学生が6人。そのほかにも会いたかったおばちゃんに再開できたりして、楽しかったな~。東北の秋の風物詩、芋煮会。河原でやるのが定番なので、今回は家のまえをちょろちょろ流れている水路(といっても純湧水100%の生活用水!)をよ~く眺めながら、ということで。山形風にしてとリクエストがあったので、たっぷりのさといもに牛肉を、お醤油味で。野外で食べるときはお砂糖多めにすると、旨みが体にしみわたるんだよね~。おいしいから家でもよくつくるけれど、やっぱり大鍋で煮るとおいしいし、みんなでまきをくべた直火だしね。それとこの時期特有の、乾いた冷たい風も隠し味。これがあるからみんなで煮た汁のあったかさが、じんわりくるのだ。おいもごはんに、焼きかぼちゃに、りんごパイ。あ~食べた食べた。男たちはセルフビルドの家作りに励み、女たちは炊事場で休憩のときは郷土料理の話で盛り上がって。芋煮はね、ひととり食べ終わったらうどんを入れてもう1回お楽しみ。そのあとさらにカレールーをとかしてカレーライスに。だから河原とかで、思いっきりあそびながらじゃないと満喫できないのです(笑)そして朝まで汁が余ったら雑炊ね~
October 11, 2008
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結婚して丸5年。つきあい始めて丸10年。その記念日に入籍したのでね。そんな記念すべき日におっとは不在なのですが(笑)おおいた国体に行っています。結婚記念にいただいたキンモクセイ。2年前に家を新築した時に、やっと庭に定植してあげたのだ。母には、忘れたころに咲くわよ~と言われていたのだけれど、偶然、見つけたっ!たった一花。いいかおりはたぶんこれじゃなく隣の家の木からだわ(笑)こんなにちいさいのだったら、去年も咲いてたかもしれないなぁと思うくらい、ひっそりと(写真でもあさがおに負けてるもんね)。ちょうど5年前の国体の写真が目に入った。ぜんぜん老けているというのではなく、いいカオに、深みを増した表情というのかな、になっているなぁと、わが夫ながらうらやましく思ってしまう(自分のことはしわシミしか目に入らないのだ、涙)。ま、2人でいろいろ経験してきたけれどね。その傍らにいつも寄りそっていられたことがうれしいなぁと思いつつ、これから先の年月にも希望をもっていられる、幸せ。ずっとやってきたように、今日あったことを遠征先と自宅の距離で報告しあい、その声だけの感触を抱いて、ぐっすり眠りにつきましたとさ(笑)
October 10, 2008
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病院主催のマタニティヨガは、正味1時間のクラスの中に、休憩が3度入る。いわゆるシムスの体位で横になって、目を閉じて呼吸を整える。前回は、何で休んでばっかり(もっと動きたい)・・・と思っていけれど(そのわりに翌日結構こたえていたのだけれど、笑)、実はこの休憩では切り替え力を身につけてほしいのだと助産師さんが明かしてくれた。声をかけられたら休み、またかけられたらからだに少しづつ力を入れて起き上がる。それが、陣痛中のONとOFFにつながるのだという。痛みが来たときにからだを感じ、いきみ、ひいたときには力をぬく、休む。その切り替えに。初産婦さんなんかは初めて、かなり強い痛みを感じているときに、リラックスしろとか力を入れろとか言われてもからだがいうことをきかないから。う~んなるほどね。わたしは今回の人生で陣痛を感じることはたぶんないのだけれど、手術前後にはやはりその環境に緊張するから、自分で意識して解いたり術後の痛みと戦うには必要かもしれないな。子の泣き声に反応するときのONと、寝ていられるチャンスのOFFは、母ならだれでも必要になるしね。そして今回はその少なく物足りない(苦笑)ポーズのなかでも、うんと呼吸を深く長くするようにしてみた。そしたら最中からすっごく眠くなって大成功。休憩しながら、この眠たさでも、子がぐずれば起きる生活なんだったなとか、血圧チェックとかされちゃうんだったなとか、いろんなことを思い出してきた。置かれた環境でどんなことができるかを考えてみるのもいいなと思えた、一日でした。
October 9, 2008
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女盛りが集まったら、もう止まらない!今日の母の寺子屋「オンナのからだ講座」、力を発揮したい女性ばかりが4人集まった。ま、少ないんだけどね(笑)ざっくばらんに座談会。それでもテーマがそれずすぎず、しかもみんな聞きたいしゃべりたい内容で終始するのが彼女の腕のすごいところ。ひとの誕生から死まで伴走するプロフェッショナル、保健師さん。2児の母でありインファントマッサージのインストラクターである彼女は、母子保健に関しては特に百戦錬磨。簡単に言うと、母と子が暮らす環境が、どうしたらよくなるかっていうことの。家庭でも社会でも。彼女が広めたいと思っている、日本のお手当て法。昔のひとが伝えてきたお手当ては、家にあるものでいつでもできるし、からだのために手間暇をかけるというところに、効果があるのではないかと思う。あ、おかしいな、と思ったら熱いお湯を用意するとか、使えるように季節には薬草を漬けておくとか。母がそうすることで、いつでも見ているんだよ、っていうサインをこどもにおくってあげることができる。自分のからだの不調にも、ちょっとのうちに対処できるから、家族に余裕で接することができる。自分で分かる、できるって、安心なのだ。今日の話題は生理期の過ごし方。骨盤をゆるめたり、あたまもほえ~~っとして過ごせるような知恵を伝授してくれた。ちいさいこでも、いっしょにやってくれるんだよね。気持ちよさが分かるから。そうやって母が自分のからだを慈しみながら過ごすところをみていたら、こどもたちも自分や家族を大事に思ってくれるんじゃないかな。そして話題は性教育へ。だって参加者は来月に復帰を控えた高校教師と、助産師さん。それぞれの立場から真剣に語り始めた。自分たちにできること。「生」と「性」がフィットした生活をしてみようよ。母の意識を変えることが、こどもの生きる世界をよくすることにつながるから。オンナとして母として、職業人として、みんな立っている位置はいろいろだけれど、わたしが育ってきたときに、ああ素敵だなぁと感じた女性は、役割をもっていることが幸せそうに見えた。たとえば、家に帰ったらおかあさんしている姿が想像できる先生や、彼氏がいて充実してそうな看護婦さんとか。逆に、生と性が隔離しているひとには、魅力を感じなかった。色気のない先生に性教育とか言われても、あんたのようにはなりたくないのよって、反発しちゃったもんね(続く笑い話なんかも思い出したりして、笑)。あとは、思いたったら動いてみる、というのも今日のキーワードで。わたしはいつもどおりパートナーと一緒におふろ入りましたよ。みなさんはどうですか?
October 7, 2008
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あさがお話題でもう一枚。指が入ったのに気づいたときにはもうしぼんでた。のでそのまんま。まわりの葉っぱも包みこむくらいの大輪で、光が透けるようなうすむらさきがとてもきれい。すぐしぼんじゃう繊細なところもある。いいよいいよ早く休んで、明日も咲いておくれ~この種をくれたひとみたいだ(笑)
October 4, 2008
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(寝坊ばっかりでやっと撮れた1枚。日差しはもう秋。) わたしが何で書くことを続けているかって、なかなか会えないひとにも元気でやってるよとお知らせしたいから、というのが大きな理由だと気づいた。ここ数年で、接するたびにありがとうと伝えたくなるひとに、たくさん巡り合えた。彼女もそのひとり。東京で出会ったそのひとは、都会のにおいをまといながらも真ん中にはじんわりとした、あたたかさをもっているひと。彼女とともに出会った今や仕事仲間のUさんの2人は、わたしの、年をとることへのあこがれ(!)に拍車をかけてくれた人物。ひとまわり上だっけ。世の中にはいろいろな色のひとがいるけれど、わたしには彼女たちは同じトーンにみえる。みずみずしくてうつくしい。わたしもあの中に入りたいなぁと、いつも思う。たくさんの時間たくさんの愛を、家族や大事なひとと交えているんだろうなぁと思う。そういうのがにじみ出ていて、もっていないひとにはどうしたって追いつけない。彼女の目線が定まらないとき、がんばる姿を見つめながら、そんなにあせらなくていいのにと叫んでいた。だれにも侵せないところに、彼女はもう立っていたんだもの。そしてその立ち位置をみつけたとき、彼女はいきいきと呼吸し始め、花開いたのだ。仕事からフラへ、あわただしく移動しようとしているときに思わずじーんとしてしまった。東京のはずれの、そのしあわせな家庭の片隅にも、いのちがまかれた。猛暑や、ゲリラ豪雨も浴びたんだろうね。夏の間の長い長い祈りを力にして、やっと咲いたって!写真を見たら、鮮やかな紫色のあさがお。彼女にぴったりの色だ。うちの庭よりも、きっと彼女の家の方が似合う。そこにまかれてよかったね。大事にしてもらえるね。いつも泣けるようなメッセージをプレゼントしてくれるのに、わたしにはやっぱりありがとうしか思い浮かばないや。自分のペースで咲くんだよね。そして、見守ってくれるひとがいると、きれいに咲けるんだね。ひとも花も。
October 4, 2008
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仕事復帰2日目も滞りなく過ぎた。無理しないでねともう休んでくれるな光線をありがたく受け取りながら(笑)実は1日目は、朝の通勤電車で貧血をおこしてしまいしんどかったので、今日は車で行ってみた。片道1時間。電車に揺られるよりも運転の方が体力使いそうかなと思っていたけれど、座っていられるのは楽だった。好きな時に休めるし。歌いながら走ったらすぐだった。そんな綱渡り生活(汗)ながら、やっぱり行くと元気になれるんだな。フラ。午後ここで使う体力を温存するために、車で通勤してみたと言ってもいいくらい。最中から三角筋や大腿四頭筋がぴりぴり痛くなってくるのだけれど、一曲終わるとまだ一番ぜいぜいしてしまうのだけど(あぁ一番若いのに)、踊っているときのからだを通り抜ける空気のすがすがしさといったら!!家で練習するときとはぜんぜん味が違う。2時間ぶっとおしで踊っても、かえって元気になって帰ってきてしまうのだ。そして帰り道。ふとモスの看板をみたら食べたくなって・・・肉が食べたい!う~ん今日の夕飯は焼き鳥の予定だけどな・・・あ、もうここまで来たら(田舎)モスなんてないや。マックしか・・・でもだめだ!合挽きじゃなきゃ!!鳥じゃ代わりにならん!ということで、もう夕飯まで1時間強というのに、町で唯一のファーストフード店までまわって、めでたく手に入れた。人生3度目のマック。初体験は高校の学習合宿。その名のとおり、朝から晩まで勉強漬けの学校行事で、夜食に出たのだ。こんな差し入れならほかのことに金使ってくれと思った。2回目は学生の時。どういう訳か彼の友達の車で帰る途中、お互い夕飯一人だけどおまえと2人で飯食うわけにいかないからと、寮に帰って食べれるように買い与えてくれたのだった。その彼はわたしのぼろぼろのジーンズを見かねて、それも買ってくれようとしてくれたことがあったっけ。そんな思い出に浸りながらほうばったチーズバーガーは、記憶を裏切らないピクルス味だった。10年たっても変わらない、ありがとう120円!それにしても、前回の妊娠時も後半は、肉!肉が食べたい!と思い立ち、雪の中何回お弁当を買いに行っただろう。普段はお肉はほとんど食べれないのに(食べないから調理も苦手)。またそんな衝動に駆られるのかな。
October 3, 2008
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戦いきるひとたちの、その姿がみたいのだ。打ち込む美しさ。決勝はぜんぜんちがうのだ、それまでの試合とは。だから決勝だけ、とか結果だけみればよいのでは決してなくて、勝ち上がっていくその過程をみるから、決勝の特別さが味わえるのだと。2時間、ぶっとおしでみてしまった、K-1。殴り合いなんて、ぜんぜっん好きじゃないのに、今まではおっとには録画してわたしが寝てから、しかも音量を抑えてみてもらっていたのに、熱く応援してしまった。そうなったのは、たぶんおっとたちが春に日本一になってから。そのときの感動はもちろん思い出したら涙が出そうだけれども、そのあとにじりじりと、感じてきた。決勝戦の魅力に、とりこになりつつある。決勝というのは、こんなにひとを変えてしまうものなのかと、思う。といってもやはりプロ野球だけは見る気にはならないのだけれど、夏の高校野球やオリンピック、パラリンピックはいつもよりもずっと熱を入れて観ていた。強い人は初戦から強いけれど、決勝になると、こんなにも力があったのかという思うほど、底力を発揮してくる。上がってきた両者とも、さすが選ばれし者だなと感じる試合をしてくれるけれど、最後に勝つ者は、それでもかという迫力がある。そのたびに、やはり最後に勝負を分けるのは気持ちなんだと、感じてきた。チームの中でもエース級の人や、世界クラスで戦う人たちが常に口にしていたことを、聞いていてもそれまではあまり響いてこなかったのだけれど、身近なひとが決死の戦いをして、そして勝利するのをみたせいだろう、じりじりと、それが実感できるようになってきた。勝利する、というのもポイントで、決勝まで行っても負ける試合は、観ていてやはりおもしろくない。足りない、と確かに思う。いままでおっとが勝てなかった試合もそうだった。初めて全国大会の決勝の舞台に立てた時はうれしかったけれども、やっぱり勝てないということは、つまらないのだと思った。勝てる人は、表情もパフォーマンスもぜんぜんちがう。そして、ここが勝負どころ、というときには、気持ちの違いがみえてくるのだ。気持ちなんて、目に見えないものなのにね。本気でこもっていると、ちゃんとからだに宿り、力になって発揮されるものなのだ。だから心技体ということばは、よくぞこの順番でできているなと思う。おおいた国体まであと10日。組み合わせも発表されました。またあの感動を、味わってきてほしいものです。
October 1, 2008
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2か月ぶりにクリニックへ。フラに続き、PTのパートの仕事も復帰できた。この間、わたしに続きもう一人妊娠休業、一人退職、一人は新設開院のところへ引き抜き退職しており、あっというまに4人の人手が足りなくなっていた。だから、無理しないでね、の次にはできたら戻ってきてね、もう休まないでねビームが刺さってくる(笑)頼りにしてもらえてうれしい反面、運良くすいていたというのにわたしの体力はいっぱいいっぱい。その足で、午後は母の寺子屋オープンデーへ。こちらは純粋に、久しぶりの感激再会!みなさん相変わらず思い思いにランチを広げ、行き交う会話にアンテナを立て、ピピっときたところに上手に自分の声を飛ばす(笑)今日盛り上がっていた会話の一つが、こどもの訪れについて。というのは、妊婦(私)がいたからなんだけれど。彼の名前が決まっているので、胎児ネームというのはなくて、それで呼んでいる。第1子の時もそうだった。新婚時代に、こどもができたら何て名前にしよう~なんて会話をして、せーので言った名前がふたりとも同じだったのだ。それがむすこに。じゃあついでに弟はこれね、って言った名前が彼に。だからわたしたちは、来るこどもが、名前も彼らが来ることも教えてくれたものだと思っている。こどもが名前や順番を決めてくる、というのを感じているひとはほかにもいて、彼女は、第2子を産んだ時に助産師さんに、君はすっごく待ってたんだよね~と言われてびっくりしたという。年子で生まれてきた彼は、姉の身長を追い越してるもんね。こういうことは、初めてのときには思い至ることすらなかったけれども、ふたりめのときに感じたというひとは多い。わたしも多分にもれず、こどもが宿るまえから、男女のつながりに神秘を感じ、こどもが来るときから今も、大きなちからがはたらいているとしか思えない出来事にいくつか遭遇している。やはりその最中に冷静に解ることって少なくて、過ぎてから、その偉大さおもしろさに胸を打たれる。思いがけず来ることも待たされることもあるけれど、起きるも起きないも全部必要なこと。時が来るまでできることはたくさんあります。だからオンナっておもしろい!やめられない!そんなオンナぢからを上げる知恵が必ず拾える講座があります。10月7日も母の寺子屋へ!
September 30, 2008
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